ウチはダーリンのお嫁さんになれて幸せだったちゃ！

ラムちゃんさんから投稿頂いた「ウチはダーリンのお嫁さんになれて幸せだったちゃ！」。

高校に入学して隣の席になったのがT君でした。
背は175センチありましたが今で言うイケメンでもブサメンでもなく普通の男子でしたけど結構天然が入ってました。

最初の頃はそんなに話をする事もなかったのですけど彼もヤマト、ガンダム、この年に始まったイデオン等アニメが好きなのを知ってからT君の事に興味が湧いてきました。
当時の男子は今と違って表だってアニメが好きって言うのまだ恥ずかしい時代でもありましたから貴重な男子でした。

2学期は席が離れましたけど3学期に再び隣同士になりT君の事が好きになってるんだと自覚していましたけど自分からは自信がなくて言えないでいました。
と言うのも彼はうる星やつらのラムちゃんみたいな子がタイプらしくて私みたいなおデブじゃダメだと思っていましたから。

それでも匿名でこっそり好きですと一言添えたメモを忍ばせてバレンタインのチョコを下駄箱に入れました。
3学期の期末試験が終った時に事件が、T君がバスケの部活中にアキレス腱を切る大怪我をしてしまいました。
終業式も入院中で欠席してしまい春休みに入った時に思いきってお見舞いに行きました。

なんの予告もなく行ったのでT君は驚きましたが私がお見舞いに持って行ったマンガの雑誌を喜んでくれました。
3週間ほどで退院出来る事と復帰までリハビリをしながら半年から一年はかかるらしいことを話してくれました
翌週もマンガの雑誌を持って行くと喜んでくれましたけどバスケをやめるとの事で私は思いきって所属している美術部に誘いました。

美術部の一部の部員がアニメ製作をおこなっていたのと1年の時美術の授業でT君の風景画がアニメの背景のようで上手だったからからです。
即答はありませんでしたが考えてみるとの事でした。

2年の新学期ギプスと松葉杖で登校してきたT君とはクラスが別れてしまい残念でしたが始業式のあと部室となっている美術部に来てくれて入部してくれました。
この年はT君含めて6人の新入部員が来てくれて男子が2人増えました。

当時は私の代の部員は女子ばかりで先輩部員も男子が2人で総勢男子が4人女子が14人の18人になりましたがそのうちアニメ製作はT君含めて5人となりました。
早速文化祭に向けて3分の短編アニメを作ることになり学校を全員下校時間いっぱいまで製作に励みました。

そうしているうちに周りはいつしか私がT君の事を好きなのを薄々感づいてくれて表立ってではなく応援してくれましたけど私には相変わらず自信がなく夏休みになりました。
3年生が引退して私が先代部長から指名されて部長になりました。

夏休みも私が率先して文化祭に展示する絵を部員に仕上げてもらうことやアニメ製作は続き忙しかったですが、なによりもT君と一緒にいられるのが嬉しかったです。
2学期の文化祭の上映も無事に終了した後夜祭でキャンプファイア？を囲んでフォークダンスがありその時初めてT君と手を繋ぐことができて嬉しかったですがしばらくするとパートナーが変わりT君が別の女子と手を繋いでるのを見て寂しさを覚えました。

修学旅行もクラスが別なので話すこともできない状態で一緒のクラスならなぁと思いました。
その秋うる星やつらのアニメが始まると彼のラムちゃん好きの熱は上がりました。
グラビアでラムちゃんの格好をしている女性を見て私の前でもこれええよなぁとか言っていて相変わらず私の好意は伝わってませんでした。

私は意を決してダイエットを始めました。
おやつを一切断ち腹筋運動と膝を軸にした腕立て伏せ、自転車通学をやめて朝早めに起きて徒歩通学に切り替えました。

それに加え古い下着にフェルトを縫ったり貼り付けてラムちゃんのビキニも作りナイロンテープを束にして剣山でポンポンを作るのを応用してウイッグを作りました。
デブではなくなってきましたけどまだまだぽっちゃりでそれらを身につけたらグラビアとはほど遠くダイエットに励みました。

バレンタインの日は日曜日だったので土曜日にT君が帰ったあとに去年同様チョコを置きました。
でも月曜日には何もなくて進展があったのは火曜日の放課後でした。
部室に向かう途中T君と偶然出くわし一緒に向かいましたが、
「なぁ、チョコレート○島やんなぁ？」
「えっ？」

