エッチ体験談が10000話を突破しました。

コスプレ趣味のある妹と寸止めの関係を楽しんでいるダメ兄 長編

趣味のためにデートクラブで稼ぐコスプレオタク妹を諭すつもりが… の続編

ちなみに以前書いた妹との始まりは数ヶ月間でしたが、こっちの期間の方が実は長く、俺が大学に入った後、進級によりキャンパスが変わるのを機に引越しするまでなので、お互いの受験や進学で中断期間はあったものの、約二年と少しの期間となります。

そんなに長い間妹とそんなことをしていたのかと思うと改めて自分の罪深さに寒気がしますが、逆に「もう戻れないならせめて責任を取らなければ」とか「ここで心を鬼にして一気に関係を断ち切るべきなのでは」など、悩みはつきません。

それでも妹から毎週必ず届くエロ写メは全て保存し、専用のUSBにバックアップまで取って保存し、毎日オカズにしている有様です。

以前、メールで妹にそのことを話したら、

「あたしはお兄ちゃんの射精管理してるつもりだから」、
「本当は出た量とか毎回写メで報告して欲しいんだけど」

ととんでもない返信が来て、正直言って興奮しました。

ひょっとしたら俺が妹の手の平の上で踊らされているだけなのかもしれませんね……。

前に書いた時は最後を少し端折ってしまったのだが、実を言うと妹との困った関係はその後二年以上続いた。

実はこの前書いたクリスマスの時なんて、俺は大学受験の真っ只中で、センター試験まで一ヶ月切ってる状態にも関わらずあんなことをしていたわけだ。
それでもよく合格したと我ながら呆れるというかなんというか。

まぁ俺のことはどうでもいい。
問題は妹のY香のことだ。

さすがにあのクリスマス以降、俺もセンター試験に向けて勉強しなきゃいけないし、一応「これで最後」という話はしていたので、しばらく二人の関係は小休止の状態にあった。

しかし翌日高校での答え合わせの結果が思いのほか良く、これなら本命も期待できるだろうと、ささやかなお祝い(と言っても母ちゃんが俺の好きなものばかり作ってくれただけなんだが)をしたその夜だった。

「おにーぃーちゃん?」
ノックの後、間髪いれずに妹・Y香が部屋に入って来た。

なんか知らんが絶好調にご機嫌な時の妹の口調だ。
何が目的かはだいたい解っている。

俺自身、センター試験の結果が予想以上に良く、気が緩んでいたのも確かだ。

妹はニコニコしながら勉強机に座る俺に近づいてくる。
一枚、また一枚と身につけている服を脱ぎながら。

その時の妹のエロ可愛さはいまでも俺の脳裏にはっきりと焼き付いている。
薄いパープルに小さなピンクの水玉模様の上下の揃いの下着だった。

(後で聞いたのだが、この下着はクリスマスの為に買ったもので、その日も着けていたそうだが俺は夢中で覚えていなかった)

俺も椅子から立ち上がり、ベルトを外し、ジーパンを下ろす。
なんてこった、俺の性器はボクサーパンツのゴムを少し伸ばすほどに勃起していた。

「ふふ、お兄ちゃんこんなになってる。嬉しい」
妹はもう嬉しくてたまらないといった表情で俺に抱きつく。

俺もパーカーとTシャツを脱ぎ、二人とも下着姿で抱き合い、猛烈に唇を吸い合う。
(あーぁ、またやっちまった)
でも、そんな後悔も一瞬だけだった。

俺はもう、妹が愛おしくてたまらず、激しく舌を絡めあうキスをしながら、ボクサーパンツ越しに勃起したペニスをゴリゴリと妹の身体に擦り付けた。

口を離すと、妹は

「お兄ちゃん、今日はY香がお兄ちゃんにご褒美あげるね」

そう言うと、その場で膝立ちになり、俺のボクサーパンツ越しに、俺のギンギンに勃起したペニスに頬擦りを始めた。
両手を俺の腰に当て、手を一切使わずに頬擦りとキスで俺のボクサーパンツ越しにペニスを愛撫する。

そのあまりの色気に(こいつ本当に中○生かよ?)と一瞬たじろいだが、妹の恍惚の表情が可愛くてたまらず、頭頂部から後頭部を滑るように撫でてやると、妹は俺の顔を見上げ、無言で微笑んだ。

妹は、俺のボクサーパンツのゴムを両手で掴むと、するすると引き下ろし始めた。
ガッチガチに勃起したペニスがゴムに引っかかり、ブルン!と震える。

「すっごーい…!」

妹は歓喜の声をあげると、口を大きく開け、ペニスの上から被せるように、俺のガッチガチに勃起したペニスを咥え込んだ。
クリスマスの夜以来の妹のフェラチオに、俺はものの一分も経たずに果て、妹の口の中に大量の精液をぶちまけた。

妹は口をすぼめ、一滴残らず零さまいと、じっと俺の射精が終わるのを待っていた。

やがて射精が終わると、妹は口をすぼめたまま、吸い上げるように口を離し、一瞬俺の方を見上げると、ゴクリ、と音を立てて口の中いっぱいに溜まった俺の精液を飲み込んだ。

そして、ぷはぁ、と一呼吸するとまだ白い糸を引いている俺のペニスの先端を再び口に含み、今度は両手で根元を持ちチュッチュッと音を立てて残りの精液を吸い取り、それもわざとらしく音を立てて飲み込むと

「あー、久しぶりにお兄ちゃんの精子飲んじゃった。もうちょっと美味しければ、もっといっぱい飲めるのにね」
そう言って、にっこりと笑った。

俺のペニスはまだガッチガチに勃起したままで、妹も頬擦りしたまま手放そうとしない。

「もう一回ゴックンする?」

その余りのエロさと可愛さに、もう一回お願いしてしまおうかとも思ったのだが、一回抜いた事で少し冷静になった俺には別の興味と欲望が湧きあがっていた。

「いや、次は俺の番だろ」

俺は妹を立たせてやると、そのままひょいと抱えあげ、いわゆる「お姫様だっこ」の形でベッドに連れて行った。
(と言ってもほんの三歩ぐらいだけど)

妹は両手で口を押さえ、感動の表情で俺を見つめている。
ちくしょう、可愛いなこいつ。

下の階の母ちゃんに怪しまれないように、ゆっくりとベッドに妹を横たえると、先程のように猛烈なキスを開始した。

キスをしながら妹のブラを外し、すぐに胸を攻める。

妹はクッションを顔に当て、声が漏れないようにしながら背中を逸らせ胸を突き出し、激しく愛撫する俺の顔にそのまだまだ貧弱な胸を押しつけようとしてくる。
やがて俺はキスと愛撫の攻めを胸から徐々に下に移行する。

腹、へその周り、横腹はくすぐったいらしく、「いやん」と腰を捻らせる。

そしてバンツのゴムに手をかけると、妹が待ってましたとばかりに絶妙のタイミングで尻を上げる。
グッとパンツを引き摺り下ろすと、毛のまばらに生えた割れ目が現れる。

既にさっきの俺の勃起と同様の状態になっているのだろう、
妹の「女」としての香りが漂って来る。

俺が久しぶりに対面する妹の割れ目に見とれている間に、足を器用に曲げパンツからさっと抜き取ると、おそらく染みの具合をチェックしたのだろう、一瞬だけ広げて見てはそのまま先程脱ぎ捨てた自分の服の方へ投げてしまった。

俺はちょっと名残惜しそうにそのパンツを目で追うと、妹は足をのばし「お兄ちゃんはこっちでしょ」と下から手を伸ばし、キスをせがむ。
まったく、妄想ながらなんてエロ可愛い妹だ。

文字通り一糸まとわぬ姿の妹と猛烈なキスを交わしながら、俺は改めて妹の秘密の部分へと触れた。

まばらな毛のざらつきと、割れ目の周りのぷっくりした感触を手の平に収め、全体を揉み込むように愛撫すると、それだけで妹はビクン!と身体を反らせるほど感じていた。

指を揃え、中指と薬指で直接割れ目をするっと軽く撫であげる。
キスの隙間から「んっ」という妹の喘ぎ声が漏れる。

そのままの強さで何度か妹の割れ目を上下に往復してやると、指先が粘ついてきた。

俺はその粘つきを指全体に擦りつけるように何度も何度も強く割れ目を撫で上げると、だんだんチュクチュクと音がするようになってきた。

妹は顔だけ横を向き、俺の枕を抱えるように顔を押しつけて溢れる声を押さえているのでその表情は見えないが、耳まで真っ赤になって感じているのが解る。

俺は妹の頬から耳にキスをして「Y香、Y香のあそこ、すげぇ濡れてるよ」と小声で言うと、妹は枕に顔を伏せたまま、大きくコクン、とうなずいた。

そして妹はもぞもぞと身体を動かすと、恥ずかしそうに枕から顔を離し、少し膝を立て、手を上に広げ

「お兄ちゃん、来て……」

と快感で上ずったか細い声で俺を招く。

「いや、来てって、入れないからな、俺」
「嫌だよ、ここまでしたんだからちゃんと最後まで愛してよぉ」

この「最後まで愛して」というのは妹のお気に入りのフレーズで、要するに「挿入(&中出し)して」という意味なのだが、今現在俺は妹のどの穴へも挿入を果たしておらず、妹も俺の知る限り少なくとも性器は処女のままだ。

