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黒いパンドラの箱 第三話 妻が好きになった若い男性とセックス対決した話

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hori7000さんから投稿頂いた「黒いパンドラの箱 第三話」。

黒いパンドラの箱 第三話 ノンフィクション・妻が好きになった若い男性とセックス対決した話
 
第二話で妻は勤務先のフロアマネージャーの巨大ペニスにハマっていた時期の話もあったが、彼との性行為が終結して間もなく年下の男性と純愛を始める事態に発展した。
綺麗で可愛い結婚前に私と同棲していた久美(くみ)は、第一話の理由により性的しきいが低く、簡単に関係をもつ性格に有った。彼女の妊娠出産までの間に多数の男たちから体内に合計3L以上の精液を流し込まれる生き方だったが今回のトラブルは後味の悪い経験となる。
 

私と同棲していた 現在の妻である久美とはほぼセックスレスであるが、年に数回は関係をもつ事がある。
久美には最初に関係した彼が、あり得ない問題を起こして心に深い傷を持ち性的に暴走する事が長い間続いていた。詳しくは第一話 第二話を見ていただきたい。
 
1982年の後期に久美は務めていたレストランに入社してきた若い料理人にいつものように恋をしたらしい。
私と一緒に寝ていて寝ぼけた彼女は「ここにどうしてユウが居るの?」そう私の顔を見てキスをしてくる。
一晩に何度も私を彼と誤認する。まあ、いつものことなので私は気にしないが、日増しにその傾向は強くなった。
 
私は彼女との間で禁欲を強いられてきたが、寝ぼけて私に抱きつくことが増え、我慢の限界には有った。
 
またどうせ新しい男が出来たのかも・・・最初はそう考えていた。しかし腰を押し付けてきたり、私の手を自分のパンティーに押し付けて来る。そこが濡れていて私も驚いた。

これはいつもと違う・・・本気なのかも?
少し恐怖を感じたがこの「感」は見事に的中する。久美は好きになった相手を手当たり次第にセックスしてしまうがこの様に同居人の私(夫としての存在)を別の男性と誤認するのは比較的珍しいからだ。
私とセックスしていてイクときに別人の名前を叫ぶことはあるのだが。
 
 
いけないことなのだが私も何度か興奮して後ろ側から久美に入れると彼女は「ユウ」 「ユウ」と叫ぶ。
何度か同じことが続き、最後に行為の最中にハッと私ということに気付いたらしい。
 
「浩二!・・・どうして私が浩二としているの?」
 
「スマン。余りにも毎日うなされてから我慢できなかった。大丈夫だよ中には出していないし。」
 
そう、久美が関係する相手の男性はほぼ全員中出しセックスなのだが私は外かコンドーム使用が条件だった。
理由は「いつもいる相手には欲情しいないし中に出されたくない。」という事。結婚を目指す私だけ条件は厳しい。久美は私の子供は死んでも産みたくないというスタンスだ。
 
現在でもネットで検索すると「夫の子供は産みたくない」という書き込みは多い。やっぱりイケない恋で子供を作りたいのは女性も男性も同じなのかもしれない。
だから久美の産んだ子供の父親である可能性の高い「武田」は久美に産ませようと躍起に中出しセックスを繰り返したらしい。
 
 
 
膣に入れた相手が私だと気付いた久美はこの時は怒らなかった。
 
「私、浩二の名前以外を言ったよね。」
 
「ああ。ユウとか言ってたな。また好きな人が出来たのかい?」
 
 
「うん。でもまだ彼とはしていないよ。だから気にしないで。」
私としてはいっその事、彼とセックスして心を安定させて欲しかった。
 
久美が言う「ユウ」とは彼女の勤務先に入社した岡部雄一の事だった。
 
 
 
結婚式を1年後に控えた私達は新しいアパートに引っ越すために荻窪を離れて別の街に移動する。たまたまその駅が雄一の住む駅だった。これはフィクションではなく現実の話だ。
 
