彼女が浮気をして、それが発覚した経緯とその後のエッチな体験談(彼女談あり)

ぴゅあらば

まぁなんというか、寝取られ好きってのは難儀だよね・・・。
俺は今年の二月にあった彼女の浮気を、五月に知ってほんと落ち込んだな。
遠距離してておれ36、彼女24。

許したつもりでも、気分的に落ち込んでる時はいつもそのことが頭に浮かんできて最悪な気分になるよ。
で、最悪な気分なのに、興奮もする。
寝取られ好きとまではいかないけど、彼女が他の男とセックスするってのは何故にここまで興奮させるんだろう?


朝からずっと雨が降っていて、とても気分が重い。
音楽かけて酒呑んでても、ちっとも楽しくない。
浮気を知った後、彼女の重い口をなだめたり、怒ったりしてなんとか状況を聞き出した。

一月ほど経つとショックもだんだん薄れてきて、お互いに前みたいに仲良く出来る様にはなったんだけど、折々にその時の話を聞き出すと、どんどん新しい事実を知って、憂鬱になる。
浮気を知った時に別れたら良かったのかも、と考えたりする。

浮気していた事は携帯メールを彼女が寝入った後に盗み読みして判明した。
翌朝は朝早くの仕事だったのに、全く眠れなかった。
仕事中はずっとそのことばかり。

俺が浮気を疑った受信メールの内容は、
「A子(彼女)のお気に入りの****に今日行かない?」
って文章だった。
この****って店舗らしき名前が気になった。

遠距離なのでその屋号には全く思い当たる事が無い。
出来ればカフェとかの飲食店であって欲しい…。
確認するために彼女に聴いた場合、飲食店であった場合は、メールを盗み読みした事を非難されるだろうし
そうでなくラブホであった場合は、彼女が肯定することはないだろうし…。

で、結局仕事の昼休みに****って名前で番号案内を頼んだ。
104に繋がり****って名前でお願いする。オペレータの女性の返事がするまですごく時間が掛かった様な気がしたな。

「ええと****という名前ではカフェ、パブ、ホテルの六件の登録がございますが」
という返事の最後の「ホテル」であーやっぱり・・・って思った。

「ホテル」として登録してある番号を聞いて早速そこに電話してみた。
「はい****です。」
「あのそちらホテルですよね?」
「はい、そうですけど?」
「あの・・・どういったホテルでしょうか?」

後になれば結構笑える質問だが、その時は必死だったw

「ええと、こちら一応ラブホテルという事になっております」
という中年女性の返事。またしても「あぁやっぱり」という声が頭に響く。

浮気って自分のこと省みると、やっぱししょうがないかもって思ってしまう。
俺だって自分の好みの女性から誘われたら、我慢できるかどうか分からないしそれは男に限らず、女もそうだと思う。

遠距離がきまって、「お互いもし好きな人が出来たら、それはもうしょうがないから・・・」って彼女に言った。
「他の男と付き合ってみたいと思うなら、それでもいいよ」とも言った。
後で聞いてみるとその言葉はショックだったそうで「なんで、そんなこと言うの!」って感じだったらしい。

俺は遠距離ってのは続くわけが無いし、もし彼女が浮気してもしょうがないって思ってた。
自分が浮気する口実でもあったのかもしれん。
で、遠距離始まって2ヶ月くらいして彼女から年下の歯科大生と付き合いだしたって報告を聞いた。
俺は普段日記を付けてる。他愛もないことばかりで、聴いたCDの感想とか、その折々に思ったりしたことなんかを。

まぁそんだけ平和な心持でなんとか毎日を過ごせてたんだろうね。
今、というか浮気を知ってから4ヶ月くらい日記を付けてない。
こういう時こそ、自分の考えや彼女に対する思いを書きつけなければとも思うんだけど、どうしても出来ない。

文章になって、彼女の浮気が明確な形になるのが恐いんだろうな。
で、今アルコールの血からを借りてかきかんでます。

また雨が激しくなってきた。
歯科大生とは一月もせず終わったらしい。
おぼっちゃんで世間知らずだったそうだ。女性に優しい奴ではあったらしい。

また童貞だったらしくて、その時の行為の話を聴くと正直いってすごく興奮してしまったことを良く覚えてる。
やり方の一部始終を寝物語にせがんだ。
あまりにも性急で「気持ち良くはなれなかった」といってた。

「俺よりずっと若いから回数や勢いは良かったんじゃ?」
ときいても、対して興奮の材料になる話は聞き出せなかった。

彼女は24歳。社会人をやっていたが、子供の頃からやっていたバイオリンがとても上手く彼女自身の経験から音楽に関われて、しかも人の為になれる仕事をしたいということで、去年からとある大学に通う事になり遠距離恋愛、ということになった。

1度決めた事はなんとしてでもやりとおす、という強いこころの持ち主だが意思が強い事は、社会では色々と軋轢にあったりする原因にもなるようだった。
中学三年生の時に、阪神大震災に遭遇しておりその時の経験でパニック障害をもっていて暗闇と突然の物音で過呼吸になったりすることがある。
容姿はそうだな・・・美人ではないけれど、俺にとっては凄く愛らしい子だ。

本人や友達はアイコに似てるそうだ。俺はそうは思わないが。
スタイルはむっちりしていて胸も大きい。
男から見ると結構やれるならやりたいって感じのHな身体をしていると思う。

一月まえ程にはファミレスで友人と食事をしていて、その友人がトイレに立ったときに全く見知らない、中年男が「乳触らせて」って言ってきたらしい。
他にも学校の実習先でしりあった既婚男性から下心丸見えな電話が掛かって来たりとか。
(実習中は凄く良い人だったらしく、少なからずショックを受けていた)

服のセンスも良く近眼でたまにめがねを掛けたりするので頭良さそうでいて、楽器のケース持ち歩いていて、しかもムチムチしHな身体という、ある種の男にとっては堪らないそんざいではなかったろうか…。
本格的に酔ってきた。でもずいぶん気が楽になってきたかも知れない・

一月ほど付き合った歯科大生と別れた理由。

彼女は震災の他に。四年前にお父さんを事故で亡くしていてそれも大きな傷となっている。
今も睡眠導入薬と精神安定剤を定期的に飲んでいる。
多分にファザコンで俺と付き合っているのも何処かに父親の空気を求めているからなのだろうと思う。

で、その新しい彼氏と付き合っていても頻繁に連絡は取っており、その歯科大生にとっては(当たり前だが)苦痛になってたらしい。
何度も彼女にもう連絡しないでくれ、と言われたらしいがそう言う時は強い口調で「彼(おれね)とは肉親みたいな関係の人だから連絡をしないってことは出来ない。それが嫌なら別れる」
と応えたそうだ・

ブルースってこういう天気と気分の時には凄く響くね。。
しかし雨良く降るわ。

そういう新しい彼とのやり取りがあって、すぐにその歯科大生はちょっとストーカーじみて来たらしい。
彼女は今まで苦労してきており、その彼の生活ぶりや言動にちょっと嫌気がさしてもいたらしい。

曰く「苦労してないから、お金に対する感覚が私とちがう」
曰く「優しいし、真面目な子ではあるけれど、価値観が私とは決定的にちがう」

俺に連絡するのは止めて欲しいと訴えてきた時は、彼の車の中で拒否すると車からなかなかおろしてくれなかったらしい・
そう言う行動に決定的な嫌悪感を感じ、彼女はその子と別れる事になった。

一月で終わった歯科大生との関係は、俺の寝取られ好きなところをちくちく刺激して、それからしばらくはねちねちとその行為の一部始終を教えるようにせがんだと思う。
彼女は男性のセックスアピールを指に求める。

「指であそこいじられたの?」
「どうだった?」
「指はちょっと良かったかも」
「入れられてどうだった?」
「気持ち良くなかった、途中で寝てしまうことが結構あった」
とか。

寝てしまう云々はその頃彼女は割と強めの眠ザイ服用していたので、セックスする前には大抵飲んでいたそうだ。

歯科大生との関係が俺にとってそれほど深刻ではなかったのは「お互い好きな人ができたら・・」という自分が言い出した事に対しての責任もあったし、なにより彼女は男性恐怖症の気があり俺と付き合い出して、彼女が俺とのセックスを本気で楽しめる様になるまでは結構時間が掛かったということもあり、なんか全く理由の無い自負心が俺にあったんだろうと思う。

「彼女が愛してるのは俺で、他の男とやっても気持ち良くはならない」
って盲信していたんだろうな。で、最後には俺のところに絶対戻って来るって。
なんの根拠もないのにw

彼女からメール。実習先の教え子がお別れの花火大会をしてくれるそう。
とても嬉しそう。昨日は一人一人から手紙とおおきな花束を貰ったそうだ。
彼女が喜んでいると、おれもうれしい。

で、そう言う時には必ず今年の二月の浮気の事が重くのしかかってくる。
子の事が無ければ、もっと、心の底からうれしいだろうに。
なけてくる 。

歯科大生との事は、彼女とするセックスにおいて新しい発見をもたらしてくれた。
男性恐怖症のことは知り合った頃に話を聴いていたので初めて彼女とする事になった時は、挿入直前で俺がなえてしまった。
彼女はすごく気に病んで、色々と頑張ってくれたんだけどその夜は結局出来なかった事を覚えている。まぁ翌朝には朝起ちに任せて無事やれたんだが。
我ながらあさましいw

で、歯科大生の件の後のセックスでは彼女は結構乱暴に扱われるのが好きだと言う事にいまさらながら気付いた。
男性恐怖症ということで、なるだけ優しく、こわれもののようにそれまでしていたのだが、それからは彼女の求めにあわせて乱暴に乳房をもみしだいたりバックから激しく突くことで彼女は異様に高ぶったりするようになった。

胸周辺はあまり感度が良くなかったのに、乳首を噛んだりするのが感じる様にもなったり…。
セックスが本当にお互いにとって心身ともに喜びになり、ケンカは相変わらずしつつもとても楽しく充実した日々を過ごしていた。
嫌がっていた女性器への口での愛撫や69なども喜んでやるようになったし、お尻への責めもこの頃から始めた。愛しているってこう言う事かなってよく思った。

シャワー浴びたらアルコール抜けてしまった。ちょっと残念な気がする。

ひとつ思い出したエピソードを書いておこう。

去年の夏ごろ、レイプ未遂があった。
相手はクラスメート。人当たりは凄く良く、社交的な男だったらしい。
その頃彼女はバイオリンも良い先生についてもらい、彼女自身について明るい未来の展望が見えて来たり、自信もついてきたところだった。

良い友達にも恵まれ、それまで深刻に彼女を悩ませていたパニック障害も自力で難なく落ち着かせる事が出来るようになった。
人に頼ることなく、自分でしっかり生きていけるはずだという自信とあとセックスによる肉体的な快感を得られる様になったことが彼女を凄く周囲に魅力的に見せていたのだと思う。

それは夕方天気があまり良くなかった日だったらしい。学校やレッスンで疲れていた彼女はそのクラスメートの車で家まで送って貰うことになった。
その日の数日前から俺と彼女は電話で激しく口論しており、会話も刺々しいばかりでお互いかなり不機嫌だった。

で、それまでは飲まないでも大丈夫だった安定剤をその日の昼食前に飲んでいたのだが学校が終わって車に乗せてもらった時点で急激に眠気が襲ってきたらしい。

夢うつつの中そいつの「ちょっとガソリン入れたいから、スタンド寄るね」という声が聞こえたそうだ。半覚醒状態で「あ、うん」とか返事をして眠くなるのを我慢しながら車の中からは、裏道裏道へと抜ける窓の外の風景だった。

地元民ではない彼女には当然、車が何処へ向かっているか分からない。
車の振動に身を任せるうちに寝入ってしまった。

目が覚めるとどこかのさびしい山道。日もすっかり落ちて車内に二人きり、だったそうだ。
彼女の方をずっと見てたらしいそいつが

「なぁ乳もませてくれん?」
「はぁ?」
「いいやろ?」
「はぁ?なにいってんの?」

で、手を出してきたらしい。最初は冗談だと思い軽く手を払っていたのだがそれにちょっとアドレナリンが高まったらしくそいつは本気で力をいれて胸に手を出してきた。

「やめてって言ってるでしょ!」語気を強めて手を払いのけ拒否すると一瞬考え込む様にしゅんとしたらしいが、すぐに「じゃここ手でさわって」と股間を触らせようとしたらしい。「ふざけんで。風俗にいけば?」と返すと「じゃあ口でして」「ハァ??」なにが「じゃあ」なんだかw

と今になって笑えるが、その時はホント身の危険を感じたので、持ち前の気の強さで断固跳ね除けたそうな。するとそいつは急に逆切れ気味になり黙り込む。
こんな知らない山道において行かれたら、という恐怖感が襲いかかってきたそうだが携帯を取りだしつつ「家に送ってくれるんでしょう?お願い」と頼む。

黙っているそいつに対し
「頼むから帰ろう?じゃないと警察に電話する」
この一言でそいつはエンジンを掛けたそうだ。

この事件以後、学校で顔を合わせるが不愉快だったのにしばらくは平然としてそいつは彼女に話し掛けてきたらしい…。
で、この件。落ちがあるのだが

こいつはこの後、中学生に対するわいせつ行為で警察に捕まった。
起訴もされ確か罰金刑だったと聞いた。地方の小さな新聞にも名前が出た。しばらくは学校や近辺で姿を見せていたらしいが自主退学という形で学校をやめたらしい。
彼女の友達に聞いた話だと、近隣の県の学校に在籍しているという噂があるらしい。

めちゃくちゃ脱線してしまった。本題に戻らんくては。

と、今彼女からメールが来て無邪気に「好き」とか書いてある・・・。
でもなぁ、心の底から喜べない部分が消えない。指に刺さった刺みたいだ。

ええと本題は今年の二月の彼女の浮気でした。

なんかほんと日記を付けてるみたいだと思っていたら他にも人がいたんだね。急に掲示板だと言う事を思い出してしまった。
実はこの浮気の件で自分の考えていることをうまく彼女に言えないでいます。で、心を整理整頓するために文章にしている。

今でも大好きで、自分にはもったいないくらいの彼女だと思う。
ただ浮気の事実てもう消えないんだよね。浮気を知る以前は確かに愛しているって確信できてたんだけど、今はどうなんだか…。

好きではあるのだけど、愛しているとは言えない。
セックスする時、以前は恥ずかしいながらも「愛してる」くらいは言えたのに今は「愛してるていって」と促されても、言えない。
なんで言えないかは彼女も良く知っているのにね。

俺は結構いい年していて、それなりに女性関係で色々な目にあってきた。
で、前の彼女にも実は浮気された事があり、その時は彼女自身から告白されちょっと危ないくらいに心が乱れた事を良く覚えています。

そのこと思い出すと、今の彼女のこともあり男も女も結局みんなやりたがりで快楽にはさからえん生き物で、実際身体もそう言う風に出来てるんだからしょうがないと、考える様にしてた。
でも、やっぱしそれでなっとく出来るようには心は出来てないんだね。

ただの遊び相手なら、他の男と寝ようがどうしようがぜんぜん応えない。
で、まぁ彼女であってもその状況次第によっては浮気というものを見とめるこころの余裕も持っている。

人が人を愛する事がどうしようもなく、倫理観では制御できないってことと同じく浮気もやっぱしその状況によっては仕方の無い事だと思う。

この二月に起きた彼女の浮気が、なんでこれ程ダメージを俺に与えたかって理由なんだけど、俺と彼女は知り合って5年目。付き合い出して四年目を迎えていて、お互いの家族にも
引き会わせはすんでいて、彼女のお母さんも年の離れている事は全く気にせず、俺のことを信頼してくれている。(たぶん)

俺の母親が彼女が片親であることについて(悪意はないのだが)時折触れて、彼女を傷つけてしまったことがあったりもしたのだが、これだけ付き合って2年ほど同棲もしていると当然
結婚という話が出てくる。

俺はというと最初は正直いって結婚・・・うーん・・・って気乗りがせずその態度も彼女に不安を与える事もままあり、そのたびに「どうしよう、どうしよう」っていい年しながら悩んでいた。

で、悩みつつ、お互い激しい喧嘩を繰り返しつつ考えた結果、お互いの趣味が共通していて、人にあまり話したくない過去の出来事に対するお互いの理解と労わりがあり、セックスにも(未だ最高の地点には到達してなくても)満足しているのなら、もう考えることはないやんね・・・という結果が出た。

で、去年の暮れ俺の実家に彼女を連れていき、両親のみならず親戚にも紹介した。「結婚します」と。
彼女の凄く嬉しそうな顔が今でも忘れられない。
で俺も「これで良かった」と思った。

