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振られたのは俺で失恋したのが相手だった

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元彼さんから投稿頂いた「振られたのは俺で失恋したのが相手だった恋」。

大好きだと思ってた彼女がいた。
名前を淳子というんだけど、結婚して子供がいる四十路オヤジになってもまだ、忘れられない。
別れてもう20年以上過ぎてるのに、忘れることができない。


淳子の写真とか、ガラケーに残ってるかもしれないけど、一緒に撮ったプリクラとかは結婚するときに処分したから、潤子の顔はおぼろげにしか記憶が開くなってる。
ショートカットが似合う爽やか系の女の子だった。

出会いというか、知り合ったのは、週に数回、ある場所で顔を合わせてたから。
お互いに気になりだし、意識しだして、挨拶するようになって、そのうち一言二言、会話するようになった。


ある日、仕事帰りの横断歩道で信号待ちしてたら、隣に淳子がいて、あら、となって一緒にルき出したら雷鳴、バラバラと夕立、慌てて走り込んだ軒先が居酒屋で、金曜だったから二人で入った。
腰を落ち着けて、飲みながら話すると、アルコールも入って二人とも饒舌、すっかり意気投合した。
連絡先を交換して、その日は雨上がりの道を駅に向かい、帰路に就いた。

週に数回メールのやり取りが始まり、初めて休日に会って、デートらしきことをした。
楽しかったし、大学卒業以来1年間彼女がいなかったのもあって、少しばかり積極的に迫った。


夕方、二度目の居酒屋、少し強引に口説いたら、とりあえず付き合うことにはなったけど、ラブホにまではたどり着けなかったが、次会った時は、妙におめかししてたから、口説いたらラブホに行けた。
初めてのラブホ、部屋に入るなりキス、大学時代の元カノ以来の女体に興奮した。
女の子の、甘いいい匂いに包まれ勃起、脱いでシャワーを浴びた。

ベットの上で、愛撫開始。
形のいい乳房がそそられた。
クンニすると、既に程良くお湿り、使われ感はあったけど、まだ純情そうなオマンコを舐めた。
お返しのフェラ、なかなか上手かった。


開脚させ、一応コンドーム被せてドッキング。
その日は正常位一択で抱き合い、ディープなキスをしながら1回戦でラブホを出た。

半年もすると、潤子は積極的に抱かれたがるようになり、騎乗位も自ら跨って、自分が主導権を握っているかのような見事な腰のグラインドを見せた。
ヘアは若干薄目だから、騎乗位で腰を前後に振ると、結合部がチラ見えした。


ビラビラは若干肥大しつつあるけれど、変色はまだで、荒淫の過去はなさそうな感じだった。
淳子は、同も騎乗位が好きなようで、開脚騎乗位でオマンコおっぴろげで結合部を見せつけるようになった。
対面座位も好きで、俺に結合部を見せつけたい願望を感じた。
だから、潤子とのセックスの思い出には、結合部がチラつく。

最後の仕上げは定番の正常位で、俺の腰に手を回して、一気にピストンを上げて、お腹にフィニッシュ。
この頃には、生セックスで外出しになってて、このまま結婚するのかななんて思ってた。
淳子と付き合って2年くらいしたとき、抱いてる淳子の身体が、妙に冷たく感じることがあった。


あの日もそうだった。
射精を終えた後、淳子は宙を見つめるような目で、無表情だった。
ラブホを出て、駅に向かう途中のポケットパークの前で淳子は立ち止まった。

そこで淳子が俺に別れを告げた。
「私たち、お別れしましょう。無理に付き合ってると、どこかに歪みが出るから。」
「えっ?どういうこと?」
別れを告げられるとは思ってなかったから、オロオロしてる俺に、淳子は、
「あなたは、私じゃなく、他の人が好きでしょ…よく考えてみて。もし、間違いだったら連絡して。そのとおりだったら連絡しないで。とりあえず、さよなら。元気でね…」
と言うと、淳子は俺に背を向けて去って行った。

暫し佇んだ俺は、アパートに帰って一人、ハイボールを呑みながら、かなり長い間考えた。
深夜、1時過ぎころ、淳子の逝ってる意味が理解できた。
密かに、心を寄せている人の存在に気付いた。


その人は、週に数回見かけるだけの人で、どこの誰かも知らないけど、あんな人と月い会えたらいいなと憧れてた。
確かに、淳子と会ってるとき、何度か、淳子があの人だったらなんて、考えたことがあった。
淳子は、俺の心が淳子から離れているのを感じ取ったんだろう。


淳子の言うとおりだった。

振られたのは俺だったけど、失恋したのは淳子の方だった。
気付くと、俺の頬を涙が伝っていた。
携帯をとりだして、淳子のアドレスを見つめたけど、淳子の言うとおりだったから、連絡はしなかった。
「さよなら。淳子…」
そう言って携帯をしまった。
忘れられない。

そしてその後、秘かに心寄せてた人を見かけたとき、ストーカーまがいに後をつけた。
勤め先までは分かったけど、そんなことをしてる自分が嫌になった。
淳子のことと言い、ストーカーまがいのことと言い、暫く自己嫌悪に陥った。


そんな俺に声をかけてきたのが、元々飲み友達だった嫁だった。
俺が淳子と付き合うまでは、たまに飲みに行ってた仲間の一人だった。
淳子と付き合い出して、俺が参加しなくなった時、理由を尋ねられて、淳子がいるからと言ったら、凄く哀しそうな顔をしたのを思い出した。

俺は、嫁に淳子のこと、ストーカーまがいのこと、全部話した。
嫁は、俯いていたけど、顔をあげて、
「淳子さんのこと、好きだったんだよ。憧れてた人はいたけど、淳子さんのことは好きだった。ただ、上手に伝えられなかっただけじゃないかな。私も2年前、あなたに伝えられないまま諦めたんだ…」
俺は、嫁に好かれてたことに気付いてなかった。


このとき、俺は間もなく26歳を迎えようとしていた。
20代前半のような恋に対する情熱は消えかけてたけど、穏やかな恋もいいなと思い始めてた。

2年後、俺は嫁と結婚した。
でも、プロポーズする前に、どうしても一度、淳子に会って、お別れが言いたかった。
俺は、淳子のアパートを訪ねたら、違う人が住んでて、淳子はもう住んでなかった。
携帯を取り出して、思いとどまりもう一尾しまった。
別れて2年、淳子はここを離れて、新しい生活の中で過ごしてる。


メールして、淳子の平穏を乱してはならない、そう思った。
淳子が住んでた部屋に、さよならと言って、俺は、嫁だけを見つめて生きようと決めた。、
だけど、あれから20年以上過ぎたけど、淳子という女の存在を忘れられない。
淳子は、幸せでいてくれるだろうか、そんな思いが消えることがない。

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コメント一覧 (2件)

  • 好きな気持ちを上手く伝えるのって、難しいよね。
    俺も、もうかなり昔だけど、
    「あなたは私が好きなんじゃない。私の身体が好きなだけ。よく考えてみて。」
    って言われて振られたことがある。
    セックスがしたくて付き合ってたのかどうか、今でもわからないでいる。
    でも、嫁さんとは、好きな嫁さんだからセックスがしたいとはっきり言える。
    恋愛って、難しいよね。

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