元夫さんから投稿頂いた「別れても私の中に残り続ける元妻が残したもの」。
昨年、訳あって元妻と離婚しました。
子供はいませんでしたから、割と円満に別れました。
元妻は田舎のお嬢ちゃん的な純朴系な可愛さで、初めて会った時は、丸襟のブラウスに紅色のカーディガンを着て、チェックのスカートという出で立ちで、一見未成年でした。
当時元妻は21歳、短大出て1年目のОLさんで、秋に開催された、知り合いを伝に男女を集めたバーベキュー合コンみたいなイベントで知り合いました。
私と元妻は、お互い一目でビビッと来て、バーベキューが終わる頃にはすっかり仲良くなっていました。
惹かれ合った私たちは、連絡先を交換して後日二人で会って、デートしました。
初デートなのに、触れ合う指先はいつしか繋ぐ手になり、絡まる腕になり、更なる触れ合いを求めて、自然とラブホへ向かい、結ばれました。
初デートでラブホですから、妻には短大時代に性体験があり、純朴そうな未成年顔でのフェラは、タマ揉みを添えるエロさで、クンニしたオマンコは、まだ綺麗でしたが熟れていました。
コンドームを拒み、生挿入を望んだ元妻は、初めて裸を見られても、オマンコを見られても、恥じらうそぶりはなく、もっと見て、触れてという感じでした。
そして、セックスに伴う快楽は、愛の証とばかりに悶え狂いました。
まるで純朴少女のような見た目の元妻が見せた、熟女並みの能動的なセックスにすっかり魅了された私は、元妻に夢中になりました。
純朴少女が本気で喘ぐ姿を見たくて、元妻のオマンコにペニスを入れたいという願望が止まらずプロポーズ、結婚資金を貯めて、4年前、私26歳、元妻23歳で結婚しました。
出産と子育てのための貯蓄をしながら共働き、でも、コロナ禍が二人を追い詰めていきました。
私の仕事はコロナ禍の影響が少なかったのですが、元妻の職場はもろに影響を受け、大幅な減収、独身者は次々と転職、そのおかげで元妻はリストラを免れましたが、心がやられました。
そこへ元妻の職場でクラスターが発生、元妻は罹患しませんでしたが、長期閉店しました。
元妻は精神的にかなり追い込まれ、家庭でも神経質になり、外から帰宅したら、手だけじゃなく足も洗い、靴下を履き替え、コロナ対策の潔癖証になっていきました。
1日何度も消毒し、そこまで徹底しない私は何度も元妻に叱られました。
どんどんエスカレートする元妻の潔癖症、私も頑張って清潔を心掛けました。
そして、元妻の職場で二度目のクラスター、潔癖の元妻はまたしても罹患を免れましたが、これが致命傷で、元妻の勤め先は閉店後、そのまま廃業してしまいました。
精神を病んだ元妻は次第に疲弊し、その潔癖症に私も疲弊し、夫婦生活がそのものが疲弊していきました。
セックスどころかキスさえも禁止されて、元妻も自分の潔癖の異常性に気付いていました。
「ごめんね・・・私ばかりイライラして・・・私たち、夫婦として、もうダメよね・・・」
私は、だいぶ前からこのままじゃ夫婦の危機だと感じていました。
でも、元妻が好きだし、私さえ我慢すればと思ってきましたが、どうやら元妻も、この過程の雰囲気に耐えられなくなっていたようでした。
両家交えて話し合い、元妻はカウンセリングの結果、強い鬱と判断され、このまま結婚生活の維持は困難だと両家合意の下、離婚しました。
「ごめんなさい・・・好きだけど、無理みたい・・・私のせいね・・・さよなら・・・」
「お前、元気になれよ。怨んじゃいないよ。まだ好きだし、お前との生活は忘れない。でも、振り返ることはないと思う。綺麗な思い出にするよ。さよなら・・・」
昨年、元妻と借りたアパートを引き払い、でも、私の結婚で、兄夫婦が実家に入ったから、実家には戻らず他にアパートを借りました。
元妻と借りたアパートは、一人で住むには広すぎるし、元妻の思い出が残りすぎてて、とても辛くて生活できません。
元妻と別れて1年が過ぎました。
あれから、元妻に会ったことはありませんが、一度だけ見かけたことがありました。
私はバスに乗ってて、信号待ちの時に、隣の右折レーンの軽自動車に元妻が元義母と一緒に乗っていました。
車内だからなのか、二人ともマスクをしていませんでしたが、助手席の元妻は凄くやつれてて、髪はボサボサ、この1年でかなり老けたイメージでした。
見たくないものを見た気がしました。
三十路を迎えた私ですが、まだ、新しい恋は出来ずにいました。
でも、あの元妻の姿を見たら、もう、二度と元妻に関わる事は止めようと思いました。
きっと、私の姿を見ると、元妻にはストレスがかかると思います。
元妻のことは忘れようとしましたが、今でも、外から帰ると靴下を室内用に履き替えたり、自然にしてしまう室内消毒するとき、ハッとします。
元妻が私に残した習慣、それを自然にしてしまう私、元妻はもういなくても、私の身体の中に、元妻が残っていることを感じます。
それでも、振り返ることなく、前に進みたいと思います。
元妻に、さよならを告げて・・・

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コメント一覧 (2件)
コロナが無かったら–と思いますけどしっかり前に向かって良い人を見つけて下さい。
なんて切ない話なんだ。
でも、コロナで破局したカップルは、スレ主だけじゃないと思うよ。
多くの人が、恋人や配偶者を失ったと思う。
哀しいのはスレ主だけじゃない。