やっぱしアルコールいるな。浮気を許してなお付き合って行くというのは俺に出来るんかな・・・

去年の暮れから、お互いしんどい事が立て続けに起きた。

俺のほうは父方の祖母の痴呆が進み、その介護で若くない俺の両親は自宅と祖母の家の決して近くない距離を行ったり来たりで疲れており、俺は仕事がなかなか抜けられず手伝いといえることがほとんどなにも出来ないでいた。
ほぼ寝たきりとなっていて、あまり長くないということも分かっていたので顔だけでも見て置こうと時間の都合がつけばなるだけ祖母の家に帰るようにしていた。

で、その間ほぼ毎日お互い掛けていた電話での毎日の報告を怠るようになってしまった。
一方彼女の大学は、専攻している学科が派閥争いの激しいところで、互いの派閥の教授連の言い分などが全く相反していて、授業内容やレッスンの評価が、どれだけ教授連にごまをする
かで別れるような状況になっていた。

彼女は二月当時はまだ一年生だが、年齢で言えば他の生徒の誰よりも年上で、そのせいか良い意味でも悪い意味でも、両派閥の教授連に目を付けられ、難儀な思いをしていた。
彼女はリーダーシップを取れる個性をもっており、グループで行う授業などでも率先してまとめていたのだが、それに甘えて年下のクラスメートは彼女にまかせっきりという状況になってしまい、また女性同士の嫉妬心からもありもしない噂を立てられたりでストレスで参ってしまい、以前より強い薬を飲むようになっていた。

で、お互いたまに連絡を取り合っても、そのたびにぎすぎすしていて、厭味をいいあいもうだめなんじゃないだろうか、ってふと考えたのが一月半ばくらいだったと思う。
そういう中、彼女の方はある教授からセクハラめいた言動をうけたり、俺はおれであまり顔を合わせることのなかった親戚との関係で疲れていた。

二月になって、祖母が亡くなった。慌てて仕事を休み田舎に帰り祖母を送った。
葬儀の日それまで止めていた煙草を久し振りに吸った。ちょっとくらっとしたけど一つ大きな仕事が終わった気がして少しだけ気分が良くなり、深夜に彼女に電話した。
その時彼女も、いままでずっと懸念事項だった家族の問題に、ひとつだけ解決がつきそれらのことをお互い電話で話して、久し振りにお互い穏やかな気分になれて、二人で携帯電話を耳に当てたまま号泣してしまった。

お互いの気持ちって、どんなに離れててもちゃんと伝わる!ってその時思った。
遠距離なんて大したことじゃない。まめに連絡とってれば大丈夫。って思った。お互い思いやる気持ちには距離関係無い。

で、電話をしたら急に会いたくなった。祖母の地方はちょっと葬儀のやり方が変わっていて翌日は一般でいう初七日にあたることをやり、近隣の人達におもてなしをする。
でなんとか夕方近くになって終わり、時間をみるとなんとか最終便で彼女のところへ行けそうだった。

翌日も実はいる予定だったのだが、昨夜の電話の余韻が深くこころのなかに染みていて少し罪悪感を感じつつも急な仕事が入ったと両親にウソをついて駅に向かった。
葬儀を終えたことと、彼女に会える事でなんだかむちゃくちゃ躁状態に嵌ってしまった俺は彼女の元へ向かう新幹線の中でしこたまビールを飲んで酔っ払ってしまった。
見知らぬ隣の中年女性にまで話し掛ける始末だった。

ネクタイははずしていたのだが、線香臭さからか「ご不幸ごとでしたか?」とその女性に聞かれたのだが「はい。これから彼女のところへ向かいます」と間抜けな返事をした事を憶えているな…。

今から君のところへ行くっていう連絡をしてからは、「時間は大丈夫?」とか「仕事は大丈夫?」とか「何時につくの?」とかメールが立て続けに届き海をふたつばかし越えたこともあり、ちょっとした主人公気分で浮かれていたな…。

で、6時間ほどで彼女の住む町へ着いた。タクシーを拾って急ぐ。
彼女のアパートの玄関のチャイムを押す。
すぐに足音がして、確認する様にチェーンが掛かったドアが少しだけ開いた。

で、彼女の顔を見てなんか「あぁやっと着いた」ってのと、変だけど何故か「帰って来たぁ」って思ってしまった。
ちょっと泣きそうになってしまったんだけど、泣かなかった。

彼女は寝巻きで片手には本を持っていた。待つ間読んでいたんだろう。
部屋に入るなり本を床に落として抱き付いてきた。
顔をくしゃくしゃにして。

感情の起伏が激しい子で、嬉しい時と悲しい時のこころが顔に思いきり出てしまう。
そのせいで損することもあるが、そういう正直なところも好きだ。
その後しばらくは彼女は泣いたままで。二人の間でいうところの「オーバードライヴ技 泣きわめき」がひとしきり…。

「なきわめき」が終わると、コートと上着を脱いで、とりあえず床に座る。
で、テーブルを挟んで「疲れたでしょ?」「いいやそんなんでもないよ」「なんかお茶でものむ」「うん」「なに読んでたん?」とかどうでもいい話をした気がする。
あの時はなにか他に別に言いたいこと、話したい事が絶対あったと思う。

例えばああいう時こそ「愛してる」て言えば良かったのかもしれん。
続けてしばらくの間、学校、葬儀の話をした後、自然とすぐそばにあるベッドの方へ二人で抱き合ったまま倒れ込んでいった。
アルコールがまだ身体の芯に残っていて、役に立たないかもと思いつつそそくさと俺は裸になり、彼女のパジャマ代わりのスエットの上下を脱がしに掛かった。

心配していたのだが、充分役には立てそうだと確認した後、彼女のまだパンツを穿いたままの股間に手をやると、めちゃくちゃ濡れていた。
彼女は体調にも寄るけど、おおむね濡れにくくローションは必需品なのだが、このときは付き合って初めてかと思うくらいびしょびしょになっていて、俺は一瞬生理かと思い自分の手を確かめたがそうじゃなかった。

この普段とは違う濡れ方に、俺はものすごく興奮してしまい急いで彼女の下着を引き降ろしてあらためてまた確認した。
なんというか、ほんとびしょびしょですでにベッドのシーツにまでうっすらとシミが見えた。
とりあえず前戯は置いといて、とにかく入れたいと思ったんだが、その時コンドームを用意してない事に気付く。彼女は避妊に関しては厳しく、彼女が発情期の時にすごく高ぶっている時くらいしか生でやることはなかった。

そういう人だから彼女自身も用心のため自分でコンドームを部屋に置いている。置き場所はいつもの衣装ケースの一番上の棚。
このコンドームは大体俺が、彼女のところに遊びに来た時に買って、で使い残した奴とかを置いてるのだがその夜、いつもの場所に置いてあったのはベネトンだかのコンビ二で売っているやつだった。

箱の蓋はすでに開けられていて、俺が取り出したときには二つばかり無くなっていた気がする。
このコンドーム見たときになんかかすかに、アルコールでふらふらしている頭の隅がなんかチリチリした様に思う。
その夜のコンドームの箱が気になったというのは、今浮気が知ってしまっているから改めて考えるとって事なんかもしれん。その時にはやはりあまり気にせずに使ったんだろうな…。

文章にしてみてなんか冷静になったのかどうか、酔った頭では良く分からないな・この数ヶ月はずっとそうだけども寝る前になるとちょっと息苦しくなる。
また禁煙しようかとも、思うんだがつい吸ってしまう。
彼女に換気扇のとこ以外では吸わない様に言いつけられてるんだが、

気がつくと今モニターの前で吸ってしまっていた
で、その夜の続き。

コンドーム着けて、挿入した。腰を動かしながら彼女の顔を見るとまだ涙のあとがほっぺたに残っている。そのときもまた目じりの方からじわっと水滴が滲み出てきていた。
気持ちよいというより安心感のような感情が、低いあえぎ声になって彼女の口を開いている。

新幹線の中では酔いつつも結構俺は高ぶっていて、今晩やったら見事に早いだろうなと思ってたんだが、その夜は全く逝けなかった。
長い事突いてたのに、彼女のあそこはずっと濡れたままで途中これはおしっこじゃないんだろうか?
と疑い匂いを嗅いでみたほどだった。

彼女の口からは「うん・・」という抑えたあえぎ声のほかに「好き」とか「良かった」とか「ありがとう」って言葉が漏れてくる。「愛してる?」って問いは出てこなかった。
そのまま逝けずに感覚が鈍ってきて惰性のまま突いていると、いつの間にか彼女は寝息を立て始めた。

抜いてコンドームを外す。完全に寝てしまった彼女のあそこは、しかしまだびしょびしょだった。
結局お互い素っ裸のままで掛け布団をかぶってその日は寝た。

女が浮気した時の言い訳ってみんな同じだな。
さみしかった、とか、構ってくれんかった、とか。
発覚して、問いただした時の返答も似てる。

「誘われたけど拒否した」
「ホテルに誘われたけど付いていかなかった」

で、

「ホテルには行ったけど、結局なにもしなかった」

やったことが確定しても

「したけど全然気持ち良くなかった」
「一回しかしなかった」

てなるもんな。責めたててしつこく尋ねると
「・・・したときはちょっとだけ興奮したかも」
・・・・ウガーーーーーーーー文法の5段活用みたいだな…。

とは云っても、全部ありのままに話されたら、ホント頭がおかしくなるかもしれん。
俺が彼女のメール盗み見て、問い詰めなかった方がどっちも幸せで、今も心おだやかに眠れたのかもしれない。

彼女に別けてもらった弱い眠ザイもあるんだけど、明日おきれなさそうで恐い。
宦官は性的な悩みは一切なかったのかな?

彼女が今の時点で白状してないことを想像して興奮しているチンコ見てるとなんかのひどい冗談のように思える。
自分とセックスしてるときの、彼女のあのあえぎ声や汗で光る背中とお尻、正常位でしてるときに「おっぱいももんで」って切ない声。、
俺が手を取って彼女のクリトリスに自分で触らせると堪らなくなり、自分で刺激を加える時のあの手の動き。

バックで突いているときに、おしりに指を入れたのときの身体の緊張とそのすぐ後に吐き出される、「はぁーーー」って声。
あの狂態は自分の前だけでの姿だと思ってたのに、もしかすると他の男の前でも見せているかもしれないと思うと、たまらんくなるな…。

最初白状した浮気相手は一人。
日時と以前聞いた話と総合して矛盾点を突くと
浮気相手は二人…。

浮気のこと聞き出す時は、さも「話しても怒らないよ」って感じで聞いて話渋る時は適度に体を刺激しつつ、話を促す。

「正常位でしかしてない」
「下だけ降ろしてした」

信じれんよ。正常位で突いて、ローターでクリトリスを刺激しながら聞いたら

「胸ははだけて見せた」
「おっぱいにむしゃぶりつかれて、激しくもまれた」
「A子はエロいんだろ?」
普段あまり付き合いないってはずなのにA子って呼び捨てかよ。

「ラブホ行ったのは一回だけ」ってなんで、メールには「A子お気に入りの****行かない?」って一回だけでなんで「お気に入り」なん??

死ぬほど沢山、疑問点はあり尋ねるとそれなりに筋の通った答えは出してくる。
もしかするとその答えは真実なのかも知れないけど、信じることができない。

お互いに愛があればセックスは最高の行為になるけど、愛がなくても、ただただ肉だけがぶつかり合うようなセックスもある意味最高なんだろうな、と思う。
なんでこんなむごいんだろう。

浮気をした事が分かったとき、怒りで目の前が暗くなるって感じが初めて分かった様な気がした。
その後、話を徐々に聞くにつれ怒りと共に、興奮も高くなってくる

「身体のわりにはあそこは大きかったかも…。」
「へぇ・・・どのくらいだったん?」
って何気なさを装って聞くとその言葉に嫉妬を感じ取ったのか、言葉を濁す

「うーん、よく憶えてない…」

冗談めかして
「今度浮気する時は定規用意してやってよ」
というと黙り込む。

なんかセクハラしてるみたいだ…。
で、その翌朝またいつもの様に朝起ちの勢いに任せてやった、と思うんだが実は良く憶えていない。と云う事は、やったにせよ記憶に残らない程度のおざなりなセックスだったんだと思う。

俺が彼女のアパートに着いたのは金曜日で、タイミング良く彼女は土曜日の午前中にバイオリンのレッスンがあるだけで以後日曜日までおやすみ。
俺は月曜日は夜勤だったんで当日の昼に帰れば良く、二人で過ごす充分な時間が久し振りに取れた事でお互い喜んでいた。

その夜は彼女とその親友Nちゃん(処女)&Hちゃん(処女)の四人で食事をした。彼女がトイレに立ったときに早速ここ最近の彼女の様子を聞いたが「睡眠も充分に取れないで、かなりヤバかった」とのこと。
あと「この前は3人で練習室で抱き合って泣いてしまった」とも。
この言葉はその時は何のことか分からなかった。

すぐに彼女がトイレから出てきた姿が見えたため「君らのおかげでA子も頑張れる。これからも良い友達でいて下さいね」とお礼を云って、話を打ち切った。
彼女が戻ってからすぐに「3人で泣いたって、なんのこと?」って聞いたんだが「色々しんどくて・・・」って答えしか得られなかった。二人もあいまいに笑うだけ。

当夜の会話であと記憶に残ったのは、彼女の通う学校の女子大生は処女か、男遊びが激しいかの両極端、という話や、飲んだ後に行ったカラオケボックスで選曲番号をリモコンに入力する時、「@@@@入れて」て云うところを、「@@@@ハメて」と普通に言う、地元出身のNちゃんの無邪気な声にちょっとショックを受けたりした。

最後は四人でゲーセンに行き、プリクラ撮った。彼女と二人だけで撮ったやつは「2月X日○○ちゃん(俺)が会いに来てくれた。ありがとう大好き。」と彼女の書いた言葉が添えられた。
彼女のアパートの近くのコンビ二で二人に改めてお礼を言って解散した。

ついでにコンビニでベネトンパケのコンドームを買って帰る。この時のパッケージは四人の外人さんの写真が四分割になっているやつだったと思う。昨夜彼女の家に置いてあったものと同じ。

後に思い出すのだが、俺が前回遊びに来た時買ったやつは、
モッズのシンボル(イギリス海軍の3重丸マーク)をカラーリングだけ変えたようなパッケージだった。
で、アパートに着いてからこれからがメインイベントという感じで部屋に着くなり服を急いで脱いで二人でベッドに倒れ込んだ。

この夜は前夜のリベンジとばかりにお互い激しかった。
口での前戯にお互いたっぷりと時間を掛けた後、アルコールが残っていていまいち起ちが悪かった俺は、ローターでクリトリスを責めとりあえず1度逝かせる。

その後調子が戻ったのを確認して、昨夜のケースにまだ一つ残っていたゴムを着けようとした。
この時なんともなしに「パッケージ変わったね?」というと「そう?今日買ったやつと同じじゃ?」
という返事。あまり考えずに装着、すぐに挿入した。

正常位で彼女の足を掴んで、位置を変えながらしつこく突く。
足を高く持ち上げての側位、に変えようとした時に「○○ちゃん後ろからして」との声。
後ろからする時彼女は激しく突かれるのが好きで、この時も「あ。っあ。」てあえぎ声。

程なく「○○ちゃんガガガってして」との注文。ヒーターの設定温度が高かったのか彼女の背中のくぼみとおしりの割れ目に玉のような汗が浮いていた。
枕もとに用意していたローションをたっぷり背中に垂らして、手のひらでマッサージしつつお尻に伸ばす。おしりの周りを指でちょんと突つく度にあえぎ声も高まった。
彼女のあそこをゆっくり突きながら、人差し指をおしりの穴にあてて何度か押してみる。

もういいかな、というところで彼女に「いい?」と聞く。「いいよ」と彼女。
指を入れる前に舌でお尻の穴の周辺を丁寧に舐め、サービスのつもりで舌を入れてみる。

少し広がるだけですぐに舌先を弾き返す。その後人差し指をゆっくりさしいれると高めのあえぎ声が「うっうっ」と甘く、低くなる。(絶対音感を持つ彼女によればE♭からちょうど
1オクターブくらい下がるんだそうな)
指を入れてとりあえず俺のちんちんを薄い壁を通してなぞってみた。

亀頭のくびれのところを壁越しになでると、彼女の低い苦しむような感じにも聴こえるあえぎ声に刺激され、思わず逝きそうになる。
まだまだと、我慢しつつあそこを突くのと、お尻が呑み込んだ指の動きを交互に抜き差しする。

彼女の声は「うぅ」と「っあ。」が交互に入れ替わり、しばしそれに耳をすます。
しばらくして指の出し入れが大分楽になったので、ゆっくり両方を抜いた。
この時点ではちんちんをおしりに入れたのはまだ2度程だった。

新しく買ってきたコンドームに付け替えてその上にたっぷりローションをつけた。
ゆっくりと、時間を掛けておしりに埋めて行く。亀頭あたりが収まったところで小刻みに腰を揺らしてみる。今までより一際高ぶったような「あぁあぁ」という声を合図に少し力を入れると、抵抗を感じながらもゆっくりとお尻が俺のを飲み込んでいった。

