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黒いパンドラの箱 第一話 武田と妻の久美との関係

hori7000さんから投稿頂いた「黒いパンドラの箱 第一話」。

黒いパンドラの箱1:ノンフィクション・武田と妻の久美との関係
 
1986年冬、忘れられない夜の出来事が起こった。
月に何度か来る武田(私の専門学校時代の友人)は酒盛りに、久美と新婚生活していた私達のアパートに酒を持って頻繁に現れていた。
 
この日は私も飲み過ぎ、設計業務が続いて徹夜続きだったためコタツで寝てしまっていたが、夜中に妻の久美の唸り声で目が覚める。
隣は寝室で私達のベッドがあり、ふすまを少し開くと、対面座位でセックスの真っ最中な武田と妻である久美を見てしまった。
 

部屋は暗く、常夜灯に照らされたベッドの上で、武田は久美の下半身を突き上げ、久美は口にタオルをねじ込まれていたが、おえつ混じりに
両手は天井の方向に真っ直ぐ上り掌は開いていた。

久美の下腹部はうねり、彼の下腹部をしっかり吸着している。彼の両腕は久美のくびれた腰をしっかり掴み、指の先端は久美の皮膚に深くめり込んでいた。

 
彼の腰も彼女を容赦なく突き続ける。始めてから相当時間は経過していたようだった。
次第にペースを上がり、久美も手のひらを広げたり拳にしたり、ブルブルと腕や指を痙攣させたりこれを繰り返していた。
 
急に腰を上げた彼は久美の下半身に挿しこんだまま少し膝を立てて繋がった彼女の腰も持ち上げる。そう、彼のペニスは久美を奥までしっかり貫いていた。
 
 
「ウオッ!また流し込むぞっ・・・久美っ 俺の精子を受け取れえ!」
「早く奥にいっぱい頂戴っ!」口に押し込まれたタオルではっきり聞こえなかったが久美も足で武田の腰をしっかり抱えて彼のペニスをさらに奥深くまで食い込ませている。「もっと中にいっぱい出してえ」
 
 
武田の全身痙攣とともに久美は両手を彼の背中に回して密着すると久美自体も激しく全身痙攣する。妻の久美は首を後部にビクビクのけぞらせて長い髪はシーツまで届いていた。
そのまま彼の射精とともに彼女は仰向けにベッドに倒れ込む。
彼の下半身の強い痙攣はしばらく続き、久美の体内に精液をドクドク送り込む場面は、それをだだ見ているだけの私に強烈なインパクトだった。
 
 
 
部屋は静かになり私はふすまを全開にする。久美の腹部に倒れこんだ武田は彼女にまだ挿しこんだまま横に立ちすくむ私をじっと見ている。
 
「何やったんだ?」私は静かに彼を見下ろす。「いつからこういう関係なんだ?」
 
「・・・ああ、もう4年くらい前からだ。結婚式の前の夜にも新宿でたっぷり流し込んだしな。彼女は遅れて来たろ!あんたの両親と式の打ち合わせ中に久美は俺のもので串刺しにした。
確かバスルームでバックから三回は出したけどな。服が汚れるからバスルームが良いって久美が言ったんだよ。お二人の結婚式も最高だったね。」
 
 
「分かった。今日は久美の中に出したのか?」
 
「俺は外には出さないね。今ので3回だし。お前もついでに出したらどうだ?俺に勝つつもりなら諦めろ、相当いっぱい出してるし久美の腹にはもう入りきれないかもね。」
 
「好きにしろ。でも久美は絶対渡さないからな。」
 
「そうかあ?でも久美はお前の出張日を俺にいつも電話で知らせてくれるから助かるけど。俺と毎日でもしたいってさ。」
 
そう、私の出張日は久美しか分からないはず。だから久美は武田と会うために出かけたり泊まったり、私の留守のタイミングで来ていたらしい。私の出張が無い日は飲み会ということで夜中にセックスに及んだという。
久美のバイト先は都内の放送局の報道関係者が集まる有名な喫茶店兼レストラン。だから深夜に大きなニュースが入ると久美は泊まりで帰ってこなかったし武田と関係も自由に出来ていた。
 
 
 
