崩れ去る日常…

ぴゅあらば

中山宿さんから投稿頂いた「崩れ去る日常…」。

自堕落に暮らす49歳無職が私だ…
ブラブラして女を見て過ごしてる…
幸いな事に住む家はある…亡き両親が遺してくれた…
穀潰しと近所では評判になっている様な男だ…
そんなある日の事、隣の家が騒がしい事に気付く…
家長が亡くなったらしい…
長女(陽子43歳)とは幼馴染みで挨拶に来た…
陽子が嫁いで20年…言葉すら交わして居なかった…

「お兄ちゃん…お久しぶりです…父が亡くなったので、騒がしくなると思うけど、宜しくお願いします。」
「久しぶり…駐車場使っていいよ…大変だったね…」
とりとめの無い会話が懐かしくさえ感じた…
「遠慮無く使わせて貰うね」
「遠慮なんかする柄かよ…」
冗談交じりの会話の中にも…哀しさが浮かんでいるのが分かった…
陽子とは6つ違い…
付き合っていた事もある…
陽子にしてみれば、初体験の男になる…
過ぎ去った過去の事が…走馬灯のように思い出された…

私にしてみれば付き合っていたと言っても遊びだったからだ…
都合のいい女…そういった括りになる…
したい時に呼び出して…遣りたいことをして帰す…それを愛と勘違いして着いてきた女だ…
顔もソコソコ可愛い部類…身体はかなりいい部類だろう…
陽子が高2から短大卒業迄の間…玩ぶだけ玩んで…元妻との結婚を期に棄てた女の1人だ…
陽子も短大を出て就職した先で結婚…20年前に嫁いで行った…
当時の事を思い出しながら…通夜…葬儀と終り…何も変わらぬ日常が戻った…
隣の家がどうなるんだろうと思いながら…

売却されて…姉妹2人で分けるのかな…等と思いながら過ごしていた…
葬儀から1週間程した日の事だ…
その日も10時頃に目覚め、リビングで煙草を燻らしていると…庭から陽子が手を振りながら入って来た…
「おはよ…朝来たんだけど、寝てたみたいだから…」
「ちょっと前に起きたんだけど、どうした?」
「今日引越し…またお隣さんになるから…」
「はっ?…お前達が住むのかい…」
「そうだよ…」
「ふぅ~ん…じゃあたまには掃除しに来てくれや…」
意外に会話が弾んだ…
「引越し終わったら改めて主人と挨拶に来るから…また後でね…」
そう言いながら帰る陽子…
身体の線は意外に崩れていない…大人の色気が増しているように感じた…

夜になり、陽子達が挨拶に来た…
旦那…陽子…娘…3人家族だ…
取り合えず家にあげた…
「男寡婦で汚いですがどうぞお上がり下さい。」
「お兄ちゃん…気取る事無いわよ…」
「おい…失礼だぞ…」
陽子の台詞に旦那が言う…
勝手知ったる我が家の様に振る舞いながら、上がり込んだ陽子…
居間に入りソファーに座り込んだ…
呆気に取られながら後に続く旦那と娘…
「お兄ちゃん…引越し祝いにお寿司頼んでよ…」
陽子の発言に動揺する旦那…
「寿で良いのか?好み変わったか?…」
「変わって無いよ…挨拶回り…お兄ちゃんとこ最後にすれば夕飯の支度しなくて済むと思ってたから…」
「変わってねぇ~なぁ~」
「すいません…しかし本当の兄妹みたいですね…」

