隣に越してきた従姉妹…

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須田さんから投稿頂いた「隣に越してきた従姉妹…」。

何年か振りで実家に帰省すると、親族が集まっていた。
1歳上の従姉妹が結婚するらしい。
町内でも美人で有名な従姉妹で、彩香と言う。
彩香と私の間には秘密があった。
彩香が中3、私が中2の夏休み…お互いに初体験の相手であり、彼女が高校を卒業するまで付き合っていた。
向き合うと行っても、何もない街なので身体の関係を続けていたのだ。彩香は私の子供を堕胎した事もあった…

彼女が東京の大学に行くのと同時に関係は終わった。
翌年、私も東京の大学に通ったが再会は無かった。
大学を卒業して3年…実に7年振りの帰省であった。
今回の帰省目的…彼女を親に照会する為のもので、彼女も伴っていた。
まさか彩香と鉢合わせになるとは考えても居なかった。
親族が集まった実家の雰囲気に呑まれる彼女だったが、何とか挨拶を終え…当時の私の部屋に逃げ込んだ。
親族一同は1階で、彩香と旦那になる人を囲んで騒いでいた。

「ごめん…とんでも無い日に重なってしまったみたい…」
「大丈夫…凄いね…」
「田舎だから…大騒ぎになるのさ…俺らも結婚って報告だとああなるぜ…」
「考えちゃうな…冗談…そうなるといいね…」
1階が静かになって来た…
部屋のドアをノックする音が聞こえた。
ドアを開けると、彩香と旦那になる男性が挨拶に入って来た。
「彩結婚おめでとう…優しそうな人で良かった。」
「亮ありがと…可愛いい彼女だね…このぉー…」
歳が近い事もあって話が弾んだ。

色々話してると、旦那になる人の会社が分かった…
「うちの取引先じゃないですか…いつも頑張って頂いて有難うございます。」
「亮さんはどちらに?…」
「○○建設の調達です。彼女が人事なんですよ。」
旦那が驚いた…
サブコンと呼ばれる協力会社の社員だった…
彩香の顔色が変わった…
機嫌が悪くなると表情には出さないが顔色が変わるのだ…

変わって無いな…
「亮…発注宜しくね…ウチの営業だから…」
「俺に権限はまだ無いよ…役付きになれば違うだろうけどさ…」
空気が重くなり始めたが下から彩香達を呼ぶ声に救われた。
夜になり彼女と近くの温泉に行った。待ち合わせ時間を決めて入っていく…
待ち合わせ時間の10分程前には出て、彼女の湯上がりを待った。
暗闇から人影が近付いて来るのが分かる…
「亮…何してんの?…」
「彩か…彼女待ち…」
「話し有るから今度電話してよ…」
携帯の番号を渡された…
メモを受け取りポケットにしまうのを見届けた彩香は温泉に向かった。

彼女が出て来た…
手を繋ぎながら夜風に当たって歩いた…
家に帰り一緒に部屋で寛ぎながら眠りに着いた…
翌朝、彼女と共に東京に戻る為に早く家を出た…
彼女の家に着いた時には夕方になっていた…
一緒に居たいと駄々をこねる彼女だったが、翌日の早朝会議の事を話すと収まってくれた…
家に帰り着き鍵を出した…
彩香のメモが舞い落ちた…
部屋に入り電話する…
「俺…亮太だけど…」
「一人?…」
「ああ、送って来たから一人やけど…」
「亮も東京やったんな…何で連絡くれんかった?…」
「番号知らんのに連絡でけんやろ…変えたんは彩やで…」
「ごめん…そうやったな…」

「用事ってなんやの?…」
「明日、会えるかな?…会って話したいわ…」
「8時以降なら平気やけど何処で?」
「あんたんち行くわ…住所教えてや…」
「いうど…」
住所を言ってやる…
「近いわ…隣の駅やない…今から行ってもええ?…」
「俺明日はやいねん…少しならええけど…駅まで迎えにいこか?…」
「タクシーで行くわ…」
「はよ来いよ…来なかったら寝るかんな…」
電話を切ってシャワーを浴びているとチャイムが鳴った…
ドアを開けると彩香が立っていた…
「早すぎね?まだ5分経ってねぇし…」
「電話貰った時、駅だったからタクシーに乗って来た…なんて格好で出迎えんのよ…」
「シャワー浴びてたんだから仕方ねぇし…隠したって意味ねぇし…」