彼はゆっくり久美の膣からそれを抜き、ティッシュでそれを拭くと私の前を静かに歩いてバスルームに行く。間もなくシャワーを浴びる音がした。
 
照明をつけると私はベッドに倒れ込んだ久美を見て驚いた。目はうつろ、膣からは少量の血が流れ、シーツと彼女の太腿周辺には彼のおびただしい精液が溢れていた。
一箱は使いきったティッシュの残骸が周りに散乱し一部は血液が滲み出してる。シーツに染みた彼のドロっとした精液は少し黄色く見えていた。
 
私は何が起こったのか混乱する。悔しさと恐怖から、ぽっかり開いたままの久美の膣にティッシュを丸めて入れるが、意識のない久美からは血液に混じった彼の精液が再びあふれ始めた。
 
久美の下腹部を軽くしごきながら押して精液を少しでも出させ、トイレからナプキンを持ってきて彼女の下着に貼り付けた。
大量に久美の体内に彼の精液は流し込まれてしまったが、流れ出す分だけでも拭き取りたかった。
彼女の膣は真っ赤に変色し、ピクピクと軽い痙攣が続く中はあつく熱を持っていた。相当激しすぎるセックスの跡だったからみたいだ。
 
 
彼女は目を覚まさない。軽く両頬を叩くが反応がないし、うつろに開いた目は白目になっていた。多分薬物を使ったセックスかも知れないが証拠はどこにも残っていない。
恐らく武田も何らかのドラッグを使っていた感じがした。あの壮絶なセックスは現在AVでも見ることが出来ない。海外系のものは近いものを見たことがあるが。
部屋中に精液独特の匂いが立ち込める。私はベッドに登って高窓を少し開けて換気した。
 
 
少しずつ時間の経過とともに何が起こったのか理解が出来てくる。自分もパジャマを履き久美にも服を着せる。
そういえば先月も彼が泊まった夜に妻の声がしたような気もする。まさか武田と性的に関係していたとはおぼろげながら気になっていたが現場を見せつけられたのは
これが最初だった。(後日数回これは繰り返される)
 
久美とはもう4年以上私と一緒に住んでいるし半年前に結婚式も終わっている。籍も入ったし彼女は私の物になったと思っていた。
毎日愛妻弁当は作ってくれたし、彼女の笑顔や優しさ、毎晩一緒に酒を酌み交わした彼女の可愛さ、優しさは私の財産の全てだ。
気になることは私とのセックスは交際が始まって少し続いたもののこの数ヶ月「体調が悪いから」という理由で拒まれている。

でも久美が武田とこういう関係で体の繋がりが以前から頻繁に有ったとは考えたくなかった。 
早く帰ることの出来た日は近所のショッピングセンターに毎回一緒に買物をしていた。春になったらと考えて外で弁当を食べる様に可愛い保温用水筒も先週買ったばかりだ。
 
 
全ては幸せになるはずだった・・・が。私の心に残された最大の壁。
 
それは壊れていた久美の心の一部である。
 
久美は性欲が暴走すると止めることが出来ない体になっている。そこにドラッグを使われたら?
そう、私にはこれを解決することが出来ないし、止めようとして過去に自殺未遂事件も三回発生している。警察署に何度か出向いた記憶も最近だ。
一年前も年下の彼との別れで錯乱し、近所でトラブルを起こしたのだ。
そう、私の許可範囲で久美は多数の男性とセックスを許容している理由が有った。
 
 
久美が武田の腰を自ら足で抱え込んでペニスを深く導いた射精。これは私の目に焼き付いた。興奮していたとは言え、彼女の体は明らかに彼の射精を要求していた。
彼女の体内に奴の熱い精液が大量に流し込まれる映像が何度も脳裏に繰り返される。
体力が強い武田の筋肉は久美のなめらかな肢体に食らいついていた。
 
 
シャワーを浴び終わった彼は私を見下ろし「必ず俺の子供は産んでもらう。止められるかなあ」そう言うと横に置いてあった久美が彼のために敷いた布団に潜った。
そう、男性として不完全な私は武田に楯突くことが出来なかった。私は両性器を持っていて完全な男ではない。女性とセックスは出来るが大きさは明らかに不十分だ。
当初武田も私の体を目当てに近づいてきたくらいだし。でも私は男性と寝たことも女装した事もない。私は完全なノンケでもある。
 