どうも勤務先から一緒に帰るときに久美は相手に恋心を持つ傾向にある。前の高橋フロアマネージャーともそうだった。
前の恋は巨大なペニスと驚異的なセックスで久美は一時的に彼と関係が続いたが、今回は少し事情が異なる。前の巨根青年には彼女が居て元の鞘に戻ったため久美は彼とのセックスを撤退した・・・が。
今回は純真な少年である。
 
 
基本的に私と久美はセックスレスであるが、久美から私を求めるようになる。私としては嬉しかったが問題は久美の喘ぎ方だった。
私を雄一として仮想のセックスをする。
 
久美の希望で私とセックスしても良い代わりに喘ぐときに彼の名前を連呼して良いか・・・そういう条件だった。
よく聞く「代行セックス」というやつだが私として気分は良くない。
 
 
そうやって数回?したが・・・いくら自由を認めた久美に対しても私は忍耐の限界を越えてしまった。
 
 
「やっぱりそんなに彼がいいのか?」
 
「うん・・・ごめんなさい・・・彼と・・・一度はしたいの。」
(でも過去の経験から一回で済むわけがない)
 
 
久美の今までから、一時的な愛情は一部を除いて長くは持たない。しかし今回は年下であって、これが想定外の方向に流れてゆく。
これは久美にとって一世一代の恋らしい。(でも結婚を控えた私が居るのであるが私の姿は彼女の目には入ってこないらしい)
 
「う~ん。仕方がない。じゃあ認めるか・・・じゃあ少し付き合いなよ。」
自分がお人好しであるのが自分でも納得出来ない。
 
 
どうも当時まだ22歳の久美にとって3歳年下の見習い料理人の彼(当時19歳、しかも童貞)とはさすがにしにくいらしかったが久美の体はすっかり彼との接触を求めていた。
私は日々代行の相手を務めさせられ、彼女がイクときは決まって大きな声でユウと叫ぶ。
当初そうして良い・・・とは言ったものの、彼女の要求不満は募るばかり。
 
「そんなにしたけりゃ彼としたら良いじゃないか!」
 
さすがに私はキレた。
そのころ私の務めていた会社は経営難から事業再構築の最中で仕事も激増中。私は今までに無くイライラしていた。
 
 
酒を飲む度に久美は目を赤くして泣く日が続く。勤務先から彼と一緒に帰る時にどうしても心が痛むとのこと。(俺の心はどうでもいいのかよ!と言いたいがここは我慢)
 
今まで久美を抱いた男たちは経験も豊富で久美を最初から性的な相手として扱うから軽い気分で始まるセックスは比較的軽く終焉を迎えていた。(武田の件は別だったが)
しかし雄一はまだ19歳で純真な男の子。これが久美をさらに追い詰める。
 
年末あたり、久美の心は限界だった。
 
「しょうがないな。じゃあ彼としてこい。」私は適当に怒鳴る。「近くにホテルもあるし行って来い!」
 
一回させれば後腐れも無いとその時考えたが逆効果になることを想定していなかった。
 
 
彼は実家から通っていたので彼の家ではセックスが出来ない。でもこの家には私が居る。ラブホテルは久美と彼の勤務時間から使用が困難だった。しかも年末で予約はいっぱい。
考えた末に、私が会社の宿直室に泊まり、彼を家に呼ぶこととなった。久美の生理周期を計算し、安全日を彼との最初の日にするべくカレンダーに予定を書き込む。
初めての日にコンドームは使わないほうが彼との思い出になる・・・という話。避妊フィルムの使用を私は希望したが彼女は彼の生きた精子を体で受入れたい・・・とのこと。
そもそも久美は私以外の男には中出しセックスが普通だったからだし。
 
 
私は当初、彼の射精が成立したら終了と考えていたが久美は自分の体内に彼の精子がしばらく生きていた方が幸福感が有る・・・と言う。私にはその考え方がわからない。
その「危険な希望」は久美の暴走に拍車をかけてゆく。
 
