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元彼女というより離れて暮らす家族みたいな人

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元彼氏さんから投稿頂いた「元彼女というより離れて暮らす家族みたいな人」。

別れて3年、音信不通になって2年。
ラインもメールも電話も繋がらない状態。
この街から消えたようで、彼女の実家を知らないから、探しようもなかった。
結婚するための予行演習で同棲してたから、元彼女というより、家族のような人。


同棲して変わったのはセックス。
一緒にいる時間が長いから、昔のような渇望は無くて、まるで夫婦のように寝室で裸で抱き合って、愛し合うセックスで、よく、夫婦の営みという表現があるけど、その意味が分かるセックスだった。

コンドームを使わなくなり、生セックスになった。
紙切れ一枚出すか出さないかの違いで、夫婦だった。
毎晩セックスがあり、股間を清めて舐め合う時間が増えた。


戸建ての貸家だったから、お隣に遠慮することなく彼女は喘ぎ、襖が共振するほど腰を振った。
貪るセックスから、与え合うセックスになっていった。
セックスしてから寝れる幸せ、これが結婚生活なんだとわくわくした。

セックスした後、お別れがない。
セックスが終わった後も、同じ部屋で寝る。
朝起きると、隣に彼女が寝てる。
休日は一日中一緒、朝からセックスすることもあった。


セックスが日常に組み込まれてて、特別なことじゃなく、生活の一環だった。
結婚へ向けて、同棲しながら家計簿をつけて、家庭の運営を年間を通して分析した。
二人の経済力で家庭の経営が成り立つか、子供ができたらどうか、2年かけて分析してた。

そんな時、コロナ禍がやってきた。
俺の仕事は影響なかったが、彼女の仕事はモロに影響して、3年前、店を畳んだ。
当然、収入が減り、生活が成り立たなくなった。


彼女がなりたくて努力して就職した店だったから、ショックで立ち直れなかった。
彼女、荷物をまとめ始めて、俺は、そんな彼女を引き止めることができなかった。
だって、俺だけ何の影響も受けずに、安全圏にいたから。

「短い間だったけど、お世話になりました。どうか、お元気で。さようなら…」
荷物を実家に送った後、彼女が三つ指ついて、頭を下げた。
恋人の別れじゃなく、まるで離婚だった。


彼女が、家を出た。
送って行こうとしたが断られた。
「この家で、お別れしたい。ここが、私たちのお家だったから。」
「そうか…元気でな。さよなら…」
もうすぐ2年だった同棲が終わった。

彼女が出て行って1年間はたまにラインでのやり取りがあった。
俺も戸建てを出たとラインしたら、
「そう。私たちのお家、無くなっちゃったんだね。」
と返ってきたのが最後で、音信不通になった。


彼女は、あの家が好きだったから、ラインにあの家を感じてたんだろう。
絶縁されたけど、彼女は遠く離れて暮らす家族みたいだ。

二度と会えないけど…
元気でいてほしいと思ってる。
さっき、長らく使ってない俺の古いリュックから、彼女と俺の手袋が出てきて、懐かしく思い出した。
彼女の手袋、思い出に保管しておこうと思う。
家族だった彼女のことを忘れないように…

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