全体の2/3ほど飲み込んだところで止り、それより先はきつそうだったので、お尻はそのままで指を1度シーツで拭うとびちょびちょになってしまっているあそこへさし入れた。
膣の前庭あたりを指のおなかで撫でながら、ゆっくりと腰を振り始めると数回動かした時点で、彼女は「○○ちゃん、好き、愛してる」というとお尻に入れたまま、かえるの様に足をM字に開いて突っ伏した。
俺もたっぷりと射精してしまった…。

射精後、少し萎えたちんちんを括約筋が押し出す。
背中の汗をタオルで拭いてやっていると、うつ伏せていた上体を起こして首だけ振り向けながらにんまり笑う彼女。
「すごいね入っちゃったねー」と指を自らお尻にあてるとそのまま彼女の中指はおしりの中にするっと入ってしまった…。

「・・・」
「・・・すごいねー」
また笑う彼女。

正直に言うとこの時俺ちょっと彼女が怖くなったな…。
その後はしばらく彼女をマッサージしてやった。

「凝っとるよ、ここ」
腰の筋肉をほぐしていると「ぷすっ」とおならが出た。一瞬間を置いて二人で爆笑。
彼女は「むずむずする」とトイレに掛け込む。
急に眠くなった俺はそのままシャワーも浴びずに布団をかぶった。しばらくして彼女が布団の中に入ってきたので、腕枕をして寝た…。

上の文章はわりかし平静な気分で書けた。
寝不足で目がちょっとビカビカしてます。躁状態かもしれんな。

この時点では浮気には気付いてないんだよね。
ゴムの箱がチラチラ意識に上ってたはずなんだが、この日はとにかく一緒にいるのが嬉しくてしょうがなかったんだろうな…。

この翌日は、外で食事をして彼女に紺地に水玉のシフォン(?)のスカートを買ってあげた。
帰りがけにビデオ(クロッカーズってのと代々木忠のエロビ)を借りて、コンビニでおやつ買って帰宅。

彼女おやつ食べながら、俺ビール飲みながらビィデオ観て、エロビ観ながらセックスして寝た…。
ホントこの時は楽しかった。

月曜日。学校へ行く彼女と一緒にアパートを出る。バス停でベンチに並んで座って駅へ向かうバスが来るのを待った。ひとしきり話していると黄色い帽子をかぶった幼稚園の子供たちがバスに乗るために集まってきた来たところで、バスが来た。
また夜に電話するよ、と云い手をぎゅっと握って別れた。

「また後で」
「うん」

それからしばらくは毎日の電話で、その日に起きた事の互いの報告したり、つまらんことで口喧嘩になったりしながらも仲良い関係を保っていた。

三月末のある週末、1日だけ全く連絡の取れない日があった。
互いのどちらかが飲みに出掛けたりする時は、事前に決めたということもなく前もって報告する習慣がついていた。
遊びに行って帰宅が遅くなりそうなら、電話が無理ならメールで連絡するという暗黙のルールがあったのだが、そのある1日は繰り返しメールを送ったのに返事は来ず寝る直前に最後の1通を送るとその日は諦めた。

返信が届いたのはその五時間後。明け方近くだった。仕事に出掛ける準備をしつつ確認すると
「昨日は連絡しないでごめんね。友達と遊びにいったんだけど、帰ったらすぐに寝てしまいました。また今晩電話します」

まぁいいや、と思い
「ラジャ。でもあまり夜遅くの外出は気を付ける様に。車で送ってもらう時はちゃんとアパートの前まで送って貰ってね」
と返信。
寝てるだろと思ってたのにすぐ「うん」とだけ返信があった。

その日の夜、いつもの時間に電話した。
「おーす。昨日はごめんねー」
ちょっとふわっとした口調にもう眠ザイのんでるってのがすぐわかった。服用している眠ザイは飲んで効きはじめるのにしばらく掛かるので、電話の途中で寝る時間に合わせて飲むのが通例で
「もう飲んだんか」と少し訝しく思いながらも、「あ、もうのんでるね」と聞く。

「うん。今日は疲れたから早めに寝ようと思って」
「そう」
しばらくお互い無言。

「あのさ、夜帰って来るときはホント注意してね」
彼女のアパートへの道は、車一台半くらいの幅の路地が続いていて街灯も少なく以前から心配していた。
以前地元のヤンキーが自転車に乗った彼女の大学の女性徒を付けまわした、という事があったことも聞いていた。

「うん。なるだけ一人では歩かない様にしてるし、昨日も送ってもらったから」
車を持っている友達のNちゃんに送ってもらったんだろう、と思いくどいかと思ったが

「なら、いいんだけど。まぁ気を付けてね」
で、そこでまた互いに沈黙。なんか今日はヘンだなとは思ったが、きっと眠たいんだなと自分を納得させた。

「・・・あのね」
「うん?」
「この前さ」
「うん」
「・・・」

ちょっとまた沈黙が続いたが

「あかん、今日はもう寝ます。心配してくれてありがとね」
「おやすみなさい」
でその夜の電話は終わった。

閑話休題

彼女が感情の起伏が激しい事は前にも書いたが、もうひとつウソがつけない、ついても下手。という特徴がある。
ウソをつこうとすると、俯いて口篭もる。

ウソをついた後は、落ちつかなくなって普段良くしゃべるのに急に無口になる。
自分にも他人に対しても、妙なところでこだわったりする。
彼女独特の倫理観があるのだろう。

そのこだわった部分でなにかしら不正があった時は、自分に対しては強烈な自己嫌悪を感じ、他人に対しては冷たく諌める。

もう大分前にあったことだが、デートしているとき彼女は大手のCDショップに入るのが苦手だった。「買いたい新譜があるから行こう」と行っても店内には入らず外で待ってる、という。
不思議に思っていたんだが、ある時互いが不機嫌で「CD屋に行こう」と云った時「いや」「なんで?」「なんでもいや」雲行きが怪しくなって「俺は君の買い物にはちゃんと付き合うのに
どうしてたかがCDショップに入ることくらいできんの?」と責めるとしばらくして泣き出したことがあった。

その日お互いが落ちついた後、理由を尋ねると彼女は中学生の時、CDショップで万引きしたことがあったそうだ。帰宅してカバンの中のCDを見るなり恐くなりすぐに返しにいったそうだ。で、今でもCDショップに入るのは何故か苦手で憂鬱な気分の時は胸が苦しくなったりする、ということだった。

本題に戻るよ

で、お互い気詰まりな電話をした夜の数日後、彼女から電話があった。
遠距離ということもあり電話代もバカにならないのだが、事前に何時頃に電話するというのが分かっている時は、まず彼女がワンコールして切る。で折り返し俺が掛け直すというルールがあった。

その日はしばらくコールが鳴り続けたので、彼女以外の人間だと思い子機を取り上げた。
彼女だった。

「あれ?A子?ごめん掛け直すよ」
「ううん、いいよ。いつも掛けてもらってるから」
「そう?まぁいいけど」
「うん」
「どうしたん?なんかあった?」
「いや、別に」
「ははは、なんそれ?」
「いやいや」

声の空気の抜け具合(?)から彼女がすでに眠ザイのんでるが分かった。

「ええとね大学の先輩がおってさ、今日その友達とボーリング行ったよ」
「へぇめずらしい。スコアどうだった?」
「うん ははは 100いかんかったよ」
「ははは」
「先輩って誰?俺知ってる人かな?」
「いや○○ちゃん(俺)は知らんな」
「ええと先輩っていうと何歳?」
「四年生だからわたしの2コくらい下じゃないかな?」
「もうひとりは?」
「その先輩の友達で女のコ。よその学校のひと」
「先輩って男?」「うん」
「?その女のコの友達の二人で行ったの?」
「あ、いや先輩も来たから3人」
「そうか」

このとき俺は男と一緒にいたと云う事に関しては大してむかつきもしなかった。
しばらくボーリングでの失敗談を聞いていると、段々彼女の声のトーンが落ちてきた。

「送ってもらってきた?」
「うん」
「晩御飯はちゃんと食べた?」
「うん」

会話がブツ切れになっていく

「あのね○○ちゃん、話があるんやけど」
「うん」
「もしかしたら怒るかもしれんけど」
「?」
「聞いても怒らん?」
「そりゃ内容によるよ」

俺はこの時点ではまだ平静。

「ええと、今日な、その先輩になホテルに誘われたんよ」
「・・・・」
「・・・・」
「・・・はぁ?」
「いや行ってはおらんよ」
「うん」
「で?なんでそういう流れになったの?」
と話を促す

「あのな、わたしお酒のむと結構シモネタ話すやんか?」
大学に通うようになり色んな地方から来る生徒たちの方言に影響され本来の関西弁はしばらく聞いてなかったんだが思いきり母国語に戻っていた。

「で、ボーリング終わった後、一緒にいた女のコがそのコの友達の話をしてな」
「うん」
「なんか処女やねんけど、アナルセックスは経験してるて話になってな」
「うん」
・・・・

「で、すごいHな話で盛り上がったんよ」
「で、送ってもらって途中でその女のコ降ろしてな、その後先輩がうちまで送ってくれて」
「コンビニの前でいい言うたんやけど」
「アパート言っちゃダメ?とか聞いてきて」
「ダメていうとなんか不機嫌になって」
「あんなエロい話しておいてダメなの?とかゆうて」
「ダメ」
でアパートの近くのコンビニで降ろしてもらったそうだ。

この時点で俺はやっと切れ気味になってきた。

「はぁ?なんそいつは?どういうkとnん」
「いやだから怒らんといてって」
「いや普通怒るでしょ」
「だから付いていってないていうたやんか」

ここで少し彼女が涙声になってきたんで、俺も反省。
「ちょっと待っとって」
で冷蔵庫から飲み物もってきて飲む。
頭からなんか湯気が出てそうで、この時禁煙5ヶ月目だったんだが無性に煙草が吸いたくなった・・・。

しばらく互いに無言だったが

「あのさA子、ほんと付いて行ってないんよね?」
「うん」
「ウソじゃないよね?」
「うん。ホント。信じてください」
「・・・わかった。」
「やっぱりな今日のこと○○ちゃんに内緒しておれんくて」
「うん」
「信じてくれる?」
「うん」…。
同じような意味の会話を繰り返していくと、段々心が落ち着いてきた。
で、落ちつくにつれ俺には別の心配が…。

「あんね、そいつに無理に誘われたん?なんかひどい事はされんかったやろうか?」
「ううん、それはないよ。大丈夫」
「ほんとに?」
「うん、ほんとだよ」

安心…。ええと書き漏らしたんで今書くけど、彼女が男性恐怖症気味なのはもちろん理由がある。

昔ちょっと男に乱暴(レイプ、性的悪戯とかでなく、小学生頃クラスの男子に頭はたかれたり、とかね)されたことがあって、男がちょっと乱暴な言動をとると異常に震えたりすることがあるんだ。
その時はね「信じてくれる?」「うん信じるよ」「信じてくれる?」「うん」て会話を繰り返しててさ、それで暗示というか、自己催眠にかかったような感じだったんだよ。
それで「大丈夫だ」って思ったんだ。

そう。大丈夫、なにもなかったんだ、良かった…。
って思った。

いかんまた胸が苦しくなってきたよ。ちょっとのみます。休憩。
このへんになってくると、やっぱしきついわ…。
ちょびちょび飲みつつ書き込むな。

ここでちと本筋から離れる。あとで意味をもってくるところなんで今のうちに書き込んどくよ。

ええと、彼女の飲んでる眠ザイなんだけど、今は効き目の弱い(もちろん人によるんだが)マイスリーってやつ。大抵服用後三十分から一時間で効いてくる。
昔はけっこう効き目のあるハル飲んでたんだが、これは飲んだあと予告もなしに回線切るようにぱったり寝てしまう。(もちろんこれも人にry

で、ハル飲んでたら受話器もったまま寝てしまってたりということがあったのとパニック障害が緩和されてきて、強い薬も必要ではなくなったため
現在のマイスリーってのに落ちついたわけだ。

で、そのマイスリーなんだが彼女は電話での会話の進み具合と寝る時間に合わせて飲むんだが、お互いにとても気分良く、テンションの高い会話してる時はやはり電話切るのがもったいなくて
たまに「ここでおとなしく布団に入らないと寝覚めが悪くなる」時点を過ぎても起きたままでいることがままある。

で、この状態になると彼女はいわゆる「ラリって」しまうんだよ。
多幸症みたいに笑い上戸になって、話の脈絡が怪しくなる。
そしてこういうときの一番困った事が、この状態での会話を憶えてないってことなんだよね…。

彼女から電話掛かってきたんで。休憩します。

電話終わった。ちょっと憂鬱な状態で受話器を取った。あまり楽しい会話はできんやろう…
と思いつつ。まだ眠れないだろうからも少し書き込むよ。

金曜日にあるはずだった実習先の教え子主催の花火大会が雨天のため、今日になりその報告の電話だった。
生徒たちにもらった手紙と大きな花束の話。

あと、目を掛けてた結構やんちゃなんだけど、実は結構気ぃ使いの男子生徒のD君のはなし。
実習先には養護学級がある。で、ほとんどの反応が脊髄反射、まだまだバカで思った事はストレートに口にしてしまい、悪気はなくとも人を傷つけてしまうことが多々ある、年頃の子供たちなんだが、そのD君が花火を河川敷でしている時、そのクラスについてある差別用語を使ったんだそうだ。

そういう事は我慢できない性格の彼女なんでそのD君を皆から少し離れたところに呼び真剣に諭したんだそうだ。このD君もたまたま周囲の大人やクラスメートが使う言葉をなんの気なしに使ったという事は彼女にもわかってるんだけど、例えそうであってもいやそうだからこそ、今のうちにでもちゃんと使ってはいけない言葉とか、傷つけられた人間がどれだけこころに痛手を負うか、ということについて泣きながら話したそうです。

D君がいい子で、物事の善悪はちゃんと分かるはず、だと思ったからなんだろう。

「ちゃんと分かってくれてると思うよ」
「そうかな」
「うん、大丈夫。それだけ真剣に大人から諭されるなんてあまり経験がない事だったろうし、君の言うそのD君ならちゃんとわかってくれてるんじゃ?」
「そうだね・・・そうだといいけど」
で、おやすみなさいを云って電話を切った。

会話の間、彼女の真剣さ、真面目さに改めて尊敬をおぼえたよ。
うーーーんこういうところが好きなんだ。

人の傷つけることがどれだけいけない事か。という事を実習先の生徒に諭すその当人が今まさに俺を苦しめてるんだけど??
それを言ったらおしまいなんだけどね…。
あー分からん。

でも裏切られたのに、こういう面をちゃんと知っているから決して嫌いに、憎むことができない。
なに書こうとしてたんだっけ…。ちょっと放心してた。
夕方少し寝たせいで目がさえてしまったよ。
あ、思い出した。

こういう真面目な、頑張り屋の彼女がさ、セックスにおいてあれだけ淫乱な振るまいができるってことが堪らなく好きだったする。
このギャップの激しさに興奮してしまう・

二月に彼女を尋ねた後の電話では、俺はじめてテレフォンセックスを彼女とした。ローターとバイブ(ちょっと可愛い形のやつ)は俺が買い与えていた。
ははは、なに書いてんだろ・

このテレryでは彼女が積極的にリードしたな。
女のセックスはイマジネーションが大事とはなにかで読んだ事あるけど、なるほどなって思った。
写メで自分で慰めている写真を撮らせたこともあったよ。

随分長い事書き込んだ気がする。
終わるんだろうかw
やっぱりまた酔ってしまったよ。ごめん。

なんかね、ここに書き込んでやっぱし良かったと思う。
アルコールの力借りてというのが情けないけど。
昨夜もあんまし眠れんかったんだが、なんというかここしばらくの心臓が締め付けられるような感じではなかった。

文章にしてみて色々と考えたことがあった。なるだけ他人にちゃんと伝わる文章にするには取捨選択が当然必要なんだけど、そこで書き漏らした他人にはどうでもよい事が、俺と彼女の関係でめちゃくちゃ大切な事だったりする事に改めて気付いた。

昨夜布団に横たわって思ったのは、俺は自分の事だけしか考えて無いんじゃないか?ってこと。

彼女に裏切られた、これは事実なんだけれども今までの付き合いで俺はずっと彼女に対して誠実でありえたのか?って事思い返してみるともちろんそうじゃなく、俺も彼女を何度も傷つけてるはずなんだね。

彼女が大学通う事になり、遠距離決定。で、その時俺が云った
「お互い、もしかすると好きな人が出来るかもしれないけどそうなったらしょうがない。でも人が人を好きになる事はどうしようもない事だから、その時はちゃんと教えてくれればいいよ」
ものすごい傲慢だよ。

もし俺がこの言葉を彼女に投げかけられた、どう思うんだろう?
ってこと、全く考えてなかった。

あの時「なんでそんな事ゆうん?」って返事の意味を俺は良く考えてみなかった。

もし彼女が誰か別の男を好きになったとしても、最後には俺のとこに戻ってくる、と思っていた。
年上である事の余裕を見せたかったんだろう。
それが今はこのザマだもんな。情けないにも程があるよね。