そんなわけで、その夜も俺達兄妹はお互いの性器を口で愛し合うだけで終わった。
(まだ俗に言う「シックスナイン」の体位はこの頃はまだ試していない)

この一夜を境に俺と妹の関係は再開してしまい、受験前日も妹に四回も飲んでもらい、受験の終わったその夜にまた二回飲ませるという狂いっぷりだった。

それ後もその年の秋ごろから翌年の年明けにかけて妹の高等部への進学の為の中断(これは妹も条件付きであったが意外とすんなり承諾してくれた)を挟んで、今年の年明けに俺が家を離れるまで、俺は一人で射精した覚えが殆どないぐらい、お互いの肉体を貪ることに狂いまくった。

最後の方は妹も「挿入しない」という事には納得してくれたのだが、かえって開き直ってしまい、ネットで調べた変なプレイを提案してくる事があったのには、さすがに参ってしまった。

一つ面白い発見があったのだが、俺も大学生になり、飲み会などに参加するようになって解ったことには、男女に限らず他人同士の間柄には当然ある程度の「距離」というものがあるのだが。

俺達兄妹は家族として育ってきたので(というか、今でも「家族」だが)当たり前の事だが、その「距離」が無く、その分、いざプレイに没入すると野獣のように性欲を開放できる。
これは大学に入ってから興味本位で参加した合コンでとある女子にアプローチをかけられた時に解った事なのだが、

どうやらその女子は男性経験もそれなりにあるらしく、俺を誘っているのがはっきりと解った。
しかし、俺は「このままこの子とヤッてもY香ほど燃えられないし気持ち良くも無いんだろうなぁ」となんとなく思ってしまったのだ。

そして、それと同時に俺は今のところ妹以外の女性に興味を持てないということも悟ってしまった。
勿論俺がその後すぐ家に帰って、妹の股ぐらに顔をうずめたのは言うまでも無い。

そんなこんなで今は妹とはメールのやりとりだけの関係に留めているが、それでもオナニーのオカズに妹の自撮エロコスプレ写真以外を使ったことが無いという、非常に情けない日々を過ごしている。

先週も電話とメールで少し話したのだが、普通の会話の中にさりげなくエロい台詞を混ぜてくるので、本当に気が抜けない。
どうも近々、実家から荷物や差し入れを持って行くように親から言われているらしく、妹はその日を楽しみにしているらしい。

俺はと言うと、その日を楽しみにしていないと言えば嘘になるが、今ここで自制しないと、また元通りのいけない関係に戻ってしまうこともまた同様に恐れている。

まぁ、すべて妄想ですけどね。

俺は大学に入り、妹は三年生になった。

妹は中高一貫教育の私立に通っているので、学年末試験を兼ねた高等部に入る為の試験がある。
妹は俺と違って成績が良く、普通に進級試験を受けるだけで高等部へは進学出来るのだが、更に妹は高等部の中でも一クラスしかない進学コースへの進級を狙っていた。

進学コースは外部からの受験生も多く、内部からの進学でも成績は上位一桁パーセントは取らなければ安全圏とは言えない難関だ。
しかも、その志望理由が「予備校に通うとコスプレに費やす時間がなくなるから」というのだから頭が良すぎるのも考えものだ。

とにかく、そんな理由から妹は勉強に集中せざるを得なくなり、しばらく俺たちの関係も小休止する前提で話が進み、お互いに少しづつ自制する日々が続いていた。
夏休みになり、妹は進学コースへの進級を希望する生徒たちのみの夏期講習に参加することになり、夏休みの間も制服を着て学校に通っていた。

俺は大学に入って初の夏休みをバイトや飲み会で適当に過ごしていたが、なるべく夜は家にいるようにし、妹の勉強のストレスや不安を癒してやることに専念してやることにした。

いや、単に俺が妹とエロいことがしたいだけなんだが。
この頃は、金曜か土曜の夜の「お泊まり」と、月~木の間に一回の週に二回のペースをお互いに心がけていた。

やがて夏休みも終わりに近づいた夜のことだった。

夏期講習の仕上げのテストの結果、妹は安全圏まであと一歩、というところまで成績を上げていた。

そして、実はこの夏期講習には高等部へは進まずに、更に成績のいい外部の高校(東大を狙うような超進学校)を受ける予定の生徒も混ざっており、妹の安全圏入りはほぼ確実ということだった。

しかし、残り半年間はこの成績をキープしなければならず、妹はそのプレッシャーの方が大きいらしく、俺たちの関係も本格的に小休止しなければならなくなった。
少なくともこの夏休みで一区切り、というのはお互いに感じていたのかもしれない。

ある日、俺は一回の居間でテレビを観ていると(たしかボクシング中継を観ていた記憶がある)勉強中の妹から「ちょっと部屋に来てくれる?」とメールが入った。

ちょっとワクワクしながら妹の部屋に入ると、妹は完全にお勉強モードのままで、肩にも触れなさそうな雰囲気だった。

しかし「これ見て欲しいの」と、俺に向けられたノートパソコンの画面に映っていたのは、アダルトグッズのサイトだった。
勉強のストレスでまた何か突飛な事を思いついたに違いない。

そう確信した俺が妹を傷つけないように諭さねばならないと頭をフル回転させようとしたその時、妹が口を開いた。

「最近あたしストレス溜まっちゃって、毎日しちゃうんだけど、お兄ちゃんとすると夜中まで続いちゃうでしょ?あたしもスッキリしたらすぐ勉強に戻らないといけないから、ササッと済ませたいんだけど、一人だとあんまり盛り上がらないの。だから、こういうの使ってサッと終わらせられればなって思うんだけど……あたしじゃ買えないから、お兄ちゃんにお願いしたいんだけど、ダメかな?」

なんてこった、こいつやっぱり天才なんじゃなかろうか?
もしくはその逆か?
いや、そんな事はどうでもいい。

まさか妹がそこまで深刻に悩んでいたとは、兄として一生の不覚と言ってもいいだろう。

俺はもう、妹が不憫で、可愛くて、愛おしくてたまらず、椅子に座ったままの妹をギュッと抱きしめた。

「まかせろ、Y香が三秒でイクようなすっげぇの買ってやるから」と言うと

「えへへへへ、でも本当はお兄ちゃんに最後まで愛してもらうのが一番なんだけどね」

と、あっさりといつものことを要求されてしまった。

「まぁそれは無理だけど、せっかく来たんだしサッと終らせるか」

とごまかすように俺が妹のベッドに腰掛けると「うん、お願い」と妹も家着のキャミソールを脱ぎ、俺に抱きついてきた。

「あぁ、でもY香、お兄ちゃんのコレ、いつまでもしゃぶっていたいよ……」

妹考案の渾身の決め台詞にあっさりやられた俺は、妹が達するまでの間に、サッと二回射精をキメた。

そしてその晩、俺は夜中の三時までアダルトグッズのサイトを探し、ちょっと高いがかなり大人っぽいデザインのローターを購入した。
股間のぷっくりとした部分を揉みこまれるのが好きな妹のことを考え、海外製の少し大きめだがピンポイントを狙うのも全体を刺激するのも両方使える、少し変わった形のものを選んだ。

小包みが届いたのはそれから二日後だった。

その日は夏期講習の最後の日で、テストの答え合わせとおさらいの為に午後から始まるらしく、家にはセーラー服姿でぼんやりと午前のワイドショーを見ている妹と俺の二人しかいない時だった。

小包みを受け取ったはいいが、今この場で妹に渡してしまうと、今すぐ使い始めるに決まっている。

どうしたものかと玄関先でまごまごしていると

「お兄ちゃん、何やってるの?」

と妹が居間からやってきてしまった。

そして俺が慌てて後ろ手に隠したダンボール箱を見つけると、途端にキラキラした目で「お兄ちゃん!部屋行こう!ね、来て!!」と、大急ぎで階段を駆け上っていってしまった。

完全に俺のミスだ。諦めて俺も二階に行こうとすると、居間からテレビの音が聞こえる「テレビ付けっ放しだぞー!」。

二階の妹に怒りながらテレビを消そうとリモコンを取ると、ちょうどワイドショーでは
「夏休みの中高生のプチ家出、夏休み明けに妊娠発覚」とか「十代の性感染症が急増」等の話題をやっていた。
(まったくこの国はどうなってんだ?)

