純粋で真っ直ぐだけど結婚に向かなかった元彼

元カノさんから投稿頂いた「純粋で真っ直ぐだけど結婚に向かなかった元彼」。

今は結婚して子供もいる30代の主婦です。
今時、専業主婦をさせてくれる夫には、毎晩求められるから、毎晩サービスしています。

結婚するとき、母に、
「団阿讃の性欲は積極的に処理してあげないと、外でしてくるようになるんだから、しっかりやるのよ。」
と言われてきた言いつけは、ちゃんと守っています。
っていうか、言われなくても、夫に求められたら嬉しくてすぐ脱いでしまいます。

そんな幸せな結婚生活を送っていますが、先日、実家に寄って、今は実家に行ったときの家族の寝室になってる昔自分の部屋だった押し入れに探し物をしていました。
すると、10年前、初めてスマホにしたときまで使ってたガラケーが出てきて、思わずアダプタ繋げて充電して、スイッチを入れてみると、懐かしい写真がいっぱい出てきました。

その中に、ガラケーと共にお別れした元彼の写真や、元彼が私のガラケーで撮影したいわゆるハメ撮りが出てきました。
それはセーラー服コスプレモノ、当時22歳の私が、高校時代のセーラー服着て、エッチな場面を切り取られています。
見たのは元彼と別れて以来だから、10年ぶりです。

22歳の私って、顔が今よりもまんまるで、ぷくぷくしてて、女子高生に見えなくもないです。
次の写真でスカートまくり、ノーパンで下半身丸出しです。
私、ニッコリ笑って、指でアソコを開いて、まだ奇麗なアソコを見せてます。

ここでスカート脱いじゃって、上だけセーラー服姿で椅子に足をかけて、後ろから見せ見せポーズします。
ここで、ディルドを突っ込まれて「あぁ～ん」っていう表情になってます。
アソコはびちょびちょで、内股を愛液が伝い落ちています。
次にフェラシーン、その後挿入は正常位、しかも生で、セーラー服姿で喘ぐ私が写っています。

そして元彼に跨って騎乗位、腰を突き出した結合部が嫌らしいです。
その次は横臥位、片足上げられて結合部を写されています。
フィニッシュに向けて正常位、セーラー服をめくりあげて、へその辺りに発射されます。
お腹が精液でべちょべちょ、こんなこと、若い頃にしてたんですね。

これ、片手で撮ってるけど、スマホだと難しいから、あの、折り畳み式のガラケーだからこそ、片手で気軽に撮影できたのかもしれませんね。

あの元彼とは、燃え上がるような恋愛でした。
お互い、会った瞬間に恋に落ちた感じで、情熱的に燃え上がりました。
私は短大を出たばかり、元彼は大学を出たばかり、まだ、青春の残り火が燃えていました。
若かったけど、いつか結婚しようねって誓いあって、一途に愛し合ってました。

とても素直な人で、困ってる人を放っておけなくて、とても自然に助けてあげることが出来る人でした。
純粋な人だけに、ちょっと幼稚なところが気になりましたが、凄く真っ直ぐな人でした。
でも、友達から指摘されたのは、生活のレベルや収入、経済観念が結婚生活に向かない人だということでした。
高収入じゃないのに、困ってる人に、小学ですけど簡単にお金を貸しちゃうところなんか、特にそうでした。

それとなく結婚生活の話題を出したら、暫く考えて、
「俺って、結婚に向かないのかもね。俺の収入じゃあ、子供生まれて一馬力だと、きついよね。」
元彼、大卒でしたが、短大卒の私とほぼ同じ収入でした。

「そうかあ。結婚かあ。暫く考えさせてね。」
と言ってその日は別れたのですが、次のデートの時、
「そりゃあ女の子だもの、結婚はしたいよね。だったら、俺と付き合ってちゃダメだよな。別れよう。さよなら。」
「ごめんね。元気でね。さよなら・・・」

別れてから、もの凄い罪悪感に苛まれました。
明るく笑顔で去って行った元彼だけど、素直でまっすぐな元彼だからこそ、私が何を言いたいのか察して、自分から身を引いてくれたんだと思っています。

別れてすぐ、ガラケーをスマホに帰替えて、その後別れて１年間は音沙汰無しでしたが、別れて１年の日に、久しぶりにメールがきて、「元気にしてる？いつか、友達として飲みにでもいけたらいいよね。」って送ってきました。
「そうだね。思い出話もできるかもね。」って返して、やり取りしてるうち、一度会うことになりました。

居酒屋で、元彼と飲んで、思い出話して、そしてそろそろお開きって雰囲気になったとき、元彼が、
「今日は、会えて楽しかったよ。俺さ、今の仕事辞めて、実家に帰ることにしたんだ。大学出て、一度は好きな仕事したかったから、収入低いの分かってたけどね。でも、俺、やっぱり家業を継ぐことにした。」
元彼、私の別れを言うために、メールをしたのでした。

「そうなんだ。ご実家、家業があったのね。頑張ってね。遠くから応援してる。」
「ありがとう。それじゃあ、俺、この街を出ていくから。さよなら。元気でな。」
「さよなら。元気でね。」

元彼と別れて10年、元彼がこの街を去って９年、夫と結婚して７年が過ぎました。
ガラケーに残ってたエッチな写真を見て、元彼を思い出していましたが、今はもう、あの頃みたいに元彼がいれば何も要らないみたいな、一途な心にはなりません。

夫や子供たちとの生活も、子供の将来の進路、ちゃんとした大人にしなきゃっていう思いがあります。
あの頃とは違って、欲が出てきてしまいます。
結婚だって、好きだけでは無理だし、元彼よりずっと高収入な夫と結婚しましたし、私はずるいのかもしれません。

ふと、元彼を思い出して思うのは、今も、純粋で真っ直ぐな人であり続けてくださいということです。
そして、元彼の幸せを祈るのです。