俺が厨3の時に彼女を始めて見た。
その時俺はあまりの可愛さに驚いた。
10数年経った今でもその場面を覚えている。
1つ下のゆうかは全校集会の為に整列していて少し茶色の髪に見とれていた俺に友達が「なにボーっとしてるの?」と言ってきたので「あの子凄く可愛くない?」と聞いたら
「ああ、ゆうかちゃんね。知らなかったの?可愛くて有名だよ!」
と言った。
俺注3、ゆうか注2の時だった。
宮路真央をとてつもなく綺麗にした感じのゆうかに当時彼女が居るにもかかわらず1目惚れした俺。
でも奥手な俺は話しかける事も出来ず2ヶ月が過ぎ、大晦日になった。
彼女と別れて友達と神社で遊んでいた時、偶然ゆうかの友達と会った。
俺が「今日はゆうかきてないの?」とたずねたら
「何か具合悪いみたい、ってか先輩ゆうかの事好きなんですか?」
と聞かれた俺は迷わず「ウン!」と答えた。
んじゃ電話で呼んであげる!って言われて周りに冷やかされつつも嬉しい俺。
結局深夜2時過ぎててゆうかはこなかったんだけど、そのままみんなで友達の家に泊まって元旦にまた電話してもらいゆうかが友達の家に来たんだ。
その時初めて私服姿見たんだケドあまりの可愛さに驚いた。
緊張しながら初めて喋りつつもなんとか会話する俺。
友達はみんな寝てる。チャンスと思い「2ヶ月前に初めて見た時から好きだった」と告白。
「考えさせて」と真っ赤な顔でゆうかは家に帰った。
「ああ、上手く話せなかったな」と思いながらタバコに手を伸ばした時友達全員起きて来て「聞いちゃったー」とか「振られろー」とか。
恥ずかしくなった俺は一目散に家に帰った。
その後遊びつかれて眠ってたら電話が鳴った。
「もしもし…」聞きなれない声に寝ぼけてた俺。
「ゆうかですケド…」飛び起きた俺。
「付き合ってもいいです…」泣きましたw
どうやら俺が友達の家を出た後ゆうかが戻ってきてみんなで付き合う様に協力してくれて俺の電話を教えてくれたらしい。
とりあえず家の近くに来てもらう事になった。
その日は少し俺の家で遊んだ後ゆうかの家に送った。
その後はホントに幸せな日々が続いた。
次の日に家の前の立ち入り禁止の施設の階段から大声で手を振ってくれたゆうか。
{その日はばれてすごい怒鳴られたw}
みんなに紹介した時に恥ずかしそうに手を握ってきたゆうか。
初めてキスしたとき恥ずかしそうに下を向いたゆうか。
2月に泣きながら痛みにたえて処女をくれたゆうか。
俺の卒業式に第2ボタン頂戴って笑ったゆうか。
俺の高校の入学式の日に浮気しないでと微笑むゆうか。
3日後にタバコで停学になり頬を膨らまして怒るゆうか。
5月の学年旅行で高熱を出した俺に心配して駅まで迎えに来てくれたゆうか。
なにもかもが幸せだった俺は若いなりにいずれ結婚して幸せにするとちかった。
その間卒業前に先生にゆうかがよびだされ
「男は体だけが目当てだからアイツと別れろ!」とか家の親に「中学生のくせに連れ込むな!家はホテルじゃねえっ!」とか
俺の同級生の女連中に「@@{俺}と付き合ってるからって調子にのるな!」とかいろいろあったけど仲良く付き合っててそんな5月の半ばに学校帰りにゆうかの家に行ったんだ。
ここからスレにちょっと関係します。
ゆうかの家はマンションでゆうかの部屋は廊下に面してる。
当時俺は盗んだ原チャリ乗り回してていつもはバイクの音に気づいて窓から手を振ってた。
でもその日は自転車だったのでおれはそのまま階段を上がっていった。
その時の光景を俺は今でも忘れられない。
開いてる窓の隙間からゆうかと池面の後輩がベットの上でキスしているのがみえた。
俺はどうして良いかわからず立ちすくんでいる間も2人は舌を舐めあっている。
なぜかそこに怒鳴り込めなかった俺はとっさに公衆電話に走った。
「まだ携帯は無かったw」
すぐにゆうかの家に電話した。
10コールぐらいあと、「もしもし」 とゆうかが出た。
俺「学校終わったから居るかなーって電話したんだけど遊びに行っていい?…」すでに泣きそう。
ゆ「いいよー、今○○クン{池面}が来てて遊んでたんだー。何時ごろー?」
俺「家の前に来てるからすぐに行くよ…」
ゆ「わかったー。待ってるからねー。」
俺「ウン。すぐにいくね…」でゆうかの家に走った。
ゆうかに家に上げてもらうと池面がショボーンって座ってた。