「小さいときから一緒に育ちましたから…お互いに遠慮無しで…昔は家族同士往き来が有ったんで…ご主人も気兼ね無くして下さい…娘さんもね…」
「ありがとうございます…宜しくお願いします…」
寿司を頼み酒の支度を始めると陽子が来た…
「私が遣るから、お兄ちゃん座って旦那の相手してて…」
そう言って支度を始めた…
ソファーに戻り、旦那や娘と談笑し始める…
酒の支度をして陽子も話に加わる…
楽しく談笑していると寿司が届き、食べながら酒も進んで行く…
娘が先に帰った…
3人になり…昔話に花が咲いて時間が経つのを忘れた…
旦那が時計を見て驚く…
0時を回っていた…
「おい…そろそろお暇しないと…」
「お兄ちゃんなら平気だよねぇ~」
「すいません…長居してしまいまして…陽子…帰るぞ…」
「昔から飲むと動かなくなるのも変わって無いみたいですね…また一緒に飲んでやって下さい…毎日暇してるんで」
「ありがとうございます…是非また…」
そう言って帰って行った…

片付けをして床に着く頃には1時を回っていた…
珍しく翌朝は早く目覚めた…
時計を見ると午前7時…
起き抜けで煙草を燻らし、庭を眺めるのが日課になっている私は…ボーっとしながらソファーに座り煙草に火を着けた…
一本…二本…吸い終わってインスタントの珈琲を入れた…
ソファーに戻り煙草に火を着ける…
静寂の時が流れる…
その静寂が突然遮られた…
「お兄ちゃんおはよ…」
陽子が2階のベランダから声を掛けて来た…
手を振り応える私…
笑顔が眩しい…朝陽に照らされているからだが…その時は一瞬ドキッっとした…
やがて昼になり、飯でも食いに出掛けようとしていると…庭から陽子が来て…
「はいお昼御飯…一緒に食べよう…」
手作り弁当を持って来た…

「料理の腕…上がったのか?不味かったもんな…」
「主婦歴20年を馬鹿にしないでよ…要らないなら帰るけど…」
「味見してやるよ…仕方ないからさ…」
昔話をしながら2人で食べていると…ある事に気付いた…
「お前良く覚えてたな?俺の好きなもんばかりじゃん…」
「気付いた…?昔を思い出して作ってみたんだよ…楽しかったよね…あの頃…辛い思いもしたけどねっ…」
「もう時効だろうが…あの頃は若かったんだよ…」
「そうだね…お互い…若かったもんね…たまに…あの頃に戻りたいって思うよ…無理なんだけどね…」
「旦那とは上手くいってそうなのに…何言ってんだよ…贅沢言ってんじゃないの…」
「そうだよね…外から見ればそう見えるんだろうね…」
「昔の男に愚痴ってどうすんだよ…しかも棄てられた男によ…」
「そう…そこなんだよなぁ~でも…悔しいんだけど…お兄ちゃんには話せる…話したくなるから不思議なんだよ…」
「悲劇のヒロイン気取りですか?…お姫さま…(爆笑)」
「ひっどい…茶化すな(笑)」
楽しく時を過ごした…
夕方まで話し込み…暗くなり始めた頃…慌てて帰って行った…
女とはつくづく変わった生き物だと思う…
玩ばれ…棄てられた男に…普通に接する事が出来るのだから…

翌日から毎日…弁当を持って来るようになり…夕方まで居着くようになっていた…
私もそれが日常の様に感じ始めている…
まぁ、流石に休みの日には来ないでいたが…
家に来ると、掃除やら洗濯までしながら寛いでいる…
徐々に来る時間が早くなって来た…帰る時間も遅くなる…
そんな気がして来た頃…
「お前…なんかあったのか?家にいる方が長くないか?」
「家に居ても一人だし、お兄ちゃんと一緒の方が気が紛れるからさ…」
「どうした?…」
「転勤だって…出世らしいけど海外生活なんて考えらんないから…娘も一緒に行くの嫌がってるし…なのに連れてくって騒いでるから…娘と旦那で冷戦真っ只中…私は娘が行くならって思う…でも行きたくない気持ちが分かるからねっ…」
「もう高校生なんだから信用してやれば?…しっかりしてそうだし、大丈夫なんじゃ無いの?…」
「ダメダメ…外面がいいだけだから…」
「じゃあ、卒業したら追いかければいいだけじゃん…」
「そう言っても連れてくの一点張りだから…」
「ふぅ~ん…俺はまた昔を思い出して…俺とよりを戻したいのかと思ったのに…違ったか(爆笑)…」

