同窓性さんから投稿頂いた「憧れの女の子の裏動画」。
私には広言できない宝物があります。
大学時代好きだった同窓の女の子の裏動画です。
私の母校はFラン大学とはいわないものの、推薦で入る人間も多い三流私大と申しましょうか。
ただ、東京にあってそこそこ歴史も長いため卒業生や在学生にたまに芸能人がいたりする他、スポーツにも力を入れているため、その方面での知名度が多少あるような大学です。
彼女は仮に「玲子」としますが、子供のように小柄で痩せ型、キリっとした太めの濃い眉にくりくりした瞳、中性的な顔立ちで天然パーマのショートカットでした。
押し出しというか華がある顔ではなく体も貧相で、誰もが認める王道の美女とは言えないでしょう。
しかし、ちっちゃくてボーイッシュな子がタイプの私にとっては本当にストライクゾーンど真ん中というか、キャンパスで一目見て彼女が気に入ったものです。
ウブな私は彼女と懇意になるべく、好きですオーラを出して接近しましたが彼女の反応は全くなし。
もうちょっと自分を見初めた男性に対して初々しい戸惑いを示してもバチは当たらない気がしましたが、そこは意外に男慣れしているというか高校時代から男女の駆け引きの経験があったのかも知れません。埒外の男性に対してはどこまでもドライな感じでした。
今から思えば、彼女には自分にとって好みだとか役に立つとかいう相手でなければ歯牙にもかけない現金な面があったように思います。
その容姿には少し不釣り合いな程、彼女はプライドが高く、上昇志向を秘めていたのです。
夢はおそらく女優か何かだったのかもしれません。
彼女は学内の演劇サークルに属していましたが、時に素人がそこまでする必要があるのかと思う程、きわどい演出が彼女に課されることがありました。
彼女のファンである私は学園祭の舞台を欠かさず観劇しましたが、ある時は筋書きなどあって無いようなエログロといいましょうか、布製の小道具の臓物をぶちまけるような前衛的な舞踏劇でした。
クライマックスでは怪しげな暗赤色のライトの中で上半身裸の男たちと彼女が戦い、敗北した彼女は結局、衝立の向こうに連れ込まれて暗転、バックライトによって衝立に裸の男女の影絵が映し出され
(―彼女はヌーブラ?と前貼りくらいはしていたのかもしれません。そして男の股間にはアダルトグッズのディルドーでしょうか巨大な男根が生えていました)、男女の影が怒号と悲鳴と共に合体するという信じられない内容の舞台で、私は度肝を抜かれショックを受けました。
もちろん本当に交接はしていなかったでしょうが、その時の彼女のうめき声や衝立越しのうごめく姿を私は目に、脳裏に焼き付けようと懸命で、震えながら食い入るように見入ったものです。
この子がなぜこんな事をするんだ?不本意ながら押しつけられた役なのか?自分の意思なのか?
時に私は劇団員を恨めしく思い、またうらやましく思い、後ろめたい興奮の中で非常に複雑な心境に陥ったものです。
こんな事なら、そしらぬフリをして演劇サークルに自分も入って彼女に近づけば良かった、それなら彼女を守ることも、彼女と付き合うこともできたかもしれない等と考えました。
しかし、彼女に下心を見透かされている私はいまさら劇団に入るような見え見えの行いをすることもできませんでした。
さて、大学のサークルというのは、サークルによってはOB・OGとの交流が盛んなところもありますが、彼女のいる劇団も定期的にOB懇親会という名目で飲み会を催していたようです。
問題なのは、OBにそれほど大御所ではないもののテレビに出ている若手タレントがいたことで、彼女は懇親会の後、そのミーハーな出世欲からか、OBにお持ち帰りされて関係をもったという話でした。
なぜそんな話を知っているかというと、彼女が泊まったOBのマンション(通称ヤリ部屋と呼ばれているそうです)には隠しカメラがあり、その映像の入ったDVDを一枚10万で買わないか、と懇意にしていた劇団員が持ちかけてきたからです。
つまり、彼らはOBと組んで、餌食となった劇団の女の子たちの痴態を盗撮し、それを関係者に売って小遣い稼ぎをしていたというわけです。
「一枚10万、二枚目からは5万でいいよ」
私は、この裏DVDの購入を告白しなければなりません。
彼女の映っているものは当然として、そこそこ可愛いと気になっていた劇団員の女子もう一人分と合わせて15万を、私は小さいときから祖父母にもらったお年玉や母からの小遣いを貯め、成長してはバイト代を貯めていた貯金を全部はたいてひねり出しました。
私はヘッドホンをつけ震える手で再生ボタンを押したそれを、劇団員に硬く誓約した通り自家発電のみに使用し、決して目的外に彼女に当たるような使い方は勇気がなくて出来なかったのですが、ここでも後悔と怒りと羨望と嫉妬と自己嫌悪と性的興奮が入り交じった境地に至らずにはいられませんでした。