彼女の最終的な希望は妊娠だった。好きな人の子供を産みたいという女性の基本的本能は間違ってはいないのであるが。
 
 
岡部雄一が家に泊まる予定日・・・
当日私は朝早く会社に向かい、夜遅くまでの仕事の後は測定器倉庫の仮眠室で寝た。時計を見ながら「今頃は・・・」とか考えたのを覚えている。
 
 
さて翌日の夜、早めに戻った私は久美がとても満足して喜んでいる・・・と考えた。が、結果は想定外。
 
 
私が戻ると部屋は真っ暗。最初は二人揃って出かけたと考えた。が、ベッドの中で久美は泣いていた。彼は朝に帰ったと言う。では半日以上久美は
ベッドで寝ていたことになる。朝までぶっ通しでセックスしたのだろうか?・・・私は最初そう思った。
 
「???」
パジャマを着たままの久美は何も喋らない。無言で枕に顔を埋めている。上手くいかなかったのか、それとも「最中」に喧嘩になったのか。
 
「おい、どうしたんだよ。部屋が真っ暗じゃないか。」
 
 
久美は私と目線を合わせない。ただ泣き続ける。
 
 
「上手く出来たんだろ?」彼女は軽く頷いた。「じゃあ何が不満なんだ?」
 
 
こういうことだった。予定通りに久美は彼の最初の女性となった。無事に彼は童貞を卒業し、性行為も終わった。
 
彼女の報告では彼に女性の体を教え、インサート。最初は失敗して彼女の中に射精が出来なかったものの二度目、三度目、四度目は膣内部にいっぱい射精し、双方は満たされた・・・という。
久美の希望通りに彼女の体内には彼の生きた精子もいっぱい入った。数日間は彼女のお腹の中で生きているはずだ。
 
確かに脱衣室付近と寝室のゴミ箱(部屋の床にも)に大量の使用済みのティッシュも有ったし私が片付けようとすると精液の跡も見つかった。
 
最初の射精は失敗したので二人はお風呂でお互いの体を洗い、浴室内部で二回目のセックスは無事終了。三回目にベッドでまた成功。朝にベッドでもう一回・・・全部で4回は出来たらしい。
若いから続けてやったとのこと。彼は連発男子である。
 
 
「どうして泣く?」
「わからないの・・・涙が止まらないの。」
 
彼女は泣き続ける。後から分かったことであるが、この理由は非常に恐ろしい理由からだった。
 
 
せめて嬉しかったとか、快感が有ったとか答えを私は聞きたかった。
久美はそのまま夕食も食べすに寝てしまう。
 
横に寝る私はこれから禁欲の始まりを覚悟し、彼女の子宮と卵巣に送り込まれた彼の精子と数日間の同居となる。
彼の一部がお腹で生きている・・・これは久美の幸せのはずだった。私は寝ていいる彼女の腹部をかるく擦って私は彼女の幸せを願った。
 
 
何日か経過し、明るく可愛い久美の表情は戻ってきたが、仕事先から戻ると再び悲しそうな表情になる。
彼女が泣く理由は久美は私との結婚式の準備が始まることだった。
 
久美の両親は何も知らずに私達の幸せを願っている。家具を注文して準備し、彼女の実家はお金持ちだったのでお祝いと称していろいろ現金や食料まで送り届けてきた。
日々悲しい表情をする久美を見ていて私は久美の両親に結婚式の中止か延期を申し出た。もちろんこの事は私の独断で彼女の家に電話をする。さすがに久美の行動や実態までは話さなかったが
一時的に私は久美の両親と喧嘩になった。しかし費用の追加問題があり予定は変更しないという。
 
 
彼、雄一も久美を心配しているらしい。私が戻るまでの時間、家まで久美を送り届けているというのだ。優しいやつだな・・・今まで久美を扱った男たちは中出しセックスしたあとは「バイバイ」だったのに
彼はセックスが終わったあとも私が帰る時間寸前まで久美の横にいてくれる。
久美はベッドで寄り添い彼が帰る時間まで居たらしい。(ついでに何度目かもヤったらしいのだが)
 