「それも良いかもね…フフ…たまに思い出すし…そんな気無いくせに…良く言うよね…お兄ちゃん…」
「分かんないよ…色気の増したお前なら…」
「その気に為ったらどうするの?…責任取って貰うから…取れる?…」
「無理(笑)…じゃあ止めとくわ…お前の性欲には負けるから…」
「そうしたのは誰よ…お兄ちゃんでしょ…」
「言うな言うな…旦那にかまって貰いな…」
「娘が産まれてからは年1だもん…無理(笑)…」
「良くお前が…平気だな…」
「下らない事言ってると…火が着くよ…良いの?…(笑)」
「勘弁しろよ…まぁ、娘さんの意志を尊重してやりな…」
「私はそのつもり…」
そんな話をしながら1日が終わった…

翌日も朝早くから陽子が来たが…様子が違う…
いつもみたいに明るくない…
「どうした?…様子が変だけど…」
「お兄ちゃんには分かっちゃうか…昨日大喧嘩…言っちゃいけない事言っちゃって…」
「後先考えないからな…お前はさ…変わってねぇ~な…何言ったんだよ…」
「お兄ちゃんならって言っちゃってさ…初めて切れたの見たよ…」
「それ…最悪じゃん…比較されんのが一番頭に来る事なのに…ましてや旦那が知らないお前を知ってて…仲がいいとくれば…怒り浸透だったんじゃねぇ?…」
「そう…娘にまで当たり散らして…勝手にしろって…」
「どうすんだよ…ってか、いつ出発するんだよ?…」
「早く行きたいらしいんだけど…こんなだからさ…」
「会社の都合もあるんじゃ無いの?…」
「多分…」
「最低1週間前には決めないとだぞ…飛行機のチケットだってまずいだろ…」
「娘が行かないって言ってる以上…単身赴任して貰うしか無いのに…今晩また話してみるけどね…」
「じゃあ…久々にベットの上で寝物語で話してやりな…(爆笑)…」

「お兄ちゃん…溜まってるからそんな風に言うんでしょ…白状しなぁ~(笑)…」
「溜まって無いんだなぁ~これが…今はデリヘルと言う便利な物が有るから…(爆笑)」
「えっ?頼むの?…」
「内緒…(笑)」
「意味深…さては頼んでるなきっと…」
「お前が毎日来てて頼めると思う?…」
「夜が有るじゃん…このスケベ…」
「夜は飲んで寝るの…スケベはお前だろ…変に想像して…欲求不満が顔に出てるぞ…」
「嘘っ…出て無い…」
「誤魔化しても駄目…興奮して、したくなった時の顔してるもん…変わらないな…ホンとに…」
「見透かされてる…頭に来るんだよなぁ~…しょっって言ったりしたら襲われたりするのかな?…うふふ…」
「ああ?無い無い…」
「ひっどぉ~…もう来てあげないよ…」

「かまへん…かまへん…デリ呼べるしありがたい(笑)」
ふざけて叩いてくる陽子…
逃げているうちに躓いてよろけた…
慌てて側に来た陽子と一緒に転んでしまう…
私が下で陽子が上…
陽子が怪我をしないよう咄嗟に庇ったみたいだ…
「お兄ちゃん大丈夫?…」
上から見詰めながら聞いて来た…
「俺は平気だけど…お前は怪我しなかったか?…」
言いながら気付いた…
左手が陽子の乳房を押さえている事を…
「わざとじゃないからな…」
慌てて手を退けた…
「駄目…火が着いた…うっそだよぉ~…うふふ…」
「脅かすなよ…焦ったわ…大丈夫ならはよどいて…重いから(笑)…」