と思ったが、俺なんかに他人のことをとやかく言う権利は皆無だったことに気付き、そっとテレビを消した。

「お兄ちゃんまだー?はーやーくー!」
俺の部屋から妹の声が聞こえる。

あぁ畜生、もうどうにでもなれ。
階段を上る俺のペニスは既に半立ちだった。

俺のベッドに腰掛ける妹の前に座り、ダンボールを開けると、アルファベットと英語では無い言語で書かれたパッケージが登場した。

その逆三角形をしたカップ状のバイブは妹も初めて目にする形らしく

「あれ?こんな形なの?なんか先っちょに丸いのが付いててそれがブルブル震えるやつかと思ってた」

と興味しんしんのようだ。

「まぁ見てろって……これか」

俺がスイッチと思しき場所を押すと、その奇妙な物体はヴヴヴヴヴヴヴヴと振動し始めた。

「おおおお~♪」
と嬉しそうに歓声をあげる妹。

やっぱりこいつ俺以上のドスケベだ。

「貸して!貸して!」
と言って俺の手から奪うようにバイブを受け取ると、早速スイッチを操作し

「うぅわ、すっごいブルブルしてる!すっごいブルブルしてるよこれ!」

と何度もスイッチのON/OFFを繰り返している。

「しかもこれすっごいサラサラでプニプニしてて超すごい!ずっと触ってたい感じ!」

お前はローター評論家か。

しばらく二人でスイッチを弄ったり、強度を調節してあれこれ使い方を探っていると

「お兄ちゃん、あたしあと30分ぐらいしたら学校行かなきゃいけないから……ね?」

と、ベッドに腰掛けたままの妹が、ゆっくりと脚を開いた。

「そ、そうか、じゃあちょっとだけな?」
「うん、ちょっとだけ……」

俺は妹の隣に座り、肩を抱き寄せると、激しくその舌を吸った。

右手に手で覆うような形でローターを持ち、スイッチは入れずに、手でするのと同じように妹の太腿を撫で回す。

「ん……」

手とは違う感覚に、妹の唇から微かに声が漏れる。
カップ状に湾曲した幅広の形状のローターは、太腿から尻、そして股間へと、俺の手が撫でる通りに妹の身体を撫で回す。

そして、パンツの上から股間のぷっくりした部分をまるで包み込むようにぴったりとあてがう。

「お兄ちゃん、これ……!」
ようやく妹もこの形の秘密に気付いたらしい。

そのまま、やんわりとローターを押し付けてやると

「あぁっ……!」

妹が歓喜と恍惚の声をあげる。

そんなに気持ちいいのか、これ。
まだスイッチを入れてない状態でこれだと、スイッチを入れたらどうなることやら。

ローターを使って、全体をやんわりと揉んでやると「あぁ……んっ……!」と甘い吐息がキスの間から漏れる。

俺は妹のその反応がエロ過ぎて、思わず調子に乗り、もっと強くローターを押し付けると、指が滑りスイッチをONにしてしまった。

ヴヴヴヴヴヴとローターが俺の手の平の中で暴れる、同時に妹がビクンッと背中を反らせ「アッ、ウン!」と一際高い声を上げる。

「あっ、悪ぃ、スイッチ入っちまった」
慌ててスイッチを切り、ローターを離すと、妹の手がサッと伸びて俺の右手を掴んだ。

見ると、顔を真っ赤にしてトロンとした表情の妹が、快感の余波に震えながら

「お兄ちゃん……今の……すっごかった……から……」
「ごめんな、間違えてスイッチ押しちゃってさ、大丈夫か?」

恐る恐る俺が聞くと、妹は首を何度も縦に振り、

「大丈夫だから、もっと、もっと……」
息を切らせながら真剣な表情で俺を見つめている。

俺はもう一度妹と唇を重ねると、再びローターをあてがい、スイッチを入れた。

「んふぅ!」キスの中から再び妹の歓声にも似た喘ぎ声が漏れる。

強く押し付けすぎないように手の平の力を抜きながら、ローターの振動を塗り込めるように、股間のぷっくりとした膨らみを震えるローターで撫でてやる。

「んんっ、んーっ!」
妹の腰がビクンッと跳ね、ブリッジのように背中が反る。

「むはっ、あっ、あーっ!」

唇を離し、俺の唇との間に糸を引きながら腰をガクガク震わせるその姿は、今で味わったことのない快感を少しでも漏らすまいと、全身で受け止めているようだった。

「んっ!んーん、んーっ!あっ、おっ、お兄ちゃん、好き!気持ちいい!好きっ!」

俺に必死で抱きつき、汗と涙でグチャグチャになりながら嬌声をあげる妹は、もはや一匹の艶かしい雌だった。
やがて妹の腰からガックリと力が抜け、汗だくになったセーラー服姿の妹はそのままズルズルと俺のベッドに仰向けに倒れこんだ。

半分白目のような表情で荒い息をつく妹の股間から、そっとローターを外しスイッチを切る。
と、そのローターの湾曲した裏面から、妹のパンツの間にキラリと光る糸が見えた。

妹が本気で感じている時に出る、とろみのある粘液状の愛液が、パンツを通して染み出ていた。
俺はローターの裏側に付着した液を指で拭い、その指を舐めると、投げ出された妹の右脚を左肩に背負うようにし、スカートを捲り妹の股間に顔を埋めた。

ライトブルーに小さな黄色の水玉模様のパンツの股間はすでに大き染みが出来ている。
スカートの中に充満している妹の女としての香りに、既に爆発寸前にまで高まっている俺のペニスが思わずビクッと震える程反応する。

妹もようやく気付いたのか「お兄ちゃぁん……やぁだぁ……」と脚をジタバタと動かすが、俺が抱え込んでしまうと、もう腰を突き出して来る。

さっきまであんなに感じてたのに、もうこれかよ、と俺がスカートの中で思わず舌舐めずりをすると、

「あー、やばっ!遅刻する」
と突然妹が叫びだした。

「お兄ちゃん大変!あたしもう行かなきゃ!」
まるで馬跳びのように俺の身体を飛び越え、慌てて部屋に駆け戻る。

時計を見ると、居間でテレビを消した時から既に35分は過ぎていた。
大量の汗をごまかすのだろう、デオドラントのスプレーの音が聞こえてくる。

髪を整え、鞄を持った妹がバタバタと俺の部屋に戻ってきて、部屋全体に部屋用消臭剤を盛大に撒き散らす。
そしてカーテンと窓を開け放つと、「お兄ちゃん、続きは帰って来てからね!」と言いながら大急ぎで階段を降りて行った。

家から駅までは10分以上かかり、このままでは遅刻は確実だ。
しかし俺の原付の後ろに乗せて行けば駅まで五分とかからない。

「なぁ、ちょっと待てよ、俺が……」

そういいながら慌てて階段を降りると、玄関で靴を履く途中だった妹が「あ、そうか、ゴメン!」と言いながら急に小走りで戻ってきた。

そしてそのまま階段を二、三段上がると、そのまま階段の途中にいる俺のハーフパンツのチャックを開け、まだ勃ちっぱなしの俺のペニスをいきなり口に含んだ。

俺の服に両手で掴まり、首と上半身をまるでキツツキのように動かしながら、チュバッ!ジョパッ!と音を立てて俺のペニスを攻める。

「え、いや、ちょっ、Y香お前……!」

あまりのことに俺が狼狽えた声を上げる。

「ゴメンね、Y香ばっかり感じちゃって、後でもう一回するから、今はこれで我慢してね!」

妹は口の周りを涎でドロドロにした顔を上げてそれだけ言うと、再び凄まじい音を立ててフェラチオを再開した。

「いや、そうじゃなくてY、Y香、あ……!」

弁解する間もなく、俺のペニスは激しく脈打ち、妹の口に大量の精液を放出してしまった。
部屋以外の場所でしてしまうことの背徳感に、思わず膝が抜けそうになる。

妹はそんな俺にお構いなしに、いつものように俺のペニスを根元から何度もしごき上げ、中に残っている精液も吸い上げると「じゃ、行ってくるね!帰ったら続きね!」と玄関に向かおうとするので、「いや、そうじゃなくて、バイクで駅まで乗せてってやるから、うがいぐらいして行けよ!」と、やっと要件を言えた。

