光吉さんから投稿頂いた「名古屋事件に思う」。
名古屋で26年前の殺人事件の犯人が逮捕された事件がこのところ毎日大きく報じられています。奥さんを殺されたご主人は、その部屋を26年間も借り続けていたそうで頭が下がります。
それに比べて私は全く不真面目な男で天地の差ですが、余りにも途中までの状況が似ていたので思い切って恥を忍んで発表させて頂きます。
32才の時でした。高校の同窓会があって初めて参加しました。それまでも同窓会は何回かあったのですが、私は一度も参加したことがなくその年に初めて参加したのです。
その同窓会の場でS子から思いを打ち明けられたのです。この辺が名古屋事件と違う所です。酔ってトイレに行った帰りに廊下でばったり合ったS子から実は高校時代からあなたが好きだったと打ち明けられたのです。
そう言えば高校の部活で3年間一緒で毎年バレンタインデーのチョコレートももらっていました。当時私は自分で言うのも何ですが、女の子もてる方でチョコレートは10人以上の同級生からもらっていました。S子は当時痩せていてあまり目立たない子だったし私もほとんど関心を持っていませんでした。だからチョコレートをもらってももらいっぱなしで何のアクションもしませんでした。
15年ぶりに合った彼女はやや太ってポッチャリしていて結構魅力的な女性になっていました。
そのとき私はすでに結婚していて子供も一人いました。彼女も結婚しているということでした。彼女の告白に当時、倦怠期気味だった私は心が燃えました。
その場で激しいキスをしました。
同窓会後、連絡を取り合って双方の都合を確かめてある日落ち合いました。人目に付かないように隣の県のある町で待ち合わせて、ラブホテルに行ったのです。そこで32才の男女がW不倫の狂態を繰り広げたのです。
私は結婚前には二桁の女性と関係していましたが、結婚後はプロの女性と2回ほどしただけで素人の女性とは初めてでした。彼女はあの狂いぶりから考えて相当な男性遍歴があると想像されます。あの高校時代の目立たない地味な彼女からは想像できない女になっていました。
二人全裸で絡み合い、秘術を尽くして責め合い、私は最後一滴も出なくなるまで5回ほど放出し、彼女は何回くらいマックスの痙攣をしたか数え切れないほどのたうち回って悲鳴を上げ、愛液まみれになって最後には起き上がることも出来なくなってベッドで死んだように伸びてしまいました。
その後、2年ほどの間に数回、その関係が続きましたが、彼女の旦那が台湾の支店に転勤することになって二人の関係は終わりました。
今になってみれば、双方ともばれずに済んで本当に良かったなと思っています。
綾小路きみまろふうに言えば、それから40年、ほとんど忘れた頃になってあの名古屋事件が起きて毎日報道されています。途中まで全く同じような状況だった私とS子のことを想い出して愕然としているのであります。

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