「メモの字って○島の字やったからわかった」
「うん…」
「去年もくれたよな？」
「うん…迷惑やった？」
「いいや、もろた事ないからドキッとしたわ、おおきに！」
そこで美術室に着いたので返事をもらえないままなので結果は？ってやきもきしました。

翌月のホワイトデーも日曜日なので翌日の月曜日に期待しましたが期末試験の初日ということもあり何もなく期末試験も最終日を終えて美術室に顔を出しに行く途中でT君に会いました。
T君はあたりをキョロキョロ見渡し誰もいないのを確認するとカバンの中から何かを出して
「はい、これバレンタインのお返し」
「えっ？」

そして
「俺もO島の事好きやで！」
「…」
「それにしてもO島ってずいぶん細なったな？」
嬉しすぎて止まった思考の中でも、自分自身まだまだだと思ってただけにこの程度で細く見えるって男女の受け取り方の違いであっても褒められて嬉しかったです。

美術室では他の人もいたので当たり障りない話をしてましたが下校時には一緒に帰り正式に付き合うことになりました。
帰り道いろんな話の中でなぜ痩せたのか？とかも聞かれました。

T君いわく私が思ってる以上に痩せて見えたようで、T君がラムちゃんの格好のグラビアとか好きそうだったこと、そういう格好が似合う体型になりたかった事などを話しました。
「大丈夫！今のO島なら絶対似合うで！見てみたいわ！」
「え～！そんなん恥ずかしいわ！できへんできへん！」
「そんなん…俺の為に頑張ったんとちゃうん？お願いやから！」

ラムちゃん好きに火をつけてしまってどうしようか悩んでしまいましたが彼もしつこく要求してこなくていつしか忘れたみたいでした。
春休みにガンダムの映画を観に行ったのが初めてのデートで3年生になったGWに転校生、7月にイデオンの映画を観に行きました。

部活を引退すると受験勉強の為に図書館に行くのがデートになりました。
そのかいあって2人とも同じ大学に合格する事ができましたけどまだ手を繋ぐこともできないままの2人でした。
あとは卒業するまでのんびりなムードの中久しぶりに観に行った映画はうる星やつらでしたけど当然のようにT君のラムちゃん熱が再燃。

「頼むからO島、ラムちゃんの格好して！」
「恥ずかしいよ…」
それでも今回はT君も引き下がらず
「今度の土曜日の放課後は家に誰もいなくなるから、それなら恥ずかしくないだろ？」
「じゃあセーラー服バージョンなら…」

高校の制服もセーラー服だったのでOKしてしまいました。
当日はウィッグとフェルトで作ったブーツと、無いとは思いながらも虎の下着をカバンに詰めて持っていきました。
放課後T君の家に行き部屋に通されてから一度T君には部屋を出てもらい手製のウィッグを装着してから部屋に入ってもらいました。

「うわっ！かわいい！」
マンガで表現したらハートになるであろう目をしてました。
私もかわいいと言われまんざらでもなく
「ほんとにうちかわいいっちゃ？」
ってラムちゃんの口調で喋っちゃいましたしポーズを取ったりして調子に乗ってしまいました。

こうなるとT君はビキニバージョンを見たがってしまって断るに断れなくなって再びT君を部屋から追い出しビキニのパンツは今はいてるパンツの上からはき、ブラを外してトラ柄のを着けましたが以前着けた時よりアンダーが少し緩くなっていました。
ブーツもふくらはぎの辺りが楽になってましたからダイエットの効果が出てたようです。

でも恥ずかしかったからその上からセーラー服を着てからT君を部屋に招き入れました。
「え～！ビキニのは？」
「下に着けてるけどやっぱり恥ずかしい…」
「そんな…お願い！見せて！」

彼は土下座までして頼んできますから
「わかった…」
私は上を脱ぎスカートも脱ぎました。
その間T君は正座して見ていました。
「すごくいい…かわいい…すごい…すごすぎる…すごく似合ってるよ！」
恥ずかしさでいっぱいでしたから何も言えませんでした。

「回って見せて！」
「ポーズ取ってみて！」
そんなことさせられてるうちに恥ずかしさも慣れてきてT君の求めに応じてポーズ取ったりしてしてる時に大変なことが…
ブラの肩ヒモは切り取っていたので両手を頭の上に組むポーズ取ったら胸がポロリと出てしまいました。

