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濡れ衣で捨てた故郷に23年ぶりに帰郷した話

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田舎者さんから投稿頂いた「濡れ衣で捨てた故郷に23年ぶりに帰郷した話」。

人口10万人の地方都市に生まれ育った俺。
中学時代の同級生の女の子が好きで、卒業式の後に告白、そしたら両思いだったんで、高校に行ってから付き合った。
田舎だから結構放任されてて、性に奔放だった土地柄で、高校生で初体験とか珍しくなかった。


二人ともお互いの家を行き来しながら、部屋でやりまくったけど、それを親も何となく感じてたけど、特に踏み込まれたりとかはなかった。

正確に数えたわけではないけれど、一週間で14~15発はヤッたと思う。
ただ、自分の部屋でこぞこぞヤルから、シャワーを浴びれるわけじゃないので、君にとかフェラはできなかった。
お互い、マンコとチンポを弄りあうだけだった。
それでも、セーラー服着た好きな女の子のマンコを弄るのは、興奮した。
月に2回くらい、休日に小遣い握りしめてラブホに行って、半日篭って一気に10発くらいヤッたなんてこともあったから、男子高校生の性欲は恐るべしだった。
ラブホではシャワーを浴びて、心置きなく好きな子のマンコを舐めまくった。

ピンクのマンコを広げて眺め、舐める至福の時間を楽しんだ。
覚えたての快楽を貪る高校生カップルだった。
小遣いはラブホ代とコンドーム代に消えていたけど、夏休みとかは二人でバイトして小遣いをためて、励んだ。
彼女は美人ではなかったけど、ハムスターみたいな可愛らしい顔をしていて、体は小柄でやや華奢、総じてロリッポかった。
抱き心地は硬めで、C学生とセックスしてるみたいな興奮があった。。

高校を出て就職、俺はある小売店に就職、いつかは彼女と結婚するつもりで働いてた。
就職して2年が過ぎ、成人して彼女と居酒屋デートするようになった頃、店のレジの金額が合わない日が多くなった。
そして、それは俺の出番の日だけに限っておきているという法則を発見した奴がいて、俺が疑われた。
もちろん俺はそんなみみっちい事はしていなかったけど、一度疑われると色んなことで疑われるようになった。
そして、ついに問い詰められて、店長から正直に話せば許すといわれた。

俺はやってないから、頑なに無実を主張したけど、その後も俺が出番の時に限って合わなくて、店長から、店の雰囲気が悪くなるから、辞めてほしいといわれ、実質クビになった。
俺、部屋で四つん這いになって、右手で畳をたたきながら、ちくしょーーーっ!ちくしょーーーっ!って、涙枯れるまで泣いた。
悔しくて、情けなくて、しかも、俺が店の金をごまかしてクビになったと言いふらされて、故郷にもいられなくなって上京して、東村山に住んでスーパーに勤務した。
彼女に会わせる顔もなくて、彼女に黙って故郷を出たけど、彼女からメールの一つすら来なかったから、彼女も俺を見限ったんだと思う。

俺が故郷を捨てて1年後、前にいた故郷の店で、再びレジの金額が合わなくなって、店長がレジに隠しカメラを仕掛けて、犯人が分かった。
そいつは、俺の一つ前の年に入ってた先輩社員で、俺には彼女もいて、店の女の子ともフレンドリーに話してて、そんな俺を妬んだのと、遊ぶ金欲しさに俺をハメたことをゲロッた。
そのことは、俺が故郷を捨てた1年半のころ、元彼女からのメールで知った。
謝罪の言葉が綴られてたけど、返信はせず、そのまま元彼女のメルアドごとメールや連絡先を全削除して、絶縁した。

俺の実家に、元同僚で俺を疑って退職に追い込んだ人たちと店長が金を出し合ったのと、店からの慰謝料を合わせたお見舞金が実家を通して50万円送られてきた。
俺は、たった50万円であいつらを許す気にはなれず、その50万円を元手にある資格を取り、転職して頑張った。
頑張ったからそこそこの年収になり、結婚して、子供も生まれた。
秋津駅の近くに家を買って、親子4人で楽しく暮らしている。

今年、故郷を捨ててから23年になった。
俺は、唯一メールで繋がっている実家を継いだ兄貴から、父死すの連絡を受けた。
俺は、23年ぶりに帰郷した。
東北新幹線を降り、在来線に乗り換えて数十分、故郷へたどり着いた。
バスに乗り、実家を目指した。
23年ぶりに家族と顔を合わせた。
みんな年取っていた。
俺が畳を断ちて悔し泣きした部屋は、今は甥っ子の部屋になっていた。

実家に二泊し、父を送った翌日、遺産分割協議書に押印した。
「不動産は俺とお袋で相続する。お前には、有価証券と預貯金を相続してもらうよ。預貯金は後で振り込むが、証券類はどうする?」
「兄貴にやるよ。俺、金に困ってないから…それじゃあ。俺、行くわ。」
この次来るときは、母の告別式だなと思ったら、母に会うのはこれが最後になるんだなと、年老いた母をじっと見て、お別れを言った。
帰り道、元彼女の実家の前を歩いてみたが、表札には違う名字が書かれていた。
元彼女もいなくなっていたし、俺がクビになった店も違う店になっていた。

数か月後、俺の口座に800万円近い金が振り込まれてきた。
兄貴は、父の預貯金だけでなく、証券類を現金化して送ってきたようだった。
ありがたくいただき、これから高校、大学受験を控えた子供たちの教育資金に充てるつもりだ。
23年ぶりに帰郷して、もう、俺には田舎町の空気は合わなくなっていることに気づいた。
秋津も田舎だが、東京である以上、故郷よりはずっと便利だった。
家に戻り、笑顔で出迎えてくれた妻を見て、俺の故郷は秋津なんだなと思った。
これで本当の意味で、故郷におサラバできたような気がした23年ぶりの帰郷だった。

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コメント一覧 (4件)

  • >部屋で四つん這いになって、右手で畳をたたきながら、ちくしょーーーっ!ちくしょーーーっ!って、涙枯れるまで泣いた。

    この描写、すごく泣けます。
    良いお話でした。

  • 酷い話だ。
    状況証拠だけで犯人扱い、そんな奴らがやってる店だ、早々に潰れたんだろうよ。
    俺も故郷を捨てた口だからわかるよ。
    俺の場合は、結婚まで考えた彼女を親友に寝取られた上、ニャンニャンZにM字開脚緊縛バイブ責めの写真を投稿されたんだ。
    彼女とは絶縁、仕事辞めて上京して、俺は練馬に住んだ。
    もう、17年前のことだよ。
    因みに今は所沢で妻子と暮らしてる。
    秋津と聞いて、親しみを感じてしまい、レスしたよ。

  • 秋津かあ。
    俺は新秋津駅を利用してたなあ。
    もう、20年くらい昔、結婚してた頃の話さ。
    いなげやで良く買い物したっけ。
    元妻、元気かな…

  • 辛い経験をされましたね、これからもお幸せに。
    お母様には時々会いに帰ってあげてください。
    お母様が一番寂しいと思いますから。

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