 
私は久美を抱きしめてベッドで眠る。興奮と混乱で眠れなかったが久美はそのまま私の胸で静かに眠っていた。
 
夜明けに彼は出て行った。久美は遅い時間まで起きなかったが、コタツの上にはルーズリーフが一枚残されていて、私が最初に眠った時に筆談をしたらしい形跡があった。
 
文面は斜めに数箇所に分かれていて久美の字と彼の字である。紙を双方に回しながら声を立てぬように文字で会話してたらしい。
 
 
彼の字で「必ず迎えに来る。だからそれまで浩二(私)の傍で待て。次回浩二の留守の予定を教えてくれ。」
久美は「うんまた電話する。必ず待ってっるし剛(彼の下の名前)の子供を絶対産むから。今日は体が震えて自分が怖い。何度もたくさん愛して。今夜は剛の子供を絶対妊娠するから。」
 
衝撃だったのは久美の彼に対する愛情表現だ。
 
「好き。私は体も心も剛のもの。浩二はただの同居人だし彼の子供は絶対産まない。セックスもあなたの指示通りにさせていない。この二ヶ月は浩二は我慢しているはず。
姑(私の母)には人生をかけて仕返しをする。姑に剛の子供を抱かせて孫だと言わせる。すべては浩二への仕返しだから。離婚したら養育費は浩二から取ってやるしね。」
 
 
そこに書かれた文字の羅列は残忍だった。
私の四年間の幸福は粉々に崩れ去るし文面からは今後彼女の作ってくれる弁当や食事にいつ毒が盛られても不思議ではなかった。
 
久美から嫌われてもいいし離婚もアリだ。でもここまで恨まれているとは。
彼女の毎日の美味しい弁当も、食事も、笑顔も。私を欺(あざむ)くためだったとは。憎い私のために家事も裁縫もしてるのは何故だ?
 
朝まで私は久美を胸に抱きながら震え続けた。私が愛したものは私をを憎み殺そうとしている・・・日々の笑顔は私への報復の準備というのか?
私の心は彼女の書いた数行の文字に一瞬で死んでしまった。
 
 
どうして。
私が何をした?そこまで恨まれることを私がしたというのか?

そんなに嫌いなら私を殺せばいい。保険をかけてアパートの階段から蹴り落とすなり好きにすればいい。毎日笑顔で美味しい料理を作ってくれる久美に殺されるのなら本望である。
なのに何故私の元で暮らすのか。武田に抱かれても、彼女は私の横で寝ている。
しかし久美の体内には彼の精子がいつでも居たのだ。
 
 
そう、先ほどの二人の絶頂に時に、たしか口にタオルを入れられていた久美の言葉には「お願いだからいっぱい中に出して!」と叫んでいたし、彼の呻きは「俺の子を産め」と
叫んでいた。
 
この一枚のルーズリーフが30年以上に渡りその後の私の人生に大きな影を落とすことになる。
 
 
久美と知り合った1980年春、久美には東北の地元の高校で同級だった当時交際していた彼と東京に上昇して一緒に暮らしていた事がある。
高校時代から当時の彼と結ばれるはずだったし、久美はカメラマンを目指す彼のために整った体を活かしたモデル(写真投稿用)になっていた。事実大型のポートレートも数枚有った。
 
二人は結婚するはずだったが、彼のあり得ない「久美の親友の女の子を強姦する」事件が勃発、結果は和解になって事件性は無かったものの
久美の心は大きく壊れていた。そして彼女はその彼と別れた。しかし彼は何度も久美の部屋に現れて体を求めているし久美は彼の体から離れる事も出来なかった。。
 
 
私が久美と出会ったのはその僅か2ヶ月後で、美人であり可愛い久美を彼女にしたい・・・そして不安定な彼女の心を癒やしたいという希望から久美と同棲をはじめて結婚まで4年半という歳月をかけた。
しかし、一部が壊れたままの久美は性欲に暴走していて、結婚を目指した私に対し、次々と男性関係を築いてゆく。私達の同棲に協力したのは武田であって
彼は私達の体が結ばれる前にすでに関係を持っていたらしい。
 
私は童貞だったし、久美は優しく私を教えてくれた。そして「好きだから結婚したい。」そうも言ってくれた。これは嘘だったのか、好きと言ってくれたのは単なる社交辞令だったのか。
 