DVDの映像は少し引き気味の構図ですがまま鮮明で、音声はボリュームを大きくすれば多少のノイズはあれど良好です。
彼女とOBは二次会とばかりにベッドの上で缶チューハイで乾杯します。
お酒が入ってほんのり顔を赤らめた彼女は、OBの冗談によく笑い、私が好意を見せたときのクールな反応と打って変わって朗らかに表情豊かです。
やがて猥談になり、生でいいだろう?イキそうになったら外に出すからさ、というOBを軽くいなしていた彼女ですが、最後はしぶしぶ了承して、約束だよ?と服を脱ぎ始めます。
一旦軽めのシャワーに彼女が離席した隙にカメラの位置を調節するOB。
やがてキス、ペッティング、フェラチオと月並みなAVのように事前の儀式が順序よくこなされて裸の男女が抱き合い、あっけなく正常位で挿入を迎えます。
「あっあっあっ…!」
これが憧れの彼女の嬌声なのか。
それは平凡でやけに一本調子ですが、舞台で耳慣れている彼女の声に違いありません。
私は固唾を飲み、心臓は早鳴りし、口中どころか脳内までカラカラに乾いてしまったかのように思考を停止し、目だけギョロつかせてボーっと映像に食い入ります。
「あっ!すごく気持ちいい…あ、あ、奥が気持ちいい…あああ!」
ピストンが加速し、彼女のあえぎ声もピッチが上がってくる。
順調に腰が打込まれて性感が高まった彼女はついにイキそう、イキそうと絶頂が近いことを相手に知らせます。
俺もイキそう、と射精を予告したOBはさらにピストンのペースを上げ、彼女の歓喜の声が高まった時、OBはやおら彼女の首に手をかけ窒息プレイに及びました。
ギョッとする彼女は首を絞められてみるみる顔が充血していきます。
このOBはとんだ変質者でSっ気があるのか、イクときに相手の首を絞める癖があるようなのです。
戸惑って格闘技のように相手の腕を叩いて彼女は合図しますが、首絞めが緩む気配はなく、そのまま続く鬼のように猛烈なピストン。
やたら大きな声を出して絶頂を迎えた男は、イチモツを抜き去りません。
「約束がちがうよー!!」
かすれた声で悲鳴を上げる彼女とそのまま膣内で射精を迎える男。
男の尻えくぼが震え、彼女の腹も引きつっていました。酸欠状態の中で男に精子を注入されながら彼女もイッたのでしょうか。
膣奥に男の精が染み込んでいくのを彼女はどうすることも出来ず、やっと首にかけた手が解かれるとケホケホと上気した顔色のまま激しく咳き込んで変態セックスは終わりました。
事がおわり、股間から黄色っぽい白濁を漏らしながらしばし呆然としている彼女の腹に、数枚のティッシュをかけて拭き取るよう促す男。彼女は一瞬泣きそうに顔を歪めましたが嗚咽せず、股間を押さえてシャワーへ消えました。
もう一枚のDVDの内容も同様で、劇団の女の子は最後に男に「でも、気持ちよかっただろ?」と促されて無理やり愛想笑いを浮かべた一瞬意外、明らかに泣いていました。
玲子はおそらくそのプライドの高さから、瞳に溜めた涙を落とすことはしませんでしたが、行為の後はさすがに憮然として過ごしていました。
私は先ほど言ったあらゆる負の感情と煩悩の煮詰まったコンプレックスの中、狂った猿のように映像でのマスターベーションを繰り返しました。
余談ですが、大学を卒業した彼女はその後、一度だけ映画に出演しました。
といってもろくに興行収入がなかった無名の駄作で、展開上意味の無いところで唐突にヌードを披露して終わるチョイ役としてです。
それ以降出演作がないところをみると、芽は出ずに、監督に利用され裸だけ晒したまま実質的に芸能界を引退した模様です。
あの勢いでは監督とも寝たのかな?プロデューサーにつまみ食いされたのかな?などと妄想しながら、この映画DVDもまたおまけのようなものですが私の宝物になっています。
その後、アングラ劇団に入ったような噂も耳にしましたが、表舞台で彼女の顔を見ることはありません。
彼女が知れば軽蔑する妄想かも知れませんが、私は彼女と所帯を持つ未来もあったのだろうか?などと時折考えます。
いえ、私でなくとも、誰か真面目に働いて誠実に彼女を愛してくれる男性を見つけて家庭を持つ平凡な幸せというものを、彼女が享受する道はなかったものだろうか。
背伸びせず地に足のついた幸福を彼女が手にすることは出来なかったのだろうか。
そう考えると、私はたまらない気持ちになるのです。
と偉そうなことを言って、今も時々「宝物」を引っ張り出しては自慰にふけってしまうのですが…(笑)。
(注意:窒息プレイは死に至る恐れがあるそうです。決して真似はしないでください。)
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