「え、マジ!?超助かる!」

と何故か階段を駆け上がる妹。俺がトイレでペニスを軽く拭いていると、ドタドタと妹が降りてきた。

手に持ったお茶のペットボトルでうがいをし、そのまま飲み込みながら靴を履いている。

「洗面所でうがいすればいいのに」
「だって、パンツ穿き替えたかったんだもん」

「おまえ……あのパンツで学校行くつもりだったの?」
「だって香水たっぷりしたし、時間ないかと思って……」
「ないわー」

「だぁって、しょうがないじゃん!時間ないんだし!……だってあんなに濡れるなんて思わなかったんだもん……」

「そんなに凄いのか?あれ」
「うん、もうサイコーだよ!あとでお兄ちゃんにもやってあげるからね」
「はいはい、じゃあ行くぞ」

俺は玄関のドアを開けた。
ここから一歩踏み出せば、俺たちはただの「兄妹」だ。

夏用の短い紺色のスカートから覗く足が原付のシートをまたぐ。
さっきはあんなに艶めかしく見えたのに、今は単なる子供の足としか思えない。

「ヘルメット、ちゃんと顎止めろよ」
「わかってますぅー」

そして、俺達兄妹は駅へと向かった。

以上です。

夏休みの終わりの夏祭りの日の話(前編)です。

俺の地元では、毎年夏休み最後の週末にちょっと大きめの夏祭りがある。

商店街の外れにある神社までお神輿が出たり、お神楽が舞われたりで、県のUHF局が毎年来たりする規模だ。

うちの母親は美容師なのだが、ヘアカットだけでなく、メイクまで手がける、いわゆる「スタイリスト」というやつで、夏祭りともなると浴衣の着付けや浴衣に合わせたヘアアレンジのお客さんが多く、母親も朝から店に出ている。

(妹がコスプレ仲間でそこそこ人気があるのは母親にメイクを教わっているおかげでもあるらしい)

その日は俺も妹もそれぞれ地元の友達と遊ぶ予定なのだが、妹は新しい浴衣を着付けてもらいに母親の務めている店に寄るので少し早めに家を出る予定になっている。

夏祭りにはかなりの人出があり、妹一人では少々心配なので、妹が友達と合流するまでは俺が一緒についているようにと母親から念を押されていた。

まぁ、祭りの中を適当にブラブラしていれば時間は潰せるだろうし、妹と二人で出かけるのも久しぶりなので悪い気はしない。
というか、寧ろ少し楽しみでもあったのだが、一つ問題が起きてしまった。

俺がその祭りの日に遊ぶ地元の友達の中に、俺の中学時代の「彼女」という程では無かったが、少し中の良かった女友達がいるのだが、前日の夜、待ち合わせの確認の為に家にかかってきた。
その女友達からの電話を、運悪く妹が取ってしまったのだ。

居間にいる時こそ「はい、お兄ちゃん、中学時代のカノジョからお電話」という反応しか示さなかったが、内心穏やかではないらしく、俺が部屋に戻るなりノックもせずに乗り込んできた。

「なんでわざわざ家に直接電話かけてくるの?携帯にかければいいじゃん!」
「お兄ちゃんがちょっといい大学入ったからって、突然誘ってくるとかマジあり得ない、絶対お兄ちゃんのこと狙ってるよ!」
「ってゆーか浮気とか絶対許さないからね!!」

と妄想混じりの凄まじい嫉妬をぶつけられ、ちょっとしたケンカになってしまったのだ。

しかし、半ベソをかきながら部屋を出ていくときの
「絶対浮気なんかできないようにしてやるから!!」という捨て台詞が、

まさか「一滴も残さず吸い取る」という形で、しかも朝から実行されようとは思ってもいなかった。

妹は母親が出かけるなり、朝から俺のベッドに潜り込んできたのだ。

蒸し暑さの中で目を覚ますと、既に俺の下半身は裸に剥かれ、妹はパンツ一枚の姿で俺のペニスに食らいついていた。
おかげで俺は朝飯を食うヒマもなく、妹とベッドの中で淫らな取っ組み合いを繰り広げていた。

目が覚めてからどのぐらいの時間が経過したのだろうか、部屋の中には俺と妹の喘ぎ声と、すっかり妹のお気に入りとなったあの逆三角形のカップ型ローターの振動音と、いやらしい水音が響いていた。

「あっ……お兄ちゃん、そこ、もっと強く舐めて……」

妹はシックスナインの体制で俺に跨り、小さいが程よく締まった尻を突き出す。
俺は妹の要求通りに妹の性器の淵の上の部分を舌を擦り付けるように強く舐める。

「ぅんっ!」

俺のややくたびれたペニスを頬張りながら喘ぐ妹の声は何度聞いてもエロい。
既に二回射精した俺のペニスが、三たび硬さを増して起き上がり始める。

妹は俺のペニスを口に含んだまま口をすぼめ、まるで太いストローを吸うように俺のペニスそのものを吸い上げる。
そして唾液の潤滑力で口腔内と唇を滑らし、ンポッ、ンポッ、と淫らな音を立てて俺のペニスをしごきあげる。

ネットやAVを見て覚えたバキュームフェラだ。
まずい、このままではまたイッてしまう。

「なぁY香、ちょっと休まないか?俺、腹も減ってるし……」

俺がタイムアウトを要請すると、妹は俺のペニスを咥えたまま「んーふっ!んんーんぅんふっ!」と俺を抗議の目で睨む。

そしてそのまま俺の陰嚢をやわやわと揉み解しながら再び吸い付くようなフェラチオを再開した。
妹がネットでの「研究」と俺との実践の中で鍛え上げたバキュームフェラは絶品で、俺の陰嚢はいよいよ三発目の発射準備の為にキュッと引き締まりつつあった。

しかも妹は、まだ一回も満足していない。

このままでは間髪を入れず四発目の抜きに入られてしまうが、そこまでされてしまうと疲れてしまって夏祭りどころではない。
俺は二号を手に取り、その逆三角形のカップの部分を妹の性器に当てがった。

「二号」とは、俺がアダルトグッズの通販で買った逆三角形の大型のローターなのだが、あろうことか妹はこのローターに「お兄ちゃん二号機」というとんでもない名前をつけたのだ。

ローターに名前を付けるとかどこのエロマンガだと思うかもしれないが、妹の二次元エロの消費量は俺より多く、この手のネタは上げればキリがない程あった。

だからってお前二号機とか、○ヴァかよ。

俺は二号のスイッチをONにして、妹の股間全体に振動を送り込んだ。

「んぷぅっ!」
俺のペニスを頬張りながら妹が喘ぐ。

そう簡単に俺ばっかりイカされてたまるか。

俺は押し付ける力を調節しながら、妹の汗と愛液でビショビショの股間全体を刺激しつつ、逆三角形の下の頂点の少しずんぐりとした一番振動の強い部分を、妹の性器の上に位置する可愛らしい突起のような箇所に押し付けた。

「んはぁっ!あっ、あぁっ!」

クリトリスへのピンポイントの刺激に、今までにない声を上げる。
その大きく開いた口から、俺のペニスがぶるんと解放される。

「あぁっ、あーっ!すごい、これすごいーっ!」

シックスナインの体制のまま、俺の身体の上でうつ伏せのままこちらに向けた尻がガクガクと震えている。

と、俺のペニスに新たな快感が加わった。
妹の左手が、俺のペニスを握っている。

「あいっ、あっ!お兄ちゃん、いい!それいいよぉ!」

喘ぎながらも、チュッ、チュッとペニスへのキスは忘れない。
まったくどこまでエロいんだこいつは。

しかし二号を使ってのクリトリスへのピンポイント攻撃は妹の想像をはるかに上回る性感をもたらしているらしく、次第に俺のペニスを握る力も弱まり、ガクガクと腰を震わせながら、

