おっぱい大好きおじさんさんから投稿頂いた「乳島定期便」。
前回、 公衆電マ を投稿した者です。
S2年生のとき、同級生のお母さんのおっぱいに魅せられた私。これまでの人生をおっぱいに賭けてきたと言っても過言ではありません。(笑)
………
対岸の桟橋から乗り込んだ
小さな船は
わずか5分ほどで岸壁に着きました
船を操舵していた
野球帽を被った老人が
舫と一緒に麻袋を投げ
潮焼けした額の汗を
逞しい腕で拭いました
「オラぁまた船を戻すだで…
アンタ今夜は泊まりかね…?」
船と岸壁の間に渡された
一枚板の上を
危なかしい足取りで歩きながら
私は首を振ります
「アンタ泊まらんのか?
買人だろが?」
買人?
私が無言でいると
「最終便は18時。朝は7時が初便だで」
老人はタバコを咥え
「けんど…こんな近い距離でも
天気によっちゃ欠航だでな…」
そう言って
私を訝しむような目で見て
また船の舵輪を握りました
私は今来た
およそ1キロ先の対岸を
振り返りました
ここは
乳島
周囲わずか800メートルの
某湾内に浮かぶ
小さな島です
戸数12
島の住人数は
30人と公称されていましたが…
………
対岸の工業地帯の
煙突や建屋もはっきり目視できますが
風向きのせいでしょうか
なんら音が聞こえてきません
高速道路を行き交う
車の走行音すら聞こえず
まるで
無音の風景画面のようです
私は
照りつける日差しに
手をかざしながら
歩き出しました
私と長年行動を共にする
同い年の女性民俗学研究者から
ある島の奇習の調査を持ちかけられ
私が前乗りするかたちで
この乳島を訪れたのです
先程
船を操舵する老人が投げた麻袋を
腰の曲がった老婆が
乳母車に乗せて
私の先を歩いて行きます
漁具小屋の影に
何匹かのネコが身体を伸ばして
暑さを凌いでいます
他に人影はありません
そのまま
両脇に錆びたトタン屋根の家が並ぶ
この島のメインストリートらしき
道になりました
一軒の軒先に
氷旗が垂れ下がっています
この家が
島唯一の商店なのでしょう
あまりの暑さに耐えかね
私は建て付けの悪いガラス戸を引き
中へ入りました
「…買人かね?」
白髪の老婆が
突然入り込んできた私に
怪訝な眼差しを向けます
また耳にした
買人という言葉に疑問を抱きながらも
私は口を開きました
「あの…何か飲み物を」
薄暗い店内は
クーラーも有りませんが
土間のせいか
冷んやりとしています
1卓しかないテーブルにつくと
老婆が皺だらけの手で
黄ばんだ品書きらしき紙を出しました
コーヒー 150円 (ミルク付 1000円)
かき氷 200円(氷ミルク 1000円)
書かれてメニューを見て
私は首を傾げました
ミルクがつくと値段が上がる?…
「それが目当てだろ?…
宿はどこだね?」
老婆の言わんとすることがわからず
とにかく喉が渇いていたので
私はサイダーと
氷ミルクを注文しました
「ここんとこ “ ウシ不足 ” だったがの
良いのが入ったで…」
そう言って
老婆は氷を削り始めます
ウシ不足??
古びたガラス器にかいた氷を乗せ
老婆は奥に声を掛けました
「おいッ!寝てないで搾りな」
驚きましたが
小上がりに
老人男性が寝ていて
もそもそと起き上がりました
「おとなしくなったか?」
老人は頷くとガラス器を受け取り
襖を開けました
すると
なんと
上半身をはだけ
大きな乳房を露わにした
妙齢の女性が現れたのです
しかも
手足は枷を嵌められ
口に猿ぐつわを噛まされ
自由を奪われています
老人は
ガラス器を赤黒い乳首に近づけ
皺だらけの手で
乳房を揉み
搾ります
「んん〜ッ…ん…んんっ…ん〜」
女性は
乳房を揉まれながら
身を捩ります
「また騒ぎそうだで…口は塞いだままにしときな」
老婆は女性の様子を見て
無表情で言いました
女性の乳首から
いく筋もの白い母乳が噴き出しました
なんと
授乳期だったのです
「ん〜ッ!…んんんッ…ん〜ん〜」
女性と目が合うと
明らかに私に助けを求めています
目の端から
涙がこぼれ落ちました
老人は目を細め
乳首から噴き出る母乳を見ています
皺だらけの手も
母乳に塗れています
「はいよ…」
私の前に
母乳のかかったかき氷が出されました
「まだ出が悪いな…
ほら吸っときな」
老婆が言うと
老人は頷いて
女性の乳首を
歯のない口に含み
吸いはじめました
チュチュゥゥゥ〜
「んんん〜ッ!ん…ん…んん〜」
女性は
老人から逃れようと
在らん限りに身体を捩りますが
赤ん坊のように
乳房を吸われ続けています
「この “ ウシ ” はまだなつかねぇから
他ので良いかね?」
女性はますますうめき
涙を流しながら
私に助けを求めています
私が呆気にとられていると
老婆は不審に思ったのか
「アンタほんとに買人かね?
まっさか本土からなんぞ調べにきたんじゃなかろね?」
私はようやく思い至りました
今回の女性研究者との
フィールドワークは
島の奇習を調べるのと同時に
ある組織の動きを追うミッションを
兼ねていたのです
年間行方不明者数の
4割近くは女性で
さらに
授乳期女性が
そのうちの1%ほどにのぼります
暗躍する組織が
なんらかの手段で
授乳期女性を取引している
可能性があるのです
この島…
おそらくここが
ウシ(授乳期女性)を供給する
中継点で
買人(人身ブローカー)へ
繋いでいるのでしょう
この島は危険だ…
私はテーブルに千円札を2枚置くと
脱兎のごとく
店を飛び出しました
「あー!待てぃッ!」
老婆の声を背中に
私は岩壁に向かって走りました
ポケットからスマホを取り出し
連絡をしようとしますが
どういうわけか
電波が繋がりません
突然
けたたましく半鐘が打ち鳴らされ
家々の戸が開き
老人たちが顔を出しました
「アイツは客人じゃねえど!
本土のネズミじゃぁ〜ッ
捕まえろぉ〜」
老婆の恐ろしい叫び声が
半鐘の音に重なります
手に革の拘束具を持った
先程の乳母車の老婆が
立ちはだかりました
「このネズミめぇ〜ッ!」
私は左に折れ
トタン小屋の脇をすり抜けます
小屋の中で
縛りあげられ
やはり猿ぐつわを噛ませられた女性が
船を操舵していた老人に
母乳を吸われながら
男根を挿入され
苦しげに呻いています
「本土のネズミか?
この野郎ッ」
老人は
母乳が噴き出す乳首から口を離し
射精すると
すぐに下半身剥き出しで
私を追ってきます
目の前が開けると
小さな船着場で
無人のボートが浮いていました
私は無我夢中で
ボートに飛び乗り
舫を解いてオールを握りました
「野郎ッ!顔は覚えたどッ!」
まだ亀頭の先から
性交の残滓を垂らしながら
船の老人が
拳を振り上げています
私は必死でボートを漕ぎ
対岸の工場の裏手へ辿り着きました
………
女性研究者に
一連の件を伝えて
私も身の危険があるので
関係各所へ連絡を入れましたが
どこも一様に
事務的に調書を取るだけで
その後
なんら動く気配はありません
乳島…
今日も
どこかの桟橋から
買人を乗せた定期便が
航行しています
白い航跡を残して…


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