元カノと過ごした懐かしい街に残してきたもの

元彼さんから投稿頂いた「元カノと過ごした懐かしい街に残してきたもの」。

別れて15年過ぎても、心から消えない元カノがいます。
年に数回夢に見て、どんなに元カノを愛してたか、思い出します。
もう、別々の道を歩いて久しく、私も別な人と結婚して、間もなく四十路のオヤジです。

あの頃は通い合ってた心はとっくに途切れてるのに、夢を見ると元カノを思ってしまうのです。
もう、どこにいるかもわからない元カノへの、行き場の無い思いが無くならないのです。
あの時の、最後の元カノの泣き顔、思い出すのです。
あの時は、あれが本当のさよならだと気付いてなかったんだと思います。
気付いたときには、居場所も分からず、連絡先も変わってて、二度と会えなくなっていました。

元カノとの思い出がたくさん残る街、15年ぶりに行きました。
15年間、決して近づかなかった私鉄の駅、15年ぶりに降り立ちました。
先に用件を済ませ、せっかく訪れたのだからと、元カノが住んでたアパートと、私が住んでたアパートを見てきました。

元カノが住んでたアパートの方が駅に近く、三角形の公園の北側にあの頃のままの姿で佇んでいました。
そこから200ｍくらい歩くと、コンビニの裏手にあったのが私が住んでたアパートですが、そこは、各部屋ごとに違う色使いに塗り替えられた派手なカラーリングとなっていました。

週末、夏は元カノのアパートにお泊りすることが多かったですが、冬は私のアパートにお泊りが多かったです。
それは、私のアパートがコンビニの裏手だったから、二人でコンビニからおでんを買ってきて、一杯やりながら食べたからです。
６畳の居間と６畳の寝室、あの部屋で元カノを抱いたのを覚えています。
着やせするタイプで、脱ぐと迫力あるボディで、凛とした顔立ちのいい女でした。

小振りのオマンコで、花弁は長く薄い、きれいなオマンコでした。
溝に沿って舐めると、花弁の上から生暖かいお汁が流れ出ました。
小粒でピンクの花芯が皮から剥けて顔をだし、舐めると腰を震わせました。
前から後ろから、体位を変えてハメまくるのが好きな元カノでした。

オマンコの奥へ突きを繰り返し、仰け反る元カノを抱きしめながら、安全日は中出ししました。
元カノのオマンコから名gれ出る精液を眺めるのが、至福の時間でした。
あの部屋で繰り広げた淫乱な行為、今も元カノの喘ぎ声があの窓から聞こえてきそうでした。
若かったあの頃の二人が、仲良くおでんを持って部屋に入っていく幻が見えました。

15年前、元カノの勤め先がリーマンショックの影響を受けた元請の煽りで倒産、田舎の実家から帰還命令が下り、元カノは私に別れを告げ、この街を去りました。
さよならと言う元カノの悔しそうな泣き顔、震えた声が忘れられません。

私が住んでたコンビニの裏のアパートから、絵金向かい歩くこと200ｍ、三角の公園の北側にある元カノが住んでたアパートを見ながら、最寄りの私鉄の駅に向かいました。
駅前にあった食堂、よく刺身の盛り合わせを買ってた魚屋、懐かしかったです。
元カノを見送った改札をくぐり、ホームに佇むと、あの頃の二人の姿が目に浮かびました。

用事が無ければ来なかったであろうこの街に置き忘れてた、元カノへの思いを拾い集めて、そっと小箱にしまいました。
15年前と電車が変わってて、時の流れを感じました。
窓の外の街並み、懐かしかったです。

元カノが出て行って半年の３月末、私も年度替わりであのアパートを離れました。
元カノの思い出に囲まれて暮らすのが辛くて、あのアパーとを離れたのです。
引っ越して半年後、元カノがあの街を出て１年の頃、メールが来ました。

「お久しぶりです。そちらにいたときの友人の結婚式で舞い戻りました。あなたもお引越ししたんですね。会わずに帰ります。」
「元気でな。幸せになりなよ。」
と送り返して、それが元カノとの最後のメールです。

あのアパートを出て、環境を変えて、元カノからのメールにも動揺せず返信で着たあの頃、妻と巡り合い、今はこうして夫婦となって12年が過ぎました。
不思議なもので、この年になっても、あの場所に行くと元カノと過ごした時の気持ちに戻るのです。

まだ15年なのか、もう15年なのか、元カノのことは忘れられませんが、何も知りたくはないのです。
ただ、幸せに暮らしていて欲しいと、願うばかりです。
そして、私は幸せに暮らしてるよと伝えたいです。