 
私は考えた末に久美にある決断を迫った。
 
「彼を呼んでこい!話が有る。」
 
「嫌!・・・お願いだから会わないで!」
 
久美は提案に反対した。最初は私が彼に暴力を振るうのかと思ったらしいが、私より彼のほうが体力もあり、殴り合いになったら両性器保有の中途半端な私では太刀打ち出来ない。私は繊細な技工士なのだ。
 
「ちゃんと話し合うから・・・怒ったり怒鳴ったりしないから・・・ね、連れておいで。」
 
「ほんと?・・・絶対責めない?」
 
「ああ・・・約束する。怒鳴ったりしないから。」
 
 
久美が間に入るというということで彼女も同意。そして三人で話し合いとなる。
 
 
忘れもしない、夜遅くに彼は自転車で家(アパート)に来た。居間に彼は座り、久美と抱き合っている・・・まるで安ドラマのワンシーンに見えてくる。
初めて会った彼は浅黒く・・・性格が暗そうだった・・・そしてあまり器量は良くない。これが私の第一印象だった。
 
(こんな奴?どうして好きになったんだろう?・・・喋らないし。)
彼は私とは目線を合わせない。でも考えてみれば彼が一番被害者とも言えるかも知れない。
 
「岡部君・・・だよね?」
 
「・・・ハイ。初めまして・・・。」
 
彼は「わたし とか 俺とか」言わずに「自分」と言う。軍隊出身にも見えるくらいで体つきは頑丈だ。とても料理人にはとても見えない。
 
 
話し合った結果、彼は久美とは当分関係を続ける。しかし結婚式以降は別れてもらう。式が終わったらヤっても避妊は続けること。このことは私が譲らなかった。
しかし彼も条件をつけてきた。
 
関係を続ける間は私は久美から離れて寝ること。そう、イライラしていた私は数回嫌がる久美にセックスを迫った事があり、久美はこの事を彼に話したのだ。
 
しかし久美の精神状態は悪化の一途だった。
仕方なく可能な限り彼を呼んで久美を抱かせる(私はそうそう外泊したくはなかった)
私は結婚式の準備などを見ながら、隣の部屋で彼に抱かれる久美の喘ぎ声を聞く日々が続く。それはそれで刺激的だったり・・・私は変態だ。
 
 
セックス中に久美は泣きながら彼に中出し射精を要求。大きな声が聴こえるし・・・例のごとく「私の中にいっぱい出して」とか「妊娠したい」とか言う定型句だ。
 
 
私はイライラした。何日かそういう日々が続いて隣の部屋から「早く終わらせろ!」と怒鳴った事がある。
私も限界に近づいてきていて彼が去った後に久美を犯すことも有った。(たしかこの時、彼女は抵抗しなかったと思う)
 
彼に抱かれて久美の喘ぎ声が大きくなる度に彼は「シー 旦那さんに聞こえるよお。」と言う。
久美の腹の上で彼なりに苦労は有ったようである。私はおかしくてクスクス笑った。
 
 
 
2018年現在、今でも仲良く平和に私達は暮らしているが、この頃は人生で一番悪魔的な暮らしぶりだったと思う。
ブログや性体験集でもこういう話は特殊カテゴリだ。
 
 
久美も私には強い罪悪感が有ったらしく、後期には彼の前で私に抱かれる事を許した。これも理由がわからない。結婚衣装の寸法合わせをした後に
「一緒にしよう」とか言い始める。
周囲から祝福されて罪悪感が募ったらしい。二人と一緒にしたい・・・とか彼女に言われて彼も私も困惑した。
 