浮気された、裏切られた、傷つけられたってそういうことになったんは、俺が彼女をそういう状況に追い込んだんじゃないか?って思う。

相変わらず本筋そっちのけで悪いが、もう少しだけ。

ええとな去年の夏の終わりころ、彼女は夏休みで俺の家に帰ってきてたんだけど事故で亡くなられたお父さんの命日が近づいていて、彼女ものすごく心が乱れてたんだよ。
で、そんな頃のある夜の会話を思い出した。

「○○ちゃん、神様っておると思う?」
「ん?なに急に?」
「ええとな、わたしはいると思うんよ」
「うん」
「お父さんな、学校の先生だったやろ?前にも話したけど、すごく荒れてる学校やってさ」
「うん」
「で、凄く真面目な人やったから、一人一人の生徒の事真剣に考えすぎてさ、ほんと毎日家に帰ってくるのが遅いで。」
「うん・・」
「ひとりでもさ、急に理由なく学校に来んかったら、家まで尋ねてね」
「うん」
「その子の両親にすごい厭味言われても、めげんくて」
「・・・うん」
「水までぶっかけられてな、びしょぬれで家に帰ってきて」
「で、遅うなってごめんなA子、腹減ったわママは?とか云ってさ」
「・・・」
「ごめんなA子、今度休みOO行くて約束してたやろ?って言ってね、わたしすぐ、あぁまたダメかと思って不貞腐れてさ」
「するとな、ほんとごめんていいながらシュークリームのおみやげくれたんよ・・・」
「音痴の癖にさ、チェロとか弾いててもちろん下手糞で」
「音楽の先生じゃないくせに、授業参観を音楽の時間にするんよ、信じられんやろ?」
「で授業参観の前になるとコーチでわたしが絶対呼び出されてな」
「わたしも友達とか約束があんのやんか?それでも頼むっていうから行って」
「で、夕方遅くまで合唱の練習して、おやつは全部自腹切ってさ」
「で、帰ったら帰ったで録音したテープ聴きながらこの子が一番音程正しく取れるから、位置はここで歌ってもらって・・・とかそんな話ばかりなんよ」
「でもな、なんだかんだいうて、その時ってめちゃ楽しかったんよ」
「おかあさんが、やきもち焼くくらい仲良かったわ」
「今考えたら、なんでもう少し自分の家のほうに優しくしてくれんやったんやろう?て思うてしまう」
「・・・うん」
「おとうさんが死ぬ前にな、まぁ学校やらなんやらでシャレにならんくらい参っとったときにさ」
「おとうさんがどっか外から家に電話してきてな」
「ママは?そう、いやいいよ。なぁA子あのなって」
「・・・うん」
「おとうさんな、今までママやA子のことほっぽり出しとったやろ?」
「これからはな、ちゃんとママとA子のこと考えて、大事にしようと思っとる」
「これまでホントごめんな。A子はホントバイオリン上手くなったな。ホント自慢の娘や」
「でわたし、なんかヘンな感じしたんやけど、・・・うんてだけ返事したんよ」
「俺なA子もママもホント大好きやよ、って言うんよ」
「で、しばらく黙った後、じゃ今から帰るわ、晩御飯なにかな?って」
「わたしが今日は○○やないかな?って言うと、そうか早う帰るわ。後でなって」
「でな、それがお父さんとの最後の会話になったんよ・・・」
「・・・」
「それからおかあさんも怪我して入院するし、わたしは学校行って、病院にお見舞いに行って、バイトに行って」
「やっと眠れるかと思ったらすぐ学校行かんといけん時間が来てさ」
「ほんとあの時はもうぎりぎりやったよ」
「わたし頑張ってるよな?今まで頑張ってきたよな?」
「うん、頑張っとるよ。でももうあまり頑張りすぎは良くないよ。少しは力抜かなきゃ」
「・・・うん」
「A子が頑張ってるのは俺が一番知ってるしさ、俺はそういうところをホント尊敬してるよ」
「でもな」
「うん」
「○○ちゃん、神様って見てくれてるよな?」「・・・」
「頑張ったら幸せになれるよな?」「・・・」
「おとうさんにもう一回会いたい」「会って、A子はすごいってほめられたい」

号泣・・・・・・
俺に抱きついたまま、ひとしきり泣いた後、俺の顔をみて改めて

「なぁ○○ちゃん神様っておるんやろうか?」
「・・・A子のいう神様ってお父さんの事かな?」
「・・・わからん…。うんそうかもしれん」

この夜、俺もっと他に言うべき言葉があったはずなんだけど、その後の俺の話ってのが・・・

「神様がおるかどうかは誰も証明できんから俺には分からんよ、でも人でも動物でも死んでしまったら、この世から消えてしまうだけ。ただそれだけだと思う」
「死ぬっていうことの恐さとかは想像でしか分からんけど、ある状況の人にとってはそれが救いになるのかもしれんし」
「でも、死ってさ、死ぬことってだけが全ての生き物にとって平等だよね。死は誰も差別しないし」

バカか俺は…。

この時の事を昨日思い出してしまって、なんでもっと彼女に優しく出来んかったんだろうと思ったよ。もっと他の言葉があったはずなのにね…。
すまん少しのはずがまたもや脱線しまくりだったよ。
ごめん。

誘われはしたものの、なにもなかったとの事なので俺も大分落ちつきを取り戻した。

「で、そいつ名前はなんていうの?」
「K川」
「あのさそのK川の電話番号教えて」
「え、なんで?」
「そいつに電話する。当たり前だろ。君(イライラしてるときは彼女の事を君と呼ぶ)酔ってたんでしょ?なにもなかったから良いけど、1歩間違ってたら君が危ない目に遭ってたかも
しれないじゃない」
「だから今後そういう事しないように釘を刺す」
「○○ちゃん、もう2度とその人とは会わんし、後ですぐにメモリ消すから」
「そうして。でも1度そいつと話しときたいんだけど?」
「ごめん、それはやめて」
「なんで?」
「その人はもう卒業するけど、まだ学校では顔を会わせるかもしれんし」
「だから?」
「・・・」
「だからなんでさ?なんで電話したらいかんの?」
「顔あわせてしもうたら、気まずいやん・・・」

この辺でまたイライラしてくる。

「君はダメって言ったのに、それでもしつこかったんだろ?」
「いや強い口調で拒否したらあとはすぐ言うこと聞いてくれたから」
「いや、でもな俺の気持ちが収まらんのやけどね」
「お願いやから。ね?もう絶対外で会う事ないから・・・」
「・・・」
「ね?ほんとごめん」

ここで考えたのは、俺が電話しなくても顔を合わせたら気まずいには違いなく、K川がもう一度A子を誘う事はないだろう。
実際俺がK川に電話かけた場合、もしこいつが腹を立てて彼女にとって悪い風評とかを学内で広められたら、彼女は学校に居難くなるんでは?という事だった。

それでも何度か押し問答しているうちに、ふともう一つ質問するのを思い出した。

「そいつは君は彼氏持ちだということ知ってて誘ったんだよね」
「・・・いや知らん、と思う」
「ハァ??なんで?君、俺と付き合ってるってこと言わなかったの?」
「いや…聞かれんかったし…」

ここで再び怒りが。

「あのな、聞かれんかったら話さんの?そう言う事はちゃんと言うべきじゃない?」
「うん…ごめん」
ホントになにもなかったんだろうか?と心証灰色に・・・

彼女は右手薬指に俺があげたプラチナにいくつかの小さいダイヤが埋め込まれたリングをしていた。

「指輪はしてたんだろ?」
「うん」
「K川ってやつは指輪見てるよね」
「うん」
「ほんとに聞いてこなかったの?彼氏いるの?とかさ」
「うん」

でこの後「一言いわせろ」「ごめん頼むからそれはやめて」の問答が繰り返され、俺もいい加減どうでも良くなってきた。

投げやりに
「あぁそう。電話すんのはもういいよ。でもまた誘ってきたら絶対教えてね。で、そん時はもう絶対K川ってやつに電話するからな」
「…うん、ごめん…やっぱり怒ってるよね…」
「別に。なんもなかったんだろ?ならいいよ」
「怒ってるやん」
「あのさ明日早いからもう寝るわ」
「…」
「じゃまた明日ね」ガチャ。

その後何度か家の電話と携帯が交互に鳴ったが、わざと無視した。
けっこうしつこく掛かって来たのだが徹底して無視してると、ようやく電話は鳴らなくなったが携帯にメールが。

「心配かけてごめんなさい。本当に悪かったと思ってます。疑っているかもしれないけどヘンな事はなにもありませんでした。また明日電話します、おやすみなさい」
返信はしなかった。

翌日は、仕事中ずっと気分悪いままで、同僚や機械にやつあたりしたり。
仕事はルーティンワークで、なにも考えずに出来たのがちょっと救いだった。
ただふとすると、昨日の電話のことを考えてしまい、そうなるとダムに空いたちいさな穴がどんどん大きくなる様に疑いもどんどん膨らんでくる。

なにもなかったって、ウソじゃないか?電話しないでといったのも怪しいしとか思ってると電話での彼女の声の調子とか、細かい事すべてが俺の疑いを肯定しているような気がして、悪いほうへ、悪い方へ考えてしまう…。

昼休み頃までに俺はひとつ考えが浮かんだ。
彼女にカマ掛けてみようって。

それを思いつくと、早く実行したいと気持ちが焦る。昨日彼女は本当のことを話してくれたんだろうか?それともウソをついたのか?
仕事を終え、彼女にメール

「昨日は不機嫌になってごめん、夜にまた話そう電話するの遅くなるかも。11時頃かな」
返信は「うん、わたしもごめん。電話待ってます」

電話する時間を迎えるにつれ、こんなことするのなんか意味があるのかどうか分からなくなってくる。知らんほうがいいこともあるのに。

でも、昨日彼女には何があったのか知りたいという気持ちは大きくて同時に自虐的かつ、彼女を問い詰めることを喜ぶ残酷な気持ちもあった。

11時少し過ぎて電話。すぐに彼女が出た。

「・・・おす。あのな昨日ちょっとA子をいやな気持ちにさせたよね、ごめんな」
「いや、わたしが悪いから。わたしこそごめん」

と謝り、一旦話を昨日のことからわざとそらす

「ちょっと電話するの遅かったよね。明日学校は朝から?」
「うん1日みっちり授業とレッスンがあるよ・・・」

また昨日のことを責められると思ってたんだろう。会話が昨日のことに触れなくてすむと饒舌になった。
学校が朝からなら起きるのは七時半くらい。彼女は睡眠時間をたっぷり取る方なので午前0時頃には寝る予定だろう。

「あまり今日は遅くまで話せないだろ?もう寝る薬のんだら」
「うん…。ちょっと飲んでくる受話器ちょっと置くね」
「うん」

戻ってきた彼女としばらく学校や仕事の話、楽器の話などをしていると結構な時間が経っていた。で、彼女の声も眠たげになってきた。
時計を見るとすでに0時過ぎている。

「もう寝る?」
「いやいいよもうちょつと話したい」
と彼女。

でもう少し時間稼ぐために彼女の親友のNちゃんの話を振ったりする。
その友達は彼とのことでちょっと間抜けな悩みがあり、彼女は楽しそうにその話をする。

ひとしきり話をしていると「そういえばね・・・」とすでに以前聞いた事のある親友Nちゃんの失敗談を笑いながらしだした。
その話を俺も笑いながら聞いていて(実際何度聞いても笑えるのだが)もういいか、俺は思った。同時にすごい罪悪感も。

「あのさ、昨日の話なんだけど」
「うん?昨日?」
「ほら学校の先輩とさボーリング行ってきたって…」
「あぁーうん。スコア全然ダメだったよ。あ、話したか」

声の様子を受話器に耳をあてて伺う。

「昨日ねほら、Hな話で盛り上がったって言ってたじゃない?」
「あぁ!そうそう詳しく話してなかったよね」
「うん」
「それがねー一緒にいた女のコの友達でさ・・・」

と念の為、話を引き伸ばす。彼女の口調がどんどんゆるくなってきた。

で、今日の昼に考えたことを実行に移す。
最低だな

「昨日A子さ、その学校のK川って先輩に誘われたって話したよね?」
「・・・うん」
流石に声が緊張する。

「俺さ昨日その話聞いてショックだったよ」
「うん」
「でもね、俺A子信じるよ」
「うん。ありがとう」
今夜の電話ではまだ問い詰めたりはしない。

あくまでも明日の夜のための、前振りだ。
そのK川に関してのどうでも良い話をする。
じつはそんな会話の中身自体にはあまり興味はなかった。

ただ彼女に今夜、K川に誘われた事について電話で俺と話したってことだけがうっすら記憶に残ってくれれば良かった。
せっかくだからどこで、何故、K川と知り合いになったのかを聞いてみようかと思った。

「その先輩とはいつから知り合い?」
「ええと、うちとは別の学科だけど、その先輩と同郷の女の子がいてその子はわたしと同じ学科なんよ」
「うん」
「で、わたしほら結構目立ってしまうやんか?年違っててもあんまし遠慮せんし人見知りもせんし、で」
「うん。それで?」
「で、その子がクラスに面白い子がいるってその先輩にちらっと話したらしくて」
「その子と学食でお昼食べてたらたまたまその先輩がおって・・・」

そういうことで二人は顔見知りになったが、以後はあまり顔も合わすことなく会っても挨拶をする程度だったそうだ。
話してるうちに彼女の声はろれつが怪しくなってきた。
駄目押しにもう2、3K川について質問すると
「眠たいでしょ?」と聞く。

「ねむたい!」
「時間大分たった。ごめん話過ぎた。また明日話そう」
「うん!」
「昨日はごめん」
「わたしもごめん」
「おやすみA子」「おやすみ○○ちゃん、大好き」

その日の電話はそれで終わった。

俺胸糞わるいやつだな…。ちょっと休憩するよ。

翌日。今晩の彼女への電話で、彼女が浮気したのかどうかがわかる。
そのこと考えると仕事の間ずっと落ちつかなかった。
もし彼女の言ったことがホントでなにもなかったのなら、疑った上に彼女にカマ掛けた事をちゃんと謝る。
もし浮気があったのなら…って所で、正直どうすればいいのか悩んで1日を終えた。

その夜、待ちきれなくて約束してた時間より大分早く彼女に電話する

「おす。調子どう?晩御飯何食べた?」
「カレー食べたよ美味しかった」

…でしばらく業務連絡と雑談を交わして本題へ。俺はわざと不機嫌な口調で。

「あのさ、一昨日A子、学校の先輩にホテルに誘われたって話したよね」
「…うん」
「で、昨日さ電話でまた俺そのこと聞いたでしょ?」
「ええと…うん、なんかその話はしてたよね」

様子を注意深く伺う、でわざと無言になる。

「…」
「?どうかしたの?」
「…」
「なにか怒ってるの?昨日わたしなにかヘンな事言ったかな?」

やっぱり昨日の会話最後のほうは覚えてないんだな。
ここで、賭けに入る。

「おとといさ、君先輩とは何もなかったって云ったよね」
「…うん」
「昨日な、俺やっぱし気になってたからまた君に聞いたけど」
「…」
「どうして浮気したの?」
「え?え?」
「昨日君ラブホに付いていったって言ったよ」
「え?」
「いや、え?じゃなくてさどうして?」
「え?わたし昨日そんなこといった?」
「…うん」
「…」
このしばらくの彼女の沈黙で浮気、決定しました。

「え?え?わたし昨日なんて話したの?」
「だから君はおとといK川って先輩とラブホ行ったって話だよ。どうしてそんな事したの?」
「…」
「黙ってないでなんか云う事あるんじゃない?」
「…」
「…」
「わたしホントにそんな事言った?」
「うん」

でまたお互い沈黙。
俺はといえば、予想していた事が当たった事で頭に血が昇りはじめてた。

「昨日君が話した事、憶えてないの?」
「…うん」
「ねぇなんでラブホなんか行ったの?」
「…ごめんなさい」

はぁ…。やっぱし行ったのか…。

「でもね、確かにホテルには行ったけど何もしてないよ。信じて?」
「ホテルに行って何もないってのはありえんでしょ?」
「いや、本当なにもなかったよ。だってわたし昨日はとにかく酔ってたし眠たくてしょうがなかったんよ」
「…」
「で、車で送ってもらってる時、今にも寝てしまいそうだったたから、先輩がどっかで休もうか?って」
「…」

彼女はとにかく眠くて仕方がなかったらしく、どこでもよいから早く布団に入って眠りたかったんだと。で、先輩にホテルに誘われた時、「行っても何もしないんだったら
いい」と答えた。(ホテルいって何もしない男なんかおらんぞ、と心中でつっこむ)

で、入ったら当たり前というかK川は早速ちょっかいかけてきたが、「やめて」「約束したやん」「やめろって。しつこい」と断固拒否。で、むっとしたK川がベッドの端に背を向けて寝たのを確認して彼女も寝たのだそうだ。

