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体操服姿と「女の子の匂い」の思い出

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メロンケーキさんから投稿頂いた「体操服姿と「女の子の匂い」の思い出」。

これは小学校の高学年の時に、特に何か意識したわけじゃないままに、自然と体育の時間に、ぼんやりと女の子の体操服姿に興味を持って見つめだすようになった時の話です。

それは単に、成長していく中で、性的な感情が徐々に芽生えているということだったのだが、そんな頃は何故か分らないままでした。

別に異常でもないのだけども、その時は、それこそ、自分は何か変になったのかな、だけど何なんだろうな、でも時間が経つにつれ、もっとはっきりと興味が沸く様になっていくし、どうなっているの?と思って悩んだこともありました。

だからといって体操服姿なら誰でもいいわけではなく、とある2人の体操服姿に完全に夢中になった時の出来事です。

—-

A子とB子という子がいて、2人とも成長期ということもあってか高身長だった。
そのせいか、2人とも見下ろすような仕草で人を見つめる事が多かった。
特にA子は背が高く、すでに大人と同じくらいの身長があった。
B子はA子程ではないものの、やはり背が高い。

特にB子は太めということもあってか胸やお尻が歳の割に大きく、女性の身体の特徴が出ていた。

A子は胸のふくらみはあまりなかったが、背が高いだけあって、脚が誰よりも長く、形は引き締まっていた。

体育の時間、外見の大人っぽさから2人の体操服姿(首元と袖が紺色で、同じく紺色の柔らかい生地の短いズボン)に自然とそそられるようになった。

2人とも体操服のサイズの加減なのか、2人だけ、妙に着ている体操服が身体に張り付いたように思えた。

A子は背が抜群に高いので大人の女が無理をして体操服を着ているように見えた。
肩にかかるくらいの髪で普段は下ろしてるが、運動中はいつも後ろで括ったり、おさげにしている事が多く、褐色肌で姿勢が良いので後ろ姿は、特に逞しく見え、長い脚で速足で歩く姿が凛々しく、引き締まった太ももの上の辺りまでがしっかりと見えた。

B子は、三つ編みのおさげやツインテールが似合う、色白の太めの身体。
なので、自然と大き目の胸やお尻、お腹、太ももがハッキリと浮き出て目立ち、周りの女の子に比べて、ぷよんぷよんした身体の弾力性が強調された。

2人とも運動は苦手で、特に走るのがダメで、ゴールするのも毎回最後だった。

B子は太めの身体の所為か、走るたびに胸がたぷんたぷんという感じで激しく上下左右に揺れ動いていた。
別に走っていなくても、体操服姿でさえあれば、歩いているだけで身体が微妙に揺れ動いくのが分るし、ズボンからは太ももは殆どむき出しだし、胸の大きさが目立っていた。
胸だけじゃなくて、白くて肉付きのいい太ももと、大き目のお尻をぶるんぶるんと振るわせるようにしながら、いつも顔を真っ赤にして息を切らせて走っていた。

A子は走る時は、いつも腕を横振りする、いわゆる「女の子走り」をしていた。普段の背筋を伸ばしているのとは違って少し背中を屈めている。
背が高く手足が長いA子の少し屈んだ「女の子走り」の仕草が、体操服姿でもともと目立っていた長く引き締まった足が、更に目立つように見えた。
A子は普段の仕草が、しなるというか、何をするにも艶っぽさがあったり、背の高さが性的な魅力と言わんばかりだった。
いつもB子よりさらに遅れて、息を切らせて走っていた。

身体が揺れ動く動作のせいか、運動中の汗での肌の光沢感があってか、2人の姿が妙に艶めかしく見えて、走っている姿に夢中になった。

他にも、本人の体質なのか、成長期の影響なのか、2人には、身体から漂う、独特の匂いがあった。

B子は身体から甘味の様な独特の匂いがした。
B子が近くに居れば分ったし、振り向くとB子がいたということもあった。
B子が上着を着ている時は気にはならないけども、そうでない時は、ある程度離れていても、すぐに分った。

