愛しい彼女が危険な存在に感じるとき

元彼さんから投稿頂いた「愛しい彼女が危険な存在に感じるとき」。

30歳の会社員だけど、結婚が決まって、部屋を整理してたら、色んなものが出てきた。
今の婚約者の前に付き合ってた人の写真、その前、就職したばかりの時に付き合ってた四十路人妻とのハメ撮りポラロイド、そして、大学時代の彼女からもらった別れの手紙・・・卒業って残酷だなと思った。

お互い大学１年生で、処女と童貞だった。
何となく気が合って、大学で仲良くなって、やってきたゴールデンウィーク、帰省しないで遊んでて、俺のアパートにやってきた彼女、初体験を意識してドギマギしたっけな。

緊張に耐えられずに、
「俺、セックスしたことないけど、お前としたい。」
って言ったら、
「私もしたことないけど、あなたと鳴らしてみたい。」
お互い裸になって、シャワー浴びて、股間を観察し合ったから、自然と６９の体勢になり、当然のように舐め合った。
コンドームを被せて、彼女のオマンコに入れたんだけど、処女膜を破る感触、今でも忘れない。

何度か経験するうち、次第にコツがつかめてきて、彼女を喘がせることができるようになった。
１年後には、コンドームなしで生ハメ外出ししてた。
生ハメする仲になると、普段からスキンシップが増えて、キャンパスでも見るからにデキてる二人になった。

まるで夫婦のように寄り添い、いつもどちらかの部屋で過ごしてた。
どこをどう突けば彼女が感じるか、完全に把握して、アパートの外まで彼女の喘ぎ声を響かせるようになった。
二人で旅行にも行って、その旅先で入った飲み屋がハプバーで、目の前でハメてるカップルがいて刺激されて、大勢に見られながら彼女と生セックスしたのが忘れられない。

見ず知らずの人達に結合部を見られながら、ソファーで正常位でセックスしてて、
「彼女の奇麗なピンクのオマンコに、そのまま出しちゃえよ。」
って言われて、彼女、
「そろそろ生理だから、中に出していいよ・・・」
って言われて、生れて初めて中出しした、大学３年の夏・・・忘れられないよ。
中出し精液が逆流する彼女ンおオマンコ、大勢に見られたんだ。

あんなに愛し合った二人だけど、卒業で離れ離れ、残酷な別れだった。
彼女は俺の青春だったよ。
あんなに激しく人を愛したり、求めたり、また、求められたりする事はもうないだろう。
それって青春時代だからであって、それを過ぎたら落ち着いちゃってそういう感情を揺さぶられる恋愛ってできない。

なんだか淋しい気もするけれど、彼女を想い続けたまま、青春が終わって冷めてしまうことの方がよっぽど淋しい。
だから、卒業のせいにして別れたことは、正解だと今は思う。

彼女には、幸せな思い出をありがとうって言う気持ちだ。
いっぱいエッチなことしたし、歯が浮くような愛の言葉も口にした。
そして、たくさんの愛をもらえた。

彼女がいてくれたから、大学生活が充実した。
でも、卒業した後はもう、歩む道は違う。
それは仕方ない事だけど、愛し合ったまま引き裂かれたのは、とても辛かった。

「４年間、ありがとう。元気でね。さよなら。」
「お前も元気でな。さよなら。」
アッサリと別れたけど、新幹線のトイレで号泣したのを覚えてる。
今度結婚する俺だけど、今でも彼女のことは好きなままだ。

婚約者への思いは愛で、彼女への思いは恋なんだと思う。
彼女ともし再会したら、セックスすると思う。
だから、卒業以来、一切連絡を絶っている。

連絡先は消してないけど、連絡してないし、来たこともない。
お互い、危険な存在だと感じるようになったんだと思う。
だから、本当にさよならしなくちゃ…
「今度俺、結婚するんだ…」
そう呟きながら、スマホから、彼女の連絡先を消した。