修一さんから投稿頂いた「とんでもないとばっちりを受けた女の子」。
俺の名前は修一
その時は27歳で会社で主任していた。2年前に妻と結婚して第一子の娘が産まれたばかりだった
新卒で入ってきた青山 学の教育係を任された
青山は過剰に上にヘイコラするのが気になったが大卒だからと鼻にかけることもなく高卒の俺にも従順だった
そんなある日青山が、「主任、ウチの妹が手料理でもてなすので是非遊びに来てください」と言ってきた
断る理由もないのでその2日後青山の住むアパートを訪ねた
青山は実家が県外の遠いところにあるのだけど、大学生の頃からそこに住み続けているらしい。妹さんは高校生なので実家住まいだろう。俺のために悪いなと思いながら
呼び鈴鳴らすと青山が「どうぞどうぞ」と俺を招き入れた
俺は驚いた
妹さんが作ったと思われる料理が並んでいたのだが、その妹さんは全裸で縛られ、左の頬が赤く腫れ、口にはテープが貼られ、目からは涙。股間から精液と血が混じったようなのが流れ出て部屋の真ん中に転がされていた
「お、おいなんだこれは?」
「あっ、はい。主任のセックスの相手しろと言ったら抵抗して暴れたんで教育しておきました。体は保証しますよ、メチャクチャ気持ち良かったです。先輩は年増のおばさんと結婚してるんでしょ?たまには若いの抱かなきゃ」
俺は考えるより早く青山のみぞおちに蹴りを入れた
うずくまり悶える青山
「な……なにす……るんで…す…か?パワハラで…すよ」
俺は青山を無視して妹さんに駆け寄りそばにあった妹さんの服と思われるのを妹さんの体にかけ口からテープをはがした
はがすと妹さんはより一層体を丸め怯えきった様子で、「お願いです許して助けてお願いします」
とボロボロ泣きながら言った
「大丈夫だ、もう大丈夫だから」
そういっても取り乱し怯える妹さん
俺は縛られてた手足も解放して妹さんの体を支え部屋から連れ出した
俺は車に乗せ、妹さんを俺の家に連れていった
すぐに妻に事情を話すと妻は顔をこわばらせ、「なんてことを許せない……」
と怒りを露にした
「とりあえず介抱してやってくれ、男の俺じゃどうにもできないんだ」
「うん、そうね」
「落ち着いたら話をして、警察に届けるなら先に病院に連れてって、拒否ならお風呂に入れて病院経由で実家に送るよ」
「わかった任せて」
妻は幼く見えるが俺より2つ上で更に年よりもしっかりしてるので任せて安心だ
俺は妹さんを妻に任せ、長距離の運転になるかもしれないのでガソリンスタンドに行った
家に戻ると妹さんは妻に寄りかかって眠っていた
「話はできた?」
「うん。警察に被害届出すって」
「そうか、じゃあ行こう。まずは病院だな」
俺は2人を車に乗せて走った
病院→警察→そして実家へと
妹さんはずっと妻にベッタリくっついていた。心を許せるのは同じ女だけなのだろう
週が明け、会社に出社すると部長から呼び出しが
「君の下にいる青山君が君からパワハラ受けたと訴えてきたんだが、どういうことだね?」
「パワハラ?青山…いやあんなのはもう部下でもなんでもありません。実の妹をレイプして私に差し出してきたんです。ウソだと思うのならどうぞ聞いてください。もっとも、警察に被害届出してますので間もなく奴は逮捕されるでしょう」
「ほ…本当か?いや、何てことだ。わかったすぐに処分を下そう」
青山はその日のうちに逮捕され、会社を懲戒解雇となった
5ヵ月ほどたった頃、俺の家に妹さんが訪ねてきた
「まだ男は怖いですけど、あの時は助かりました。ありがとうございます」
「いや、半分は俺のせいだと思うと心が痛むよ。申し訳ない」
「そんな、あなたのせいなんかじゃありません!兄の頭がおかしいんです。あなたと奥様には本当に助けて貰って」
あの後、青山はクビになった上、家族からも絶縁され天涯孤独だろう
あれから7年経ったけど昨日妹さんから結婚式の招待状が届いて思い出したので書き込みました
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