元嫁に三度目のサヨナラをした日

年金元夫さんから投稿頂いた「元嫁に三度目のサヨナラをした日」。

俺35歳、元嫁33歳で離婚したが、元嫁が20年ぶりに俺の職場に連絡してきたことがあった。
何のことはない、ビジネスの話だった。
離婚は、元嫁が昔の仕事仲間から手伝って欲しいと言われ、ちょっと手伝うつもりがドンドン会社が発展して、仕事優先となって別れた。

結婚8年、6歳の娘の親権は俺が持った。

20年ぶりに元嫁に会った。
仕事の話をする前に、まずは接待風に和食店でディナーを共にした。
その後、お互いに再婚していること、俺が親権を持った26歳の娘が嫁ぐことなど、元夫婦としての話ばかりしていた。
仕事の話は、Win – Win のいい話で、試験的に一度取引することが決まった。
「よかった。絶対あなたのところでに扱ってもらったら、上手くいく商品だと思ったのよ。」
「好調だったら、独占販売させてもらいたいもんだよ。」
「そうね。あなたが使ってる他のものと、併せて使えるものね。」
「どうする?もう一軒行くか?」
「そうね・・・」
とその時、ラブホの光が路地の向こうに見えた。
「俺はあそこでもいいけどね・・・」
「いいかも・・・20年ぶりに・・・」

20年ぶりに元夫婦が裸で見つめ合った。
「お互い、年取ったわね・・・」
「あの頃、30代だったからなあ・・・」
「あなたの奥様は、お若いんでしょう?」
「若いって言っても、45歳、10歳年下だよ。でも、お前は色気が出てきたなあ。」
53歳の元嫁は、妖艶なフェロモンがムンムンしていた。
53歳のおばちゃんだから、身体は少々だらしなく緩んでいたが、円熟のエロ熟女だった。
20年ぶりの元夫婦の営みは、W不倫だったが、そこに罪悪感は欠片もなく、元嫁はドドメ色になったマンコを開いた。
「お前、結構使い込んだな。」
「だって、夫は5歳年下の48歳なんだもの。再婚した時、私40歳だったけど毎晩だったわよ。アア・・・クン二・・・やっぱりあなた上手だわ・・・ンハアァァァ・・・」
元嫁はクリで一度気を遣った。
ヘロヘロの元嫁のマンコを一気に元夫チンポで突き上げると、元嫁は涙目でヨガリ狂った。
緩み始めた身体がポヨンポヨンと波打った。
愛液を拭きながら快楽に身を委ね、次第にエロ熟女の身体が仰け反り、
「あなた、中に・・・終わってるから中にちょうだい・・・」
汗バンで上気した元嫁の熟した身体が震えて、熱い射精と共に気を遣った。
ドドメ色のマンビラの間にポッカリと開いたマン穴から、ドロドロと白濁した液体が流れ出た。

元嫁とホテルを後にした。
「懐かしかったよ。ありがとう。」
「一瞬、20年前にタイムスリップしたわね。」
「ああ、20年も過ぎてるのに、息が合ってたな。」
「別れてからの方が、一緒にいたときの時間をはるかに超えてるのにね。不思議ね・・・」
「だから、もう会わない方が良いな。俺達は・・・」
「ええ、この次は部下を送るわ。」
「俺も部下に任せるよ。」
「じゃあ、これで、二度目のサヨナラね。」
「そうだな。サヨナラ・・・」

二度目のサヨナラをした俺達は、もう、二度と会うことなく会社を定年退職した。
俺と元嫁が紡いだ取引は、その後俺のいた会社で元々あった商品との組み合わせで主力商品となり独占販売、元嫁の会社にも莫大な利益をもたらした。
その功績が認められ、万年課長だった俺は、退職時は部長になっていて、退職後は関連会社の支店長になった。

その関連会社の支店長を65歳で退職する時、元の会社へ挨拶に行って、元嫁の訃報を知った。
「10年前、支店長がこっちの課長時代、デカい取引成功させましたよね。あの時の相手の当時のやり手の開発部次長だった常務さん、お亡くなりになったんですよ。」
あいつ・・・常務にまで上り詰めてたのか・・・
「豪快な方でしたよねえ・・・結局最後まで独身を貫いて。もし、ご結婚されてたら、お亡くなりにならなくて済んだかもしれなかったのになあ。」
なに!・・・5歳年下の男と再婚してたんじゃないのか・・・でも・・・あいつらしいや・・・

退職して年金暮らしになってから、元妻の墓を参った。
もちろん嫁には内緒、36歳の娘は誘わなかった。
「20年ぶりにお前を抱いて、二度目のサヨナラをして・・・あれから10年か。お前、5歳年下の男と再婚したなんて、見栄はりやがって・・・でも、そういうところ、可愛いよな・・・」
そう言いながら、30年前に別れた元嫁に生花と線香を手向けた。
「俺には、一緒に眠る嫁がいる。だから、今日はお前に三度目のサヨナラを言いに来たんだ。安らかに眠れよ。じゃあな・・・サヨナラ・・・」
ふと空を見上げると、元嫁が、
「サヨナラ、あなた・・・」
そう言ったような気がした。