四半世紀ぶりに美しい思い出を確認したら…さんから投稿頂いた「四半世紀ぶりに美しい思い出を確認したら…」。
高校生まで住んでた街に四半世紀ぶりに戻ってきた。
中学3年から高校卒業まで付き合ってた初カノ。
高校受験が終わった時、15歳同士で初体験したあの物置小屋の2階、懐かしいや。
中学生のセックス、初めて見た異性の性器にドキドキ、触れて、弄って、そしてコンドーム被せて挿入は対面座位、ふぃたりで腰をごそごそしてたら、
「痛いっ!」
という声と思にズブリと入った。
一度経験すると、もう止められなくなって、お年玉でコンドームまとめ買いして、物置の2階に隠して時間があると励んだ二人だった。
なぜか対面座位が多かった俺たち、快感を覚えた初カノは、声を必死で押し殺して、オマンコに抜き差しされるチンポを不思議そうに見てた。
生理が来ると、橋梁の下でパンツ下げて、後ろから初カノにシコシコして、橋台にドピュン、あの橋台には何十発もの俺の精液がくっついてる。
高校2年になると、生入れ外出しを覚えた。
高校を卒業するとき、父の転勤でこの街を去り、俺は進学で上京、帰省先がこの街じゃなくなり、初カノとはお別れになった。
最後、初めてラブホでセックスして、初めてクンニとフェラを経験した。
素っ裸で正常位で抱き合い、キスしながら、好きだの、愛してるだの、愛の言葉を連発しながら腰を振り、初カノの身体に射精した。
最後のセックスは、3発出した。
ラブホを出て、最後のキスをした。
「これで、さよならだね…」
「元気でね。さよなら…」
俺は、父と同じ転勤族、四半世紀ぶりに戻った街には妻子を伴っていた。
昔いた辺りを避けて、少し距離を置いた場所に住んだ。
でも、やっぱり懐かしくなって、四半世紀前まで住んでた辺りに行ってみた。
ほとんどが、あの頃のままだった。
流れる小川も、小川に沿うような並木道も、公園も、手コキしてもらった橋梁も、元住んでた家も、初カノの家も、2階建ての物置も、あの頃のままだった。
初カノは元気かな~と思ったけど、どうやら住んでるのは両親だけで、初カノは嫁いで家を出ているようだった。
お盆に墓参りに行ってきた翌日、初カノの実家の前を通ると、高校生くらいの女の子と中年のおばちゃんが庭で草むしりしていた。
え?初カノ?何となく面影はあるけど、小太りのおばちゃんになってた。
ラブホを出て哀しく別れた、あの思い出が…
思い出は、美しいままにしておくべきだった。
懐かしくなって、下手に確認なんかすると、大切な思い出を失ってしまう…
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コメント一覧 (3件)
逆に女性の立場となって考えた場合、元カレの姿を見たら以前の面影がない程変わっているということもあるわけです。
それは、相手だけでなく自分自身にも言えることです。
私も初恋の相手を、最後に会った日から半世紀が過ぎてから調査会社を使って探そうと思っていますが、現住所が判明し、偶然を装って会いに行っても、この体験談みたいになっているかも知れませんし、悲しいことに既に亡くなっている可能性もあります。まあ調査会社には、それも含めて依頼したいと思っていますが。
昔の恋人には、会わない方がいい。
この先どうにかなるつもりがないなら…
そうだね
思い出は美しいまま…