「変わらんね…」
「変わったわ…連絡も取れんようにしてよ…8年振りに会ったら結婚だって聞かされるしでよ…」
「亮も可愛いい彼女連れて来てたじゃない…」
「しゃあねぇだろうが…彩を忘れる為にはよ…どんだけ辛かったか分かるか?…」
「ごめん…アタシが逃げたんだもんね…子供堕して逃げたんだもんね…結婚しようとまで言ってくれた亮を置いて逃げたんだもんね…」
「もうええわ…用事ってなんよ…」
「亮…信じて貰えんやろうけど…最後に伝えときたい事があるん…誰よりもやっぱり亮が好き…昨日会ってはっきりしたんよ…ずっと亮の影を追ってたんが分かったんや…今更やけどな…いっつも逃げてばかりや…私…」
「彩…ずるいで…手ぇ出せなくなってから言われてもな…何で惑わすんや…俺を馬鹿にしてんのかよ…ちゃかしてんのかよ…」
「ごめんな…けどホンマなんや…亮と会って伝えときたいって思ったんよ…用事はこれだけやから…帰る…亮…幸せになってな…」
「待てよ…彩…また俺の気持ちは無視すんのかよ…話しは終わってねぇよ…」
「せやかて…どうにもならんやん…」

手を取り…強引に抱き寄せて唇を奪った…
彩香からの抵抗は一切無かった…当たり前のように唇を重ねて首に手を回してくる…
長い間求めていたものを確かめ合うように舌を絡め…抱き合っていた…
「亮…止めよう…止まらなくなりそうだよ…」
「彩…もう遅い…止まらないよ…」
「亮…彼女に悪いから…止めようよ…」
「彩はそれでいいの?…だったら電話で済んだだろ…本当の事言えよ…」
「ずっとこうしてたい…亮と一緒に居たいと思うよ…でも居れないよ…もっと早く気付くべきだった…」
「今からでも遅く無いじゃんか…やり直そうよ…」
「無理だよ…やり直したいけど…親戚に報告したばかりだもん…」
沈黙のまま抱き合っていた…

離れがたい想いにかられた2人に言葉は要らなかった…
抱き合ったまま…時だけか過ぎていく…嫌がおうにも気持ちが高ぶり…
犯してはならない禁断の領域に踏み込んでしまう…
繋がれていた檻から解き放たれた小鳥の様に…激しく肌をふれあい…求め合った…
離れていた時間を埋めるかのように…
幾度となくアクメを繰り返す2人…気付けば外は白んでいた…
無情にも別れの時が近付いてきた…
一緒にシャワーを浴びる…
唇を重ね…気持ちを確かめ合うように…
押し黙ったままなのに気持ちが通じ合う…

ただ見詰め合い…抱き合っているだけだった…
会社に向かうその時まで…
一緒に家を出た…
手を繋ぎながら歩く…
会話は無かった…軈てホームに差し掛かった頃…
彩香が口を開いた…
「何時に帰るの?…8時過ぎる?…」
「急げば7時には着く…夕飯喰わなければ…」
「7時に待ってる…」
「分かった…」
当たり前の様な言葉を交わし会社に向かった…
早朝会議を終えてデスクに戻るとメモが置いてある…

彼女からのメモだ…
内線でメモに対する答えを告げた…
「用事が有るから今晩は無理だよ…取引先からの接待が入ってる…ごめんな…」
心が傷む…
しかし彩香との約束の方が大切になっている私は…彼女を傷付けている…
良心の呵責に耐えながら彩香への気持ちを選んでいた…
退社時間になると一目散で会社を出た…
タクシーに乗り込み…人目を避けるように家を目指す…
6時半に家の前に着いた…エレベーターを上がり…降りると部屋の前に彩香がいる…
走りより鍵を開けて部屋に入る…
その場で抱き締めた…
頬を胸に押し当てて身体を預ける彩香…
もう後戻り出来ない気持ちに互いを求め合った…
枷の外れた2人は…くる日もくる日も忍び合うように逢瀬を重ねる…

結婚式の招待状が届く…
無視するかの様に激しく彩香を求める…
彩香も呼応するように私を求めて来た…
式まで1週間となった日も彩香はウチに来ていた…
合鍵を渡して有ったので帰ると夕食の用事がされている…
部屋に入り彩香を抱き締めると…
「亮…赤ちゃん出来た…亮の赤ちゃんが…」
「じゃあ結婚止めてくれよ…俺と結婚しよう…彩無しじゃ生きてけない…」
「ごめんね…亮…結婚は止められない…少し待ってて…離婚するから…お願い…」
「何で?…」
「お世話になった方に仲人して貰うから…赤ちゃん連れて亮の所に帰って来るから…」
「産まれたら帰って来る?本当に帰って来る?…」
「うん…隣の部屋に住む事にしたから…不動産屋さんにも行って来た…毎日…亮にも会いに来る…少しの間だけ…待ってて…最後の我が儘だけ聞いて…亮太の事しか見えてないから…」
「分かった…よ…旦那に抱かれるって思うと辛いけど…彩を信じるよ…」
「バカ…抱かれないよ…亮とこうなってからは抱かれて無いよ…」
「これから抱かれるじゃないか…」

