元旦那さんから投稿頂いた「亡き元嫁との思い出巡りを最後に締めくくった日」。
最初の結婚は俺25歳で元嫁が33歳だった。
年上だったけど、とても美しい人で、俺の猛アタックに根負けしたような結婚だった。
美人だったけど、どこか昏いものを背負っているような陰りを感じる女だった。
20代の俺のあまりある性欲を一身に受けてくれて、羞恥に満ちた性行為も嫁の務めと股を開いてくれた。
常々、元嫁に対する愛情を口にしてた俺に、元嫁は、
「こんな私をお嫁さんい貰ってくれてありがとう。」
と言ってた。
元嫁は、男運が悪い女で、二度も男に騙されていた。
どちらも結婚詐欺のようなもので、特に二度目が酷く、元嫁は売り飛ばされて、10人くらいの男たちに輪姦されて、それを撮影されて裏ビデオとして流された。
両手両足を男たちに押さえつけられて、ひっくり返ったカエルのような恥辱に満ちた格好にされて女陰を舐められ、不本意にも感じさせれて濡れていったのだ。
「イヤイヤ言ってても、マンコは正直だな。チンポが欲しくて濡れてらあ…」
そう言われて、生の男根を捻じ込まれた。
不本意ではあっても、クンニで十分濡らされた女陰に男根を入れられれば、女は感じてしまう。
そうやって、次々と色んな男に男根を入れられ、中出しされていった。
悔し涙を流しながらも感じて仰け反り、シーツを握りしめて身を捩り、抵抗する気力さえなくなり、10本の男根にヨガり狂わされたのだ。
そして、10発の中出し精液で、誰の子かわからない子を宿し、堕胎した。
このビデオは実は俺も知り合いに見せてもらったことがあったが、当時はまだデジタルではないVHS、画像は粗く、女が元嫁かどうかもよくわからない代物だった。
元嫁は、そのことで恋愛が出来ず、ずっと独りだった。
俺が言い寄っても元嫁がなかなか応じなかったのは、年上だからとか、俺が嫌いだからとかではなく、もう騙されたくなかったから。
そして、「こんな私」と元嫁が言ったのは、騙された男たちに仕込まれた性感や性技で結婚生活を送っている事への後ろめたさだった。
俺の男根で感じるのも昔の男たちに開発された身体だからと、申し訳なさそうに感じていた。
喘ぎ声、フェラの仕方、そういった何もかもが元嫁を騙しt男たちの影響なのは確かだったが、俺はそんなことを気にすることはなかった。
しかし、結婚して7年の頃、元嫁から離婚を切り出された。
この7年、毎晩のように中出ししてきたけど、元嫁が子を宿すことはなかった。
薄々気づいてはいたが、俺は子供は諦めて、元嫁と一生を共にするつもりだった。
でも、元嫁は俺に子孫を残して欲しいと、離婚を申し出てきた。
そしてそれは、元義父母も同じ意見というか、元義父母の考えだった。
子供が埋めない女は嫁とは言えないのだから、俺を解放してあげなさいと言われたようだった。
俺が元嫁をイカに愛しているかを訴えても、聞き入れてはもらえなかった。
俺は32歳で独身に戻り、35歳で二度目の結婚をした。
相手は28歳、お見合いして1年で結婚した。
お見合い相手は俺をやたら気に入ってくれて、是非にと言われて付き合って、抱いてと言われて抱いて、結婚した。
今の嫁は、俺をとても愛してくれる。
これだけ愛されたら、嫁と暮らすのも悪くないと思った。
結婚したら生セックスになり、嫁から、
「中に欲しいの。あなたの精子で妊娠したいの。」
と言われて連日の中出し、今度は妊娠して、結婚2年目に子供も生まれた。
その子も今年から大学生になり、家を出て夫婦二人になっている。
結婚して20年、俺は55歳、嫁は48歳、嫁は居間でも俺の男根を欲しがり、パジャマの上から触ってくる。
20年も夫婦をやってれば、嫁の手にかかるとあっという間に勃起させられる。
嫁が生理の時はそのまま弄られて、秒殺の射精に見舞われる。
そんな嫁との暮らしの中で、年に1日だけ俺が一人で出かける日がある。
それは、元嫁の命日…
俺g再婚したことを知った元嫁は、とても喜んでいたと聞いている。
俺に子供が生まれた時は、そっと様子を見に来て、俺が赤五個抱いている姿を見て、涙を流して喜んだと聞いている。
そして、その翌日、元嫁は自ら人生の幕を下ろしたそうだ。
元義父母が、元嫁の四十九日を終えた時、俺を訪ねてきて、元嫁がずっと大事にしまっていた婚約指輪と結婚指輪を形見だと言って渡された。
俺も大事にしまってあった元嫁との結婚指輪をそれに加えて小箱に入れて、それをもって毎年元嫁の命日には、一人、元嫁の墓参りと、元嫁との思い出の地を巡ってきた。
その墓には、毎年元義父母も参っていたが、8年前、墓誌には元義父の名が刻まれ、元義母だけが参っていることが窺えた。
だが今年は、俺が参った時に、元嫁の墓には花も線香も無かった。
そして、墓誌には元義母の名が刻まれていた。
俺は、花と線香を手向け、
「お前、家族みんなで一緒担たようだな…」
と言って手を合わせた。
形見の指輪が入った小箱を握りしめ、元嫁の墓を後にしようとしたら、
「あなた…」
と呼び戻された気がして振り返った。
そこには、元嫁の姿が浮かび上がり、
「私は、親子で一緒だから、寂しくないから、もう、来なくていいわよ。あなたは、今のご家族を大切になさってください…」
と言って、消えた…
俺は、もう一度元嫁に手を合わせ、
「分かったよ…今日でお前に会いに来るのは最後にするよ…」
そう言って、最後の元嫁との思い出の地巡りをして、家路に就いた。
そして、ゆく先々の元嫁との思い出の地もも様変わりしていて、元嫁との思い出も遠い昔のことなんだと思い知ったのだ。
「さよなら…元嫁…」
そう言って、最後の元嫁の思い出巡りを締めくくった。
感想などコメントをどうぞ!投稿していただいた方の励みになります!
コメント一覧 (3件)
泣ける…
別れても好きな人…
愛って何だろうね。