池面に「俺やきもち焼きだから女ん家に上がんねーでくんねーかな」激怒。
池面「ス、スミマセン、すぐ帰ります。」ですぐに帰った。
ゆうか「もしかしてやきもち焼いてる?」と笑顔。
何も答えられず押し倒してキス。
さっきまで池面としてた事思い出して激しく嫉妬した。
んで終わったあと「なんか今日すごかったね。どうかしたの?」と笑顔。
ちきしょうかわいいなぁっと思いつつ
さっきの出来事を問い詰められないままその日は帰った。
でなん日か後、Hし終わって彼女がシャワー浴びに行った時ベットの下に日記を見つけた。
あの時のキスだけで浮気するはずないと思ってた俺には残酷な内容だった。
4月○日「去年から好きだった池面くんとチューしちゃった。なんか彼氏に悪いかも。」
4月○日「今日も池面くんと友達の前でチューしちゃった。なんかラブラブかも。」
4月○日「今日もチューした時に{処女?}て聞かれてゴメンって謝った。もしかしたらしちゃうかも。」
4月最終日「今日Hしようと思ったけど前日彼氏がゴム全部使っちゃったから今日は駄目って言ったら明日で良いよって言ってくれた。ごめんね。彼氏{俺}のバカー。」
もう俺には5月の日記を見る事は出来なかった。
しばらくしてシャワーから戻ってきたゆうかがテーブルの上の日記を見つけ「中見たの…?」顔面蒼白。
俺「うん…」もうとっくに涙流してた。
その瞬間日記を引きちぎり灰皿の上で燃やしながら「ゴメンナサイ…ゴメンナサイ…」とゆうかは泣いている。
俺はもうその場に居るのが辛くて「別れよう…」と言い残し部屋を出た。
廊下にはゆうかの部屋からの泣き声が聞こえていた。
帰り道にバイクで事故って左手足血だらけで帰って親が驚いたのを覚えてるだけであとは泣きながら寝た気がする。
その後はやけになって違う子と寝たり、たまに吸ってたシンナーにおぼれて飯を食べなくなった。
でもやっぱり悔しいけどゆうかが好きなんだよなぁ。
10日後には「寄り戻せないかな…」って電話したんだ。
でも「ゴメンナサイ…」って言われて電話切ったときゆうかを本気で愛してたって分かって号泣した。
そんな感じで拒食症になっちゃって1ヶ月過ぎたんだ。
何もする気力がなかった俺の家に同じ高校に行ってる同級生が心配して来てくれて久しぶりに高校に行ったんだ。
全部知っている友達は励ましてくれたけど飯食べて無いもんだから授業中倒れちゃったんだよね。
で親が迎えに来てその後びっくりした友達がゆうかの友達に今の俺の状況を話したらしいんだ。
後で知ったんだけどゆうかの友達は俺の事ちょっと好きでいてくれたみたいで夜家にきて涙ぐんで飯食べろってコンビニでご飯買ってきた。
食べるまで帰らないって言うから何とか1口だけ食べたんだけどその時生まれて初めてご飯食べる事に感動して泣いた。
それ見てゆうかの友達が寄り戻すのを協力してあげるって帰って行った。
で協力してくれてたんだけどある日「私って女として魅力無いですか?」って言われた。
「そんなこと無いけど今はゆうかしか考えられない。」と俺。
「先輩見てると可哀想で…私じゃ駄目ですか。」とゆうか友。
「気持ち嬉しいけどそれはできないよ。」と俺。
「今日だけでいいですから…慰めさせてください…」とゆうか友。
もうその気持ちが凄い嬉しくて、悪いと思いつつしちゃったんだ。
終わった後何言って良いか分からなくて困ってる俺に
「女として見てもらえて嬉しかったです。2人だけの秘密ですw」とゆうか友。
ごめんって謝る俺に頑張ってってキスしてその子は帰って行った。
確かその次の日にその子がゆうかを俺の家に連れてきてくれて俺の顔みたゆうかは言葉を失ってた。
そりゃ1ヶ月飯食べないでシンナーばっかり吸ってたらやせ細るよねw
「こんなに…ゴメン…ゴメンね…」って泣いてくれた。
でご飯食べなくちゃってゆうかと友達がコンビニに行ったんだ。
でゆうかが1人で戻ってきて何とかおにぎり食べようとしたんだけど1口しか食べれなくってそれ見たゆうかが少しパニくっちゃって。
でそれ見た俺もすこしパニくってたらゆうかが抱きしめてきた。
—
あの…なんか寝れない勢いでカキコんじゃってゴメンナサイ。
なんかDQNみたいですけど当時親と仲悪くて背伸びして悪い事してただけなんです。