「嫌…こうしてると昔を思い出すね…少しこうしてたい…良いでしょ?…」
「駄目だから…早く下りろって…」
「やぁ~だもぉ~ん…立っちゃうからでしょ…うふふ…」
「止めろって…」
身体を入れ替え陽子を組みひし抱く…
「一線越えないようにしてんのに…何してんだよ…俺だってまだ男だぞ…」
「知ってる…分かってる…お兄ちゃん…私だって…まだ女だよ…」
「お前を棄てて…他の女と一緒になった奴に何してんだ…また玩ばれて棄てられるに決まってるだろ…」
「いいよ…それでも…ずっとお兄ちゃんの事…忘れられなかったんだから…結婚して忘れられるって思った…でも駄目…あの人に抱かれても駄目なもんは駄目なの…」
「娘が居るだろ…馬鹿な事言っちゃまずいよ…」
「その娘に言われちゃった…此方に…越してきてからのママ…楽しそうで綺麗になったって…お兄ちゃんが初恋の人なの?って聞かれちゃったし…」
「兎に角…今すぐ帰れ…今日のお前は変だぞ…」
陽子を追い立てるように家から出した…

慌てる様に着替えて家を空ける…
パチンコをして夕食を取って家に帰った…
陽子の家の灯りが消えている事に気付く…
暗闇から娘が走って来た…
「おじさん…ママ知らないですか?帰って来ないんです…おじさんに聞けば分かるかなって思って…」
泣きそうな顔で聞いて来た…
「いつから居なくなったんだい?…」
「2時間位前…パパと喧嘩になって…家を飛び出して行ったの…おじさんの家かと思ったら留守だったんで…探してたの…」
「パパは?…」
「向こうに探しに行ってるけど…」
「◯◯池の方は行ったの?」
「まだ…行って無い…」
「おいで…一緒に行こう…」

急いで走り出した…
何で?人の女房を探すのに必死になってるんだ?…と思いながらも…必死に走る自分が居た…
普段なら5分も続けて走れないはずなのに…15分以上走り続けている…現役の女子高生に負けないで…
目星があった訳じゃないが…ふと頭に浮かんだ◯◯池…
もう何年も行って無いし、存在すら忘れかけていたのに…
池に着いた…家から20分走り抜いた…
ボーと乗り場の桟橋に向かって歩き出していた…
「陽子…お前何してんだ…娘さんに心配掛けてよ…」
「お兄ちゃん…」
しゃがんでいた陽子が立ち上がり…私の胸にすがりついて泣きだした…
「ママ…心配したよ…」
娘が陽子に抱きついて泣き出す…
ただ立ち尽くして2人を優しく抱き締めるしか無かった…
やがて落ち着きを取り戻した娘が言った…

「おじさんが見付けてくれたんだよ…ママ…私が…ママが居なくなったって言ったら…◯◯池って叫んで…ずっと走って来てくれたんだよ…」
「そっか…流石お兄ちゃんだね…陽美…流石…ママの初恋の人でしょ…陽美も、お兄ちゃんみたいな人を好きにならなきゃ駄目よ…」
「ママ…おじさん…凄い格好良かったよ…パパじゃ無くて…おじさんと結婚してれば良かったのに…」
「陽美ちゃん…お父さんを悪く言わない…お父さんが居なかったら、陽美ちゃんは居なかったんだから…さぁ、心配してるから帰ろう…」
3人で歩き出した…
走って20分の距離は…歩くとかなりある…
陽美の質問責めにあいながらゆっくりと歩を進めていく…
「おじさん…今度の休みの日にママと行っていい?ママの昔の事聞きたい…」
陽子と2人でドキッっとしてしまう…
「そんな事より…陽美ちゃんは何故、お父さんと一緒に海外に行きたくないの?やっぱり学校とか友達?…」
「それも有るけど…ママの事が一番かな…また前のママに戻って欲しくないから…」