「あ、イッちゃう、ダメ、お兄ちゃんダメ、あっ、んぁっ」
と、後ろ手にこちらに手を伸ばしてきた。

これはプレイの最中でなんらかの意思を伝えたい時の合図だ。

俺は二号をクリトリスから離し、妹が伸ばした手を握ってやると、

「お、お兄ちゃん、こっち、きて、ギュッてしてぇ……」

と妹のか細い声が聞こえる。

しょうがねぇなあ、と俺の身体に被さるように乗っている妹の身体を横に転がし、俺が妹と同じ向きになるように回ってやる。
目を潤ませ、顔を真っ赤にした妹がトロンとした顔のまま抱きついてきて、そのままお互いの液体でドロドロの顔のまま、ねっとりとしたキスを交わす。

「お兄ちゃんにね、ギュッてされたままイキたいの」

そう言って、妹は俺の身体にぴったりと張り付くように抱きついてきた。

俺は妹を包み込むように抱きしめると、二号を妹の股間の膨らみにぴったりと押し当ててスイッチを入れた。

「んあぁぁぁぁっ!いいっ!お兄ちゃん、いい!好き!あっあっあっあっあっ!」

既に充分すぎるほど高まっていた妹は、あっという間に果てた。
俺の腕の中で妹の小さい背中が激しく上下している。

その息が収まるのを確認した俺は「よし、じゃあ今日の締めはコレな」と妹の足を大きく開いた

「えっ!?」と目を大きく見開く妹が慌てて股間を隠す。
「なに今更恥ずかしがってんだよ?」

俺はその手をどけ、半勃起のペニスを妹の可愛い割れ目にあてがう。

さっき二号でしてやったように、ペニスの先端でクリトリスを刺激してやると、妹の割れ目と俺のペニスの接している部分からクチュクチュと音がしだした。

「お兄ちゃん……えっ?あっ……!」

俺はペニスの先端ではなく、全体を妹の割れ目に押し当てて、そのまま腰を前後に動かす。
妹の割れ目と俺のペニスが擦れ合い、淫らな音がどんどん広がってくる。

まるで正常位でセックスしているような体位での性器同士の刺激に俺も妹も興奮していた。

「あっ、お兄ちゃん!あっあっあっ!」
「Y香、Y香、イクぞ!お兄ちゃんがイクところちゃんと見てろよ!」

「お兄ちゃん!来て、来て!」
「う、くっ!」

俺のペニスから放たれた、今日三度目とは思えない程の大量の精液が宙を舞い、妹のまだ小ぶりな胸やふわふわとした柔らかいお腹を汚した。
妹の性器に俺の精液がつかないように、ペニスを横に逃がしてやろうとすると、ぐったりと仰向けのまま、首だけを持ち上げて丸く口を開けている妹と目が合った。

そのまままだ白い雫の下がったペニスを妹の口までもっていくと、妹は唾液を溜めた口でジュルジュルと俺のペニスをお掃除フェラしてくれた。
チュポッと音を立ててペニスを離した妹を包み込むように抱きしめてやる。
妹も、俺の胸に顔を押し付けるようにして息をつく。

やべぇ、先に妹の身体をティッシュで拭いてやれば良かった。
蒸し暑い部屋の中で、俺たち兄妹は裸で抱き合ったまま、少し眠った。

やがて暑さに耐えかねた俺は身体を離し、やっと部屋から出てシャワーを浴びた。

妹がまだ寝息を立てていたのが幸いだった。
このままでは「一緒にシャワーに入りたい」と言い出すに決まっているし、そうなれば確実にまた抜かれてしまう。

さすがに友達と祭りに繰り出すぐらいの体力は残しておきたかった。

シャワーから上がり、居間で遅い朝食を食べていると、俺と入れ替わりにシャワーを浴びた妹が風呂から出てきた。

風呂上りの芳香を漂わせながらキャミソールに短パンの家着姿で俺の向かいの席にぐったりと座った。

「はぁー、気持ちよかった」
「やっぱシャワー浴びるとスッキリするよな」

「その前も気持ちよかったけどね」
「あぁ、そうだな」

妹の下ネタには乗ってはならない、なんとか話を逸らさねばならない。

「髪ぐらい拭けよ」
「短くしたからすぐ乾くもーん」

「いやまだ濡れてるって」
「濡れてるだって、やーらしぃーい!」

「そういう意味じゃねーよ!俺これ食い終わって少し休んだら出るから、浴衣とか用意しときな」
「はーい」

俺は食器を洗い、居間のソファに腰掛けると、遠くから祭囃子が聞こえてくる。
扇風機の風が心地よく、俺はまた少し眠くなってきた。

続きの夏祭りの日の後編となります。

炎天下の中、一緒に家を出た俺と妹はどちらからともなく、ごく自然に手を繋いだ。
子供の頃、家族で出かける時にはよく手を繋いで歩いたが、それとは全く違う意味で、それでもお互いに何の違和感もなく、俺と妹は手を繋いでいた。

何か特別な話をするでもなく、他愛もない会話をしながら母親の務める店までの道を、心なしかゆっくりと歩く。

朝から濃厚な「セックスもどき」に耽っていたせいか、家を出てもなかなか「兄妹」に戻れず、妹の胸元などを意識してしまい、俺は妙に焦っていた。
ふと、繋いでいた筈の妹の手がパッと離れ、再び繋ぎ直される。

それまでは俺の左手に妹が右手を裏返した形で手を繋いでいたのだが、今度は妹が俺の左手の内側から腕を絡めるようにして、五本の指同士を絡ませて繋ぐといういわゆる「恋人繋ぎ」というやつだ。

普段はキーキーうるさい妹も、今日はやたらと大人しく、どうやら妹もうまく「兄妹」に戻りかねているらしかった。
八月の終わりの太陽は焼け付くような暑さでジリジリと俺たち兄妹を照らす。

早く「兄妹」に戻るか、それとも今すぐ家に引き返してもう一回交わるか、そんな二者択一の選択を強いているかのような、そんな暑さだった。

「ねぇ、お兄ちゃん」
妹が汗ばんだ顔を上げる。

「さっきのアレ……凄かったね」
どうやら妹には「兄妹に戻る」という選択肢は無いようだ。

とはいえ、これから
「母親に浴衣を着せてもらい、小学校時代の友達と遊びに行く」
という予定がある以上、家に引き返すこともできない。

この微妙な関係のまま、母親の所へ行こうというのだろうか?

なんとも図太い神経だと呆れながらも、なんとなく気が楽になったのもまた事実だった。

「さっきのアレって?」
「だから……あの、直接擦り付けるやつ」

「あぁ、あれね、“素股”っていうんだよ」
「へぇー、あれがスマタっていうんだ。さっすがお兄ちゃん!」
「なにがさすがなんだよ」

「えへへへへ、Y香の喜ぶこと、いっぱいしてくれるなぁ、って思ってさ」
「そんなに良かった?」

すると妹はキョロキョロと当たりを見回し、背伸びをして俺の耳に顔を近づけると

「もう最高だった……あれでいっぱいイカせてもらいたかった」
「じゃあ、次の時はそうしような」
「うん!二号もいっぱい使ってね!」

などとどう考えてもまだ中○生の妹とする内容ではない会話をしていると、人混みでごった返す商店街が見えてきた。
母親の務める美容室に行くには、この人混みの中を突っ切っていかなければならない。

「手ぇ離すなよ」
「大丈夫、一生離さないから」

妹のあまりにストレートな応えに、俺は何もいうことができず、妹の顔も見れないまま人混みの中へと入っていった。
何度も人にぶつかりそうになったり、足を踏まれたりしたが、俺と妹は無事に母親の務める美容室まで着いた。

店の前には予約なしの飛び込みの客が数人並んでいる。
親は右手に食べ物の入った袋を、左手には恋人繋ぎの妹の手を握り、列の横を抜け美容室に入っていった。

並んでいる女性客の視線が、少し痛かった。
美容室での事は少し端折ります、エロ無しなんで。

小一時間ぐらい待たされたのだろうか、着付けとヘアアレンジを終えた妹その姿に、俺は思わず目を見張った。

薄いブルーの爽やかな地に、夏らしい赤や紫の花が散らされた可愛らしい柄の浴衣に、この日のために少し伸ばしたショートヘアのサイドから後ろを結ってもらったヘアスタイルがとてもよく似合っていた。

はっきり言って、可愛かった。
出来ればこのまま一晩中祭りの中をデートして、家で一発やりたかった。

俺もこの待ち時間の間に若い美容師のF実さんに前髪と眉毛を整えて貰い、二割ほどマシな外見になっており、妹も喜んでくれた。
その時に撮って貰った記念写真は、暫くの間、二人とも携帯の待ち受け画面にしていたほどだった。