A子のほうも、B子程ではないがやはり、上着を着ていないA子の隣にいると、身体から苦味?渋み?の様な独特の匂いがした。

その時は何も気になんかしていなかったし、A子やB子が近くにいる、くらいの認識だった。

そんなある時の、体育の時間。
整列の時に、B子の身体からいつものような甘味の様な匂いに混ざって、蒸れのような物凄く強い匂いがした。
そっとB子を見ると、体操服のわきの下に汗染みが出来ており、強い匂いは、B子のわきの匂いだった。

B子はもともと汗をよくかくみたいで、加えて、成長の加減なのか、実は元からの体質なのか、とにかく、その日以来、B子はいつも身体から蒸れのような強めの匂いがするようになった。
特に、B子が腕を上げる動作をすると、B子のわきの下からの強い匂いが、ハッキリと分った。

A子も、B子のようにハッキリではないが、それでも蒸れのような匂いがした。
A子はB子ほど汗をかかないが、腕を上げると、ほんのりとA子のわきの下からは、B子とはまた違った匂いがするようになった。

そしてこれも同じ理由なのか、体育の授業が終わり、2人が靴を履き替えている時に、特にA子の足から物凄い匂いがした。B子もだけど、そんなものじゃなかった。
近くでA子が靴を履き替えている間だから、ハッキリとA子だと分った。
気付いたのだけど、A子の履いているソックスの足裏や上履きの中は、誰よりも汚れていた。

しかし、A子もB子も別に気にした様子は見られない。

他にも気が付いている子も結構いたが、それ程強い関心がないのか、遠慮しているのか、それとも2人が怖いのか(A子は冷たい雰囲気だし、B子は特に男子には態度がきつく、怒ると凄い顔で睨んで、半泣きで誰からなしに力いっぱい突き飛ばしてくることがあった)、あまり話題にはならなかった。

2人の身体から漂ってくる強い匂いに正直言って驚いたけど、2人の容姿にその強い匂いが、似合っているような気がした。
だから、全然不快なものとは思わず、B子の身体の蒸れやわきからの強い匂いが「B子の匂い」だと思ったし、足裏からの強い匂いが「A子の匂い」だと思った。
これはA子とB子だから、これは特別な存在だと思えて、これはA子とB子だけにしかない「女の子の匂い」なんだと思った。
そこからは、2人の単なる体操服姿だけじゃなくて、「女の子の匂い」が加わって、生活感というか生々しさが湧き上がって来て、更に興奮した。

そのせいか、以前からそそられていた裸足の体操服姿とA子とB子の素足に見とれた。
裸足になっただけなのに、ずっと脚が長く見えたし、2人の身体が放つ独特の匂いのせいか、足の質感や、形の良さも相まって、2人の容姿や仕草に合った形の足だと思えて、自分を夢中にさせた。
2人の裸足がとてつもなく魅惑的に思えた。
単純に肌が出る部分が増えたせいか、普段は見えない部分が見えたという興奮もあって、とにかく、足が綺麗な人にはブスはいないなどと、勝手な事を思っていた。

背が高く、身体が大人びている2人には、裸足の体操服姿での立ち姿だけでも、似合っているように思えてた。
体育の授業中に、2人の爪先とか踵とか足裏までハッキリと見えた時は、本当に興奮したし、気温が比較的高い日は、体育館では、2人は床に足が付くたびに、小さな粘着音が聞こえ、見ると床には、くっきりと足裏の跡がついていた。(B子以上にA子のほうがはっきりと後が残った)

段々と、2人の「女の子の匂い」をもっと近くで直接見たりできないかなっと、感情が沸いてきた。

いつの間にか「女の子の匂い」がする2人の裸足の体操服姿をもっと見たいし、それに加えて、胸も、お尻も、太ももも、わきも、足裏も全部魅惑的に見えた。
もう体操服姿を見るだけで、物凄い「女の子の匂い」が思い浮かんできて、興奮して、勃起するようになった。

(不思議な事に、A子とB子の体操服姿で以外では、学校の制服やプールの時の水着などでは、裸足であっても誰に対しても、全くそんな興奮する感情は起きなかった)

特に、運動会の組体操の練習の時は、裸足でするから確実に2人の裸足の体操服姿が見れた。
野外では離れていたけども、A子とB子の身体の微妙な動きから、お尻と裏ももと足裏がハッキリと見える位置だった。
体育館内で練習の時は、広さの加減で距離が近かったために、もっとはっきりと眺められるようになった。
そして、目の前にお尻が見えたり、後ろに突き出した足裏や爪先が、目の前にで見れる時もあった。
当然、二人の強い匂いが混ざってくるから、より興奮出来て、余計に嬉しかった。

