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自ら嫌われる芝居をして消えた元カノのこと

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元彼さんから投稿頂いた「自ら嫌われる芝居をして消えた元カノのこと」。

元カノが浮気してると友達から聞きました。
でも、どうしても信じられなくて、そのまま彼女と付き合っていました。
彼女のことが好きだったし、彼女とするセックスがとても気持ち良かったんです。


いつものようにキスして、彼女のおっぱい揉んで、乳首吸って、クリトリス舐めて、フェラしてもらって、生で入れてました。
いつか、結婚するんだから生でいいよって言ってくれた元カノが、浮気するわけないじゃんと思いました。
そして、元カノのおへその辺りに、ドクドクと射精しました。

友達が、元カノをラブホで見たと言いました。
「お前の彼女に間違いなかったんだって。写真撮ろうかと思ったんだけど、ラブホのロビーではマズいと思ったから撮らなかったけどさ。」
とまた言われました。


さすがに疑心暗鬼になり、でも彼女に確かめるのが怖くて、少しずつ自分が壊れていくのが分かりました。
そして、ついに見せられたのが、元カノが男と並んでラブホに入る写真でした。

それでもヘタレな俺は、元カノに別れ話をできずにいました。
元カノのことが、本当に好きだったし、結婚したかったから、このまま浮気を止めてくれたなら、許そうと思いました。


でも、心が持たなくなって、元カノの部屋で、裸でベッドに入った時、
「俺より好きな人が居るんなら、言って欲しい。隠れて会うくらいなら、きっぱりとお別れして欲しい。さよならと言って欲しい。そしたら、俺もさよならって言えると思うから。」
って言えたとき、元カノ、俯いて、
「もう、私たち、駄目になっちゃったみたいだね。ごめんね。私のせいだね。」
と言うと、元カノが涙を流しました。

そのあと、キスして抱き合って、クンニとフェラはすることなく、お互いを手で弄り合って、元カノの中に挿入してから、二人の2年半の思い出を話しながら交わりました。
いつもより穏やかで、あまり動かず、見つめ合いながら、あんなことあったよね、こんなことしたよねって、思い出を話し合いました。


射精したら終わる、最後のセックスだということをお互いに感じてたから、繋がってることで満足していたのです。
思い出は、話し尽くしたら終わり、
「そろそろ、イクよ・・・」
「うん・・・」

最後の射精を元カノのお腹に、ドクドクと出しました。
哀しい笑顔で、元カノが射精を見ていたのを覚えています。
精液を始末して、見つめ合って、
「俺、身を引くから、幸せになってな。」
「ごめんね。最後に抱いてくれて、ありがとう。好きだったのは、本当だよ。でも、悪いのは私だから・・・」
身支度をして、元カノのアパートの玄関に立ちました。
最後のキスをして、唇が離れたら、涙がハラハラと流れました。

「幸せになって欲しい。そうじゃないと、俺、好きなお前を諦めた甲斐がないから。さよなら。」
「ごめんね。元気でね。今までありがとう。さよなら。」
元カノのアパートの玄関を閉じて、その後は振り返ることなく、自分のアパートに帰ってきたら、それまで抑え込んできた思いが溢れて、号泣しました。


生きてて、あんなに泣いたことは初めてでした。
床に突っ伏して、右手を拳にして床を叩きながら、
「ちくしょーーーーっ!、ちくしょーーーーっ!」
と、涙枯れるまで泣きました。

ひとしきり泣いた後、少しスッキリして、何か食べようと思いスーパーに行こうと玄関を開けたら、玄関のノブに紙袋がぶら下がってました。
中身は、私が元カノの部屋にお泊りするときに置いてあった下着と着替えでした。
元カノ、私が大泣きした声、聞いたかもしれません。


私も、元カノがかけていった紙袋に、元カノの着替えや簡単なお化粧道具を入れて、元カノのアパートの玄関のドアノブにかけてきました。
スーパーでお総菜というか、この日は飲まずにいられんくて、おt魔身を買い込んでアパートに戻りました。

すると、私のアパートの前に元カノが佇み、暫し私の部屋の方を見つめた後、深々とお辞儀して、うなだれた背中で帰っていきました。
声はかけずに、元カノの背中を見送りました。


あの後、半年くらいして、友達の励ましもあって失恋の痛手も言え始めた頃、元カノとの共通の友だちから、元カノは帰郷したことを聞いた。
そして、何か違和感を感じた私は、元カノの浮気を私に報告してきた友達を問い詰めました。
すると、元カノは浮気なんかしてなくて、携帯の写真も合成でした。

私は知りませんでしたが、元カノ、実家が老舗の和菓子店でした。
二人姉妹で、元カノは姉、家を継がねばならなくて、帰郷したのでした。
元カノ、私の友だちに頼み込んで、浮気をでっちあげ、私に嫌われて別れる一世一代の大芝居を打ったのでした。


その日、元カノが住んでたアパートに行くと、既に違う人が住んでいました。
あの時、元カノは最後の最後に、私のアパートにお別れに来たようでした。
その時の元カノの気持ちを考えたら、元カノのうなだれた背中、忘れられなくなりました。

元カノ、そんな芝居しないで、ちゃんとお別れしたかったです。
二人で最後の夜を過ごして、確かに愛し合った時間を確かめて、去り行く元カノを見送りたかったです。
でも、それをすれば、元カノは、いつかは確実にやってくる別れを知りつつ、私と付き合ってたことを知られてしまいます。


「いつか結婚」なんて言った手前、それができなかったのでしょうね。
元カノらしいと言えば、元カノらしいです。

今は、実家で修業中のことでしょう。
そして、いつか婿を取って、家業を継ぐのでしょう。
だから、私は元カノを諦めて、元カノの幸せを祈りつつ、前を向こうと思います。
そして、そんな元カノがいたことを、ここにしたためます。

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