翌朝起きて流石に彼女もバツが悪く、早朝アパートに送ってもらう途中コンビニに寄ってもらい自動支払機でお金下ろしてホテル代払ったそうだ。
電話している間、ずっと彼女は否定した。ハァ…どうしてもそう言い張りますか…。

しかし「なにもなかった」という言葉を聞いて、そんな事絶対ありえんと思いつつも俺は結局その言葉を信じる事にした。というか、すがった。

冷静に考えたらなにもないってこと有り得ないのに、彼女が他の男とヤッたなんて信じたくなくて、「そうか…ほんとに何もなかったんやね」「うん。ほんとです」という言葉を信じることにした…。

バカだな俺…


今日書き込んだ電話の話のあと、次に彼女と会ったのはゴールデンウィークだった。

それまでは、ほぼ毎日の電話でお互いの事を確認してた。
ホテルに男と泊まって何もなかったなんて話、誰も信じないよな。
でも五月に会うまでは、俺と彼女はあまりギクシャクすることなかったよ。

俺は、9割9分の疑惑の上に、ほんとか細くて根拠のない「彼女は浮気してない」ってボロ舟に乗ってるようなもんだったんだけど、彼女と電話してるときはそういう事忘れてたようだ。
まぁ調子悪い時とかは一気にそのラブホの件が圧し掛かってきたんだけど。

で、そういう時やっぱり想像してしまうんだよね。彼女が他の男にヤられてる事を。
セックスの時の淫らな彼女を知っているから、そのイメージのままで。

相手は俺の知らない男でさ。それを想像してオナニーしたよ。バックから突かれて俺とする時と同じ表情とあえぎ声で。いや俺とする時よりも感じまくって、絶叫して寝乱れたまま、裸のまま俺の知らん男と眠りにつく…。

情けないけど、この想像ってすごく興奮した。立派な寝取られスキーだな。
ラブホの件のあと、何日か経って突然思い出したんだよね。
コンドームの箱が俺が買ったやつと違ってたって事。

彼女といつもの夜の電話が終わって、寝ようと布団に入った時に。
するともう気になって、気になって眠れない。また電話かけて聞こうか、どうしようかって悩んでるうちに午前三時とかなっててさ、もう流石に電話で起こすには遅すぎる、出勤する時間まで寝直すにも遅すぎる…。
もしさ、そのコンドームが彼女の浮気のために使われたんなら当然彼女は男をあのアパートに上げたってことだよね。

俺と彼女が色んな話して、お互い泣いたり、笑ったりした部屋で彼女は誰かに組み敷かれてる、なんて想像するとほんと気が狂いそうだったよ

このスレッドにもあった話で、なんだっけ確か旦那が出張かなんかで家を留守にしてる時に、奥さんは他の男に犯されてる、って話。
読んだ時、すごく憂鬱なんだけど興奮した。
でも、もしかすると今現実に俺自身に起こってることなのかも?
って考えると…

彼女が俺とのセックスで見せる姿、たまにほんと狂態としか表現できない姿を見て、ちょっと怖いなと思った事がある。
女ってのは不思議だ。よくわからん。底の知れない生き物だって思う。

結局翌日の夜コンドームのパッケージの件は電話で尋ねた。
ラブホの件と同じくらい笑ける返事が帰って来たよ。
彼女の親友にNちゃんとHちゃんがいるって話、前に書いたけどNちゃんもHちゃんも可愛らしい女の子でさ、Nちゃんは彼氏がいて。

で、ホテルには行った事あるんだけど最後まで出来んくて、現時点でも処女で。
Hちゃんは目元の涼しいほんと綺麗な子なのに、今までボーイフレンドが居た事もなく、これまた処女でさ。

でな、ある時その3人でチューハイ飲みながら、彼女の部屋で騒いでた時に俺の彼女がセックスで逝くってことがどれだけ気持ちのいいことか、とかそういう話をしたんだって。二人も興味しんしんで聞いてたって。
二人は実際コンドーム見た事がないらしく、それではいかん!って事で酔っ払い女3人でコンビニにコンドーム買いに行ったんだってさ。
で帰ってきてゴムの着け方の講習会を開いたんだって。バナナまで買ってきてな。

講習と実技試験が終わった後はフーセン大会だったそうだけど。
これが本当かどうかは知らない。Nちゃん&Hちゃんに聞いてみようかとも思ったんだけどやめた。何故か分からんけどこの事はもういいやって思ったから。
言い訳だとしても、笑えるからいいやと思った。

もしそのコンドームが浮気に使われたんなら、それを使ったのは誰だろう?
K川か?もしかしてそれ以外の男?なんだ?この憂鬱は?って。
まぁ浮気相手は二人いたんだけどね…。

最初はここに書き込むことでこの事件を冷静に客観視したかった。
でも書いてる途中で、彼女が浮気に至った原因とか考えてみたら俺にも原因があったと。

で、結果彼女は浮気したけど、その言い訳を俺がひとまず受け入れたのは、無意識に自分もその共犯者だったという事を分かっていたからって事に最近気付いたんだよ。
感情のコントロールは多分上手く出来ないだろうな。愛情と嫉妬、憎しみは同じ感情の呼び名が違うだけのものだと思う。人を好きになったら嫉妬も憎悪もセットで付いてくるみたいです(そんなんいらんのに)。

彼女が浮気したって確信していたのに、彼女の言い訳に乗っかって自分を誤魔化していた。
丸っきり信じてないのに、それを意識しないようにする事が出来るって人間のこころの防衛反応ってすごいな、と思った。

四月。彼女はNちゃん&Hちゃんとともに老人保健施設に介護の実習に行く。
ちんこ丸出しでウオーと雄叫び上げながら院内を歩き回る、痴呆のおじいちゃんとか、もう身寄りは全くないのに子供らが迎えに来るのを1日中待ってたおばあちゃんとかの話。

電話で毎晩その日にあった、嬉しかった事、悲しかった事、笑えた事を話してくれた。
そういう彼女は、浮気をする前の俺が大好きな彼女だったよ。

この時もある男に言い寄られた事があった。
介護実習は学生の他、一般の人達も受講してたのだが、その中の彼女と同い年の娘を持つ中年男性。実習が終わって数日後その男から電話がかかった。
「学校の近くに来てるんだけど、会えないかな?」その時Nちゃん&Hちゃんも傍にいて「四人でどっか飲みに行きましょうか?」と応えると、もそもそと「出来るなら二人で…」と。
いや、それはちょっと…と返事すると電話が切れたそうだ。

男を惹き付ける粉かなんかが、身体からポロポロ落ちてたんだろう。
1年前と比べると格段に色っぽくなってたし。
その男の印象を聞くと「とても感じのよい、立派な紳士だと思ってた」そうだ。

ゴールデンウィークは以前から大きな二つの予定があった。

一つは彼女の学校の定期演奏会のためのドレス選び。
二つ目は、良さそうだと目を付けてた、結婚式場の見学…。

去年の正月に両親、親戚どもに改めて結婚する、と紹介してから彼女は良く結婚情報誌を買うようになった。そこで紹介されている良さそうな場所に電話してはパンフレットを送ってもらい、検討した後何ヶ所か見学してみるという事になっていた。
こちらに帰ってくる前の電話で嬉しそうに「気に入った式場見つかるといいね」という彼女に「…うん、そうやね」と答える俺。

ラブホの件、彼女の頭の中ではどうなってんだろう???忘れたのか??
俺は二人で過ごす連休の為に、以前から休日出勤をしていて世間並みに休みを確保していた。
で、連休に入る二日前の夜、彼女は帰って来た。駅に迎えに行くと片手に大きなカバン、片手にバイオリンケース。

これまでに何度も見た、いつもの彼女の姿。

「お帰り」
「ただいま」

ケースを受け取ると、空いた手ですぐに俺の手を握ってきた。

表情を伺うが、これといって変わったとこもなく、全く普通。普段より念入りにお化粧はしてたが。
二人だけの時しか行かない小料理屋で乾杯のあと、これまた今まで通りの会話、明るい笑い声。
彼女が店の大将と話す

「うちら今週式場見に行くんですよ!」
「○○さん、とうとう覚悟決めたね」
と大将

やっぱし俺の思い違いだったのか…そうか…良かった…。安心したせいか良く飲んだな。
家に帰ると、二人でお風呂に入る。いつもならここで一戦交えるのだがアルコールのせいか役に立たず。「あーあ、年だねー」と笑いながらその後しばらく湯船に使っておしゃべりした。

お風呂から上がると、翌日の俺の仕事の為「お弁当を作る」と言ってくれたんだが、彼女も長旅で疲れてるはずだから、お礼を言って断った。
食事中、携帯の電源を落としてたので、パジャマに着替えた彼女がメールのチェックを始める。一通り確認した後、二人で布団にはいるなり彼女はすぐに抱き付いてきた。

何故かもう半泣きになってた。俺のマウントを取り顔中にキスした後、「会いたかった、大好き」と言いながら片手で裸の俺の上半身を撫でながら、片方はすぐにパンツの中をまさぐってくる。

この時俺が何を考えてたのか分からない。ただ半泣きになっている彼女の顔を醒めた目で眺めていた事だけ憶えてる。
パンツの中をしばらく触ってても変化が起きないのに、ちょっと焦った様子でパンツをずり降ろし「疲れた?」と聞きながら唇を近づけたところで制止する。

「A子明日また仕事早いからさ、今日は寝よ?A子も疲れてるでしょ?」
「えーっ!」
とちょっと芝居掛かった表情で目をまるくしたが、

にこっと笑って「じゃ明日ヤリまくろうね!」と云って俺に背中を向け「いつもので」とせがむ。
「了解」と彼女を背中から包む様に抱いて目をつぶった…。

…彼女の携帯の着信音で目が醒める。

彼女を見るとぐっすり寝入っている様で、とても穏やかな、安心した表情だった。
着信音はすぐに途絶えた。これはメールの方だなと思った。午後11時位だったと思う。

彼女と電話をしている時、良く彼女の携帯がメール着信を知らせるメロディを受話器が拾って、俺に聞こえることがある。
(聴いた事ないメロディだな?)

彼女の携帯の着信音は大抵バッハのアリアか、宮崎アニメの主題歌、あとは古いモータウンの歌とかそんなのをローテーションで使ってたんだが、今聴いたのはそのどれとも違ってたような気がした。

…なんかすごく嫌な胸騒ぎがした。頭がチリチリしてくる。

もう目は冴えまくっている。布団に入ったまま(あれなんて曲だっけ?)とどうでも良い事を考えて一瞬浮かんだ厭な考えを忘れようとした。

(なんだ?なんだ?なんだ?)
(どうする?どうしよう?)
(だめだろ、そんなことしたら?)
(裏切りだろ?それは?)

という言葉が頭の中をぐるぐるまわる…。
胸苦しいまま、そのまま確か三十分ほど悶々としていたと、思う。

隣からは「すー」という穏やかな寝息。顔を見るとぐっすり眠っている。ちょっとよだれも…。
俺は決心すると、腕枕してちょっと痺れた腕をそっと彼女の頭の下から抜いて、布団から抜け出た。

静かに音を立てないように、ダイニングテーブルに置いたままの彼女の携帯を手に取るとそっとトイレへ。

鍵を閉め、ひとつ深呼吸してメールを確認する。開いてしまわないように、注意して送信者の名前を……
…Hちゃんか…。(ふう…)と安心すると急に眩暈がして、息苦しくなった。

(他人の日記や、私信を盗み読みするのはそれまで最低だと忌避していた)

しばらく携帯を開いたまま放心してたが、一寸投げやりな気持ちになって1度もうやっちゃったんだから、と居直りつつ
もしかするとこれでやっと晴れて彼女を信じる事が出来るのでは?と期待しながら今までの受信メールを確認していく、あの時は多分ちょっとおかしくなってたんだと思う。

ダイアルを回して次々に確認していく、俺、俺、俺、Hちゃん、Nちゃん、M先生、俺…
ゆっくり見逃さない様に確認していく。そして。

(?誰これ?…)
N内。(???)思い当たらない。

嫌な気分がしたが、もうメールを開いていた。

「ところでA子のお気に入りの****に今日行かない?」3/28

次もN内。

「スロット勝った!」3/28
「うん、まあ身体のほうはなんともなかったけど」3/27
「朝から車ぶつけられて…」3/27

N内、N内、…○○の社長と同じ苗字…。

少し記憶を探った後に

「ぁ」…。
思い出した…。

彼女の部屋の真上に薬学部の先輩(女性)が住んでいる。
彼女が引っ越してきてすぐに大家さんによる、歓迎パーティが開かれそこで意気投合したようだ。

で、その場で薬学さんは元彼とヨリを戻したいってずっと、ぼやいていてパーティが終わる頃には、二人きりで会うのが気まずいので良かったら薬学さんと彼女、元彼とその友人とで飲みに行く事が決定していた…。
その時の話は電話で聞いていた。
その元彼の友人(営業、24)の名前がN内だった。

(ちょっと待て、ちょっと待て…)

もしメールのN内と、薬学さんに誘われていった飲み会で会ったN内と同一人物なら、それから今日までずっと付き合いがあったってことなのか???
去年の四月から少なくともメール着信最終日の3/28日までほぼ1年間、A子とN内は…
思いっきり気分が悪くなった。動悸がする。

(いや、でも…)

その飲み会についてA子から電話で聞いたときはただ「もう一人来たのはめちゃジミな人」「パチンコとか趣味らしい」くらいしか聞いてない。
彼女はギャンブルを毛嫌いしてるので、とても彼女が付き合おうと思う男ではないはず。

一旦携帯をトイレの床におくと、そっと鍵を開けて、音を立てないように冷蔵庫のウーロン茶を取ってトイレに戻り、再びメール内容を確認。

「スロット勝った!」
「うん、まあ身体のほうはなんともなかったけど」
「朝から車ぶつけられて…」

これはとりあえずどうでもいい。
「ところでA子のお気に入りの****に今日行かない?」
これだ。

A子?A子だ?なんで呼び捨てなんだろう?
そんなに親しい間柄?

「****」(伏字は外来種のフルーツの名前です)

これどこだ?聞いた事ない。俺が彼女のとこに遊びに行ったときにもこの名前を見掛た事も、聞いた事もない…。
間違いなくなんかの店舗名だろう、洋風の名前…カフェ?バー?
クラブはこんな名前、流石に付けんよな…。
でも、嫌な事はすぐ思いあたるもんだよね。

(まさか、ホテルとかじゃないよな…)
しかも「 お 気 に い り 」

頭に血が昇ってて、一番大事なとこ忘れてたよ。

この文字見たら何故か今度はすーっと血が引いてくような気がした。

(お気に入りって、すでに一回はここに行ってるってことか…)

と考えたとたん、思わず「ぁあ」って声を上げてしまった。
トイレを出て(もう音はあまり構わなくなってた)携帯をテーブルに置く。一旦引いた血がまた昇ってきて頭がグラグラする。

とりあえずまたお茶飲んで落ち着こうとしたんだけど、もうダメだった。
気付くと足が貧乏ゆすりみたいに、震えている。

両手をもみ合わせながら、何を考えたらいいのかが分からなくなった。
忘れてた。携帯をまた開けて今度は送信メールと送信先を確認する。

俺、俺、Aママ、俺、Hちゃん、M先生、俺、俺…
(なんで俺ばっかしなんだよ!)ってキレそうになる。
もう訳がわからない。
…結局N内はなかった。削除したのか?

そこでまた忘れてた事を思い出す。

(あ、ところでK川ってやつは???)

また受信、送信ともに確認したがK川のメールはなかった…。
それから気持ちを落ちつけるのに結構な時間掛かったと思う。

何か考えてたような気もするが、実際はただ放心していただけなんだと思う。
顔洗いたかったけど、物音立てるのさえ彼女に大して疚しい感じがして冷凍室から氷嚢を取り出して、頭に当てしばらくじっとしていた。
少し落ちついて思いついた事は、また最低な事だった…。

A子を騙って、このN内にメールしようかと考えたんだよ。
カマ掛けて色々聞き出す…。簡単そうだし、事実を知るにはこれが一番手っ取り早いと思った。
で、そう考えたとたんに、なんかもう急に自分が嫌になってね。

A子に対しても電話でそういう汚い方法使ったしね。

今考えてる事や、彼女の浮気の事とかそりゃ大問題で、事実を知りたいのは山々なんだけど、そこまではやるまい、と思った。
で、そういうこと考えてたら部屋の中にいるのが嫌になって冷蔵庫から缶ビール一本取って、静かに家を出た。

途中コンビニで煙草買って、近所の公園のベンチに座って一服した。
確かもう一寸で禁煙七ヶ月目くらいじゃなかったかな?

