大学の４年を共に暮らした彼女の故郷のこと

元彼さんから投稿頂いた「大学の４年を共に暮らした彼女の故郷のこと」。

大学に入学が決まり、３月の半ばにアパートに引っ越した。
お隣さんに挨拶に行くと、同じ大学の１年生の女子大生で、T村美月に似てた。

初めてできた彼女で、処女と童貞で初体験したのが１年生のゴールデンウィークだった。
コンドーム被せるとき、空気入らないように摘まんでって言われたの思い出す。
初めてのクンニ、初めてのフェラ、そして一つになって、彼女、痛いの我慢して、
「最後までイッて。私で射精して。」
って、女の意地っぽかった。

夏がやってきてもクーラーも無いアパートだったから、でも部屋は２階だったので、窓開けてセックスしまくってたっけなあ。
２年生になると、コンドームなしの生入れ、めちゃ気持ち良かった。
窓開けてるから、彼女声を必死で我慢して、でも、時々漏れちゃって、あれ絶対に聞こえてたんじゃないかな。
抜いて外出し、彼女のお腹に精液がドロドロと溜まっていった。

基本毎日ヤッたし、午後１コマ授業がない日は、学食じゃなく飯食いに戻って、一発ヤッてから登校した。
生理が来ると彼女に手コキしてもらった。
夏の暑い季節がやってくると、汗かきながら、ひたすらヤリまくったのを思い出す。
彼女のオマンコ、少しずつ色付いてきて、卒業する頃、少し紫がかってた。

夏休みにるとしばらく会えなくなるからって、二人の部屋に残ってる食糧食べ尽くすまでセックスしまくった思い出がある。
ずっと裸んぼで、あまり窓際で立つと外から見えるからって、延長コードでデットライン引いてヤッてた。
夏休みが終わって戻ると、素っ裸で興奮して激しく愛し合った。

４年間、アパートが近所だったこともあって、一週間ずつ部屋変えて同棲状態だったなあ。
４年生の時、お互い故郷に就職を決めて、それを言い合ったときが別れのカウントダウン、お互いの部屋を引き払った後、最後、ステーションホテルで最後の夜を迎えたっけ。

４年間一緒に暮らしたようのものだから、別れが切なかった。
同じ日に大学のある街を離れるようにして、ホテルを出て、駅で別れた。
心から愛してたし、今でも愛してる。

地方出身者同士だから、もう会う事もないけど、ずっと忘れたことない。
一度だけ、彼女の故郷をテレビで見た。
サンドウィッチマンがバスに乗って飲食店を探す番組で、彼女の故郷が映った。
食い入るように見たし、録画もした。

今は結婚もして、来年から小学生になる子供もいる。
嫁さんは、大学時代を東京で暮らしたから地方には珍しい都会派の美人だし、子供も可愛い。
でも、やっぱり彼女のことは今でも忘れられないし、好きな気持ちは消えない。
テレビで彼女の故郷を見てから、いつか、彼女が暮らしてるだろう彼女の故郷を訪ねてみたいと思うようになった。

彼女が育った街並みを見てみたいし、自然、空気を感じてみたい。
今、彼女が住んでるかどうかわからないけど、彼女が生まれ、育った街を歩いてみたい。

もし、彼女を見かけても、声はかけないつもりだ。
そうっと君を見送るだろう。
ちゃんとさよならをして、別々の道を歩いているのだから、彼女の前に俺は現れるべきではない。
それなのに、彼女が生まれた街を歩いてみたいなんて、変だとは思う。

でも、それをすることによって、いつまでも心に残り続ける彼女のことが、少しは軽くなるような気がするんだ。
彼女が、俺の心に残したものが、十数年過ぎた今でも残り続けている。
そろそろどこかに置いてきたいんだけど、その辺に置くんじゃダメなんだ。
これって、彼女の忘れ物のような気がするから、彼女の故郷に置いてきて、彼女に返すべきだと思うから…