何度か久美からその後「別れたい」と言われたが、当時の私はそれに応じなかった。つまり「彼女が心配という大義名分」のもと私は久美から離れようとしなかった。これが全ての過ちであり私が地獄を歩む最初の一歩となる。
 
 
 
それから32年後の2018年 久美と私は50代後半となりもう31歳の長男がいる。そう、武田が久美の体内に射精した9ヶ月後に長男は産まれた。
長男はこのことを知らないで私を父と思っている。遺伝子検査も今は考えていない。優しく育った長男に対し、結果が分かったとしていかなる変化も無いからだ。
私に報復するはずの久美は未だに離婚もせず私と平和に日々暮らしている。報復が実行されるのはいつのことか。私はこの30年以上覚悟しながら生きてきた。
 
 
数年前に久美は進行性の乳がん、私は大腸がんとなり私は治療放棄へ。久美は再発の検査に一定期間ごとに転移確認のPET検査を行っている。
久美の妊娠以降、武田はどこかに消えていた。何度か留守番電話に武田の声は記録されていたが長男の出産後に姿は現さなかった。
そのまま私達は高齢になり、老人になり例の事件は消失するはずだった。しかし未来は短いようだ。
いつか行われるであろう久美が私に報復する可能性は時間とともに薄れて来ていたが私にはこのテーマを記憶から消去出来なかった。
 
 
2018年1月、視力を一部失った私は60歳を目前に仕事をやめて自宅で身辺整理を始める。
久美は、57歳。年はとったが体は綺麗で昔と変わってはいない。私達はもう20年以上セックスレスであり、私は久美の体内に中出しセックスしたのは
子供を久美が作りたい・・・と言った彼女が24歳の時までだった。そう、私は生涯久美と100回もセックスしてないし中出しも20回以下だ。
私が久美と武田との性行為を見ていることを彼女は知らない。彼は私に毎回「寝取り」報告はするものの彼女に「上手く騙せている」情報は伝えていたらしい。
これが久美を永久に縛っていた。
 
夕食を作っていた久美はレンジの前で機嫌が良かった。近くのショッピングストアで買った特売の豚肉で生姜焼きを作っていた。生姜は私がおろして小皿に用意する。

「あのさ・・・武田とはいつ別れたんだ?何度もセックスしたろ?」私の一言で久美はレンジの火を止め、凍りついた暗い表情で私を見つめる。
「俺、ずっと知っていたんだ。隠し通せると思っていたかな?」
 
 
「武田君との事・・・知ってたの?・・・いつから・・・なの?」
 
「ああ最初からな。目の前で何度か見たし結婚式の前の日も奴と居たんだってな。いつも彼には中出しだったね。久美は俺には許さなかったけどさ・・・そして俺にいつか報復するんだってね。
なかなか報復してこないから催促してるんだけど。」
 
久美は椅子に座り下を向く。そう、他の男性関係は私の管理下で結婚後もセックスを認めていた。しかもそういう場合は久美が膣の痛みの原因となるコンドームを使いたがらない
ために安全日をカレンダーに書き込んで予定通り中出しを認めていた。殺精剤(避妊フィルム)も併用していたし。
しかし武田は違っていた。久美に毎回中出ししていて時期もランダム、しかも数年間という長い関係であっていつ妊娠してもおかしくない状況だった。
 
「奴とは毎回中出しだったのか?」
 
「うん・・・私、コンドーム嫌いだし。」彼女は震えて私を見る「もう過去には戻れない・・・。」
 
「俺にはコンドームだったろ?」
・・・久美は泣き始める。
 
「何回くらいの頻度でやってたのか?」
 
「月に2-3回・・・ホテルとか、家とか。泊まるときは一晩に3-4回位やってた。」
 
私はクラッとした・・・長男が受胎する寸前までの6年間、600-700回を超える中出しセックスをやっていたらしい。気になる概算で武田は妻の久美の膣内に2リットル近くも精液を
流し込んでいたのだ。私の数十倍、いや100倍以上だ。私が工場への出張中、長い時には10日以上はアパートでセックスを昼夜していたらしい。
 