俺たちは母や美容師さん達にお礼を言って店を出ると、すぐに恋人繋ぎに戻り、そのまま、神社へと向かった、

神社の石段の下まで着くと、既に妹の友達たちは集まっていた。

浴衣を着た子もそうでない子もいる。
女子中学生ばかり7、8人ほどの集団は、妹の傍にいる俺を見るなり「Y香ちゃん、彼氏できたの!?」と俺たちのところに殺到してきた。

「違うよー、これはお兄ちゃんだってばぁ」

妹は俺のことを「これ」呼ばわりして否定するが、その顔が妙にニヤけているのが可愛かった。

「じゃあな、あんまり遅くなるなよ」
「はーい。お兄ちゃんこそ彼女とお泊りなんかしてこないでよー」
「するわけねーだろ。そもそも彼女じゃねーし」

と、振り向くと少し離れた所で俺の法をみてニヤニヤしている一団と目が合った。
俺の中学時代の友人たちだ。

「Y希(今まで出てきませんでしたが俺の名前です)~、お前ぐらいは女連れて来ると思ったんだけどなぁ~」
「そんなんいねーよ」

などと軽口を叩きながら久しぶりの再会を喜んでいると、少し離れた所から女子の一団が近付いてきた。
その中には、昨日電話をかけてきたK子もいる。

「あ、Y希くん、ひさしぶり」
「あ、ひさしぶり」

K子はふんわりとしたミニのワンピースにショートパンツの夏らしい格好で、浴衣では無かったが、最後に見た時よりずっと綺麗になっていた。
しかも昔は黒髪のストレートだった髪形も顎のあたりで切りそろえられたショートボブになっていて、正直、俺の好みだった。

ミニのワンピも、よく見ると胸元はかなり開いており、形の良い胸の谷間が見える。
(まだふくらみ途中のY香の胸とは大違いだな)

反射的に妹の事を考えてしまうと、同時に脳裏に昨夜の妹の涙交じりの怒り顔が浮かんだ。

そして朝からの情交も。
俺はもうすっかり妹にハマッてしまっているのだと悟った。

男女合わせて8人ぐらいのグループともなると、自然と飲み会の雰囲気になり、屋台の裏手の長テーブルとパイプ椅子だけの休憩所の一角に陣取り、なし崩し的に酒盛りが始まった。
酒盛りが始まるや否やK子は俺の隣に陣取り、大学やバイトのことなどを根掘り葉掘り聞いてくる。

しばらく合わないうちに、K子はだいぶスレてしまっていたのがショックだった。
中学の頃、同じ図書委員だったことがきっかけで仲良くなったK子とは、K子の親が夜遅いこともあり、良く家に遊びにいったものだが、キスもしなかった、本当に純粋な付き合いでしかなかった。

そのK子が、だらしなく胸の谷間を見せ、人前だというのに俺にしなだれかかり、あれやこれや媚を売る姿は、俺を心底失望させた。

更に、その休息所のテントの隙間から外の様子が見えるのだが、どうやら妹達もこのすぐ近くの休息所に陣取っているらしく、近くの屋台にたこ焼きやらかき氷やらを買いに行く姿がチラチラと見え隠れする。

勘の良い妹のことだ、俺がここにいることなどとっくにバレているに違いない。
俺はもう気が気じゃなく、一刻も早く妹を連れて家に帰りたかった。

しかし、俺があまり乗り気じゃないことを鋭く見抜いたK子は、俺に飲みやすい甘めのチューハイなどを進めてきた。

「いや、酒はいいや」
俺はどうにかK子から逃げる算段を練ろうと、屋台の方に向かうと、ふと神社の石段を登る浴衣の群れに目が行った。

妹とその友達数人が、ホストのような黒い光沢のある浴衣の男や、アクセサリーチャラつかせた男達数人と共に石段を上がっている。
同級生にしては妙にチャラいのが気になった。

しかも神社の裏手の林は密かに「ヤリ森(規模は林だが森と呼ばれている)」と言われている場所で、夜中にこっそりのぞきに行くと、特に夏休みなどはあちこちでカップルがヤッてるのが見られるという、昔から地元では有名なエロスポットだった。

さすがに神社の前でことに及ぶ罰当たりはいないが、神社前のベンチでナンパをしたり、カップルで気分を盛り上げてからヤリ森に移動するというのは一種のパターンであった。
(何やってんだあのバカ!)

俺はK子のことなどすっかり忘れて、一定の距離を保ちつつ妹達の後をつけ、石段を上がった。

神社の境内の脇に並べられたベンチはカップル達で埋まっており、妹とチャラ男軍団はベンチの更に脇で立ち話をしていた。

妹達はどうやら食い物に釣られたらしく、手には綿菓子やら焼きそばやらを大量に持っている。
なんとも安上がりなナンパだ。

そのうち、チャラ男軍団の一人が妹の友達の一番背が高く大人っぽい子の肩に手を回した。
耳元で何かを囁き、妹の友達は顔を真っ赤にして笑っている。

男たちは手に酒を持ち、チビチビと飲みながら妹達を口説きにかかっているようだった。
いやぁ、いくらなんでも中○生に酒はないでしょ。

弱いながらも多少酒が入り、更にK子の件でかなり不機嫌になっていた俺は

「おーい、君たち何やってんのー?」

と不機嫌さを隠すこともなく、挑発的に声をかけた。

焼きそばを頬張っていた妹は、一瞬ギョッとした顔をしたが、すぐに顔をしかめ、一瞬考え込むと目を大きく見開いた。

どうやら来年から三年間、
有名私立大学を目指すための進学コースへ進むことがほぼ確定している。
このバカ中○生は、今の今まで自分達がナンパされていることに気付いていなかったらしい。

頭にも来たが、それ以上に呆れもした。
俺は妹の頭を軽くゲンコツで叩くと「帰るぞ、バカ」と手を引いて強引にチャラ男軍団の輪から妹を引き離した。

すると、残りの女の子たちも状況を理解したのか次々と輪を抜けてこちらに流れてくる。
チャラ男軍団はこっちが一人と見ると急に態度を豹変させ、上目遣いに俺を睨み、取り囲もうとジリジリと近付いてくる。

酒と不機嫌の勢いで絡んでいったものの、さすがにこの人数に囲まれてはボコボコにされるのは目に見えている。
最悪の場合、俺はともかく妹達だけでも逃がさなければならない。

妹達に危害が及ばないよう、一歩前に出た俺の目の前に、小さなプラスチックの楕円形の何かが投げ込まれた。

突如、夏祭りの境内にビヨビヨビヨビヨビヨという大音量が響き渡った。
誰かが護身用の防犯ブザーを鳴らして投げたのだ。

こうなるとチャラ男軍団は立場が悪い。
見回りの警察官がこないうちに我先にと散り散りになって逃げ帰って行った。

ついでに境内のベンチで良い感じになっているカップル達も数組、逃げて行ってしまった。
人が半減してしまった境内に、ビヨビヨビヨと防犯ブザーの音が鳴り響く。

俺はそれを拾うと、妹たちの方を振り返り「誰の?」と聞いたがブザーがうるさくて聞こえやしない。

すると妹が歩いて来て俺の手からブザーを受け取るとスイッチの金具を嵌め、音を止めた。
俺と妹の間を、なんとも言えない気まずい空気が流れる。

すると、先ほどチャラに肩に手を回されていた妹の友達が「あ、あの、ありがとう、ございました……」とおずおずとお礼を述べた。

俺は嫌味を言うつもりはなかったのだが

「いやいや、俺の方こそお邪魔しちゃって悪かったね」と言うと、その中の一人が「うっ!」と口を押さえて境内に隅のゴミ箱に駆け寄り、盛大にゲロを吐いた。

どうやらチャラ男軍団にすすめられて慣れないアルコールでも飲んでしまったのだろう。

ゲホゲホとむせるその子にさっき休息所を出る時に買ったペットボトルの水を渡してやった。

しばらくその子が落ち着くのを待ち、俺は妹たちを引き連れ、それぞれを駅や自宅まで送り返してやった。

夜の街を歩いていると、だんだん妹たちも元のペースを取り戻し、ギャーギャーと騒がしい一団を連れて歩きながら街中を歩くハメになるのだが、それでもあのままK子に迫られるよりははるかにマシだった。