見た目だけで根性無しだったし…ビーバップのノブオみたいな感じです。
事故はカーブでコケて手足すりむいて血だらけになっただけの軽い自爆です。
俺は残念ですけどイケメンじゃないです。
バイク盗んでゴメンナサイ。おかげで今現在まで幸薄い人生送ってます。
そんな俺なんで自慢出来ることはゆうかと付き合った事だけしかなくて
ありのまま書いちゃいました。調子に乗ってスミマセンでした。
—
で2人で抱き合ってお互いずっと「ゴメンね…」ってばっかり言ってた。
その後はキスした後2人とも泣きながらHしました。
泣きながらHしたのは今でもこの日だけです。
でご飯食べる事とシンナー辞める事を条件にまた付き合う事になりました。
ご飯は2週間ぐらいで少量ながら食べられる様になったんだけどシンナーはすぐ辞める事が出来なかったんだ。
会えば臭いですぐにばれていつも怒られてて10日ぐらいたったある日俺の家に来て「止めないなら私も吸う」っていわれてもう止める事を誓い帰り道に投げ捨てると言うゆうかにビンをすべて渡してその日はそのまま帰って行った。
で次の日ゆうかの家に行った俺は想像も出来なかった光景が目に飛び込んできた。
なんとゆうかがシンナーを吸っていたんです。すぐにビニールを取り上げて俺が「なんでそんな事!」って怒ったらゆうか「だってこうでもしないと○○{俺}止めてくれないでしょ!」って。
もう自分が情けなくなったのと、そんなに心配してくれたゆうかが愛しくなって抱きしめました。
その日は深夜まで付き合ってた時の思い出話をした。
付き合ってすぐ大雪が降りゆうかが雪の塊をだいて俺に抱きついてきた事。
俺の家からゆうかの家まで雪だるまを作ろうとしたけど大きくなりすぎて諦めた事。
卒業前に2人の下校中に写真を撮られてその写真が学校の新聞の表紙になった事。
俺の卒業式の帰りに未来予想図2を2人で聞きながら帰った事。
何ヶ月かしかたってないのに沢山の思い出があった。
これからもよろしくと2人で笑って帰り道にビンを捨てる事を指きりして帰った。
その後は毎日遊んで夏にはプールいったり遊園地、お祭り、花火大会と思い出を増やしていった。
でも楽しいはずなのにどうしてもあの時の後輩とのキスや日記を思い出してまた浮気するんじゃないかと心配になっていったんだ。
で秋が過ぎて12月になってすぐに我慢が出来なくなった俺は賭けにでたんだ。ゆうかに「わかれよう…」ておれは言った。
今思えば何でそんな事言ったんだって思うけど、当時の俺は余裕がなくて俺を好きで居てくれるなら「イヤだ!」って言ってくれると思ってた。いや言ってほしかったんだ。
でも帰ってきた言葉は「どうして…やっぱりあの時の事だよね…」って。
俺がそれに答えられずにいると「わかった…ゴメンね…」ってゆうかが言った。
俺が「バイバイ…」って言ってゆうかの家を出た。
この日が俺の人生最大の後悔した日になった。
1週間後ゆうか友から「ゆうかがずっと泣いて落ちこんでるから電話して」って言われた。
でも馬鹿な俺はゆうかが俺の事で泣いてる事に優越感かんじてゆうかが電話かけてくるの待ってたんだ。
でも何日すぎても電話はなかった。で俺は12月24日にプレゼント用意してゆうかに電話したんだ。
俺「俺だけど、ひさしぶり。」
ゆうか「ひさしぶり…どうしたの…?」
俺「いや、今日イブだし何してるかなって?」
ゆうか「うん…今から出かけるんだ…」
俺「えっ、そっかゴメン…もしかして彼氏…?」
ゆうか「うん…」
後は何しゃべったか覚えてない。
もうその後は取り返しのつかない事したって号泣した。
その後未練他らしい俺はちょくちょく付きまとったんですけどどうにもなりませんでした。
今の時代だったらストーカーみたいで思い出すと嫌になります。
3月になってどうにもならないって気づいたころにはもうやけになってまたシンナーにはまり学校も退学になりました。
どうしてもゆうか以外の子が好きになる事が出来なかった俺はもう諦めようといろんな子と寝る様になりました。
で後は想像どうりに悪い事をするようになりました。
そのまま3年が過ぎたときゆうかから電話がありました
ゆうか「○○{俺}ひさしぶり!」 なんか元気。
俺「ひさしぶり。どしたの?」 いまいちテンション低い俺。
ゆうか「んー、なんてゆーかたまには交流深めない?」 ハイ?
