知佳さんから投稿頂いた「再会した元彼はあの頃の元彼とは違っていました」。
地元の県立高校から地元の国立大学へ進み、地元の企業へ就職、地元の男性と結婚して、今は三十路の二児の母です。
新婚時代、夫と二人きりのドキドキより、結婚して初めて実家を出た私は、初めての自由な暮らしと、それに伴う不安でドキドキでした。
そんな生い立ちの私には、地元に元彼が二人います。
処女を挙げた高校時代の元彼と、大学2年の夏から卒業まで付き合った元彼です。
高校時代の最初の初彼は、元彼が大学進学で上京して別れました。
大学時代の夫の前の前彼は、就職した元彼の配属先が地元にある本社じゃなくて、別れました。
初彼は大学を出て、地元の市役所へ勤めていて、仕事で市役所へよく行ってたから、数回再会したことがあります。
初彼は、まだ17歳だった私がセーラー服を脱いで初めて裸を見せ、アソコを覗かれ、めくられ、触れられ、舐められ、そして初めて結ばれた男性です。
あの時の恥じらい、処女膜を破られた時の痛み、愛する人と結ばれた喜び、抱きしめられながらキスしたあの日のことは、今も忘れられません。
そして、初彼が上京するとき、駅で見送った時の切なさ、手を振りながら笑顔で見送って、初彼の姿が見えなくなった時、涙が溢れたのを覚えています。
それだけ思い出深い初彼でしたが、再会した時、私が愛した初彼とは違ってて、もう一度絆を深めたいという思いはありませんでした。
私の好きだった初彼は、もういないんだなと、淋しさに包まれたのを思い出します。
前彼とは、中学も高校も違ってて、大学で初めて一緒になった人です。
旅行サークルの中の鉄道好きが集まったサークル内サークルで知り合い、一年生の夏休みにみんなで鉄道旅行した時、いい人だなと思いました。
現地で解散して、各々がそれぞれの故郷に向けて帰省していくという旅行で、私は前彼と先輩2人の4人で帰ってきました。
大学二年の夏休みでは、私は前彼を相当意識してて、好きな気持ちをひた隠しにしながら鉄道旅行に臨みました。
前の年にに一緒に帰ってきた先輩2人は4年生になってて、夏の旅行には参加しなかったから、私と前彼は2人で帰ってきました。
二人並んで電車に乗って、凄く嬉しくて、前彼が、
「俺たち、旅行中の恋人に見えるだろうね。」
って言うから、私、真っ赤になっちゃって、前彼に笑われました。
途中、温泉街の駅で新幹線の駅まで行く路線に乗り換えがあって、一度駅の外に出たら、
「そこの仲良しカップルさん。今夜のお宿はお決まりですか?」
って声かけられて、
「若いカップル向けのお安い宿もありますよ。」
とグイグイ来られて、前彼が困って、
「どうする?」
って言ってきたので、私、思わず、
「止まっちゃおうか。」
って言ってしまい、前彼と二人でお泊りしました。
この夜、私は、酔ったふりして浴衣を少しずつ緩めて知らリズムで前彼を誘惑、
「おい、見えてるぞ。」
って言われ、
「あっ!」
って言いながら胸元を直そうと膝立ちになるときわざと浴衣の方裾を踏んずけて、パンツ丸見え状態にして、前彼の股間を刺激しました。
きっと股間がいたかったのでしょう、前かがみになった前彼、
「勘弁してくれよ・・・」
私はしばらく固まったふりして、ハッと気づいたように、
「ご、ごめん。でも、私で興奮してくれるって、女としては嬉しいかも。」
「そりゃ俺だって、気に入らない女の子と一緒に帰ってきたり、ましてお泊りはしないよ。」
という前彼の前に座って、
「抱きたいって思ってくれてるわけ?」
「思わなかったら泊まらないって。」
「彼女にしてくれるの?」
「俺に抱かれたいって思ってくれてるならね。」
この夜、前彼と結ばれました。
裸で抱き合って、キスして、前彼に足を広げられ、アソコを舐められました。
初体験の時と違って、恥じらいよりも、私の恥ずかしいところをもっと舐めて、っていう思いで、その気持ちよさに声が出てしまいました。
前彼、思い切りアソコを広げて舐めながら、
「知佳のオマンコ、可愛いよ・・・」
なんて言うから嬉しくて、いやらしい声がダダ漏れになりました。
この後、前彼をフェラしてあげたんですが、初彼とそれほど変わらない大きさでも、先の段差がすごくあって、キノコみたいでした。
コンドームをつけてあげたら、前彼、喜んでくれました。
これ、高校の保健体育で、先生が、
「コンドームしてくれない彼氏を失くすためには、優しくおチンチンを撫で撫でしながらコンドームをつけてあげると喜ぶから、毎回つけてもらうには、付けてあげることも効果的よ。」
って言ってたのを、実行してるんです。
前彼が入ってきた時、先っぽの段差がすごく気持ちよくて、アンアン喘がされてしまいました。
初彼とは、高校生同士ということもあって、親の目を盗んでするセックスだからあんまり回数はできなかったけど、前彼とはラブホで何度もしました。
どちらも実家済みだったから、バイト代はラブホ代にかなり消えました。
もし、どちらかがアパート住まいだったら、狂ったようにセックスしまくってたと思います。
それほど、前彼とのセックスでは、セックスに伴う快楽を知っていったお付き合いでした。
前彼が就職を決めたとき、お互い地元企業だったから、まさかお別れが来るとは思いもしませんでした。
2月になって、前彼がうなだれていたから、どうしたのかを聞くと、本社から遠く離れた街の支社に配属になったと、実家を出ることになったと、落ち込んで言いました。
前彼が引っ越す数日前、前彼と最後のお別れ旅行をしました。
場所は、二人が初めて結ばれた温泉街、そしてその旅館でした。
「私たちの物語が始まった場所・・・」
「そして、俺たちの物語がフィナーレを迎える場所・・・」
最後のセックスをして、翌日、二人並んで電車に乗って、帰ってきて、駅で人目も憚らず新幹線の改札を出たところで最後のキスをして、
「元気でね。独り暮らし、体に気を付けてね。さよなら・・・」
「知佳もな。知佳と過ごした学生生活は、忘れないよ。じゃあな。さよなら・・・」
手を振って背中を向けて、それぞれの家に向かうホームに行きました。
向かいのホームで手を振る前彼を電車が遮り、こちら側の窓で手を振る前彼を電車がさらっていきました。
先日の土曜日、あの別れ以来10年ぶりに前彼を見かけました。
そういえば、夫と暮らすアパートがある街は、前彼の実家がある近くでした。
公園で、小さな子供を遊ばせていた前彼、すっかりお父さんになっていました。
転勤で戻ってきたのでしょうか。
やっぱり、再会した前彼は、私が愛した前彼とは、違う人に見えました。
元彼と前彼が住む街で、夫と子供と過ごす私は、夫に抱かれて幸せの喘ぎを見せています。
やっぱり私には、夫しかいないんだなと、そう思った前彼との再会でした。
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コメント一覧 (2件)
「コンドームしてくれない彼氏を失くすためには、優しくおチンチンを撫で撫でしながらコンドームをつけてあげると喜ぶから、毎回つけてもらうには、付けてあげることも効果的よ。」
なるほど、勉強になりました。
知佳ちゃん、具体的にどういう風に違っていたの?