ズルい女

春奈さんから投稿頂いた「ズルい女」。

本当に偶然だった。地元に帰ってきてること知らなかったから
「あれ、春奈」
聞き覚えありすぎる声に私は振り向いた
そこには幼馴染の篤がいた

赤ん坊の頃から兄弟のように過ごしてきたので今更彼氏にもなれない、成り行きでセックスしたとしても何とも思わない(したことなかったけど)。そんな関係
「ありゃ、帰ってきてたん」
篤がじっとこっちを見ながら、「お前どうしたよ、ヒドイ顔してるぞ」
「どうせ美人じゃないわよ」

「んなこと言ってねーよ、鏡見てみろ相当ストレスとかたまってねーか？男か？」
「付き合ってる奴もいないし、好きな男もいないよ」
「男関係で悩んでないなら発散させられるかも」
私達は移動して今は私の部屋にいる

「どういう？まさかエッチなことして発散させるとか？」
「少し違うよ。毎回そこまで行くとは限らないし」
「やっぱエッチなことじゃん」
「実は俺も含めて5人のチームで無償で発散させてるんだ」
「5人で女の子をまわすの？」

「話聞けよ。まずはセクハラ混じりの言葉責めから始まって、軽くボディタッチ。ちょっとずつ脱がしていって下着姿まで、下着の上から触りだして、そこから裸に、愛撫していき、それでも止まらなければコンドーム付きで1回セックス。ここまでだって何時間もかけて行うんだ。ここからはゴム無しで順番に行為ってわけだけどそこまで行ったことは無いな、たいてい裸なった時点でストップかかるし、今までで一番粘ったのだってゴム付きセックスだから」

「ふーん、篤もやっちゃった？」
「ゴム付きも1人だけだから俺はまだ誰ともしてない、この先ゴム付きまで行ったのが2回あれば俺の番だけど」
「こっそり撮影とかは？」
「そういうことはしてない。アポ取ってきた女の子にはマスクと帽子被ってくるよう指示してるから俺達は相手の顔も知らないし、俺達も顔は隠してる。後、ストップの合図は合言葉で、合言葉言えば絶対にそこでストップする」

篤は昔よりエッチになっちゃったけど、女の子の気持ち最優先なところは昔のままなんだな。だからこそ私は
「ね、私にも試してくれる？」
「いいのか？合言葉言わなきゃどこまでも進むぞ」
「いいよ、その代わりそれが終わったらちょっと話があるんだけど」
「なんだよ改まって。怖いぞ」

「とりあえず日程はいつ？まさか今日のわけないよね？」
「メンバーにも都合があるしな、たぶん1週間以内にいけると思う。あさってまでに連絡するよ」
「わかった、よろりん」
篤は帰っていった
次の日に篤から連絡来て、スケジュールの都合がよくて2日後することになった
当日ドキドキしながら篤達が借りてるレンタルの事務所みたいな所に行った

部屋にはひとつだけ布団が敷いてあってそれ以外机とか戸棚とかはない
メンバーが5人揃っていて、篤は既に身バレしてるので篤以外は目出し帽を被っている。私も帽子・マスク・サングラスで武装してる
「合言葉は『ポンポコリン』です」
ちょっと吹き出しそうになったけど、確かに間違って言う言葉じゃないね

「服の上からでもわかるデカイおっぱいだね」とか「押し倒して無茶苦茶したい」とかセクハラ発言から始まった。言葉責めだけでもたっぷり30分は過ぎてた
だんだん言葉責めのペースが落ちてきて、服の上からベタベタ触ってきた
5人の手が私を弄ぶ
篤の話じゃこの辺りでも合言葉口にする女の子も少なくないのだとか

私はされるがままでいたら衣服が少しずつ脱がされていった顔を隠すアイテム以外は脱がされ下着姿になった
5人もの男の前で下着姿になったことはないので顔が熱くなってきた
おっぱいやお尻やおまんこを下着越しに触ってきて私も少し感じてきた
しばらく触られてたらいつの間にかブラもパンツもずらされ18禁のエリアに入ってた

直接舌や指で直に性器を触られ、興奮して顔が火照ってきた
「濡れてきたな」
メンバーの1人がちんこにコンドームをハメ、私は押し倒された
濡れたおまんこにちんこが侵入してきた
「はうっ、ん、んん」
気持ちよさに声が漏れる

私にチンコ差してる人はリズムよく、激しく腰を振ってくる
やがて果てて動きが止まった
抜かれたちんこを覆っているゴムに精子が溜まっている
「いいか？ここから先は中に出していくぞ」
私が何も言わずにじっと篤を見つめると、「俺の順番だな、抱くぞ」
篤が私にのし掛かってきた

篤のギンギンにそそり立ったちんこがするっとおまんこに入ってくる
私は篤にしがみつき篤を受け入れた
やがておまんこに精子が満ちていく
篤が終わると他のメンバーも交代で私のおまんこに体位を変えつつ精子をそそいでくる
一周しても私が頑なに合言葉言わないので輪姦は続く。篤も頑張っている

20回オーバーのセックスに男達がついに根をあげた
「どうする？応援呼ぶか？こんなの初めてだよ」
「あー、もういいよ。ポンポコリン、これでおしまい」
篤以外のメンバーが交代で併設のシャワールームでシャワーを浴び、「お疲れ様俺達帰るわ」と言って帰っていって私と篤2人きりになった
「大丈夫か春奈、おまんこ壊れてないか？」
「バカ、スケベ」

「まさかセックスまでいくとは思わなかったよ」
「よかったらまだやる？篤だったらいいよ」
「…また今度な」
篤が苦笑い

「3日前、言ったの覚えてる？」
「あー、話あるって」
「篤、私と結婚して」
「え」
「何人にも回されて汚れた女とは結婚したくない？」
「いや、春奈は綺麗だ。結婚しようか」

私は篤が断らないとわかっていた。自分より相手を優先する篤の性格は誰より知ってる
篤の性格をわかって結婚を迫ったのだ
私はズルい女だ
何年も経って、私と私達の子供の横で幸せそうに笑う篤
本当に彼が幸せを噛み締めているのか私にもわからない

追記・私達の子供は輪姦の時の子供ではありません。結婚して1年半経って授かった子供です