最後の一人を駅まで送り届け、結局というか当然というか、俺たちはまた二人きりになってしまった。

「腹減ったから何か買って帰るか?」
俺が話しかけると、妹は俯いたまま何も答えない。

「どうした?」
俺が妹の顔を覗き込むと、妹は顔を真っ赤にして目に涙を溜めていた。

俺はポンポンと妹の頭を軽く叩くように撫でてやると、妹はグスグスと洟をすすり始めた。

そして消えいるような声で「ごめんなさい」と絞り出すような声をだすと、そのままシクシクと泣き出し始めた。

「別に怒ってねーし、泣くことねーだろ」
俺は精一杯優しい声でそう言ってやると妹は俺のTシャツにしがみつき、わんわんと泣き始めた。

もしあのまま俺が気付かなかったら、今頃こいつらはどうなっていただろう。
考えるだけで背筋が寒くなる。

「怒ってないの?」
妹が涙でベトベトの顔を上げて俺の顔を見上げる。

「だって、あんなの騙されたようなもんだろ?怒るわけないよ」
「本当に?」

「本当だって。ただ、これからはY香自身も気をつけろよ?」
「うん」

そう言って、妹はこくりと頷いた。

その仕草は本当にまだまだ子供のように思えて、俺は時折こいつが分不相応の荷物を抱え込んでるのではないかと心配になることがある。
それはもちろん、俺との関係も含めて、だ。

「なぁY香、何か欲しいものとかないか?アイスとか食うか?お兄ちゃん、奢ってやるぞ?」
「ふふ、いきなりどうしたの?慰めようとしてくれてんの?」

「まぁな、兄貴だしな」
「ふーん」

そう言って、妹はちょっとそっぽを向いて何かを考えていると、
急にこっちを振り返って、ニヤリと笑った。

「……じゃあさ、もう一回あそこ行こうよ」
「あそこ?何処だよ?」
「……ヤリ森」

あぁ、そうか。
バカなんだ。

きっとこの子はバカの星から来たバカのお姫様なんだ。
それがたまたま俺の妹のふりをしているだけなんだ、きっとそうなんだ。

俺はこのシリアスな空気を一瞬で完膚なきまでに破壊し尽くしてくれた、
希代の空気ブチ壊しエロ女子中○生をそう思うことにした。

「あ、怒ってる。ってゆーか引いてるる?」
俺が言葉を失っていると、更に追い打ちをかけてきやがった。

「だ、だぁってさぁ、あたし、最近勉強ばっかで超超超ストレス溜まりまくりでさ、コスプレもできないし、コミケも行けなかったし、ストレス解消って、アレぐらいしかないんだもん……」

このバカ姫にもさすがに自分が何をほざいているかは自覚しているらしく、少し顔を赤らめながら恥ずかしそうにそう言った。
たしかに、俺もこいつぐらいの歳の頃は朝から晩までエロいことばっか考えてたし、朝から朝立ちを握ってオナニーしたことだって数えきれないほどある。

だからその気持ちは、わかると言えばわかるのだが……
いくらなんでも、このタイミングでそれは無いだろうよ、妹よ。

とはいえ、元はと言えば妹に性の悦びを教えてしまったのは俺なわけで、これもその責任というか、因果の報いと言えばそれまでなのだ。
なにより、妹にベソベソ泣かれるよりはエロでも何でもニコニコしててくれる方がよっぽどいい。

俺のこの手の判断は、後で思い返すにつれ、悉く甘かったのかもしれないし、誤った選択ばかりをしてしまっていたかもしれない。

それでも、俺は……まぁいいや。

「でさぁ、あそこ行ってどうすんだよ?」
「どうするって……なんか見れるかもしんないじゃん」

おいおい、覗きかよ。

「Y香、お前なぁ……」
「お兄ちゃんは見たくない?他の人のセックス。AVみたいな作られたやつじゃなくてさ、生の、本物の、普通の人達の普通のセックス」

どうしてこういつはこういう事になると妙に頭が冴えるんだろう?
そんな事言われりゃそりゃ俺だって見たいに決まってる

しかしさっきのような危険が無いとも限らない
防犯ブザーもあることだし、なんとかなるだろう。

「よし、ただし、何かあったらすぐ帰るからな」
「わーい!さっすがお兄ちゃん!だーい好き!」

そう言ってぴょんと俺の腰に抱きつくその姿は、年相応の幼さに満ち満ちていた。
頭の中身以外は。

かくして俺は妹を連れて、神社へと戻ってきた。
祭りはもうすぐ終わりに近づき、出店もちらほら畳み始めている。

「ヤリ森」と神社の裏手なのだが、その奥には大きめの公園がある。
真上から見れば、神社と公園に挟まれた形で「ヤリ森」がある形になり、俺たちはまず公園の方から近づいた。

夜も遅いと言うのに公園のベンチもそこかしこにイチャついているカップルの影が見える。
ここも境内脇のベンチと同じ「ヤリ森」前の前哨戦の舞台となっているのだろう。

俺たちは普通のカップルのふりをして小声で話をしながらゆっくりと公園を横切り森の方へと向かう。
公園に入った時も感じた、妙に粘つく熱気が、一段と濃くなったように感じた。

おそらく、この小さな林の何処かでは何組かのカップルが既にセックスを行っているのだろう、時折、ガサガサガサガサと、規則的な木々の擦れる音が聞こえてくる。
というか、リアルに女性の「アッ」とか言う声が聞こえてくる。

横眼でちらりと妹の様子を伺うと、目をキラッキラに輝かせ、半ば興奮気味で、恋人繋ぎのまま俺の左腕にギュッと密着し、「早く行こうよ」と目線で俺に合図を送っている。

俺は妹の手を引き、少し腰をかがめ、そろそろと林の中の舗装されていない道を進んで行く。
数歩進むだけで、何処かの男女の激しい息遣いと、衣擦れの音が聞こえて来る。

妹は辺りをキョロキョロしながら音の発信源を探っている。
更に少し歩いた所で、俺達は少し隙間の開いた茂みに入り、大きな木の下に陣取った。

俺は何かの買い物の際に捨てそびれたコンビニのビニール袋をポケットから出し、その上に腰を下ろし、自分の足の上に妹を座らせた。
妹は浴衣に土がつかないようにそろそろと腰を下ろし、俺に寄り掛かるように背中を預ける。

俺は妹を後ろから抱きしめるような形で密着し、お互いに息を潜める。
ガサガサと木や枝の揺れる音と、男女の激しい息遣いや、甘い吐息が漏れ聞こえてくる。

妹は息をひそめながらもキョロキョロと、その吐息がどこから聞こえてくるのか必死に探している。
あちらこちらで実際に他人同士のセックスが行われている場所に潜むというというのは、「刺激的」という言葉を超えた何かがある。

俺は緊張と興奮で心臓の音が妹に聞こえるんじゃないかと内心穏やかではなかった。

妹は気配を探るのに飽きてきたのか、すっと俺の脚の間から腰を上げ、しゃがみながらこっそりと手近な茂みの隙間を何かを探すように覗き込んでいた。

と、その背中がビクッと震え、後ろ手に俺を手招きする。
すげぇな、もう見付けたのかよ。

恐る恐る妹に着いていくと、妹が指差す木陰の向こうに、暗闇ではっきりとは見えないが、肌色の物体が取っ組みあっているのが見えた。

うわぁ、マジモンのセックスじゃん。

男女どちらの衣服か解らないが、赤い布を引っ掛けた肉塊が激しく動き、上か下かどちらからかは解らないが、押さえた声で「んっんっんっんっんっ」という喘ぎ声が聞こえる。

こりゃすげぇや。

しかしそのカップルはちょっと離れて所で行為に及んでいるのでいまいちよく見えない。
もっとよく見える痴態は無いものかと辺りを探していたその時だった。

「おいおい、マジかよK子」
「いいじゃん……ね、ここでしよ」

「だってお前Y希のこと狙ってたんじゃねーのかよ」
「うるさいなぁ、別に狙ってなんかないもん」

「っつーかどうすんだよ、一人たんねーぞ?」
「えぇ~?二人とも来ればいいじゃん、ね」

と、明らかに酔った若い男女の声が聞こえてきた。
しかも場所もわきまえずに大声でベラベラと喋っている。

声の特徴と会話の内容から解る通り、先程俺が逃げてきたK子が、一緒に飲んでいた俺の友達二人を連れてヤリ森にやって来たのだ。

K子は俺たちの潜んでいる茂みのすぐ近く、神社の裏の壁に寄り掛かると、わざとらしく足を組みかえたり、ミニのワンピの胸元を直すふりをしてチラ見せして俺の友達二人を挑発している。