俺「何いきなり、何かあったの?」 いきなりでキョドる俺。
ゆうか「えー、なんかなきゃ電話しちゃ駄目?てゆーか今から飲みにいこうよ!」 はい?
俺「え…ってゆーか彼氏いるんじゃないの?まずいよ…」 喜びつつとりあえず様子見。
ゆうか「んーいるけどー…じゃ友達連れてくるから○○も1人連れて来て!それならいいでしょ!」
俺「わかった!いいよ!」 もう有頂天ですハイ。
んな感じで飲みに行ってその後カラオケ行ったんだ。
で昔の話をしつつもりあがってゆうかが思い出の「未来予想図2」を歌った。
聞いた瞬間昔を思い出した俺は酒飲まずにいられなかった。
その後多分気を利かした友達がゆうか友ダチと帰って俺達は2人きりになった。
何かエロい空気に耐えつつ何故いきなり飲みに誘ったのか尋ねた。
ゆうかは少し暗い感じで答えた。
2年近く付き合ってる5歳年上の彼氏がいる事。
その彼に結婚を申し込まれた事。
ゆうかはまだ迷ってる事。
でもその彼を本当に好きな事。
その時何故か俺に会いたくなった事。
今日俺と会って余計にどうしていいか分からなくなった事。
今思えば強引に口説いて寄り戻した方が良かったかもしれないケド
何か俺カッコつけちゃってその彼と「頑張れ」って言っちゃったんだ。
ゆうかは泣きながら「うん…うん…」って言ってた。
で店を出た後朝方までゆうかと車の中で喋った。今までの楽しかった思い出や別れた後の事を。
でゆうかが帰る事になりどちらともなくキスをした。ディープキスだった。
半年後にゆうかが結婚すると聞いた。
悩んだけど電話した。ゆうかが出た。
俺「もしもし、俺。」
ゆうか「ひさしぶりだね。」
俺「結婚する事聞いたよ。おめでとう。」
ゆうか「ありがとう。あの時頑張れって言ってくれたから決心したんだよ。」
俺「そっか、失敗しちゃったかな?」
ゆうか「本当はあの時悩んでて、○○{俺}と寄り戻すつもりで電話したんだよ。」
俺にはもうその1言だけで十分だった。 今でもその1言は俺の宝物です。
俺「嬉しいよ!幸せになれよ!おめでとう!」
ゆうか「ありがとう!今までありがとうね!」
受話器を置いた。多分笑顔だったと思う。これが最後の会話だった。
その後結婚式の2次会に呼ばれて出席した。
1番遠い席に座り話す事はなかったけど帰り際に目が逢った。
俺は笑顔で頷いた。ゆうかも笑顔で頷いてくれた。
それがゆうかを見た最後になった。
でその後の俺はというとやっぱりゆうか以上の子とは巡り会えず10年以上たった今でも遊び歩いてます。
読み返すとあんまり面白くなかった… ごめんなさい。
でもありのまま書いちゃうとこんなもんだとおもってます。
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コメント一覧 (1件)
俺も感動した!
あんた偉いよ、ちゃんとその子が幸せになるように送り出してあげたんだから!
その子以上の子が現れるかわかんないけど、少なくともあんたはあんたなりに一人の女の子を幸せにすることができたんだと思うよ。
頑張れ!