彼の心には忘れられない元彼女が住んでました

諦め女さんから投稿頂いた「彼の心には忘れられない元彼女が住んでました」。

遊び仲間の中に、ずっと好きだった人がいて、ある日、複数人で遊んだ場所から帰るとき、方向が同じで途中まで一緒に帰りました。
その時、一緒に居酒屋へ入って二人で飲んで、凄く幸せなひと時を送りました。

何となくいい感じになって、気持ちを伝えました。
そしてその夜、抱かれました。
バスルームから出て、ベッドに座ると後ろから抱き締められ、バスローブを脱がされ、両胸を揉まれました。
乳首を摘ままれて、思わず声が漏れてしまいました。

振り返りながらキス、そして押し倒されるようにして仰向けに、良脚を開かされて、恥ずかしいアソコが丸出しになると、クンニされました。
もう、凄く気持ちいいのと恥ずかしいので、身を捩りながらハアハア、気付くと、目の前に彼のおチンチンがあって、６９で舐め合う形になりました。

６９なんて初めてで、顔が真っ赤になりました。
私にとって２年ぶり２人目の男性、クンニで頭が真っ白になったところで彼が入ってきました。
えっ？もしかして生？って思ったけど、もうどうすることもできないまま、腰を振られ、喘がされ、気付くと彼の精液を浴びてました。

好きな人に抱かれた嬉しさでいっぱいの私は、彼と付き合えると思っていました。
会うたび抱かれて、喘がされて、精液を浴びる幸せに酔っていました。
初めは幸せだと思っていた彼とのセックスも、次第に性欲処理に使われているだけのような気がしてきました。

短大時代に処女をあげた、初めての彼氏とのセックスで感じてた、愛されている実感が、感じられないのです。
クンニされてても、そんなところを舐めてくれてありがとうって気持ちにならないのです。
彼の心の中には、私以外の人が住んでるような気がしました。

彼にさりげなくそれを訊いたのは、初めて抱かれて半年のことでした。
彼には、忘れられない５年前に別れた元彼女がいました。
「もう、無理なのはわかってるんだけど、忘れることができないんだ…ごめん…」
と言われました。

最後のごめん…は、きっとその元彼女を忘れるために、言い寄ってきた私と付き合ったことに対する贖罪の気持ちなんだと思いました。
彼は、私のことなんか好きじゃない、嫌いでもないから抱いたんだと思います。
「分かった。もういいよ…さよなら…」

もう諦めて、さよならを告げました。
昔の彼女をひきずってるのかな～って思ったけど、やっぱりそうでした。
「赤ちゃんが生まれました」っていうラインを一瞬見たことがあったけど、あれ、別れた元彼女からのラインだったのかもしれません。

結婚した元彼女とまだ繋がってるのって、私にはキツイと思いました。
連絡先を消せない気持ちはわかりますが、実際にラインのやり取りがまだあるって、相手は結婚して子供までいるのに、それはもう無理でした。

元彼氏に出産報告を送ってくる方も凄いけど、そんなことされたら、元彼氏はいつまでも終われないと思います。
もう、いいや…っていう心境でした。
好きな気持ちはあるけれど、今更どうにもできない過去と比較されるのは嫌でした。

遊び仲間は私と彼が付き合い始めたの知ってるから、別れを切り出した以上、遊び仲間ともフェードアウトするつもりです。
辛くて淋しいけれど、元恋人の二人が居ると、微妙な空気が流れると思うから仕方がありません。
私が前を向いて、消えることにします。

いい加減にモヤモヤがふっきれました。
半年間の短いお付き合いでしたが、ありがとうございました。