正さんから投稿頂いた「ムシャクシャしてやった、後悔はしてない」。
俺は人一倍努力してやっと平均並み、姉は要領よく要点を押さえるのが得意で片手間で人より優秀な結果を残す。
だから両親からいつも比較されて無駄な努力と嫌味を言われていた。
姉は努力に無駄はないと俺を庇ってくれるが、それがまた俺を真面目な気持ちにさせる。
ストレスが溜まり過ぎていつか両親を◯してしまいそうだ…。
何度も両親を頭の中で滅多刺しにする想像をした。
そんな折に姉がまた結果を出して両親に最大級に褒められ、俺は比較されてボロクソに言われた。
いたたまれなくなった俺はその場から逃げて部屋に閉じこもった。
机の引き出しからカッターを取り出して新品の刃に替え、もうあの両親を◯すしかない…と震える手でカッターを握りしめた。
そこへ姉が来て思い詰めた俺の顔を見て自◯でもしようとしてるように見えたのか、必死になって俺の手からカッターを奪って泣きながら説教された。
自◯なんて考えてない、両親を◯そうと思ったと告げると、姉はその大きな胸に俺の頭を抱え込んだ。
ここからは説教ではなく、カウンセリングのように俺の話を真摯に聞いて姉なりの答えを教えてくれた。
やはり姉は俺とは違う頭の出来をしてると痛感させられる。
なんでこんな優秀な姉が居て俺のような平凡以下の弟が産まれたのか、全部姉が持っていってしまったからじゃないのかと理不尽な怒りが込み上げてきた。
その先の記憶は薄っすらだけど何となく覚えてる。
姉を突き飛ばしたら丁度ベッドに倒れ込んでスカートが捲れ上がった。
俺から奪った物を返せと姉の服を破り捨てて無理矢理犯したんだ。
前戯も何も無い、ただ穴にチンポを入れて自分勝手に腰を振るだけ。
痛い痛いと泣き叫ぶ姉の口を手で押さえて塞ぎ、只管に犯して最後は中出しした。
射精して少しスッキリすると自分のやった事を自覚して、そこからは只管姉に謝った。
普通ならここで罵倒するなり殴り飛ばすなりした後で両親に報告して俺を家から追放させようとするだろう。
だけど俺を抱きしめて、ここまて追い詰められてたんだねと俺の為に泣いてくれた。
こんなに出来た姉に俺はなんて事をしたんだと激しく後悔して、姉から離れて床に落ちてるカッターで手首を切ろうとした。
すぐに姉が俺からカッターを奪い取り、思い切り平手打ちされる。
姉曰く、自分が俺を救えるなら身体なんてどうされても構わない、だから自◯や親を◯しようなんて考えるな!だそうだ。
辛くなったらいつでも自分が慰めるから、今のように無理矢理はやめてと付け加えてカッターを持ったまま部屋を出て行った。
弟に無理矢理犯されてもこんな風に言えるなんて聖人君子じゃなかろうか。
姉はその言葉通りに俺がストレスで塞ぎ始めると自ら身体を差し出して慰めてくれるようになった。
おれはその優しさに甘えて何度も抱いて中出しした。
そのおかげで少しずつ結果を残せるようになったが、代わりに姉が妊娠してしまった。
今更両親に何を言われても姉が居てくれれば怖いものなんて無い。
俺は全員が揃ってる前で姉を妊娠させた事を言った。
一瞬の静寂の後、両親からの罵倒と暴力。
そして姉の心配をしてすぐに堕ろそうと病院に向かおうとする母。
こうなるのも当然だと最初からわかっていたし家を追い出される覚悟の上で言ったんだが、姉は猛烈に堕ろすのに反対して俺を庇った。
絶対に産むと両親に宣言して俺の手を掴んでその場から逃げるようにして部屋まで連行された。
何故こんな俺をそこまで庇うのかわからなかったが、俺の苦悩する姿を毎日見てたこと、どんな結果になっても努力を続ける姿は自分には無かったこと、そして身体を重なる内に弟としてではなく異性として意識し始めたことを教えてくれた。
最後にもし俺が家を追い出されるような事があれば、自分も出て行くから一緒に暮らそうとまで言ってくれた。
俺は一生姉に頭が上がらないだろう。
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