なんとも子慣れているというかなんというか、あのままK子の手練手管に引っ掛からなくて正解だったな、こりゃ。
友人の一人、派手なアロハにオールバックのテッちゃんが、自慢のヴィンテージアロハを脱ぎ捨ててK子の胸に手を伸ばした。

テッちゃん、明らかに初めてだろこれ。
K子はもう男なら誰でも良いというような眼でテッちゃんを誘い、わざとらしく声を出しながらもう一人の友人、ヒロを目で挑発していた。

ヒロは中学を卒業後都内の高校に通い、いわゆる「高校デビュー」を果たした奴で、大学も都内のそこそこの所に入ったらしい。
おそらくK子としてはヒロの方が目的なのだろう。

俺は正直、昔からの友達同士の3Pなんか見たくは無いのだが、妹はこれから始まるであろう俺と同い年の三人が繰り広げる痴態を固唾を飲んで見守っていた。
詳細はあまり書きたくないので端折るが、ただ、K子、テッちゃん、ヒロの3Pは圧巻だった。

特にクライマックスのヒロが前、テッちゃんが後ろからK子を串刺しにしての同時ピストンはAVを超えた凄まじい迫力だった。

しかもK子の声は大きく、他のカップルが逃げてしまったり、プレイを終えたカップルが触発されたのかもう一回始めてしまったりするほどだった。

テッちゃんの初回は挿入して20秒持たなかったことには驚いたが、その後一時間足らずの間に6回も射精したのは立派だった。
妹はプレイの間中、ずっと俺の左手にしがみついていたが、目は片時も三人から離すことは無かった。

やがて事を終えた三人は去り、辺りには静寂が戻り、またあちこちから男女の声が聞こえるようになった。

「すっ……ごかったねぇ…」
妹が興奮で顔を真っ赤に染めながら俺の耳元で囁いた。

「あぁ、まぁ、凄かったな」
顔見知りということもあり、罪悪感もあったが、それでもやはり生の性器同士の結合を間近で見るのは興奮した。

「あの人たちさぁ、お兄ちゃんの友達だよねぇ?」
やっぱり気付いてやがったか

「あの人達……付き合ってるとかじゃないよね、ただヤリたいからヤルってかんじで、愛も何にもなかったね」

愛ときたか、やはりこの辺はまだまだ中○生のようだ。

「あんなので気持ちいいのかなぁ?あたしは本気で好きな人とじゃないと、あんなことできないなぁ」
「まぁ、そこは人それぞれなんじゃないかな。俺も好きな女とじゃないとあんなこと出来ないけどさ」

「やっぱりそうだよね、愛がなくっちゃね!」
「お前、声大きいって」
「あ、ごめん。でさぁ……」

そういうと、妹は浴衣の裾を指で摘み、するすると持ち上げた。
白く、細い足が顕わになる。

「する?」
「ちょっと待て、まさか、お前……」

「だって、ここまで来てあんなもの見て、見るだけで我慢できるわけないじゃん」
「そりゃそうだけど……」

俺が躊躇している間にも、妹の浴衣の裾はめくれ上がっていき、まだまだ細いが程良く弾力のある太股が顕わになった、が。

「あれ?」
妹がいぶかしげな声を上げる。

どうやら帯のせいでパンツが少し見える程度にまでめくるのが精いっぱいのようだった。
これは俺も想定外だった。なんか今日は悉く間抜けだな。

俺は妹をそっと抱き寄せ

「今はこれで我慢しな」

と囁くと、まだ何か言いたげな妹の唇を俺の唇で塞いだ。

「んっ……」

がっつりと舌と舌を絡める濃厚なキスを交わすと、ごそごそと妹の手が俺の下腹部に伸びる。
俺の手も、既に妹の太股の内側を撫でまわし、その程良い弾力を存分に楽しんでいた。

太股を撫でまわし、揉む俺の手の甲や指が、妹の股間を掠めるたびに「んっ」と妹の可愛い反応の声が漏れる。
暫く妹の太ももの感触を楽しんでいると、妹は腰を突き出し「早く股間を触って」と無言の催促をする。

俺はその催促を適度に無視した後、おもむろに股間への攻めを開始する。
不意を突かれた妹の身体がビクンッと跳ねる。

手の平で股間全体を揉む事もせずに、いきなり性器の中心を中指でぐりぐりと攻める。

「んんっんっんっ!」
妹の左手が俺のTシャツをぎゅっと握りしめる。

妹のパンツはじっとりと濡れて股間にぴったりと貼りつき、俺の指が動くままに、股間の割れ目に俺の指をくわえ込んだ。
中指全体で濡れたパンツ越しに性器の表面をごしごしと擦るように攻める。

「んんんっんー!」

妹の背中がビンっと反る。

その瞬間、俺の股間を控えめにまさぐっていた妹の右手にギュッと力がこもり、俺の勃起したペニスをハーフパンツ越しに思い切り握りしめる。

「んんッ!?」

俺は激痛に身をよじった。

ショートパンツのファスナー越しにペニスを握られてしまったので、金具が薄いボクサーパンツの生地越しにペニスに押し付けられた形になってしまったのだ。

「Y香、ちょっと待ってくれ、……痛ぇ……」
「ごめん、お兄ちゃん大丈夫?」

「だからお前声大きいって」
「あ、ごめん……」

暫く股間を押さえていると痛みは治まった。

が、妹の昂りは収まらない。

「お兄ちゃん、血とか出てない?Y香見てあげるね」

そのまま妹の手はサッとファスナーを下ろし、ボクサーパンツの窓の部分から指を入れ、俺のペニスを触りだした。

細く小さい、それでいて柔かな妹の指先の弾力に、俺のペニスは瞬く間に活力を取り戻し、ハーフパンツの社会の窓を超え、初の野外露出を果たした。
妹は浴衣に土がつかないようにしゃがみ込むと、俺のペニスを夢中で頬張り始めた。

んちゅっ、ちゅぱ、ちゃぷ、ちゅぷ、とわざといやらしい音を立てて俺のペニスを舐める。

浴衣用にアレンジされた妹のショートヘアはとても可愛く、この顔にしゃぶられていると思うだけで感度は倍増した。

「んふ、んふ、んふ、んふ」

リズミカルに首を動かし、舌と唇でぬるぬると俺のペニスを刺激する。
俺の一番好きな口撃を多めにしてくれるのは、先程俺のペニスを痛めてしまったからだろうか。

「んはぁ、お兄ちゃん痛くない?おちんちん、ちゃんと気持ち良くなってる?」
「あぁ、大丈夫だよ、Y香のフェラチオ、すっげぇ気持ちいいよ」
「ほんと?最後までちゃんと出るか確かめてあげるね」

そう言うと、妹は俺のペニスの先端だけを口に含み、舌先でチロチロと舐めながら右手で幹の部分を高速でしごきあげる。

「おう、ふっ!」
そのあまりの気持ちよさに俺は瞬く間に絶頂に達した。

俺のペニスはドクン、ドクン、と激しく脈打ち、この日四度目の精液を妹の口内に放った。

妹は俺の精液を飲み込んでからお掃除フェラまでの一連の流れを終えると「はぁ」とため息を一つついて俺のショートパンツに頭を預けた。

俺は妹の髪形が崩れないようにその頭を撫でてやると、妹を立たせ、逆に俺が妹の股間に潜り込むようにひざまずいた。

「えっ?お兄ちゃん?」
俺は先程妹がしたように浴衣の裾を割ると、一気にパンツを引き下ろした。

そしてまだまばらな股間の陰毛を掻き分け、すっかり濡れそぼった股間にむしゃぶりついた。

「んあっぁっ、お兄ちゃん……!」
俺は地面に膝をつき、片膝の状態で妹にクンニを敢行した。

何も考えず、ただひたすらに、妹の性器を舐め、溢れ出る妹の愛液を貪る。
指で性器を開き、クリトリスも刺激する。

「あぁっ、んっんん……」
妹は両手で口を押さえ、必死に快感に耐えているが、それが逆に妹の性感を更に高めているようだった。

「はぁっ、あぁっあっあっあっあっ」
さっきの妹の勢いに負けじと、夢中で妹の性器を啜る。

これは、俺のものだ。
そんな野蛮な想いが、俺の頭を埋め尽くしていた。

俺がこんなだから、妹だっていつまでも俺から離れられないんだ。

もうすぐ夏休みも終わり、妹は高等部の進学コースへの受験勉強に専念する為にこの関係は休止しなければならない。

できることなら、そのままこの関係を断ち切らねばならない。
そう思いながら、俺は妹の性器を必死に舐め続けていた。

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