「前のママって?…」
「こっちに越して来る前のママ…溜め息ばかりついて…毎日落ち込んでたから…それがこっちに越して来てから無くなって明るくなったから…」
「そうなんだ…ママ思いなんだね…」
「ママが…おじさんの事好きだって…愛してるんだなぁ~って分かるから…」
「それは無いよ…お父さんに悪いよ…ママはお父さんと愛しあったから結婚したんだしさ…」
「おじさん…違うって分かるよ…ママの様子を毎日見てるんだから…ママが本当に好きなのは…おじさんだよ…付き合ってたんでしょ?…」
「何で?そんな事ないよ…」
「パパは知らないけど…ママの大事にしてる写真見ちゃったから…」
「陽美…何で?知ってるの写真の事…」
「引越しの準備してる時…ウキウキしながら写真見てたじゃん…気になって…後から見ちゃった…何で?って思ったけど…越して来てからのママが嬉しそうで…それに…今日のおじさん見て…凄いなって思った…心が繋がってる様に見えた…」
「陽美…」
「大丈夫だよ…パパには言わないから…パパと居てもママが幸せじゃないって分かる歳だよ…おじさん…ママとの再婚考えてみてね…私みたいな邪魔者が付いて来るけど…」
「陽美ちゃん…おじさんが良くてもママが駄目だからあり得ないよ…」
「お兄ちゃん…私は嫌じゃないよ…」

「陽子まで…困らせるなよ…さぁ家に着いたぞ…旦那が心配してるから…2人共入った入った…じゃあな…帰るわ…」
家に押し込み後にした…
玄関を開けて家に上がり、居間に行き煙草に火を着けた…
ソファーに座り考えてた…
陽美に言われた言葉が胸を刺す…何故必死になって陽子を探したのか…答えは簡単だ…
陽子をいつしか愛してしまっていた…
愛しくて…もう悲しませたくない…そんな思いが、いつしか、ブレーキを掛けさせていたに違いない…
馬鹿な男だな…そんな思いが駆け抜けた…
煙草の灰が落ちる…
そのままソファーで一夜を過ごした…
夜が明けた…
朝陽が上り始めた…
いつもなら陽子が来る時間…陽子は来なかった…
虚無感が私を襲った…
陽子の居ない時の流れが私を責め立てる…
夕方になった…
突然のチャイムに、はっとして驚く…
陽美が居た…

「おじさん…」
「陽美ちゃん…どうした?」
私の顔見ていた陽美の瞳から大粒の涙が溢れた…
「パパが…パパが…ママを殴ったの…」
「えっ?…何で?…」
「心配掛けやがってって言って…ママが可哀想…おじさん…助けて…」
「陽美ちゃん…帰って…ママを連れて、おじさんの家に居なさい…おじさんが守ってあげるから…」
「うん…連れてくる…」
そう言うと走って行った…
暫くすると…陽美が陽子の手を引いて来た…
よほど強く殴られたのか…腫れていた…
「陽子…大丈夫か?…陽美ちゃんに聞いたけど…」
「お兄ちゃん…」
まるで子供の様に…私の胸に飛び込んで泣いている…
愛しい…どうしようもなく愛しい…
「陽子…離婚出来るか?…離婚して家に来るか?…陽美ちゃんと一緒に…家族になる気はあるか?…」
「ホント?いいの?…」

