いつの間にか居なくなっていた元彼のこと

元カノさんから投稿頂いた「いつの間にか居なくなっていた元彼のこと」。

年に数回、奇麗な景色を見たりすると、思い出す元彼がいる。
遠い昔、付き合ってた元彼で、芸大出の絵描きだった。
優しい人で、クンニがとても愛情を感じる舐め方で、身体が蕩けそうだった。
アソコに沿った舌が穴をはじき、そしてクリちゃんを転がした。

もっと見て、もっと舐めて、私の恥ずかしい穴の奥まで覗いて欲しかった。
元彼とつながってるとき、これ以上の幸せはないと思えた。
思い切り足を開かされて、結合部を見られながらのセックスは、気持ち良かった。
好きな人に、恥ずかしい部分を見られるのが、快感だった。

「入ってるよ。奥まで入ってる。君のオマンコ、気持ちいいよ。」
なんて言われながら、腰を振られて、仰け反りながら喘いでた。
精液を身体中で浴びて、足を開いてアソコを丸出しの恰好、元彼がキャンバスに描いてた。
私の恥ずかしい事後のヌードの絵画、今でも元彼は持っているのだろうか…

若い頃の私のヌード、mと彼のおちんちんが抜かれてポッカリ口を開けた愛液まみれのアソコ、浴びた精液まで、緻密に描かれてた。
恥ずかしかったけど、嬉しかった。

彼から、当分結婚は無理だと言われた。
自分一人が生きていくのが精いっぱいで、家族を養える男じゃないと言われた。
私の幸せを考えたら、そろそろ限界だから、もう、ここへは来ないで欲しいと言われた。
友達にも、元彼の言うとおりだと口々に言われた。

あれから元彼とお別れして、そして夫に見初められ、お付き合いした。
夫とのセックスは気持ちいいけど、幸せな気持ちよあとは違った。
でも、年齢を考えたら、夫との結婚を逃せば結婚はできなさそうで、結婚した。

夫との結婚が決まった時、元彼の家を遠くから眺めた。ガラス越しに、元彼がパイプをくわえて絵を描いてる姿が見えた。
「さよなら…」
と呟いて、元彼の家に背を向けた。
結婚して、それなりに幸せで、子供も生まれ、中古だけど家を買い、親子4人で暮らしてる。
今年、結婚して10年を迎え、アラフォー夫婦になったけど、今でも夫は私を求めてくれる。
夫に愛されて、抱かれて、10年前より感じさせてくれるし、逝かされるようにもなってる。

先日、用事があって元彼の家の近所に出かけた。
その時、ふと思い出して、10年ぶりに元彼の家の前を通った。
庭で、小さな子供が砂遊びしてた。
元彼…結婚したのかな…と思ったら、若い女性と男性が出てきた。

男性、元彼じゃなかった。
元彼、居なくなっちゃった…
どうしたんだろう…と元彼を思ったら、元彼の顔を思い出せなかった。
元彼は、遠い過去の人なんだと気づいた。