 
彼が最初に久美に射精をする。そして私が次に久美を抱く。彼の性交時間は数分だったが私は一時間以上久美を抱き続けた。
 
たった一度だったが、私は久美をバックから責めるが久美は感じながらも横に座る彼と手を取り合って「ごめんなさい」を彼に言う。
彼も涙を流して久美の顔にキスをする。どうも盛り上がらない。
最後に私がイク時には久美の上半身は反り上がり彼の胸にしがみついていた。だから彼の顔と私の顔は至近距離になった。どうもキモい。
純真な愛のはずが変態プレイとしか思えない・・・もはやメチャクチャだ。
 
 
私によってイッた久美は痙攣しながら彼とキスを続ける・・・なんだか「試合に勝って勝負に負けた」とかの表現がピッタリだ。
私が抜くと彼と久美の二人は抱き合いながら泣いまたセックスを始めていた。う~ん恐ろしい光景。
 
ただの3PセックスなのだがAVの3Pとはかけ離れたシチュエーションが何か違う。悲しいというか・・・久美も涙を流しなら私の後に彼の射精を受けていた。
 
 
 
二人分の数回に及んだ射精を受けた久美の膣からは混ざった精液がシャギーカーペットに流れていた。(タオルで拭いたが匂いはしばらく消えなかった)
まさに見るのもおぞましい光景だが寒く薄暗い部屋での出来事だった。
 
 
 
結婚式数日前、彼と久美は最後の旅行に出かけていた。一番心配したのは私で、まさか二人で心中とかされるのではないか・・・そう考えた。
でも二人は上機嫌で帰ってくる。土産に私に珍味を買ってきた。
 
私はホッとしてその後に結婚式を終わらせる(でも私の友人の武田が月に数回久美とこの間に中出しセックスしていたのは後から知った 詳しくは第一話に書いた)
 
式は久美の地元。カネは久美の両親が全額払った・・・私にとって人生最初で最後の結婚式は悲しくタダレたものだった。
 
 
新婚旅行は国内旅行だったが久美は三泊四日間、私と笑顔で旅行に付き合っている。そして私の要求で旅行中に一回限りセックスもした。
彼女はその時無表情だったが私の体を普通に受け入れている。私の場合はきちんと避妊だ。
 
 
家に戻るとまた彼との関係が始まるが、結婚式から戻った時点で私の会社は倒産していた・・・仕事を失うことになる私は僅かな補助金をもらって仕事を探すこととなる。
彼と約束したのにこの後数ヶ月は彼とセックスを続けているし避妊の話もなし崩し的に消失していた。
 
 
たしかこの頃、久美は「妊娠した」と私に伝える。あまり幸せな表情はしなかったが生理が二週間遅れたとか。射精日と生理周期から雄一の子供であると久美は主張した。
男には分からないが女には受胎した相手が誰だか分かるという。
 
思い出したくないことだが、久美は家で私に土下座をした。
 
要は、
絶対に浩二(私)の子供を次に産むから最初は彼の子供を産ませてほしい・・・そう言う話。
 
「お願い!あの人の子供を産ませて!」
 
涙で懇願する久美を前にして私は悩む。
 
「少し考えさせてほしい。」
 
そう、この先彼がどこまで久美とつながっているか・・・若い少年の彼に養育費を求めることは出来そうもない。
しばらく考えた末に私は条件を出してOKする。
 
 
その条件とは、彼に認知させて公的に書類を作る事だった。
しかし久美はそれに強く反対する。年下で20歳になった彼の将来を自分のワガママで壊したくない・・・そう言う理由からだった。
確かに二十歳の青年にこの事を押し付ける事は重すぎるかも。彼は最近まで未成年だったのだから。
当時私は24歳。さすがに4歳年下の少年にそこまでは押し付けられなかった。
 
 
しかし久美と彼の関係はその後続かなかった。
 
久美は彼とは何らかの原因で別れる事となり、久美の精神は見事に破綻する。アパートの有る町の大きな駅のロータリーで酒に酔った久美は彼と別れたその夜に警察とトラブルになった。