「陽美ちゃんと陽子が良ければ…家族になりたいと思ってる…今日…初めて…お前に居て欲しいと…心から思った…」
「おじさん…私は賛成する…おじさんならママを幸せにしてくれそうだし…ママ…私はママと一緒に居る…」
「陽美…ホントに良いの?…ママの我が儘なんだよ…」
「ママ…幸せになりなよ…」
「お兄ちゃん…嘘じゃ無いよね…お兄ちゃんと一緒に居ても良いの?…」
「嘘じゃ無い…俺がお前を必要だと言ってるんだ…一緒に暮らそう…」
「うん…」
陽美が居るのに衝動は押さえられなかった…
陽子を抱き締め唇を奪った…
どちらともなく…舌を絡め合い…長いキスをした…
「見せ付け過ぎ…」
陽美の声に2人して苦笑いをして誤魔化す…
チャイムが鳴る…
陽子の旦那が来た…
陽子と陽美を2階にやる…
旦那をリビングに通し、向かい合って座った…
「ご主人…心配させたからって殴るのはおかしいでしょ」
「夫婦の事に口出ししないでください…」
「傷害ですよ…陽子に被害届を出させましょうか?陽美ちゃんが証人になってくれるでしょうから…」
「陽子と陽美は何処です?連れて帰りますから出して下さい…」

「帰らないと言ってます…暴力を奮う方とは…離婚するとも…陽美ちゃんも陽子に着いていくと言ってます…」
「お前がたぶらかしたんだろう…」
「ご主人…今度は私に対しての名誉毀損ですか…今後は弁護士から連絡させます…2人の着替えは後程取りに伺いますので…変な事はしない方がいいですよ…警察官も同行しますから…お引き取り下さいな…」
「訴えてやるからな…」
捨て台詞を残して帰って行った…
陽子と陽美が降りてきた…
「陽子…着替え取りに行くけど大丈夫か?今、知り合い呼ぶから…お前に対する暴行傷害で被害届を出そうかって言ったら大人しくなったよ…」
「うん…知り合いって?…」
「刑事さん…本物のね…」
電話を掛け事情を説明して呼び出した…
陽子も陽美も落ち着きを取り戻し、自分の家のように寛ぎ始めた…
「おじさん…ママの離婚が成立するまでどうするの?…」
「どうするって?…」
「一緒に暮らすの?…別々に暮らすの?…」
「おじさんはどっちでも構わないよ…陽美ちゃんと陽子に任せるよ…」
「じゃあ決まりだね…一緒に暮らそうよ…ねっママ…」
「いいの?…陽美…」

「帰りたくないでしょ…あっちの家に…着替えも私が持って来てあげるよ…」
「ありがとう…お願いするねっ…」
「洋服全部持って来るだけだから…おじさんも手伝ってよねっ!」
「あっ…ああ…」
話していると刑事が来た…
私と陽美が一緒になり隣へ行く…
玄関ドアが開き…刑事立ち合いで衣類をバックに詰め始めた…
刑事から陽子と陽美に今後近付かないよう厳重注意を受けている…
近付いた場合…ストーカー規制法の適用が有ると言われ黙りこくる旦那だった…
衣類の大半を持ち出し家に戻った…
リビングで3人…顔を見合わせて笑みが溢れた…
陽美を2階の部屋に案内してやる…8畳の洋室だ…クローゼットとセミダブルのベットが有るだけの殺風景な部屋だが…陽美に与えた…
陽子が毎日掃除してくれていただけあり…埃すら落ちていなかった…
「お父さん…今日からお願いします…なんか照れるね…」
「陽美ちゃん…宜しくね…」
陽子が…微笑みながら見ている…
隣の寝室に陽子が衣類を運び込んだ…

手際よく整理していく…
夜も更け…陽美が風呂に入った…
隣に座っていた陽子が…
「不束者ですが…よろしくお願いします…」
正座して言い出す…
「改まるなよ…照れるだろ…近所から何を言われても…2人は俺が守るから…」
「ありがとう…夢だったんだよ…お兄ちゃん…やっと叶った…」
涙を溢しながら抱きついて来た…何も言わずに抱き締めてやる…
そのままどちらともなく唇を求め合う…
陽美が風呂からあがって来て一言…
「年頃の娘の前で何してんのかなぁ~?クスッ…」
慌てて離れる2人…
「続きはごゆっくりと…私は部屋に行くから…」
そう言い残して部屋に戻って行った…