ニコチンたっぷり吸い込むと、ちょっとくらっとした。
…しばらくそのままぼーっとしたままベンチに座っていると結構落ち着いたよ。で、改めてメールの件考えてみると例の****って、結局なんの店かまだ判明してない事思い出した。
でもほとんど、確信はしてたんだけど。

ベンチに座っている間、泣くのかな?って他人事の様に思ったけど結局涙は出なかったな…。
その時俺は、悲しいという気持ちではなく、憂鬱ながらもどうなってもいいやって投げやりな気持ちの方が強かったと思う。

結局またA子を色々と問いつめないといけないのかって考えたり、N内って奴と彼女が関係あったとしたら、俺どうするんだろう?
もうダメだよな…。とか考えている間に、夜が開けてきたので一旦家に戻ると彼女はまだ幸せそうに寝ていた。
仕事に出掛ける準備を済ませて、随分早すぎたがさっさと車に乗って職場に向かった。

会社に向かう途中、赤信号に気付かないで交差点に突入した。
午前5時くらいだったんで、他にクルマが走ってなくなにもなかったが、やっぱし心配事抱えたままのクルマの運転は危険だと思った。

会社に着いて始業まで寝た。
午前中はずっと事件の事で頭が一杯だった。
①どうやってメールの件問いただそうか?
②もし浮気確定なら、今後どうするのか?結婚は?俺と彼女の親になんと話すか?
③今日近所に住む、俺の妹夫婦との食事はキャンセル
④新しく買っておいたアナルバイブ、使う機会がなくなったかも
などなど。
昼休み。なんで思いつかんかったんだろう?って事で****の屋号で番号案内を頼んだ。104に繋がる。

「××県の****という店舗でお願いします」
「カフェ、パブ、スナック、ホテルでの登録六件ございますが?」

最後のホテルって聞いて(あーやっぱり)と思った。

「ホテルでの登録番号お願いします」
で、その番号に電話。

「もしもし****です」
「あのそちらホテルですよね?」
「はい、そうですけど?」
「あの・・・どういったホテルでしょうか?」
「ええと、こちら一応ラブホテルという事になっております」
再び(ああ、やっぱり…)

念の為
「そちら、ご住所どの辺りになりますか?」
「どちらからでしょう?」
「@@@@大学(彼女が在学)からですと、どの辺になりますか?」
「だったらすぐ近所ですね、3号線を…」

決定。ホテルの名前は聞いてなかったが、学校の近所に以前友人のNちゃんが彼と一度行った物凄くオシャレなラブホがあるらしい、と彼女が話していた事を思い出した。

「美容院行ってきます、終わるのは夕方頃」
とメールが入っていて仕事の後迎えに行く。

クルマで拾いあげるとすぐに「どう?」と聞いてきた。
メイクもやってもらったらしく、やっぱし可愛かったよ。

「…うん。可愛いよ」
「?どうかした?」

帰宅。妹夫婦との食事に出掛ける為、準備しだした彼女をダイニングテーブルに呼ぶ。

「あのさちょっと、話がある」
「うん」
不穏な空気を察知したのか少し緊張する。

「正直に答えて欲しいんだけど、いい?」
「?え?なに?…ん、わかった」
「N内って奴知ってるよね?」

驚いたあと

「…うん」
「でさ、****ってホテル知ってるよね?」
「え?え?」
おろおろし出す。

「付き合ってるの?」
間髪いれず
「付き合ってない!」
と彼女。

「でもホテル行ったんだよね?」
「え?なんで?」
「悪いけど昨日携帯見た。メール入ってたよ。いつからなの?」
「…」
「黙ってても分からない。本当の事教えて」
「…」
泣き出す。

「教えてくれよ。どういう付き合いで、いつからそうなったのか」
「…ごめんなさい」
「謝るのは後にして、どういうことか教えて。付き合ってるの?」
「付き合ってない!」

互いに少し押し黙ったあと

「N内って君が薬学部の先輩と四人で会った奴だよね?」
「うん」
「付き合ってないのに、どうしてラブホ行ったの?」

ここでオーバードライヴ発動。

「あのね、泣きたいのは俺のほうだよ。本当の事教えて」
で泣き止むまでしばし待った。

「ホテル行ったんだよね?」
「うん」
「したの?」
「…うん…でもそのメールで誘われた日は会ってない」
「どうして?なんで?」

また頭に血が…。
そうやって泣き続ける彼女から聞き出した事情は…

・N内と彼女がヤッたのは、そのラブホでの1度だけ。
・去年の春に会って、今年の二月に一緒にラブホに行くまでには1度も会ってない。
・今年二月に突然、新しいクルマ買ったとドライブに誘うメールが来て、一緒に出掛けた帰りにラブホに行った。
・それ以後会っていない。メールはラブホに行った後、しつこく何度も来たが、殆ど放置。相槌程度の返信のみ。
・3/28の****に誘うメールには返事もせず、もちろん行ってない。

等、突っ込み所満載の答えだった。

N内とヤッたのは本当に1度だけ。彼女はジーンズ下ろしただけで上半身は着衣のまま。

「男だったらそれは我慢できないでしょ?君の胸絶対触りたがるはずだよ?」

・どうしても服を脱ぐのは拒否した
・正常位だけ。フェラ無し。クンニ有り。クリが痛かっただけ。
・行為中はずっと早く終われと思っていた。N内は5分くらい腰を振っていたが膣が痛くなってきたので、俺が教えた通りにキュッとしたらあっさり逝った。
・1度N内が逝くと、マグロ状態の彼女にげんなりしたのか、2度目は無し。
・終わるとすぐに帰り支度をし、お金を置いて一人でタクシー拾って帰ったあと家で泣いた。
「あのさ、1度しか行ってないのに、A子お気に入りのってどういう意味?」
・クルマ買った後、嬉しくて知り合い全てにN内はメールしたが、たまたま女性からの返信は彼女だけ。で、ドライブの後ホテルに行こうと誘われ、頷いた。

ホテル行くのにN内は随分時間掛けて迷ったらしく、ウンザリして以前Nちゃんに聞いた事のある大学近くの****を教えた。****を知っていた事から、遊んでる女だと誤解された。
ここまで聞くにも彼女は泣きながらなので結構時間が掛かった。
でとりあえずN内に関しては打ち切り、次にK川。

「K川って先輩とラブホ行ってさ、何もなかったと君は云ったけど、本当?」

・ヤッた。この時も正常位だけ。フェラ無し。クンニ有り。クリが痛かっただけ。

N内と違いフェラをしつこく求められたが拒否。

・K川が腰振っている間ずっと吐きそうだった。途中でトイレで吐いたあと続けたが何時の間にか寝ていた。
・朝起きるとK川につまらないセックスだったとなじられた。

「ごめん○○ちゃん、ごめんなさい」と再び激しく泣き出したので、ここで質問は中断。妹夫婦に食事のキャンセルを伝える。
俺はソファに彼女を座らせ、彼女の横に座り、身体を抱いて髪を撫でた。

何故こんな行動に出たのかは今でも良くわからない。
話を聞いてる途中、(殴ってやろうか)とも考えたのに。
水を飲ませると「ごめんなさい」と言いながら、膝に頭を乗せてきた。

膝枕のまま、長い間そのままにしていた。
ここでまとめてみると

2003 4月 彼女入学、遠距離決定 4月の終わりにN内と会う。
5月 ゴールデンウイーク俺が彼女のところへ遊びに行く。
N内の名前程度は聞いていた。
5月終わり頃、歯科大生と知り合い付き合い出す。
6月 中旬に歯科大生と別れる。

で、しばらくは何も無く
2004 年始 俺の郷里で親戚どもに紹介。結婚を報告。
1月  俺の祖母が何度も危篤になり、その度に行ったり来たり
彼女を放置。彼女も学校の事でストレス大。電話での諍い多し。
不眠に悩まされる。
2月  N内と浮気。
そのすぐ後に祖母の葬儀
葬儀が終わった後、彼女のアパートへ。
3月  K川と浮気

彼女に「手帳見せて」という。システム手帳をカバンの中から取りだし黙って手渡してくれた。簡単な日記代わりにも使っていて、結構細かい事まで彼女が書いてるのは知っていた。

N内と浮気した翌日の欄に、
「最低な事をした。どうしよう。ごめんなさい」
「なんで、どうしてあんなことしたんだろう?」
とある。

翌々日には「Nちゃん、Hちゃんホントにありがとう」とあった。
K川との浮気の翌日は空白だった。

質問を再開する
「なんで浮気したの?」

・2月にN内と浮気した時は、精神的に参っていて、数日前に俺と大喧嘩になっていて気分がふさぎ込んでいた。ドライブに誘われ気分転換にと出掛けたが、最初からH目的だったらしく適当にクルマを流したので全然気分転換にならなかった。
・いい加減投げやりな気分だった時に誘われて、ついていった。
・K川とは最初女性も飲み会に加わっていたため警戒皆無だった。
・アルコールを久し振りに飲み(彼女は調子良い時はザル。バーボン一本空けた時があった)テンションが上がり、楽しい気分で送ってもらった。誘われたときはまだ酔ってて実際にラブホに着くまでは、機嫌は良かった。

「これからどうしたらいいと君は思う?」
「…」
「別れるしかないよね」
「いや別れたくない。もう絶対にしません。信じて」
「俺多分もう君を信じられないし、このままでは付き合えないよ」
「どうしたらいい?」
「分からん。ただ別れるのが一番いいよ」

別れる別れないの消耗戦で、二人とも疲れたのでその日は寝る事にした。
布団を二つ敷いてお互い仰向けになったまま寝た。
明け方目が醒めたら彼女は俺の布団に入っていて背中に抱きついていた。

翌朝彼女が起きてくると、俺は「モスで朝ご飯食べて、教会見にいこう」と言った。
自分でもなんでこの言葉が出たのかは分からない。

仕度をし、朝食をとると高速に乗って30分くらいのところにあるマリーナに着いた。
その日は風がとても強く、肌寒かったが眺めは言う事なかった。

ちいさいチャペルが敷地内にあるレストラン。マネージャーに見学の件を伝える。
チャペルを案内してもらう。白い小さなチャペルだったが中は驚くほど綺麗だった。

高い天井のステンドグラスからは外とは違い暖かい光が流れ込んでいて、凄く落ち着いた。
マネージャーはユニークな人で、説明の間俺と彼女は笑いっぱなしだった。
レストランではランチをご馳走してもらい、沢山お礼を言った後にそこを後にした。

帰りに海沿いを走っていると「今日は楽しかった。来て良かった。○○ちゃんと教会見に来れて今までで一番今が幸せかもしれない。ありがとう」と彼女がいった。

「うん俺も楽しかった」
「ご飯美味しかったね」
「うまかったな」
「あの人(マネ)変だったねw」
「変だよなw」
ぽつぽつと会話が出来た。

帰宅するとごく自然に、一緒にお風呂に入り、お互いの髪と身体を交代で洗った。
で、その夜セックスした。途中から彼女は「ごめんなさい、ごめんなさい」と繰り返していた。

逝けずに身体を離し、半起ちのチンチンからゴムを外すと彼女が上に乗ってきた。
久し振りの感触ですぐに復活(これが最後かな)。で、彼女は懸命に腰を振りたくっていた。
(結局騎乗位だけは上手にならんかったな)と彼女の腰を手で押さえ下から突き上げる。

すぐに上体をかぶせて来てキスをしてきたが、応えられなかった。
終わった後、ふと質問をしてみる。

「N内とはこの1年の間に最初と2月の2度会ったっきり?」
「そうだよ」というと裸のまま自分の携帯を差し出して「電話していいよ」「うんにゃ、もういいよ」と言うと、彼女はメールを打ち出した。

メールを打ち終えると俺に見せる「結婚したい大好きな彼がいます。迷惑だからもうメールしないで」送信。しばらくして返事が来るとまた俺に見せた「お幸せに」それだけだった。

「メモリ消すね」と言って操作し終えると、また泣き出して

「○○ちゃん、別れたくない、お願いだから」
「○○ちゃん、おらんくなったら…」

どう言う意味で言ったのか憶えてないけど俺は「もういいよ」「寝よう」と言った。

泣き止むまで背中をさすった後、腕枕して寝た。
このゴールデンウィークは結局最後まで彼女は俺の家にいた。

演奏会のためのドレスも決めた。ベースが深い紺のオーガンジーにちょっと珍しい反射をするスパンコールがついた奴。色白の彼女に良く似合ってた。
昼間は普通に話してたが、夜になると毎日同じ問答の繰り返しだった。

結局、連休最終日までうやむやのまま駅のホームで彼女を見送る。
また普段通りの生活が始まった。夜になると彼女から電話が掛かってきたが「今は話したくないから」と切った。

彼女が帰ってから3日後に、彼女の友達のHちゃんから電話があった。

「Aちゃんから話聞きました」
「うん」
「あの…Aちゃんが2月にホテルに行ったことなんだけど」
「次の日AちゃんすぐわたしとNちゃんにその事を話して来て」

泣いて目を腫らしながら、最低の事してしまった、どうしよう、とおろおろしてたそうだ。
Nちゃんは激しく怒ったらしく「どうしてそんな事したの?」と責めたらしい。

色々と理由にならない理由や状況を聞いた後、二人は(Nちゃんは怒りつつ)絶対黙ってる事を薦めた後、3人で学校の練習室で抱き合って泣いたらしい。
(この辺の女同士のメンタリティは良く分からない)

まぁだから許してやって欲しいとの電話だったのだが、その時は彼女が俺の家にいた時に、聞きそびれていた疑問とかが頭を占領していて、ただ(何勝手なことを…)と思っただけで、ちょっと上の空で聞いていたようだ。
電話の後、彼女にメールでも打とうかと思ったがその夜は止めた。

Hちゃんの電話から二日後、仕事から帰宅すると彼女が家にいた。バイオリンケースも。

「どうしたの?」
「今週休講多いから」
まぶたが脹れて、ちょっとクマも出来ている。

バイオリンケース見ると「来週レッスンあるから練習しないと」と笑って言った。

ちょっと呆気にとられてたが、「本当に休講なの?」と聞くと「信じない?」と笑って携帯でNちゃんに電話する。
Nちゃんが出ると「ちょっと代わるから」と言って俺に携帯を差し出す。

すぐになにを話せばいいのか思いつかなかったんだが、「こんにちは」と挨拶した後

「A子、学校休講っていってるんだけど本当?」
「はいそうですよ。今週は…だから…で休講なんです」
「ホント?」
「本当ですよ」
「ならいいんだけど、あ、ありがとう。また」と言って彼女に返した。

彼女はNちゃんに挨拶すると電話を切った。で「ただいま」と
俺は「あ、お帰り」と。
彼女はそれから四日間うちにいた。

連休が終わって彼女が学校に戻って数日は、やはり夜中になると色々な事を想像してしまい、良く眠れなかった。
疑問も色々と新しく頭に浮かんできたし。

でも、こうやって傍にいて、顔を見ていると正直安心した。
この四日間も、夜になると俺は彼女を詰問して、新しい疑問などを尋ねたがそれに対し、時折泣きながらだが答えてくれた。

新しく聞き出した事は

・服を脱がないでシタってのはウソで、N内はしつこく胸をもんだり舐めたりしてA子の胸に異様に執着した。
・どちらも性急で、感じる間はなかった。どちらかといえばK川のほうが女性慣れしていた。
・N内は体格が小柄だったが、あそこが長くて痛かった。
などなど。

話が終わるとセックスした。最初の日の夜、彼女は異常に敏感になっていて、胸を撫でたり下着の上からなぞるだけで激しく反応し、いつもよりも高い声を上げた。
身体を使って繋ぎ止めようとしているようで(醜いな)と思った瞬間もあった…。
ローターやバイブを隠している引出しから使わないでいたアナルバイブを見つけると「開けて良い?」と聞くと自分からパッケージを開けた…。

帰る前日は明け方まで、話をした。浮気をした本当の理由は
「多分こころの何処かに、○○ちゃん以外でも気持ち良く慣れるのか自分を試してみたい気持ちがあったから」
ということだった。

俺の怒りや疑問はそれでも解けたわけではないが、それを聞いてちょっとだけ納得した。
俺としては一番理解がしやすかったんだと、思う。

他にも浮気に関して、二人で話した事は沢山あったが、簡単にまとめる事が出来なかったので(ry
駅で再び彼女を見送ったが、今度は浮気を知る前の普段に近い見送り方ができたような気がする。
今度は俺がそっちに行くよ、と約束して別れた。

ここからはここ数週間の話になります。

彼女が学校に戻った後、また1日の終わりにする電話するようになった。
この六月は彼女が行った実習先での話を毎日聞いた。
学校に短パンでくるヤンキーみたいな美術教師や、かわいい生徒のこと、実習で考えた事、自分の将来について、実習最後に河川敷であった花火大会のこと。
それを聞いていて、やはり彼女を尊敬しているという気持ちは、昔のままだった。

今書き込んでいるこの時点で愛しているとは云えないけど、好きである事は変わらなかった。
鬱な時は、浮気の事をちくちく責めたりもしたんだが、彼女は我慢して聞いてくれた。

最初に書き込んだ日のように、雨続きで天気が鬱陶しかったり、このスレッド読んだ時とかは、流石にまだ冷静ではいられなくなり嫌な事ばかり考えてしまい彼女の事を憎んだりする。
ただ時間が少しだけ経ったおかげで幾分楽になったよ。

特にここに書き込んだ今週はそうだった。

結 論 と し て は
やはり当初の予定通り、彼女の卒業を待って結婚します。

1日のうち数回は(もうちょっと良く考えたほうが良くないか?)と声が頭であがりますが、浮気した彼女を受け入れてみようと思ってる。
まだまだ、責めたい事や、聞きたい事はあるけどそれは追々やっていこうと。

あとここで書いた、俺が彼女を傷つけた事についてや、他にも色々と。
それは電話だけでは出来ないので、ちゃんと顔を見ながら話したい。聞きたい。
夏休みにはまたこっちに戻ってくるんだけど、ちょっとそれまで待ちきれない。

で、今週末彼女のとこに行ってきます。
ホントクソ長い愚痴だったけど、わざわざ聞いてくれたひとたち感謝してます。
あ り が と う ご ざ い ま し た !!