場合によって数日だが、それこそ一日中、体育って日もあったから、その時は、あの時の2人はどれ程の強い匂いがしたのかと想像して興奮していた。

運動会なんか結局、子供ながらに、学校の満足と大人への見世物だって思っていたから、毎年大嫌いだったけども、この時は、楽しみだった。
(でも、本番当日はちゃんと真面目に競技をやった)

A子とB子の体操服姿が興味をそそられてたということで、自然と2人の体操服姿を考えながらオナニーするようになった。
(当然、その頃はオナニーなんて言葉は知らないし、何でこんなに興奮して、何でこんなことをしたくなるのか自分でも何をやっているのか分らないけど、よく分からないけど凄く快感だから、という理由で行っていた。)

家の床に股間を押し付けながら、黙々とA子とB子の体操服姿を想像していた。
他にも、学校でも時々、木登りや登り棒の練習と称して(実際に両方とも苦手だった)オナニーしていたこともあった。
でも、2人の裸やキスやセックスは全く想像しなかった。

最初はただ体操服姿のことを考えているだけだったのが、走っている姿で、揺れる胸とか太ももとか、走る仕草に艶めかしさを思い出しながらになった。
2人の身体の匂いや蒸れを思い出して想像しているうちに、段々と過剰な刺激を求めるようになった。

B子の胸とか太ももとかお尻を、近くで見て触って顔をうずくめることを考えたり、A子とB子に抱き着いて、身体や髪やわきの匂い(特にB子にわきに興奮した)を嗅いでみたいって思った。
裸足の体操服姿の2人の素足や足裏(特にA子の足裏に興奮した)を、見つめて、触って、嗅いで、舐めて、2人に力いっぱい踏みつけられてみたいって思った。
立ち姿のA子とB子の素足に膝をついて思っきり抱き着いて舐めながら縋りたいと思った。
自分の性器をA子とB子の胸や太ももや足裏やわきや顔に思いっきり押し付けてオナニーしたいって思った。

他にも、A子がB子の顔を踏みつけて、A子の匂いを嗅いでB子が喜んでいる姿も想像したし、A子がB子のわきの匂いを夢中で嗅いでいる姿も想像した。
複数のA子とB子に取り囲まれて踏みつけられたたいとも思った。

身体を小さくさせられて上から踏まれたいと思ったり、こちらから小さくなって、2人の体操服の中に潜り込んでみたいって思った。

ウルトラマンやゴジラが好きだったせいか、巨大な裸足の体操服姿のA子とB子が、大暴れして街や家をメチャメチャに踏みつぶしていくという、設定まで本気で想像した。

とにかく無茶苦茶なことを考えて、もっとA子とB子の事で、興奮して刺激と快感を得たくて仕方がなかった。

だからと言って、自分は実際にA子B子に対しておかしな行動は何もしなかった。
別に、自分から体操服や上履きを盗んだり嗅いだりはしようとは思わなかった。

(誰かは知らないが、実際に好意を持っている女の子の使用済みの体操服を誰もいないうちにこっそりと着て興奮していたような真似をした奴はいた…らしい。
他にも冗談でB子の体操服のわきの部分を嗅いで鼻炎にかかったという話や、A子の上履きの中を舐めた女子が腹痛で3日寝込んだなんて、噂があった。)

裸足の体操服姿の2人を想像してオナニーするのは気持ちよかったけど、一方で、これ以上バカなこと考えて、2人に嫌われたくないって気持ちと、別に相手はこっちのことなんか何の興味なんか持っていないという虚しさを強く感じて、
A子とB子の裸足の体操服姿には興奮するけど、それって2人の事が好きっていう感情とはいえない。
恋心でも何でもないただの性の快感のための一方的な感情で、ハッキリ言ってこんなことA子とB子への侮辱だろうし、
子供のくせに何をおかしなことで興奮しているんだろうって、自分でも気が振れたんじゃないかって怖くなったこともあった。
だからもう…2人へのこんなデタラメな発想はいい加減に止めた方がいいんじゃないかという、そんな素っ気ない冷静さと、押し寄せてくる虚しさが頭の中で行き交いした。