陽子と顔を見つめ合い笑う…
「俺…風呂に入るわ…」
照れながら言い…風呂に入った…
暫くすると…陽子が風呂に入って来る…
20年振りに見る陽子の身体を見上げ…
「色気増したな…綺麗だ…」
「お兄ちゃん…」
「もう…お兄ちゃんは止めろよ…」
「いや…お兄ちゃんはお兄ちゃんのままだもん…」
湯船に入りこんでキスをせがむ…
暫し口付けを交わしていた…
「お兄ちゃん…立って…」
無言のまま立ち上がる…
陽子の顔前にペニスが差し出された…
笑みを浮かべながら口に含んでいく…
玉を刺激しながら咽の奥まで飲み込んでいく…
緩急を付けながら…私の感じる部分を的確に刺激する…

「陽子…立ってごらん…」
その言葉に黙って立ち上がり身体を預けてくる…
陽子の身体を玩ぶように…弱い部分を責めてやる…
喘ぎ声がこだまする…
陽子の膣口からは蜜が滴り落ち…支えていなければ立っていられない…
「お兄ちゃん…欲しい…」
浴槽の縁に手を掛け…尻を突き出し哀願する陽子…
膣口にペニスを宛がうとヌルッと飲み込んでいった…
言葉にならない喘ぎを発しながら悶える陽子…
腰を掴み突き立ててやる…
狂った様に乱れている…
浴室のドアが少し開いたのが鏡に映る…
陽美がこっそり覗いている…
見たければ見ればいい…
今は陽子に夢中だ…
陽子の喘ぎが一段と大きくなった…
呼応するかの様に我慢の限界が近付く…

陽子の身体が硬直し…締め付けが一段と激しくなり…痙攣と同時に陽子の中に発射して果てる…
崩れ落ちるように膝を着く陽子…
浴室のドアが閉まった…
陽子を抱き抱え…唇を奪ってやる…
バスローブだけを羽織り…寝室に向かった…
寝室に入り…ベットに横になる…
陽子の求めは治まらない…
まるで憑き物が落ちたように求めてきた…
また寝室のドアが開いた…
陽美が覗いている…
陽子の妖艶な姿を見せ付けるように激しく抱いてやる…
何度も逝き果てる陽子…
その姿を見て陽美はどんな気持ちでいるんだろう…そう思うと余計に興奮してきた…
何度目かの射精を終え…ぐったりする2人の姿を陽美は焼き付けたに違いない…
そのまま眠りに着いた…

翌朝…私を見る陽美の顔は上気していた…
陽子は機嫌よくしている…
3人で朝食を済ませ…陽美は学校に向かった…
陽子と共に弁護士事務所を尋ね…離婚の準備を始めた…
帰りがけに家具やTVなどを買い付けて帰路に着く…
家に戻ると…陽子が求めて来た…
応じるように抱き締めて寝室に向かう…
着衣のまま…スカートを捲りあげ…パンティーの脇から指を滑り込ませる…
既に受け入れられる程濡れていた…
前技もせず…犯すようにペニスを挿し入れてやる…
首に手を廻しキスをせがむ陽子…
舌を絡めながら陽子に出し入れを繰り返す…
陽子が逝く…何度も気を遣り続け…何度目かで一緒に果てる…
夕方になり陽美が帰って来た…

私を見ると上気する顔…
面白かった…
陽子が処女を捧げてくれたのと同じ歳…
そんな事を思い出していた…
夜になり…寝室に入ると陽子は求めて来る…
すると部屋のドアが少し開き陽美が覗いている…
そんな日が続いた…
陽美の学校での会合に陽子が出掛けた…
久々に一人の時間だ…
ソファーに座り煙草に火を着けた…
陽美が帰って来た…
「どうしたの?早いね…」
「父兄会だからね…」
「そうなんだ…着替えて来れば?…」
「ううん…」
そう言って向かいに座った…
「聞いていい?…」
「何を?…」
「ママの初恋の相手がお父さんだよね?…初体験も?…」