慌てて手で隠しT君に背中を向けて直そうとしてたら後ろから抱き締められました。
「えっ？あっ！ちょ！」
そのままベッドに座る感じになり横たえられてしまいました。
「○島！」
「待って！T君…」
次の瞬間キスされてしまいました。

驚きましたけど私T君とキスしてるって思ったら夢みたいでした。
何度も何度もキスしてるうちに舌を絡める激しいキスになり私も夢中に応じていました。
そのうちT君の手が胸に来たので手で防ごうとしましたけど無理で最初はくすぐったかったのがだんだんと変な感覚がわき上がってきて声が出てしまいました。

次にパンツの中に手が来たのでこれは必死に防ぎました。
「私たちまだ高校生なのよ？」
「ダメか？」
あまりに悲しそうな顔をするのでかわいそうに思ったのと嫌われるのが怖くて私はウイッグを取り
「私ラムちゃんじゃないんだよ？」
「わかってるよ○島なのは…だからだよ…」

私だから…と言われて心が揺らぎましたけど当時の私にはセックスは結婚してからって考えがありましたから
「Bまでだよ…」
妥協案を出すとT君はうんうん頷きました。
T君を部屋から出してすべてを脱ぎ、たたんで椅子の上に置くとすぐに布団に潜り込みT君を呼びました。
部屋に入ってきたT君、背中を向けている私の耳にT君が服を脱ぐ音が聞こえてきました。

そして布団に潜り込んできました。
キスからT君の恐る恐るの愛撫…いつしか私は自然に声を上げていましたしT君の指の動きに合わせてクチャクチャ音がするのを聞いて、私どうなってるの？って思いました。

T君が私の足の間に割り込んできたので
「ダメだよ？CはダメだよBだけだからね？」
「当てるだけだから…当てるだけだから…」
私の大事な部分に平行に当たってゆっくり動くT君の大事な部分に、こんなに硬くて大きいの？って思いましたけど胸を吸われながら擦れる感じが気持ち良く声が出てしまいました。

「○島…気持ち良いよ…気持ち良いよ…」
「私も…何か良い感じ…」
うっとりした感覚に包まれてましたがふと気付くとT君の動きが止まってます。
T君の先は私の入口でしたから慌てて
「Cはダメ！Cはダメだから！」
「ごめん○島…」

T君は私の肩を掴むと押し付けてきました。
「ダメ！ダメダメ！T君ダメ！」
音がしたわけではないですけどプチプチプチ…ブチン！メリメリメリメリ…ズキンズキンズキンズキンって感じが大事な部分に走りました…
「イヤ～！痛い！痛い！痛い！痛い！抜いて！抜いて～！」
T君の押し付けが止まり押し付けてこなくなりました。

今まで経験したことのないズキンズキンとした痛みの中、私の大事な部分とT君の下腹部が密着してる事、私の中が一杯にまで押し広げられてる事でT君の大事なものが全部私の中に入った事を知りました。
「Bまでだって言ったのに…」
ぐずる私に
「ごめん…我慢できなくなって…」
「バカ！バカ！バカ！T君のバカ！」
「○島ごめん…」

「ごめんじゃないよ…処女じゃなくなっちゃたんだよ…もうお嫁に行けないよ…」
泣いている私にT君は
「俺と結婚しよう！」
って言ってくれました。

「…ホント？」
「ホントだよ！俺は○島の事好きだから…社会人になったら結婚しよう！」
「嬉しい…うんうん、結婚して…」
変なプロポーズになりましたけど私は激しい痛みの中であっても幸福感に包まれました。

T君は避妊せず入れましたけどたまたま生理前なのもあって私は痛みに耐えてそのままT君の遺伝子を受け入れました。
激しい痛みでしたけど思ったほど出血しておらず布団を汚さなくて良かったと思いました。

それからは時々ケンカはしましたけど仲良く年月を過ごし社会人になって結婚して2人の子どもに恵まれました。
2人とも大学に進学して2人きりの生活になると再び激しく愛し合う日々がやって来てAVなどの真似をするようになりました。

子どもたちは結婚し4人の孫にも恵まれ昨年2人とも還暦を迎えましたけど2人ともジムに通い体力面でも元気でいまだに主に私の方が誘う形で週末には愛し合ってます。