 
ちょっと腹が立った私は少し厳しい質問を久美に浴びせかける・・・射精回数の件で興奮した私は久美に容赦しなかった。
 
「じゃあ奴の子供を妊娠したら俺の子供として育てさせるつもりだったんだな?それとも俺に正直に伝えるつもりだったのか?・・・中絶は考えなかったのか?」
久美は震えて答えなかった。この様子では初期に武田の子供を数回中絶していたらしい。カネは彼女が払っていたらしいし。(一回25万円くらいかかるはず)
パソコンを立ち上げ、メモ帳のテキストに答えを入れる。

私に彼の子供だと正直に伝えたのか・・・の回答。
「No」=伝えないということだ。
 
「じゃあどういうつもりだ。」
「全て忘れたの。」久美は泣きながらキーボードを打っていた。「でも洋二は浩二の子供なの。信じてもらえなくていい。」
 
「俺は確かに久美の体の自由、そして好きなった男とのセックスは許したよ。私に隠れて友人の武田ともな。入籍後まで黙って好きなだけ妊娠直前まで中出しセックスしておいて信用と自由の両方をください・・・と言うのは難くないのか?」
 
「そう私・・・虫が良すぎるよね。癌で二年前に死んでればよかった。幸せのまま死ねたのに。」
彼女はキーボードから両手を離して顔を覆う。

(ちょっと言い過ぎたか!)私にブレーキが掛かる。それとも久美の作戦にひっかかったのか。
 

いろいろ話しているうちに状況がわかってきた。
久美にとってセックスは挨拶代わり程度。武田が慰めて欲しい感じだったのでキスのついでに私のいない自宅で軽い気持ちでセックスを始めたこと。
しかし次第に武田の態度が強くなって断れなくなり、いいなりにならざるを得ない状況に変わっていたこと。彼のセックスに体が勝手に動いたこと。
彼の中出しセックスは気持ちよくて妊娠すら夢見てしまうことだった。しかしなんと30年経過して久美がセックスした他の相手の顔や全ては覚えているのに
一番回数をしたはずの武田の顔や声すら記憶から脱落しているということだった。
 
ネットでいろいろ調べてみた。
 
そう・・・武田は多分ドラッグを使って久美の性欲を縛っていた。媚薬や興奮剤を体の一部に塗られた可能性があり、インサートされて感じている時に
薬物を塗られても抵抗が出来なかったらしい。
ドラッグによるセックスは数十倍 数百倍の快感がありこれを味わってしまうと逆らえない。彼から電話が有れば従ってしまうし私の留守の予定も告げてしまう。
しかし快感が強すぎて記憶も、彼に対する愛情も一緒に飛んでしまった。ドラッグは最高の快感を得る代わりに脳と記憶を一部壊してしまうのだ。
 
 
「いや、筆談でお前が奴の子供を産みたいって書いていたぞ。俺に人生をかけて報復の話とかもな!」
 
これには「そういう風に思わせられた」と答えて泣くばかり。

久美は覚えていないという。筆談の事も全く。確かに女性が絶頂に達して膣内に射精してもらうときは「中にいっぱい出して」とか「あなたの子供を産みたい」とか口走る事は
性的興奮を双方で高める意味でよく使われるしAVビデオや不倫セックス、性体験談などに度々登場する珍しくない定型句みたいなものであるし。
 
久美の推測では武田と性的に興奮したくて私を仮想の適役に抜擢し、性的興奮を高めた虚偽の言葉や文字だったのではないか?・・・との事。
本当に私に敵意があったら一緒に住まないし食事や世話もしないはず。
???
ではこの30年以上、私は仮想の敵と戦っていたのか?
それとも久美はごまかそうとして私に嘘をつき続けているのか。
めげるな私! まだ謎は解明していない。
 
こういうことだ。久美は最初の彼氏との事件で統合失調症になっていた。
私に弁当をつくり、毎日おいしい食事を作ってくれた。弁当が冷えないようにパッチワークで保温用ケースも、私のためにセーターやマフラーを編んだりショルダーバックを作ったり。
しかし姑の嫌がらせがあった。僅かなものだったが久美には大きな影響を与えた。そこに武田がドラッグを使って久美を狂わせる。性欲の暴走した久美は片っ端から男性とセックス
する事態になり二面性の私への愛と憎しみが共存した。性欲と快感は彼に。安心と自分を受け止めてくれる部分は私に。だから必ず家に戻ってきた。
 