それでも一度覚えた、A子とB子の刺激への感情は沸き立ってくるから、これ以降もA子とB子のことを考えて一人で興奮してオナニーして、その後で一人で後悔する、を繰り返しだった。

運動会の時期が終わり、季節が寒くなってきたころの時期に、友達がみんな先に返ってしまっていたので、一人で帰ろうと、下駄箱で靴を履き替えていたら、後ろにA子が無言で立っていた。
A子は決まった友達もいないし、あまり人と話すこと姿も見た事が無い。
休み時間も一人で席に座っていたり、学校が終わるといつも一人で速足で帰ってしまうような子だった。
この時までA子と二人で帰ったことは一度もなく、どっちが言い出したかは覚えてないけども、せっかくなので近くまで一緒に帰ることになった。

A子は淡々としながらも、こっちが考えていたよりもよく喋り、そのまま、何でもない話しをしながら帰っていたんだけど、途中でA子の身長の話になった。
A子はそれが自慢らしく、脚が長い事もそれなりの自信を持っていると言い出した。
そんな時、A子は急に、

「○○ちゃんって、わたしが体操服の時、いつもこっちを見ているけど、そんなにも体操服が好きなん?」

と言い出した。

別に怒っているふうでもないけど、冷たい視線に見えた。

A子は色んな事を、何処までかは知らないけど、ある程度、何かを感付いているみたいだった。

普段から見ていたからA子が視線を感じたかのかもしれないし、A子の体操服姿は好きだったから見ていたのは本当だし、でも一方で興奮した目で見ていた事に負い目も感じていたのも本当だし、A子は軽い気持ちで言ったのか、違うのか、判断できないし、色んな事が浮かんで混乱した。
でも、いずれにしてもA子に隠すのもダメだろうと思った。

もちろん、A子とB子2人の事を考えながらオナニーしていることや、2人の裸足の体操服姿や身体やわきの下や足裏から沸き立つような匂いを感じて興奮したことを、後ろめたく思いながらも、本音を掻い摘んで話した。

A子は睨むような視線で

「ふうん…」

と呟いた。

子供のくせに何考えているのかと100%軽蔑されると思ったし、みんなに言いふらされるって思った。
もうこれで再起不能になっちまうのかって恐怖もあったけど仕方ないから諦めた。
黙る代わりに、これからはA子に言いなりにさせられるんじゃないかって、震えた。

するとA子は、今度は自分の事を一方的に話し始めた。

A子は、夜に家で、自分の体操服姿や裸を一人で鏡の前で眺めて楽しんでいた。
匂い沸き立つ自分の足が好きで、室内での体育の授業の場合には、準備運動するふりして時折、自分の足裏を嗅いだり舐めたりしてた。
体育館の床に足裏の跡がくっきり付くことに、興奮していた。
A子は整列の際には大概はB子の近くになるので、(A子とB子の間では交友関係は全くなかった)B子の身体の匂いをそっと嗅いで楽しんでいたらしい。
そしてずっと前から、B子の顔を踏みつけて自分の足裏の匂いを嗅がしてみたいと思っていた。
背が高いから、巨人になって大暴れして街や家をメチャメチャに踏みつぶしてしてみたいと思っていた…らしい。

