元彼さんから投稿頂いた「親愛なる元カノの写真が出てきて思い出すこと」。
30年くらい前、大学生だった頃に付き合った、初めての彼女の写真が出てきた。
お互い大学1年生で、毎朝最寄り駅で顔を合わせてた。
あれは入学して間もない4月の半ば、大学から帰ってアパートの最寄り駅に着くと、ザーザー降り、大学を出たときは晴れてたのに…とふと横を見ると、元カノだった。
「まいったね。」
って言ったら、
「ホントだね。」
って、これが初めての会話だった。
雨が止んで、並んで歩いてお話ししながら帰った。
元カノのアパート、俺のアパートの50m手前だった。
「近所だったんだ。」
なんて言って、それ以降、朝も一緒に大学へ向かうようになった。
4月下旬、元カノからきかれた。
「ゴールデンウィーク、どうするの?」
「新幹線混んでるし、まだ実家出て一月だし、帰らないことにした。」
「私も帰らないんだ。」
「じゃあ、ゴールデンウィークに遊ばないか?」
「うん。そうしよう。」
当時、携帯電話はまだ学生が持てる物じゃなく、アパートには2回線の電話があって、一度受信した後、それぞれの部屋番号をプッシュすると、内線で指定した部屋に繋がる仕組みだった。
元カノのアパートも同じで、あの界隈の学生向けアパートではそれが流行りだった。
お互い、電話番号と内線を教え合い、ゴールデンウィークに連絡を取って、遊びに出かけた。
連休3日目、あまりいい天気じゃなくて、元カノが俺のアパートに来たいって言ったから、ドキドキしながら元カノを迎え入れ、二人きりの密室になった。
暫くはテレビ見たりしてたけど、飯食った後、冷蔵庫に会った缶チューハイ、ペンギンズバーを持ってきて渡した。
「まだ未成年だよね。」
「外に出なきゃ大丈夫だよ。」
と言って、慣れない酒を飲んだ。
ほろ酔いの二人、何となくひっついて、いい感じになったけど、お互い恋愛経験ゼロなのをカミングアウト、恥ずかしそうに見つめ合って、チューした。
ディープじゃないチューだったけど、忘れられないファーストキスになった。
それから、抱き合って寝転んで、オッパイ揉んだけど嫌がられなかったし、勃起が元カノに当たってて、元カノが手でズボンの上から触って確認して、
「セックス、してみようか。あなたになら、初めてをあげてもいいよ…」
「俺も初めてだから、初めて同士だね。」
二人で裸になって、狭いユニットバスで身体を洗った。
ベッドでお互いの性器を69状態で観察、俺、聞きかじったクンニをしてみると、元カノもフェラしてきた。
もう、ギンギンで、元カノの足を広げて、オマンコに先っぽを当てがって、元カノに抱きついたらその勢いで入っちゃった。
ゴリッという感触で入って、二人は結ばれた。
暫く抱き合ってたけど、モゾモゾ腰が動いて、初めての女の子のオマンコの感触に、ピストンなんかしてないのに、入って3分頃に出そうになって、慌てて抜いたらピュピュピュ~~っと精液が弧を描いた。
そんなに大量じゃないけど血が出た。
一度風呂で洗ってきて、裸で抱き合ってたら、いつのまにか寝ちゃってた。
目が覚めたら夜の8時で、股勃起してたけど、処女膜破ったばかりだし、我慢してたら、元カノが、
「私に弄らせて。」
って言って、背後から握って扱いてくれた。
今度は2分と持たなくて、ティッシュの上に射精した。
「男の人の射精って、初めて見た。なんかすごいのね。おちんちんがビクビクしてた。」
こんな感じで、男女の仲になったら、元カノ、大学でもあからさまに女房気取りで、誰しもがあの二人はデキてるという認識になっていった。
元カノとのセックスは、ほとんど毎日、大学から帰るとどちらかの部屋に入るなり、即脱いで風呂にも入らず一戦、初めての時から生だったから、以降ずっと生。
それで、念のため、出そうになったらすぐ抜いて、元カノの手のひらオマンコに突っ込んで、その中にあるティッシュに射精するのが定番になった。
それから少し勉強して、夕方風呂に入って飯食って、もう一回セックスして10時頃に帰宅してた。
金曜の午後からは、どちらかのアパートに入り浸りで、日曜の夕方に帰宅するまで10回近くセックスしまくってた。
時々、なんで元カノは俺なんかを好きになってくれたんだろって、不思議に思った。
デートで行った、当時流行ってた巨大迷路に行って、行き止まりでキスしたり、帰りに我慢できなくなって、駅裏のラブホでヤリまくったこともあった。
午後イチ休講になると、急いで帰って一発ハメて、大学に戻ったりもした。
「彼女、火照ってるぞ。一旦帰ってハメてきただろ?」
なんてバレバレだった。
俺の部屋でハメてるとき、外に元カノの声が漏れてたようで、新聞受けから覗かれたこともあった。
丸4年付き合って、卒業で別れた。
付き合ってるときは、とにかくヤリまくりで、二人でお泊り旅行にも行かなかった。
だから、最後、アパートを引き払った後、お泊り旅行して別れた。お互いの実家の中間地点にある温泉宿、浴衣着て見つめ合いながら、思い出話したのを覚えてる。
あの時、お互い持ってた写ルンですで写真を撮り合って、温泉街の駅で別れた。
「さよなら…元気でね…」
短い別れのあいさつを交わした。
その時の写真古い手帳にはさまってたよ。
笑顔だけど、間もなくお別れという少し影のある笑顔だった。
元カノ…お互いアラフィフだけど、きっと幸せになってることを信じてる。
俺にも女房がいて、大学生と高校生の娘がいる。
毎日ではないけど、この年になっても、女房との営みはある。
女房を抱いてるとき、元カノのことを思い出すときがある。
元カノのことは、忘れた事はないけど、顔がぼんやりしてた。
でも、写真を見つけて、またハッキリと思い出せてる。
もう、死ぬまで忘れないよ。
感想などコメントをどうぞ!投稿していただいた方の励みになります!
コメント一覧 (2件)
学生時代の恋人、忘れられないね。
だって、青春の恋だもの。
いい話です