「多分ね…」
「いくつの時?…」
「陽美ちゃんと同じ歳…」
「そうなんだ…」
「なんでそんな事聞くの?」
「やっぱり興味ある年頃ですからねぇ~(笑)」
「確かに…陽美ちゃんが毎晩覗いてたの知ってるし…」
「えっ?…知らない…」
「寝室に入ると…必ずドアが少し開いてたの知ってるからさ…惚けても無駄だよ(笑)…陽子は知らないけどね…」
「隣で聞こえるんだもん…ママ凄いよね…毎日…気にならない方がおかしいよ…」
「陽美ちゃんも経験積めば…陽子みたいになるかもね…」
「相手探さなきゃ無理…居ないし…」
「おじさんが初体験の相手になろうかな?(笑)…襲っちゃうぞ(笑)…」
「えっ………ママに悪いからだぁ~め(笑)…」
そう言った陽美の顔…上気している…初物好きの顔が鎌首をもたげた…
「残念だなぁ~(笑)」
言いながら立ち上がり…珈琲を入れながら陽美を見る…

足を組換えた…
制服の奥から下着が顔を覗かせた…理性が飛ぶ…
サイフォンをセットし…ソファーに戻った瞬間に陽美を押し倒した…
抵抗は全く無い…
「初めてだから…」
その言葉を最後にされるがままにされている…
制服を脱がせ…陽美の裸体をくまなく舐め回してやる…
陽美の割れ目からは蜜が滴ってきた…
ズボンを脱ぎ…ペニスを握らせる…
陽子を仕込んでいった時のように陽美に教えながら…
陽美のピンク色の割れ目に舌を這わせる…
喘ぎ…悶える陽美…
充分に舐めあげ膣口にペニスを宛がい挿入してやる…
自慰とは違う感覚に陽美が囚われた…
言葉にならない事を言いながら…
初体験で気を遣らしてやる…
何度も何度も…ぐったりした陽美に…
「初体験おめでとう…次はもっと気持ちよくしてあげるからね…したくなったら言って来なよ…」
そう言って陽美の中からペニスを引き抜いてやった…
黙って頷いた陽美だった…

その日以来…陽子の目を盗んでは陽美を調教する日々を送っていた…

ある日の昼下がり…陽子が友達との買い物で出掛けた…
1時を回った頃…午前授業だけだった陽美が帰って来た…
陽子が居ないと気付くと…抱きついて来た…
大夫調教され…頭の中はセックスの事で一杯になったいるのが分かる…
自らペニスにむしゃぶりついて来る…
制服のスカートを捲りあげ…パンティーを剥ぎ取ってやった…
クリトリスを撫でながら指を割れ目の中に挿し入れる…
充分に潤っている…
陽美の身体を起こし膣口にペニスを宛がい…焦らしながらゆっくりと挿入してやる…
「何で?…何で陽美で逝ってくれないの?…」
まだ一度も陽美で射精したことは無かった…
「陽美ちゃんが求めなかったから…それに…妊娠したら大変だからね…中でしか逝かないから…」
「逝って…欲しい…ママの時みたいに…」
そう言った陽美は女の顔になっていた…
「じゃあ…陽美の中に出す…陽美が私のものになるならだけど…」
「なる…お父さんのものになるから…」
激しい腰の動きにも呼応する陽美…
陽子より大きな声で喘ぎながら悶えている…
身体が硬直し…痙攣が始まった…合わせる様に射精感に囚われ…同時に果てた…
リビングのドアが開いた…
陽子が自慰をしながら見ていた…
何も言わずに陽美から私を引き離し…ペニスを口に含んで来た…
全ての精子を…吸い取るように…

あれから2年…
陽子には2歳になる男子が…
陽美には1歳になる女子が…そしてまた…陽美の生理が遅れている…

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