…これが、もし本当なら、A子も相当なもので。

「驚いたん?」

とA子は何だか得意げに、やや嘲るように言った。

そして続けて、何と実際に同じクラスの男の顔を素足で踏みつけてやったことがあると言い出した。

そいつは、Cという非常に身勝手な奴で、みんなからそっぽを向かれている奴だった。
さすがに金品の強要や、盗みや虐めの様な真似はしなかったが、徹底した自慢したがり。
自分が考える事、することが一番が正しいと考えている奴だったため、自分が気に食わなければ勝手に止めたり怒りだしたり、いつまでも嫌味を言って付きまとったりした。
約束なんか自分の都合で平気で破るが、人が約束を破ると嘘つき呼ばわりするし、調子に乗って人を挑発するが、反撃されるとあっさり逃げて行く。(女の子には自分から絡んでおきながら、本気でビビッて人を置いて一目散に逃げる奴だった)
散々人を軽視して邪魔をしておきながら、人の成功にあやかろうとする。
都合が悪いと言っているのに、大声で意味の分からないことを叫んで電話を切ったかと思えば、家まで押しかけてくる。
とっくにみんなにバレてはいたが、大人の前では露骨に態度を変えて、真面目ぶるなど、徹底的に感じの悪い奴だった。
だが、勉強がそこそこ出来たからよけいに性質が悪い。
友達は他に良い奴が多くいたし、別にCなんかと付き合う必要なんかなかったが、勝手に寄ってくるからどうしようもない。
Cは似たような根性の悪い取り巻きがいたが、実はそいつらからも全く良くは思われていない奴だった。
他から、相手にされなくなってきているものだから、余計にこちらに構ってもらうと寄ってくる。
こんな調子なのに、自分は人から厚い人望があると本気で思っているから、ウンザリした。
迷惑極まりないが、それでも適当に褒めたり煽てれば、すぐに機嫌を良くしてその気になる様な単純な奴だった。

ある時はCは、下校時に一人で帰るA子を見るや否や、A子の身長や身体の匂いを、得意げに揶揄ったらしい。
A子は初めは完全に無視していたが、ある時、ついに頭に来たらしく…

A子は放課後、普段は使われていない教室の一つ(但し、部活や、着替えたりする為に使うので、出入りは自由)に呼び出した。
Cは初めはヘラヘラとしていたらしいが、A子に上から睨まれ続けて気まずくなったのか大人しくなった。
A子はCに床に膝をついて座るように言って、その時に裸足になって踏みつけてやったらしい。
A子が言うには、裸足の体操服姿で、腰に手を当てる仁王立ちで、物凄い顔で睨みつけながら見下ろして、Cの顔を踏みつけてやったと言った。
暫らくしてCの顔から足を離して、苦しそうにしているCの横に座ると、今度は両足でCの顔を何度も踏みつけた。
Cは泣いていたが、A子はすぐには止めなかったと言った。
やがて、着替えるから邪魔だと、言ってCを部屋から追い出すと、Cが泣きながら逃げるように走り去ったのだとか。
着替え終えたA子はそのまま、何でもないように帰ったらしい。

A子は、

「あんな自尊心の塊の奴は、どうせ反省なんかしないけど、女の子に徹底的にやり返されて泣いて逃げたことなんか言い出せるわけもないから、放っておいても、ひ弱な奴に何の仕返しなんか出来ない」

と興味なさげに言って、

「あの日は、運動会の練習があったから一日中、体育って日。だから出来て良かったわ」

と、ちょっと嬉し気だった。

その時は、性的な興奮よりも、いつも身勝手で反省のないCの奴が、A子に完全にやられている事を知ったのが最高に快感だった。
そしてCは、B子にも同じような真似をしようとしたらしいが、B子が知る由もないまま、普段からのCの態度に憤慨した女の子数人から一斉に袋叩きに遭って、泣いて逃げ出したらしい。
A子の話では誰もCを助ける者はおらず、みんなせいせいしたと喜んでしたらしい。
ある時を境に、確かに、CはA子とB子を見ると逃げていくようになった。

最後にA子はこちらを見下ろしながら、

「○○ちゃん、もしかして本当に、本気でわたしの足裏を嗅いでみたいの?」

と、軽蔑するように睨んでいたが、やがて、

「わたしの裸足の体操服姿の足裏を見て勃起するなんて、変態♪」

と楽しそうに言って、

「ホホホホホ♪」

と、わざとらしく、高笑いの真似事のように頬に手を当てながら、ぎこちない笑顔で、いつまでもニタニタと笑っていた。
(A子は普段はツンとしており、あまり笑うこともなく、時折見せる笑い方はぎこちなく、必ずほんの少し顎を突き上げた。
見下して顎に力が入っているのかニタニタ笑っているように見えるが、それが本人の満面の笑顔…らしかった。)

本当か嘘かはわからないし、A子はわざと人をからかっただけかもしれない。
A子は真面目だが、一方で淡々と悪ふざけにも一緒になって付き合うという一面があった。
敏感なようで鈍感なところもあるなど、正直言って本音がどこにあるのかは分らない。
その日はその話はそのまま終わって、また何でもない話しをしながら帰った。