若く見えた久美を、未成年の飲酒と間違えた取り締まりの警部を彼女が殴り、警察署に公務執行妨害罪現行犯で連行される。
当日免許証を持っていなかった久美は年齢を確認出来ず、夜中に私は電話で警察署に呼び出された。
 
接見に応じてもらえたのは午前3時。私は行き過ぎた取り締まりに抗議をしようかと考えたが、殴られた警部は顔に青たんを作ってタオルで冷やしていた。
 
「ずいぶん乱暴な奥さんだね。警察人生で殴られたのは初めてだよ!しかも若い女の子から。」
「すみません・・・。」
 
抗議する場合ではなかった。(ザマミロ。久美を取り押さえるからだ。私だってそんな命知らずな事はしない)
 
 
取り調べで先に私は事情を説明した。当夜の係官は話を聞いて信じられないとも言っていた。
心情的に無理もないかと・・・一応即釈放となった。
引き取りに手続きに印鑑を持っていなかった私は両手の指紋(スタンプ台)に押して捺印し久美を引き取る。さすがに久美の精神状態で彼女を追い詰めることは出来なかった。
 
殴られた警察官は被害届を取り下げたため事件にもならず・・・しかし夜明けに3時間以上かかる距離を歩くのは辛い。タクシーを呼んで貰いたかったが小銭がない。電話を借りようとしたが
「電話料金は国民の血税」ということでアパートまで歩いて帰った。警察はケチだ。
朝日の昇る産業道路を二人で歩きながら話す・・・久美は泣きながらいろいろ考えていたようだ。
 
 
つらい思い出となったが久美のお腹には彼の子供が居るはずだ。
警察沙汰のあと私は警察からの指導で3日間は久美を監視せよと言われていたからだ。無理もない・・・久美がまた騒ぎを起こさないよう見ておけと言うこと。
 
それから数日・・・10日以上経過した。
気付くといつの日からかタンスの上に水の入ったコップが並ぶ。私に見えないところで久美は泣きながら手を合わせて祈っていた。

多分だが子供は処分したらしい。このことは今でも久美には話せないし謎のままである。自ら一人で産科に出向いて堕胎手術したのかと思う。考えてみれば私が中途半端な許しをしたから結果的に久美は最悪の結末で事態は終了した。
 
多くの男性から合計1000回以上の中出しセックスをしていてこの程度の被害で済んだのなら奇跡的と考えていいと私は思う。実家の近くの少女はたった一回で妊娠した騒ぎが有った。
そういう意味では久美はとても妊娠しにくい体質なのかもしれない。
 
 
彼と別れて一ヶ月後、アパートの階段下で久しぶりに彼に会った。多分私を待っていたのと思う。
 
 
彼は私に一枚の手紙を渡した。
「奥さんに渡して(返して)ください。」
 
それは久美が彼に出した手紙だった。
さっと読んだが、内容は少なかった。
 

久美はこう書いていた。
 
浩二とこれから生きるからユウとは別れます。
今まで一緒にいてくれて ありがとう。
短い時間だったけど幸せで楽しかったです。
私のような女じゃなくて、早く素敵な人を見つけて幸せになってください。
 
 
こういう内容だったと私は記憶しいている。
 
 
彼は私に握手をする。クサイ場面だが彼は「あなたしか久美さんを幸せに出来ません。どうか守ってあげてください。」
そう言う安ドラマのエンディングみたいな台詞だったが彼の顔は明るかった。
 
「岡部君も元気でね・・・子供、残念だった。許可は出したのだがね。」
「はい・・・あ、旦那さんの自転車の空気が抜けていたから詰めておきました。」
 
最後まで良い奴だった記憶がある。
多分だが彼も貴重な経験をしたはずだ。
 
 
 