前スレをあんな終わり方させてしまって、まずその事謝ります。ホントごめんなさい。

前スレ992(863、945)さんからたしなめられたけど、自分の文章力の無さ故、ボーダーについての書き込みを俺自身が呼び込んだようなもんでした。

それと彼女の話の中で、意図的にウソをついたことが1箇所あります。
彼女が男性恐怖症気味なのは、小学生の頃同級生の男子にいじめられたからだって書いたんだけど、ホントの理由は違います。見抜いてた人もいたんじゃないかな…。
少なくとも938さん、944さんはその事を気付いていて、だからあぁいうふうに気遣ってくれたんだと思う。

パニック障害は、震災とお父さんの事故死が一因になっているのは確かですが、彼女が安定ザイや導入ザイを使わなきゃいけなくなったのには、もう一つ今でも彼女に深い影響与えていて、かつ彼女の男性恐怖症の原因になった、ある出来事があります。
この事は彼女に断りなく書き込むわけにはいかず、書き込めたとしてもスレッドが荒れるだろう、と思いウソつきました…。

前スレで書いた彼女が浮気した理由「自分の身体を試してみたかったのかも…」ってのに俺が納得したっていうのは、上記の男性恐怖症の「ホントの理由」を踏まえて、という事。

彼女によれば、セックスでほんとうにいけたのは、いっこ前の同棲してた彼氏と、俺。
俺とすることで、どんどん気持ち良くなることが出来たって何度も感謝された。
セックスでいくことが出来るようになり、自分がちゃんと女としての喜びを得られ、決して女として欠陥品ではないとやっと思えるようになったって。
(男冥利につきるよね…)。

親友のHちゃん&Nちゃんに「逝く」事について熱弁ふるったのも、(わたしもちゃんと好きな人とセックスして逝く事が出来た)ってことを誰かに聞いてもらいたかったからなんだと思う。
それから色んなやり方を俺と試しているうちに、信頼や愛情がなくてもセックスは気持ちのいいものなのか?って彼女は考える事があったんだと思う。俺が借りてきた素人ドキュメントもの(代々木忠とかカンパニー松尾とかの)のエロビを熱心に見てたし。で、俺が自分の事にかまけて、彼女をほったらかしにして、いい加減にあしらって、やつあたりして。彼女も学校や、家庭のことや、将来のことで参っている時に、K川やN内がそばにいたと…。

実は彼女、2ちゃん結構好きで良く覗いてます。大体、料理、映画、コスメ板とかを。

中でも「鳥はむ」スレはお気に入りで、実際に俺に作ってくれたりしました。
俺がこの話をここに書き込んでる事はまだ言ってませんが、もし彼女に話して許可が出れば、前スレ最後の992さんの言ったような「彼女の視点から見た」この事件についての物語もどこかに書き込めたらいいな、と思う。

7/3 土曜日
駅で彼女の大好物の辛子明太子を買う。で、ホームに上がろうとしたら彼女が気に入ってた洋服屋サンのディスプレイが目に付いちゃって。
なんという織り方かは、知らないんだけども目の荒い濃紺、薄手のニットカーディガン。
で、新幹線の発車時間が迫ってたけれど、彼女と背丈の同じくらいの店員サンに羽織ってもらって似合いそうだと思い、買った。

ホームに電車が入ってきて、ロバートジョンソンの曲みたいにならんならいいけど、と思う。
車中はほとんど寝てた。でも彼女のところに近づくにつれ、やっぱしドキドキしてきた。

これでもしさ、ホントに誰か男が彼女んちにいたらどうしよう?って。
前スレであんだけ息巻いたのに、やっぱり別れる事になるんかな?とか…。

ただね、俺と彼女は別れたとしてもやはり、付き合いは続くんじゃないかと思った。
なんだかもう因縁としか、言い様の無い関係になっちゃってるから。
で、到着しました。バスに乗って一路彼女のアパートへ。

電話で聞いてたその日の彼女のスケジュールによると、今日はオケの練習だからまだ帰宅はしてないはず。
アパート着いたら、通学に使う自転車がない事を確認して、少しビクビクしながらアパートに入ったよ。

玄関を抜けて、ワンルームに通じる狭い廊下を抜ける。脱いだ靴は一応手に持ってw。
扉を開ける。六月は忙しかっただろうし、予想はしてたけど、
…これはひどすぎだろう…。これ靴履いて上がってもいいんじゃないか?ってくらい。

なんだこの散らかった部屋は…たまには掃除しようよ…_| ̄|○

さえたスレ的にさ、一応隠れて待つ場所探そうと思ったんだけど、そもそもそんな場所ないんだよな。
寝床はフローリングに敷いたマットレスで、ベッドの下なんて空間はない。
クローゼットは服で溢れてて、その床には譜面が積んであって隠れてもカサカサ音たてるから無理。

ベランダは、と窓を開けるとダンボールの空き箱(俺が送ったレトルト食料が入ってたやつ)の山で足の踏み場もない。俺が付き合う女ってなんでこんなに物を片付ける事が出来んのかな?
これじゃ、男どころか女友達も呼べないのじゃ?
時計見るとまだまだ時間の余裕はある。

で、ガサ入れにもなるし掃除したよ、2時間掛けて…。

まず明らかに「ゴミ」としか思えないものを袋に詰めた。スーパーのチラシ、のど飴の空き袋、飲み干したペットボトル、綿棒、ヘアピン(分別はもちろんしました)。
ベッドの上に脱ぎ散らかしたままの服をクローゼットへ。ついでにコンドームの箱を確認。

2月に来た時に残しておいたのと同じ箱。とりあえずOKという事に。
まぁまぁ片付いたので手を洗いに行くと、どうも水道のバルブのパッキンが悪くなってる様なんで、飲み物やおやつを買いに行くついでに近所のホームセンターにパッキンとレンチ買いに行く事にした。

俺が来た時の為に用意してある、もう一台のチャリに乗ってまず近所のコンビニへ。
買い物を終えて外に出たところで、なんと彼女とばったり会ってしまった。ホント偶然です。

「え?え?なに?どうしているの?」
「いや…会いに来た。なにか今日予定でもあった?」
「ううん、大丈夫。でも、びっくりした」
「…うん連絡しようかと思ったんだけどね」
「…びっくりした…」

バイオリンケースを受け取って背中にしょってアパートへ。
ホームセンターに行くのは忘れてた…。

アパートに着くまで、彼女はあんまり嬉しそうではなかったよ。
表情を伺いながら(まずかったかな…)と思う。

部屋に入ると

「わ、掃除してくれたん?ごめん」
「うん、ゴミだけ捨てた」

コンビニで買った飲み物を渡してテーブルの前に座った。
しばし互いに無言のあと

「電話でいいのに」
「?」
「別れ話なんか電話で良かったのに」
「いや、違うよ。会いたくなって来ただけ」
「…」
やっと表情が和らいだ。

「明太子買ってきた。冷蔵庫ね。それとさ、これお土産」
と買ってきたカーディガンを渡す。
「気に入るかどうかわからんけど、買ってきた」
すぐに鏡の前で羽織って、ためすすがめつした後「めちゃ気に入った!ありがとう」と。
ホント良く似合ってた。

バイオリン聴かせて、と頼むとミュート(弱音器)を付けて弾いてくれた。レッスンで今さらっているメンコンと、俺が好きなシャコンヌ。

その後はしばらく彼女の今日のオケ練習の話を聞いた後、晩御飯を食べた。
ご飯とお味噌汁に明太子。それだけだったけど、美味かったな…。
ご飯のあとは、実習先の生徒から最終日に貰った手紙を読んでくれた。

「Aちゃん先生、卒業したら@@中に絶対戻ってきてね!」
「最初3週間は長いと思ってたけど、あっという間でした。さびしいです」
「最初ピアノ聴いて大丈夫かな?と思ったけど評価授業は全然上手くなってて驚いた。すごかった。バイオリン初めて近くできいたけど、感動しました」
「Aちゃん先生は、@@(担任の先生の名)クラスのおねぇみたいなもんです。絶対@@中に帰ってきてね(T_T)」(ほぼ原文のママ)

男子の手紙は大抵「がんばれよ!」とかのあっさりしたものだが、花火大会の夜、養護学級について差別用語使って、彼女にこっぴどく怒られたD君は
「先生と約束したことは、できるだけ守るようにします。勉強もがんばれ!ぐへへ」(原文のママ)
女子は便箋、封筒が手作りだったり、かわいい絵が描いてあったり、と手が込んでいた。

半分ほど読み終えて「ちょっとジュース飲むね」とキッチンに立ったので「あと、もういいよ、自分で読むよ」というと「いや全部読ませて」と結局全ての手紙を読んでくれた。

部屋にはもう枯れかけた花束が飾ってあり幾本かの花はドライフラワーにするためか、壁に掛けてあった。

手紙を読み終えた後は、実習先での思い出話。市で1、2を争う荒れた学校でありえない全校集会の光景や、彼女が赴任して、3日後には転校していった男子生徒の話。
どの生徒とも仲良くなれはしたが、ある一人の女子だけには異様に嫌われていた、とか。

「…でな、いきなり乳掴んで、この中何がつまっとるん?て。あと靴ワザと踏んだり」
このコからの手紙はさ、なんかクシャクシャのルーズリーフに「ごめんな ありがとう」だけw

(よほどウマが合わんかったんかな??)

学校の話のあとはしばらくTVのニュースをぼんやり見てた。

缶ビールを冷蔵庫に取りに行ったついでに、キッチンの換気扇の下で煙草を吸っているのを見て、

「わたしのせいでまた吸ってしもうたね…」
「意思が弱いけんね…」
立ちあがって傍に来ると

「あのね○○ちゃん、ホントに会いに来ただけ?」
「うん」
「言い出せんのやない?」
「?」
「別れるって」
「いやいや違うよ。ホントに顔見たかっただけだよ。行くって約束したでしょ?」
「そうか…絶対別れ話しに来たと思ってた」

カーディガンは脱がずにずっと着たままで、ちょっと嬉しかったよ。
その後何故かトランプで神経衰弱などしてた。俺はボロ負け。

夜も更けて。「寝ようか?」「うん」電気を落とし、二人並んでベッドに仰向けになる。

「○○ちゃん、もうわたしの事、愛しとらんのでしょ?」
「…今は愛してるとは云えんかも」
「そうだよね、あんな事したし」
「それも含めてさ、色々話に来たんだよ」
「…うん」

この時はなんだか、お互いに不思議と雰囲気が良くてね。
なんでだろうね?
なんでも冷静に、正直に話せそうな感じだった。

その空気を壊したくなくて、コンドーム疑惑の件はその日は話さない事に決めたよ。
ベッドに並んで座って、話した。時折頷いたりしながら、彼女は黙って聞いていた。

それからの話。
・色々考えて、今でも浮気の事考えるとつらいけど、A子の事は尊敬しているし、好きなのは前と変わっていない。今はまだ愛してるという事はできないけど、もうちょっと時間が経てば元の感情が戻ってくるかもしれない。
・結婚するまでの時間、お互い今回の事をちゃんと話して解決しよう。
・浮気の件についてまだ質問するかもしれないけど、その時は正直に話してくれ。
・とにかく本当の事知っておきたい。
・忙しいという言い訳で、おざなりに話を聞いたり、ほったらかしにするのはやめる。

自分の機嫌の悪さのせいでA子に当たったりするのは止める、などなど。
その夜はなにもせずに抱き合ったまま寝よう、と思ってたんだけどやっぱりセックスしてしまった。
ちょっとだけ改造したローターを早く試してみたかったから。

「気持ちはいいけれど、ちょっと振動が強すぎるかも」
「これに慣れると、感覚が麻痺しそうでャバイ」
との感想だった…。

その後、何故か二人ともハイになっており、彼女に実習で着てたスーツと実習生の名札を着けてもらって初めてイメージプレイ(?)してしまった。書いてて物凄く恥ずかしいが。
彼女実習生、俺教務主任の役。…ハイめちゃくちゃ盛り上がりました…。

終わった後、部屋の中はせっかく掃除したのに、また散らかっちゃってた。
はしゃぎ過ぎて疲れたんで、そのままにして寝たよ。あとは目覚まし時計で起こされるまで二人とも熟睡した。

7/4 日曜日
翌日曜日、Nちゃんと3人でお昼を一緒にとる。Hちゃんは田舎に帰っており残念だが会えなかった。
会話は3人とも普通通り。先月観たドーンオブザデッドの感想とか。
「ゾンビがnikeのシューズ履いて走りよってさ…」などなど。後はよく食べて、よく笑った。

この時、コンドームの件確かめる事を考えてたけど、Nちゃんがひとりになるチャンスが無く、(早くトイレ行け!ってずっと思ってた)またこのコは頭の回転が速くて、その件持ち出したらすぐに何か察してホントの事云わないような気がして、結局やめた。A子に今夜直接、もう一度聞いてみようと思った。

家庭教師のバイトに行くNちゃんと別れて、後は花火大会のあった河川敷にいき、夕方までそこに座ってこれからのことを話して過ごした。
その夜のセックスは付き合ってきた中で、快感だけなら一番だったかも。

正常位でシテるとき、彼女は俺の首に腕をからませて
「○○ちゃん、いいん??ホントにわたしと結婚していいん?」と何度も聞いてきた。

腰を動かしながら「うん、でも今度やったら終わり、次はないよ」「もう絶対にしない」で、泣く彼女と今度はちゃんとキスできた。

しばらく入れたままでお互いの舌を吸いあった後、「結婚して浮気したら問答無用だからね」冗談めかして「念書でも書いてもらおうかな?」というと「うん、いいよ書くよ」と答えた。

バックに切り替えてから、チョットくどいとも思ったけど
「あのさA子。もし君の好みの男が誘ってきたらどうする?やっぱりシテみたいとは思うでしょ?」
「○○ちゃん以外の人とはもうせんよ」と答えてくれたが、微妙に答えはぐらかしてる。

エアコンはつけてたけど、二人とも汗びっしょりで。汗で光ったおしりのいやらしい動きを見てるとやっぱし不安になったな。

(ぁ、こういうとき聞いておこう)と思って、
「A子はなんで後ろが好きなの?」と聞くと、きれぎれに「気持ちいい…」と答える
「A子、一番いいとこに当たるのは普通のか横からでしょ?なんで後ろ好きなの?」
「…」(聞こえてるんかな?)「ねえ、なんで?」返事無し。

背中から覆い被さり耳に口を近づけて何度か耳たぶを噛んだあと

「犯されてるっておもうんでしょ?」
「…」
「乱暴に犯されてるって想像してるんでしょ?」
「…うん」と。(ヤッターイワセチャッタ!!)
と思ったとたん急にお互い激しく興奮してしまって…
おしりを鷲づかみにして激しく突く。

「○○ちゃんいっていい?いっていい?」
って背中が震えた後、一緒にいった。

インターバルのとき、腕枕のまま

「あのさ、前2月に俺こっち来たでしょ?その時コンドームの箱が違ってたって話、憶えてる?」
「うん」
「Nちゃん達と着け方の練習したって…」
「あぁ、あれはねホントにホント」
「前TVで中絶の特集してたって話したやん?あれすごくショックでな」
「うん」
「中絶の様子をカメラで映しててさ…」
「うん、それで?」
「で、あれ見たらさ、例えばうちのクラスにもする時全然避妊せんかったり、彼氏任せで適当でさ」
「中絶ってこう言う事なんよ?ってそういう何も考えんコとかに見せたいと思った」
「できたらなんとなくおろして…で、しばらくしたらまた同じ事繰り返して…でもまぁそんなんサルみたいのはどうでもええねんけど」
「やっぱり、NちゃんとHちゃんにはちゃんと言っておきたいって思ってて」
「でな、あれはホントに3人で避妊のこと一回ちゃんと話しときたくて、買ってきたんよ。二人に聞いてもいいよ」

バナナを使って着け方の練習したってのは冗談だったらしい。使ったのは制汗剤(8X4とか)の細いスプレー缶だったそうな。で、バナナは食べる為に買ったらしい。
一応二人のリクエストがあったんで、フェラ講座を開いた後、3人で食べたそうだ…。

続けて浮気した時の事をまた聞いてみた。
以前聞いた話と食い違ってる所がないかどうか、俺、物凄く集中して聞いてたな。

「聞くの忘れてたけど、K川とN内に指ではされた?」

・された。どちらも濡れてもないのに入れてこようとした。
K川は指がほっそりしていたことが一番記憶に残っている。
K川とは、最中ずっと吐き気がしてたので、快感は全くなかった。

・N内はクリを舐めながら(ヒリヒリした)、態勢を69に移行させつつ指を入れてきた。最初から2本入れようとしたので痛かった。
N内の腰が顔の前まで来たけど、無視した。

「君の胸を見たら、どっちも喜んだろ?」

・N内のしつこさには呆れた。なにがそんなに楽しいんだろう、と思うくらい舐めたり、吸ったり。乳首をつまんで引っ張ってみたりしていた。
・K川は胸を弄る間中「大きいね、いやらしい胸だね」とか「なんでそんなにエロい身体してるの?」とか言っててAVみたいだと思いしらけた。
・パイずりはなかった。N内には「挟みたい」と言われたが無視。

あまりにマグロなんで興ざめしたのでは?と彼女。
あと、これもすごく気になってたんだが、

「ホントにフェラなかったの?」

・実はK川のは舐めた。あまりにしつこく顔に近づけるので、面倒になって口に含んで何度か首を振った。そのあと疲れたといってまた身を投げ出したが、「もっと働こうよ」と言われた。
(注。眠ザイは服用すると異様に喉が乾くものがある。この状態で口の中になにか異物を入れると気持ち悪くなるんで、数回しかストロークしなかったというのは俺の経験上、信じる事ができた)

「総評」
・どちらも概ねエロビみたいなやり方に終始した。
・単調に突くだけで、自分の快感だけにしか興味なさそうだった。

もっともこれは自分がマグロでフェラもしなかったから、二人ともすぐに冷めたのではないか?

