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淫らな思い出の元彼女と10年ぶりに再会したら

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元彼氏さんから投稿頂いた「淫らな思い出の元彼女と10年ぶりに再会したら」。

10年前に別れた元彼女と、今年、会う約束をしていて、実際に再会しました。
付き合ったのは約2年、それまでのどの人よりも彼女から受けた影響は大きく、忘れることの出来ない人です。


セックス自体は普通にこなす人でしたが、彼女が生理の時には手コキをするのが好きで、亀頭に手のひらを被せるようにして、可愛い可愛いと撫でられましたが、ほぼ亀頭責めで悶絶させられました。


彼女は、カリから上の部分の感触が好きで、
「竿はカチカチだけど、カリから上って柔らかいでしょ。子の感触がたまんないんだ。」
と言って、生理の時はずっと触られて、でも、亀頭だけだとイケないから、アヘアヘしました。


セックスも大好きで、出来ちゃったら結婚すればいいからと生でさせてくれましたし、今日は大丈夫な日だからと中出しもさせてくれました。

それだけ大好き同士でしたが、何といいますか、私の力のなさで別れることになってしまいました。
お金さえあればとは言いませんが、私の経済力だと、子供ができたときに彼女が育児に遷延する場合、私だけでは生活が苦しい試算結果で、彼女には相応しい男じゃないと結論が出たから、別れました。


彼女にも、彼女なりの考えがあり、別れには納得していました。
円満な別れで、最後の夜はステーションホテルに部屋を取り、別れの晩餐を食べて、思い出話にグラスを傾けました。
明日は離れ離れになる二人が、最後の愛の残り火を燃やした夜でした。

翌日、ランチした後、駅で別れる時、
「10年後にもう一度会ってほしい。その時、お互いの幸せを確認して安心したいから。」
と言った私に笑いながら、
「うん。分かった。10年後、この時間にこの場所で会いましょう。」
って言った彼女の顔、ずっと覚えていました。


先週末がその日で、午後、仕事を休んで、二人で最後にランチを終えたレストランを横目に、駅に向かいました。

正直、彼女が来てくれるか半々だなあと思いながら、あれから奮起して資格を取り、スキルアップした今の自分があって、妻子を持ててることを話したかったから、来てほしいと願っていました。
別れてから一度だけ、LINEをしたことがあります。


2019年、台風19号が東日本を襲った時で、その時はもう、彼女がまだ首都圏にいるのかさえ分かりませんでしたが、安否を確認するLINEを送りました。
「私は無事だよ。夫も無事。心配してくれてありがとう。」
と、暗に結婚していることを知らせてきましたから、私も妻と無事だと送り、それが最後のLINEになりました。
自分も結婚しているのに、どうしても忘れられなかった元彼女の息災を知りたかったLINEでした。

10年前、別れた場所に行くと、彼女は既に到着してて、小走りに駆け寄ってきました。
「久しぶりだね。」
と微笑んだ彼女は35歳、37歳の私を見て、
「お互い、年取ったね。」
と言って笑い合いました。


お互い子供がいること、幸せなことを話し合い、もう、別れた頃のような情熱を感じないことを確認して、ほんの十数分の再会を終え、じゃあねと手を振り、あっさりと別れました。

しばらく歩いて振り返ると、そこにはもう彼女の後姿はなく、きっと、もう二度と彼女と再会することはないだろうなと思いました。
それどころか、ほんの十数分の再会さえ、夢だったような気がしました。


あの頃感じたトキメキもなく、時の流れはお互いの気持ちを冷めさせるんだなと、そう思いました。
再会したら、もっと長い時間一緒に居て、いろんな話をすると思っていましたが、結局立ち話で思い出話をするでもなく、十数分で終わってしまい、休暇を取って、午後に余った時間をどう潰そうか考える自分がいました。
10年ぶりに彼女に再会して、懐かしい気持ちになったから、10年前に住んでた辺りに行ってみました。

懐かしい通りを歩き、彼女が住んでたアパートを眺め、自分が住んでたアパートに向かうと、彼女が立っていました。
お互いに気付いて、二人で並んで懐かしい通りを歩き、
「私がこの街を離れたのは、私なりの考えがあったわけじゃなかったんだ。苦しんでいるあなたから、逃げたかっただけ、私、卑怯だったんだ。」
「でも、そのおかげで奮起できたから、君のおかげだよ。」
公園の四阿のベンチに座って、思い出話をしました。


小一時間、思い出話も語り尽くして、あとは別れの思い出になると、二人は黙って立ち上がり、
「そろそろ、帰るとするか。」
「そうね。それじゃあ、元気でね。さよなら。」
「君も元気でな。さよなら。」

彼女を見送って、もう一度懐かしい街並みを歩き、自分が住んでたアパートの玄関先に立ち、この部屋で彼女と繰り広げた淫らな思い出を噛み締めていました。
あんな行為をして二人が、今は別々の道を歩いているんだなあと、この先、二度と交差することのない彼女との愛が、間違いなくそこにあったことを噛み締めました。


彼女がこの街を去ってから、妻と結婚するまでの3年間、彼女の思い出と共に生きてた自分を思い出しました。
そして、もう、来ないであろう懐かしい街なみに、お別れを言いました。

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コメント一覧 (2件)

  • 今の幸せがあるのも、彼女のおかげだね。
    奮起させてくれた彼女に感謝だね。

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