らくださんから投稿頂いた「娘の病理解剖」。
今から10年ほど前当時16歳の娘を亡くしました。
国指定の難病で16歳まで生存した例は殆どなく大半は10歳前後で亡くなっている病でしたが娘には偶然治験で投与された研究薬が一定の効果を出していて16歳まで延命できました。しかしいつまでも効果が続くわけでもなく
だんだん容態は悪くなっていきベッドから起きられないことも増えていきました。
担当医からもう使える治療法はなく対照療法しかない
娘さんの希望にそう治療を勧めたいと話があり医師立ち合いで本人に説明することに
なりました
泣き叫ぶかと覚悟していましたが本人は小児病棟で周りの子が次々旅立つのを見ていたこともあり自分の状態もわかっていてあっさりと
もう痛みが伴う治療はやめてほしい ただし私の苦痛を取り除くための処置はしてほしい 家に帰っても逆にお父さんに苦痛を与えるだけだし何かあったらいやだから病院で最後まで過ごさせてほしいといい
後最期に本人から私が死んだら病理解剖してすべてしっかり調べてほしい
そして解剖にはお父さん立ち会ってほしいと
あと死んだあとどんな感じでここから退院するのか見せてほしい
と本人から想定外の希望がありました。
その後担当医から倫理委員会に諮った結果霊安室と剖検室の見学はOKだけど
病理解剖の見学は家族の同意が得られるかわからないので過去の剖検を記録した研修用の動画を見るのならOKとなり本人も同意しました
当日は先ず病室で看護師さんから死亡確認後の死後処置の説明を受けました
剖検されるので病室では器具の抜去のみでご遺体の清拭は剖検後に行うと聞き同意した後地下3階の霊安室へ車いすで移動し使用者がいない事を確認の上で中を見せてもらいました
看護師さんから亡くなられた時はこのストレツチャーで病室からここまで運んできますと教えてもらい実際に載せてもらいました。
そのあと剖検準備室にご遺体用のストレツチャーのまま運び入れられて台車ごと体重を計り脱衣して剖検室に入る工程を見せてもらい
解剖台にもシーツの上からですが載せてもらっていました
それから本人も落ち着いていたのですが
二日後院内の売店に連れて行ってほしいというので看護学生さんと車いすで行くと
並べてあったパジャマ見てこれがいい と上下を注文し看護師さんに
剖検終わったらこれ着せてくださいと黄色のパジャマを入れた袋を預けていたようです
その時に下着とかも買いそろえてあったみたいでした
10日後意識レベルがだんだん悪くなり三日後天に召されました
亡くなる前にお父さん約束は守ってねと言われました
約束通り市からの申し入れもあつて当日14時から剖検されることになりました
霊安室で娘と過ごしていると看護師さんが13時半にお迎えに上がりますとの伝言があり時間通りにお迎えが来られてサヨナラしました
最後まで見届けてほしいという希望もあり
準備室にも入らせてもらうことに寝台で搬入された娘はそのまま体重測定されると
技師により着ていた寝衣と下着を丁寧に取り除かれて生まれたままにされ
そのまま写真撮影されました撮影後足にタグを取り付けられると白いシーツを顔までかけられて寝台で解剖室に運ばれました
運ばれた解剖室でシーツを外された後敷いてあるバスタオル事4人がかりで解剖台に
移されると体の下のバスタオルが引き抜かれそのまま胸とお腹にかぶせられました
顔にはガーゼが載せられていました
しばらくして剖検する医師が室内に入ると担当医から説明を受けてタグを確認した後一礼してタオルをのけて解剖が始まりました。
先ず両方の肩から溝おちにワイ字でメスを入れてそこからメスは下半身に向かいおへそを迂回して膣の少し上で止まりました
後はろっ骨を機械で切断してお腹の中と胸の中の臓器を取り出して研究資料にする分を切り出していきました
頭は耳の後ろで切れ目入れて頭の皮をくるりと剥いて頭蓋骨を出すとのこぎりで頭蓋骨を切って脳を取り出して検査する分を切っていました
娘のお腹も胸の中も頭の中も空っぽになつて抜け殻みたいになつていました
すると検査に使う分が切り終わったらしくスタッフがまずお腹と胸の中の水分を布で吸い取るとお腹と胸の中に一度取り出した臓器が詰められていきました
積めながら粉末をかけているので聞くと高分子吸収体をまぶして血液等が出ないようにしているとのことでした。
脳もお腹に入れられました
頭に戻すと血液漏洩のリスクがあるとのことでした
全部戻した後ろっ骨を戻しておなかに新聞紙を詰めて臓器を抑えた後糸でお腹と胸を縫合して縫い合わせていきました 頭も骨を戻して拭い合わせて元通りにしてくれました
体の形を整えた後膣と肛門には栓が入れられ入り口は接着剤でふさがれました
口の中もきれいに清拭した後接着剤で止められましたそのあとは全身をシャワーで流してきれいに拭いた後預けていた下着と寝衣を着せてもらいメイクしてもらって自分で選んでいた棺に入れてもらい霊安室へ移動医師と看護師に見送られて斎場に向かいました
入院期間が長く学校もほとんど行っていなかったので本人の希望もあり葬儀は行わず
近い親戚と面会だけして三日後火葬してもらいました。
遺骨は粉末化処理して海洋葬で海に返しました
今も毎日娘の解剖の動画見ています
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コメント一覧 (2件)
オマエ親だの娘だの言ってるけど、ただの変態医療関係者だろ?
なんか胸くそ悪いわ!
いや、ただの変態妄想クソ野郎でしょ!