・K内は最初は優しくしていたが、全然反応もなく、途中でしゃっくりが出て止まらなくなったA子に、イライラしたらしく後は投げやりになった。

話を聞いている間、俺は激しく興奮してた…。_| ̄|●

特にフェラの話。彼女が口に含んで、数回首を振っただけ、という話は(まぁそうだろうな…)とすぐに納得したのだがこの時の俺の頭の中は、彼女がK川の前に跪いて、熱心に唇で奉仕している、ってイメージで一杯だった。

(俺にするように…)
(舌を伸ばして亀頭の周りを丹念に舐めて…)
(あの少しぽってりとした、唇で…)
(亀頭を咥えて…)
(バイオリンを弾く、あの細い指で、握って…)
(弓を持つ手は、睾丸を…)
(…・…・)

ちょっと放心しかけつつ、その後「本当に二人とも正常位だけ?」と聞くと

「上に乗ってシタとか後ろからされたとか言えば満足する?」
「悪いのはわたしだけど、ホントにどちらもシテいて嫌だった。本当に後悔してるし、思い出すと気持ちが悪くなる」

と、泣き出しそうになってしまったので、これ以上聞くのはやめた。

「…あ、ごめん…」というと、彼女は起き上がってベッドに正座したので俺も同じように向き合った。彼女は俺の手を握って

「○○ちゃん、わたし本当に最低な事したし、信じてもらえんかもしれんけど全然気持ちよくなかったよ」
「○○ちゃんとするのが好きだし気持ちいい。それがもうはっきり分かった」
「だからもう絶対に浮気はせんよ。謝ってすむことじゃないけど、信じてください」

で、めそめそしながらも、彼女、厳しい顔をしてた。

(この表情、前に見たことあるな)って記憶探ったらすぐ思い出した。

確か彼女が10歳くらいの時の、バイオリン発表会を撮影したホームビデオ。
本番で上手くいかなかったのか、楽屋(?)で彼女が泣いている。
俯いて、では無くちゃんと顔を上げて泣いてるのが彼女らしいとその時思ったな。
彼女のお母さんがちょっと困った顔しながら、頭を撫でてやってる。

「A子、もう泣くな」「上手だったよ、今度また頑張ろう」と音声。

ビデオまわしてるのはお父さん。
で、その目を見ながら

「あのさA子、もう一つ聞かせて」
「うん」
「N内とは1度だけ?」
「うん」
「この部屋で誰かとシタことは?」
「絶対にないよ。本当です」

これ聞いて、俺ほっとしたしさ、(あぁ良かった)って思った。

浮気はされてるのに良かったってこともないのにね…。
でも、これでもうすっきりしたような気がしたよ。
一通り聞き終わったら煙草を吸いたくなった。

キッチンで煙草吸ってる時、冷蔵庫からジュースを取り出し一口飲んだ彼女が、跪いてフェラしてきて復活したんで、彼女が左手をシンクの淵、右足を上げてキッチンの対面にあるトイレのドアノブに足をかけた状態で立ちバック(?)でシタ。

さすがに疲れて抜いた後、またフェラしてもらい胸にぶちまけた。
二人でシャワー浴びた後、浴室から出ると、彼女が俺の背中に身体を預けてきたんで、そのままおんぶして部屋に戻った。
お互いお腹がすいてしまって、彼女は焼きプリン、俺はハムサンドを食べた後、またベッドの上で腕枕して、寝るまでの間、とりとめの無い話をしばらくしたな…。

7/5 月曜日
翌朝。タクシーで駅に。電車がくるまで、手を繋いでベンチに座ってた。
(チョット恥ずかしかったが)

「早く夏休みになればいいね」
「もうすぐだよ。楽しみに待ってる」
「うん。さみしいけど」
「うん」
「来てくれてありがとう、ごめんなさい」
「いいよ」

で、電車がやってきたのでお互い手を振って別れた。
こっちの駅に到着。

お土産のカーディガンをえらく気に入ってくれたので、駅ビルにある服屋さんに寄って、ベージュの色違いの同じカーディガンを買って宅配便で贈ってもらった。

「全然盛り上らんかったのに、またなんで誘って来たの?」ってで、彼女の話ではN内が最初に誘った時はそのなんというか身なりに全然構ってなかったんだと。
ほぼスッピンでさ。服もスエット、ジーンズ、で上にナイロンジャケット。

で、N内にとってつまらん一夜を過ごした後しばらくして、こいつがたまたま彼女と同じアパートの薬学さんに用事があって来た時に、よそゆき(というか学校に出掛ける)の彼女を観て、ちょっと見違えたらしいって。
で、またムラムラしたんではないか?との事だった…。

午後会社に出向くと、同僚に「休みなんかいいことあった?」って聞かれた。
なんかすっきりした顔してるって。

そういえば今日、こっちは凄くいい天気だったよ。
今までもこういう快晴の日はあっただろうに、今日はなんか、ほんとに久し振りに「いい天気だな」って思えた…。

こうやって書いてると、なんというかまた色々と考えてしまうね、やっぱり。
まぁでもこれが今週末の出来事だった。

「さえたスレ」的な展開無くて、すまん。

N内と知り合って浮気するまでの1年間、なにもなかったって普通ありえんと誰だって考えるけど、「絶対にないよ。本当です」って云ったときの彼女の言葉を信じるよ。

もう自分にこういうことが起きるのは嫌だな。お腹一杯です。
これから彼女の卒業まで、そしてそれから、出来るだけお互いをいたわり支え合いながら付き合っていきたいと思う。

これで漸く名無しに戻れるけど、「さえたスレ」は見続けるんだろうなw
この辺で報告終わります。

長い間、話を我慢して聞いてくれてありがとう。感謝してます。
ホントありがとう。

後日談書いた翌日、彼女にここに書き込んだ事を話しました。
で、学校で読んだらしく、最後の書き込みの辺り「うれしかった」と言われたよ。

今週も色々と電話で話したけれど、以前と違う親密さがふたりの間に出来たように思う。
俺も話しつつ、結婚する前に今回の様な件があって、良かったのかもと思ったりした。

(こころの防衛反応かもしれないけど)

前スレは夏休みに帰ってきたら、彼女に見せようと思ってます。
今回の浮気について、彼女自身のことばで何か言いたいような気持ちもあるみたいだからもしかしたら、彼女から見た今回の事件について、どっかに書き込むかも知れない。
あと、「訂正しといて」って言われたので…。

後日談に書いた、彼女とのイメージプレイの箇所。
俺は生徒役やりますた…スマン。

★★★彼女さんの告白★★★

前の彼と別れてから今の彼と付き合うまでの1年は適当に男の人と遊んでました。
付き合ってみたり、Hしてみたり。

ただ、遊びなのはかまわないけど、避妊しない男だけは許せなくて本番直前で

「やめて。帰ってください。それか今からコンビニで買ってきて。」

相手は、エンジン全開なのに、あたしが冷静にそう言うとさめて(逆切れしながら)帰っていきました。
友達に紹介された人。メールで知り合った人。
とりあえず、不愉快でなければ耐えて、彼氏を作ってみました。

結果。後味悪い。楽しくない。
今の彼と、知り合ってそれがかわりました。

彼は、歳のせいもあるかもしれんけど、あたしの為にセックスしてくれます。
彼曰く、あたしがきもち良かったら自分も気持ちいいって。

あたしは今までそれは、女のサイドからの意見だと思ってたのでちょっと驚きました。
彼とHしだして、Hが好きになりました。

嫌な事があっても忘れられる。夢中になれる。なんも考えられなくなる。
楽しいし。愛されてるって思えて。
初めて、人間の性欲に対して、肯定的になった・・っていうか。
女の人はみんなそうだと思う。

男の人と違って、気持ちいいHってなかなか出来ないし。
やってる事は一緒でも、相手で全然違う。
ただ指いれたり、舐めたり、腰振ってるだけじゃ女の人は、いけないと思う。
身体の調子とか、あるし、女にも発情期ってあるはず。

今の彼とセックスして、初めて女に産まれてよかったって思った。
女の人のほうが、性的な悦びはたくさん種類があって、それが開発されるのは楽しいし、嬉しいし、毎回新たな発見がある。
あたしの為に一生懸命尽くしてくれる彼に感謝してます。

大袈裟なばかな女だって言われるかもしれないけど、これは本当です。
彼と一緒にいれる時はそれでよかった。

遠距離はつらい。

会いたい時にあえない。抱きしめてほしいときに会えない。
顔見て話したくても話せない。電話では表情がわからない。
ただでさえ、無口な彼と、電話しても、気持ちがわからなかった。

それに加え、彼は、わたしがさみしいというと、
「そっちに彼氏でも作れば?」って言う。
ショックだった。

距離を、お互いの努力で埋める、それが出来ないなら遠距離は無理だって思った。
あたしはすっごいさみしがりなので、一人で寝るのも嫌いで一人で映画見たり、食事したり、そんなのt楽しくないし、休みの日も友達と遊んだりなんとかさみしさを紛らわしていた。

はい、アホです。
女は子宮でモノを考えるらしいので。
ようは、やきもちを妬いてほしい、そこから始まったような感じです。

本当に彼氏を作ってみた。
怒らない。やきもちやかない。理解できない!!
歯科大の彼は、お医者さんの息子でお金持ちで、食費がうきました。(最低)
車も持っていて、送り迎えしてもらえました(最低)
バイオリンはケースに入れて持ち歩くのですが、ケースが頑丈なのであれ、持つの結構重いんです。4キロある。
だから、車は助かった。便利だった。

はい、最低ですいません!!!

ただ、苦痛なのは、しらふ(お酒じゃなくて眠剤ですが)ではHできない、気持ち悪い。やる気にならない。
すぐ別れました。

別れる時も、相手はしつこくて、殴られるかと思い、びくびくしてました。
逆切れされて、終わりました。

おかしい女だと思うだろうけど、あたしは514(投稿者)の彼を特別に思ってます。
今まで生きてきた24年のなかで、あたしの事一番大切にしてくれて、親よりあたしの事わかってくれた。あたしの事を想ってくれた。
一緒に苦しんで、一緒にあがいてくれた。

どんなに困らせるようなことが起こっても、彼はあたしを見捨てなかった。
普通のひとなら、あたしみたいな女の面倒みたりしないだろうし。
21で、大学いくって言い出しても、心から応援してくれた。

誰よりもあたしを見守ってくれてた。
ただあたしは、大切なものを大事に出来ないところがある。
自分も大事にできない、大切な人をわざと傷つけてしまう。

浮気は、自分を試したかったからかもしれない。
好きでない人とHする。しかも相手も遊びってわかってて。
身体目当ての男と割り切ってHする。

こんな最低な事をして、自分と彼が、どうなるのか試してしまった。
計画的ではありません。心の底でこう思ってた自分がいるってだけで、わざとしたわけじゃなくって、思ってる事が現実に起こってしまった。
女はお金に困ったら、身体売るってのが一番てっとり早い方法だって世の女性も知ってると思います。でも皆、できない。と思う。

悪魔に魂売り飛ばさなきゃいけないから。

好きでもない男と、1週間に2人、ラブホテルについていってみた。

分かった事。

ラブホテルは恋人気分を盛り上げる。
人は好きでなくても暇ならHできる。
あと味は悪い
男の人は胸の大きな人とHしたら自慢のねたになる。

など…

翌日、ラブホテルのお金を半分払おうとしたら、お金足りなくて、ATMでお金おろして、男に払って、歩いて家に帰って、一時間仮眠して、学校いって。
放課後、練習室で自分が何やってんだ??って思って泣きました。

情けなくて、自分のおろかさに悔しくて。
うまく言えないけど、割り切ったHをして、変に気が済んで、それからはさみしくても、あんな思いしてまで誰かと一緒にいたいとはおもわなくなりました。
すっごいエゴのかたまりな発言やけど、自分で体感して分かったから、これで良かったって部分もあります。

そしたら、彼にばれてしまいました。

浮気して、大分後だったので、メール消すとか、ロックかける、とか」全然してなくて、スキだらけだったからあっさりばれました。
あたしはなんてバカなんだろうかと思いました。

あと、天罰が下ったって思ったり。
でも彼はすごく傷ついてしまった。

感情をむきだしにすることのあまりない彼が嫉妬心を剥き出しにしているのは、正直、驚きました。
でも、勝手ですが、嬉しかったんです。
嫉妬してくれて。

彼が取り乱してるところを見て、嫉妬するんだ、って思って、妙な安心もありました。
あたしは自分が嫉妬心が強いので、彼みたいに「浮気するならすれば?」っていうのが理解できなかったから。

でも結婚しようって覚悟までしてた彼に
「もう信用できない。愛してないかもしれない。」
って言われて、冷水をあびせかけられたように我にかえって焦った。

普通考えたら分かる事なのですが、彼はすごく浮世離れしてるところがあって、何をしても許されるって気でいた私は、本当に愚かです。
彼と別れて、一人になったら生きていくの、つらいから、もう一人になるのはいやだったし、別れたくなかった。

泣いて泣いて、謝って、でも、もう信用してもらうのは難しくて、どうしようって、考えまくったけど、答えはでないです。いまだに。
今でも彼はあたしを心から信用してくれてはないし、それは自分でも分かっています。

これからの自分を見てもらうしかないです。
ちゃんと説明して、わかってもらいたい。
彼を失うはずないって変な自信は持たず、彼を大事にしたいです。

あと、誠実に、もう傷つけたりせず、信頼を取り戻したい。
今回の事を、この板に彼が長々と書いてるのを見て、本当に驚きました。
あんまり人に愚痴を言ったり、相談したり、しないし、人に自分の事話さないから。

何考えてるのかわたしにもわからなかったので、かなり、驚きの連続できた。
でも、それだけショックだったんだと思います。

一人で考えて煮詰まって、辛かったんだと思う。
そんな思いをさせたことを、すごく、後悔してます。
これから先もこんなに自分を愛してくれる人は現れないだろうし、自分の大切なものを、大事にしたいです。
失いたくない。

答えになってないかも知れませんが、今おもいついた事を書きました。

彼は、今重機の免許をとるので、二つばかし離れた市に講習のために今朝から出掛けています。
久々にこちらに来たのに、あまりゆっくり話せていません。
えっと…はい、こんなもんです。

何が言いたいのかわからん文章になってしまいました。
すいません。

はい。大切にします。悔いてるしもう彼を傷つけたくないです。
良い家庭を築いていきたいです。
自信はありませんが、彼となら、頑張れると思う。

おわり

ぴゅあらば
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ぴゅあらば

コメント

  1. ポチ君 より:

    うだうだと長すぎて途中で読む気が失せた。

    暇を持て余している方はどうぞ(笑)

  2. ゆー より:

    とても読みやすくて、また現実的な内容でとても面白かったです!
    個人的には序盤のもやもや感から終盤のスッキリ感の流れが違和感なく読めたので読みいってしまいました。
    ありがとうございます。

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