武田は他に女性が多く、同じ手法なのか人妻に自分の子供を産ませたり相手は彼氏持ちの女性だったり自分で豪語していた。当時奴の経験人数は22歳で30人を超えていたらしい。
久美もそのターゲットの一人だった。
奴は頭が良い。性の処理と性病に対して安全な肉体、安さ(ホテル代のみでOK)中出し自由。妊娠したら相手の家庭に産ませるか、中絶費用は先方持ち。証拠は当時無かったから。
これに久美も選んだ。そして久美はドラッグでさらに壊れる。
確かに当初は私に敵意は有ったのだし、武田に体を奪われた久美の心は武田の希望の言葉や行動を取っていた。
しかし武田は久美の妊娠でセックスが出来なくなり彼女の元を去ってしまった。
 
 
「今から離婚してもいいよ。浩二が許せないなら・・・私って猛烈な下衆だったよね。言い訳はとても出来ない。」
久美の記憶は一部は30年以上前でも残っていた。背任を確かに認めているしその言葉に私は我に戻る。
 
「済まなかった。つい我を忘れたな。久美が好きなだけ男とセックスして良いって言ったから。その決め事に二言はないよ。好きな人の子供を産んでも良いって言ったことも覚えている。
でも俺の友人の武田との関係は久美の口から話して欲しかったな。でも俺だけ禁欲で奴だけ中出し放題はいけないな。自分的には損したけど。」
 
久美の闘病にストレスは敵だ。
 
 
私はパソコンで夜中まで昭和の古い映画を見るのが私の日常だった。
久美は別の部屋で寝ている。この20年以上、私達はセックスレスだった。この夜、久美は私の前に現れて服を脱ぐ。
 
 
「嫌じゃなかったなら今夜からでも毎日抱いて・・・もう閉経しているし好きなだけ中に出していいよ。何しても良いから。」
 
そう言うと隣に寝た。すこし脂肪が抜けて片方の乳房は癌の全摘で失われていたが体も足も美しさは変わっていなかった。
白い肌も、体型も昔と全く変わっていない。髪は白髪交じりになったが、容姿と美しさは30年前と同じだ。
 
 
残念。もはや私は60歳間際で数年前にEDになったばかり。美しい久美の体を見ても興奮はするが立たない。
 
「無理しなくていいさ。俺はもう出来ない。」
 
多分、ベッドに来たのは久美なりの謝罪みたいに感じられた。
20年経てば殺人事件だって時効になる。それも30年以上前の中出しセックスにこだわって悩み続けた私はなんと器が小さい人間なのだろうか。
他人から見ればタダの「アホ」である。
 
久美の白くなめらかな腹を右手でさすると感無量である。
この体内に3L以上の男たちの精液が流し込まれた。
20人以上の男たちはこの中で絶頂を迎えたのだ。そして久美も彼らのペニスで貫かれ快感を極めたはず。
でも平和な今は静かに過去の精算を受けている。
 
病気で死んで、この美しい体、多くの男達を虜にした肉体も火葬で灰になるのだ。
 
 
もう再び私は久美とはセックス出来ないが、毎晩続くピロートークはこれから数篇に分けて続ける予定である。
彼女は自分として好きではない過去のシモネタを私に提供してくれるという。
 
この「黒いパンドラの箱」は 「ただれた私達の性癖」の総集編として、闘病で数年後の未来がない私達の軌跡を書いた実録であり、可能な限り演出や創作は
混ざっていない。しかし個人を特定されないように、名前や地域、住んでいる建築物や家族構成、企業名などは仮名や変更をしている。
 
久美の壊れた性癖は、多くの男性関係として暴走し、本人の希望通り私の目の前で多くの男に犯された。また私はそれを許すことと、これの興奮を自分の慰めにするため心を
改造することを自分の使命として生きてきた。
 
あれから32年、忘れたくないこと。忘れたいこと。ネットに出ているエッチ体験に見られる異常性を超える現実をここに命の続く限り書きたい。
 
次回には「久美が初めての巨大なものをもった男性との秘話」
さらにその次には「年下の彼との出会いと私との対決セックス編」など、こういう流れで記載する予定。
もう久美には隠れる場所も、その必要ないのだから。
私とは二度とセックスは出来ない久美なのだが、過去の性的秘話は話してくれるようになった・・・全てを喋らせることは私から久美へのささやかな仕返しでもある。
私はある意味武田より残忍なのかもしれない。
 

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