だけど、そんなA子の素っ気なさが嬉しかった。
A子が気遣ったのかどうかは知らないけど、こんなのは子供の頃の性の感情だとはいえ、知られたら、それこそ再起不能になるかって思った。
A子の言ったことも本当か嘘かも分らないから、誰にも言う気はなかったし、A子が何で急にあんな話をしたのかはわからない。

何となくそのまま、A子に睨まれての沈黙の威圧感のようものもあったけど、互いに言わないことにしよう、というような状態になった。

別の日に、何度か2人で一緒に帰った時も、何でもない話しをするだけだった。
それからも、誰かに言いふらされたりすることも無ければ、何が起きた様子はない。

それ以降も卒業までは、たまにA子と雑談しながら帰った。

学校では、これまで通り、2人の体操服姿に見惚れこんでいたんだけども、マラソン大会の時に、汗まみれで色っぽく走る姿を見るくらいで、時期的な関係もあってか、裸足姿を見る機会はほぼなくなり、もう想像上だけになっていった。

だからまた、これまで通りのA子やB子に対する想像に加えて、A子が言っていた事を想像して、オナニーするようになった。

卒業後は、それぞれが別の学校へ行った。A子にもB子にも会うことはなくなった。

だけど、不思議な事にA子とB子以外にはこんな感情は全く起こらない。
他の子の裸足の体操服姿を見ても身体やから沸き立つ匂いを感じても、別に何とも思わないままだった。

それ以降の学生時代も同じ。
中学の時に短パン姿に少しそそられる子が2、3人程いたくらい。
高校の時も同じで、せいぜいそそられたのは1、2人だったし、顔も名前も記憶にない。

大学に在学中の時や社会人になってからも、そう変わらない。

もちろん、新たに知った性的な興奮も、数多くあるが、一部を除いて殆どが一時的に性的にそそるものは多くあっても、それだったら何でもいいというわけではないので、これは合わないとなると、その内に段々と関心が薄くなっていってしまう。

やはり、あの時の刺激に想像に並んだり、勝るような興奮材料はそう多くは無い状態。

A子とB子に興奮した感情の延長上のようなものが殆ど。

これは単に子供の頃の刺激が強すぎて今も強烈に印象に残っているだけかもしれないし、まあこれから先もまだまだ長いから、過去を吹っ飛ばすような興奮や刺激があるかもしれないけども。

あの時、偶然にも大人びていたA子とB子の体形や容姿、身体から放たれた「女の子の匂い」などの特徴が放つ独特の刺激というのか、その刺激がその時の、本当にたまたま、今の自分の性的な感性に合致したということになるのかなと思う。

自分にとっては性的な魅力を醸し出していた2人と出会ったから味わえた。
あれは、あの時にだけの、A子とB子がいたという状況にめぐり合わせた、自然に起きた現象。
だからこそ、自分は子供の時、既にセックスするよりも気持ちのいいって思うくらいの、興奮と快感であり、あの刺激は、性産業の類では決して補えないし、解消できないくらいの衝撃的な思い出として残っている。

—-

淡々と書きましたが、以上です。

今ではあの頃の体操服姿はそそるものの、興奮の時期がもう過ぎ去ってしまったせいか、さすがに今では特にA子とB子の「女の子の匂い」を嗅いだりしたいと思わないです。

きっと自分のA子とB子の想像を満足いくまで、やりきってしまったのでしょうね。

本当に、本当に、たまたまなんだろうけども、A子とB子に合わなければ、あんな興奮はなかったと思います。

A子とB子の写真や映像なんか持ってもおらず、もはや記憶の中だけですが、正直な話、子供の時に、これから育っていく中で遭遇するであろう、性の刺激の一部をA子とB子が先回って一気に、あの時の自分に体感せたんじゃないかって気分です。

しかし、一過性の感情とは言え、子供ながらにA子とB子という2人に執着して、ポルノの如くの想像をして性的に興奮していたわけだから、何とも驚きです。

あれから随分と経っているから、それこそA子とB子がどこでどうしているかはわからないけど、2人とも人間としてしっかりとしているから、どこかできっといい家庭を築いて暮らしていることでしょうね。

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