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禁断の恋に落ちて

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文香さんから投稿頂いた「禁断の恋に落ちて」。

私を含むアラサーの独身女性が三人で彼氏のいない寂しさを共有しながら買い物にいそしんでいたある日のことでした。友達の夏帆がなんだかそわそわし始めたの。


夏帆:「ねぇ、背が高くてかっこいい男性がこっち見てるけど。」その言葉をきいた私と友達の美咲は同時に視線を向けました。確かに遠目からも若くていけてそうな男性です。


美咲:「もしかして私達のだれかに一目ぼれ….とか笑」
 (いやぁ~このメンバーでそれはないでしょう。日照りが続くと妄想もここまで来るとは)そう思いながらもちょっぴりの期待感をもった三人がいました。


夏帆:「まだ、こちらの方をみてるけど~…ってこっち、来るよぉ」その言葉に身構える私達でした。その人はなぜか私の方に視線を向け、笑顔を見せました。


 翔さん:「人違いだったらすみません、文香おばさんじゃないでしょうか?」
 (記憶の糸を手繰って考える私。なんか聞いたことがある声、おばさん?…って)
 私:「まさか…翔君?」


 もうびっくりです。翔君のことをほかの友達に説明しながら紹介しましたが、はっきり言ってしどろもどろだったと思います。彼にあったのはもう数年前のことでその変貌ぶりが半端なかったからでした。友人たちは気を使ってくれて積もる話もあるかとそこで解散してくれました。


 翔君:「やっぱ、文ねぇだった。よかったよぉ、人違いじゃなくて」っとまた笑顔。〈文ねぇ〉=(なつかしいなぁ、よく遊んでいたとき、そう呼ばれてたっけ)


 私の母と翔君の父親は姉弟で、私は翔君にとって叔母になります。ただ姉弟の年の差があったので、実際、私と翔君は4つしか年齢は離れていなかったので、姉弟のような親しさがありました。ただここ数年、お互いに忙しくすれ違っていたので会ってなかったんです。


 その日、翔君と食事を交えながら積もる話に花が咲きました。楽しい時間。美辞麗句で私が素敵な女性だと気も使ってくれて。その日は幸せな気分で家路につきました。携帯を見ると二人の友人からの好き勝手なLINEがきてて苦笑いの私。


 その日から私の中は翔君のことでいっぱいになっていきました。中学の初恋以来の〈マジ恋〉です。でも私達は実の叔母と甥。あきらめたくない気持ちと禁断の関係の間で揺れ、ジレンマに陥っていました。


 出会った日からの数日後、なんと翔君から連絡をもらいました。連絡先をあらためて交換してたのです。週末会えませんかと?すぐにいいよ!の返事。まるでデートに誘われたように浮かれた私です。


 当日、彼と出会い、出かけました。冷静を装いつつも気合の入った服のチョイスで私の興奮度が分かると思います笑。その日も遊びや食事を通し、楽しく過ごせた私達です。


 そしてその日の別れ際、翔君から告白されました。翔君もまた私のように悩み苦しんでいたのです。お互いに両想いだとわかった私達。初デートから関係を積み重ねていき、再会から一か月目で男女の関係になりました。


 法律上結婚できません。モラル的にも許されません。でも私は翔君ともう別れられないのです。抱かれるたびに快楽を感じる度に心が満たされていきます。万が一、周りに知られてもこの関係はやめることはできないと思います。

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