「彼に抱かれたのは…亮と再会する1週間前が最後…ホントだよ…再会してからは殆どここに居たでしょ…」
「じゃあ奴の子かもしれないじゃんか…」
「心配しなくても亮の赤ちゃんだよ…調べて逆算して貰ったから…亮とこうなって4日目が受胎日だったの…」
「彩香…俺だけの彩に戻ってくれるんだよな?…」
「うん…亮しか見て無い…これからもずっと…もう気持ちを誤魔化したり…逃げたりしないから…」
「引っ越しはいつ?…手伝うから…」
「偶然を装うからいいよ…明後日は朝から居て…明日は来れないけど…妊娠したからって言って抱かれないから…」
「分かった…彩香…」
吸い寄せられる様に抱き合い唇を重ね合った…

引っ越しは早かった…
昼には終わり挨拶に来た…
「今度隣に…あれっ?此方にお住まいだったんですか?彩香…従兄弟さんがお隣…」
「えっ?亮が?…」
惚けながら彩香が言いながらやって来た…
「彩が隣?お目付け役みたいだな…まぁ宜しくお願いしますね…」
「こちらこそ…公私ともに仲良くしてやって下さい…彩香も妊娠したみたいなんで…」
「おめでたですか?…おめでとうございます…彩…元気な赤ちゃん産まないとだな…」
「元気な赤ちゃん産むに決まってるでしょ…」
新しい生活の始まりと共に…私は彼女に別れを告げた…
毎日夕飯を用意しに彩香が来てくれる…
日に日に大きくなるお腹を擦りながら過ごす日々が続いていた…

なに食わぬ顔をして結婚式にも出席した…
出産準備で彩香が田舎に帰った日の夜…
彩香の旦那が訪ねて来た…
「どうしました?…」
「実は…彩香の事で…」
「何かありましたか?…」
「離婚して欲しいと言われまして…」
「何が有ったんです?…」
「性格の不一致とでも言いますか…よく分からないのですが…ある日を界にして…急に冷たくなりまして…」
「心当たりは?どうするんですか?…」
「心当たりなんかありませんよ…一度言い出したら聞かないのはご存知でしょうから…彼女の言う通りにしてやるしか無いでしょうね…つきましては…公の方だけでもいいお付き合いを続けさせて頂ければと…」
「大丈夫ですよ…公私混同はしませんから…で…いつ離婚されるんですか?…」
「彩香が此方に戻ってからになります…出生届を出してからと…その足で貴方の所に暫く居候してから帰ると言ってるのですが…」

「一人暮らしで部屋も余ってますから居候は構いませんけど…彩の荷物は?…」
「業者に頼むと言ってます」
「勝手に物事進めてくのは変わらないですね…分かりました…」
旦那が帰った後…彩香に電話してやった…
「焦ったよ…でも…彩香が俺の元に帰って来るのが嬉しかった…」
「私も早く戻りたかった…亮の元に…」
「彩香…愛してる…」
「亮…初めて言ってくれた…ずっと聞きたかったんよ…」
とりとめの無い会話を交わし電話を切った…
土曜休みで家に居ると…彩香の頼んだ業者が来て…隣から彩香の荷物を全て運び込ん来た…
その日の夜中…彩香から電話が入った…
「亮…元気な赤ちゃん産まれたよ…亮にそっくりな男の子だよ…来週帰るからね…待ってて…」
「ああ…彩…ありがとう…荷物も全部届いてるから…ゆっくり身体を休めて帰っておいでよ…」
「早く帰りたい…亮の腕に抱かれて眠りたい…」
「待ってるから…彩の帰りを待ってるから…」
「うん…また電話する…」

電話を切り幸せを噛みしめた瞬間だった…
1週間が経ち…彩香と子供が帰って来た…
ウチに子供を置いて隣に行き旦那を連れて来た…
出生届に書き込み…離婚届に署名捺印させている…
子供の親権は彩香に…
最初で最後の対面となる旦那の瞳には泪が溢れていた…
来週には旦那が引っ越す事になっているらしい…
旦那を追い立てるように帰した彩香…
一緒に、離婚届を提出に行った…
翌々日…出生届を出しに行くが…父親の欄には…私の名前が記載して有った…
今は親子3人…仲良く暮らしている…

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コメント

  1. ポチ君 より:

    妻が婚姻中に懐胎した子は、夫の子と推定する。ってのを知らないんだろうなあ。。。
    これを覆すためには夫が『嫡出否認の訴え』を提起する必要が有るから出生届は受理されないよ?

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