 
2018年 この事を一緒に寝ている久美に話す。
以前はそう言う話をしたら殴られるはずが、自分の未来が病気で僅かな今は話してくれる。
 
「雄一君の事は今でも好きかい?」
「うん・・・浩二の次に好きよ。今でもね。」
 
「なぜ俺と別れて彼と結婚しなかったのかい?」
「無理だと思った。だって私、彼の奥さんにはなれないよ。」
 
別れた理由は彼の母親との問題だったらしい。さてシモネタの始まりだ。
 
「彼のペニス、大きかった?」
「浩二よりずっとね・・・長かったけど細かった。」
 
「え?細いペニス?長ければ太いだろう。」
久美の話では長さと太さは個々に違うという。私は勃起比べしたこと無いからわからない。AV画像では皆揃っている感じはするのだが。
 
 
「感じたかい?」
「う~ん。多分。でも早かったよ。いつも3分コースだからね。」
 
「早漏だったのか?」
「でも楽しかったから。」高齢になった久美は笑う。「浩二、いろいろ待っていてくれてありがとう。苦労はさせたね。」
 
「ああ、久美の下半身はコントロールが難しかったな。安物のラジコンみたいだったね。」
 
 
 
一つ謎なのは岡部雄一も前回問題になった巨根の高橋フロアマネージャーも同じ職場、フロアで働く男達である。
いいのかなーそう言う世界で男を漁って・・・
 
 
久美が数年前に癌で大きな手術をする時、彼女の死を覚悟した私は封印した記憶を破って彼に連絡を取ろうと考えたが久美は断った。
もう会いたくない。それが久美の答だ。
  
私はお婆さんになった。もう以前の若さはないし顔も見せたくない。
彼との関係は若かった時に出来た蜃気楼のようなもの。きっと彼も覚えてくれているはずだけど、過去の思い出は自分の命と一緒に終わらせたい・・・とのこと。
 
彼は現在、都内で大きなレストランの経営者となってる。ネットに画像も出ていた。多分年収も私の数十倍だ。
 
「惜しかったね。彼と結婚していたらお金持ちになれたのにさ・・・それに??日高級なメニューが食べられたかもね。」
「嫌よ。料理人だって家ではお茶漬けじゃないの?」
 
「そんなものかな。」
「彼が幸せになっいるといいわね。まだ独身なのかな。」久美は笑う。
 
「そうだなあ。」私は久美の腹を触って、この中に彼の子供が居たことを想像する。
 
 
 
実は私は久美が先に死んだら彼に渡したい物がある。これは私が死ぬ前に達成したいプロジェクトである。
 
今日現在、私の机にしまってある例のもの・・・久美が抗癌剤で抜けてしまった時の髪の束だ。
 
彼に会っても会ってくれないかもしれない。また彼はそれを捨てるかもしれないし悲しい過去を思い出すだけかもしれない。
でも、久美の体の一部が彼の手に数秒でも触れられれば彼女は救われるのかも・・・身勝手な発想ではあるが私はそう思う。
 
久美のお腹には彼の子供が僅かな期間でも宿っていたのなら彼女の一部を彼に渡したい。間違っているのだろうか?
私も久美も癌だから、私達は死へのレースを現在続けているが残った方はそれなりの後始末を引き受けることになるだろう。
 
 
 
 
この「黒いパンドラの箱」は 「ただれた私達の性癖」の総集編として、闘病で数年後の未来がない私達の軌跡を書いた実録であり、可能な限り演出や創作は
混ざっていない。しかし個人を特定されないように、名前や地域、住んでいる建築物や家族構成、企業名などは仮名や変更をしている。
 
久美の壊れた性癖は、多くの男性関係として暴走し、本人の希望通り私の目の前で多くの男に犯された。また私はそれを許すことと、これの興奮を自分の慰めにするため心を
改造することを自分の使命として生きてきた。
 
あれから32年、忘れたくないこと。忘れたいこと。ネットに出ているエッチ体験に見られる異常性を超える現実をここに命の続く限り書きたい。

次回、第四話は久美の話ではなく私が幼なじみとしたことを書く予定。

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