最後のお別れ旅行楽しみにしています

もうすぐ元カノさんから投稿頂いた「最後のお別れ旅行楽しみにしています」。

２年前、私から好きになった人でした。
別れることになったけど、今も好きです。
それに、あんな風に抱いてくれたのは、あの人が初めてでした。

前戯するとき、ちょっと恥ずかしい格好にされがちで、女の子がこんな格好でアソコを舐められて、ああ、恥ずかしい・・・ってう気持ちもまた、快感に拍車をかけました。
アソコが濡れると、わざとピチャピチャ音を立てて舐められて、しかも恥ずかしい格好だから、羞恥と快楽で頭がおかしくなりそうでした。

それまでの人とは全く違う抜き差し、腰の回し方、こんなの初めてっていう快感が身体を支配し、抑えつけてた淫らな喘ぎを引き出されてしまいました。
一番気持ちいいところがいちいち擦れる、私のアソコは、あの人の形状を覚えて、そしてその快感と共に記憶してしまいました。

単なる性欲だけじゃなく、心から好きだったから、あれだけ気持ち良かったのでしょう。
きっと、一生忘れられないと思います。
あの人と繋がったまま死ねたら、幸せだろうなと思うほど、素敵なセックスでした。

でも、私とあの人は何かが合わなかったんです。
おそらく、あの人は私より早くそれに気付いてたと思います。
でも、優しいあの人はそれを言わずに、私と向き合ってくれていたのです。
異変は、あの人の笑顔が時々ひきつることで気づきました。

無理して笑ってる？私と居ると疲れる？確信したのは、日曜の夕方、今度の土曜日まで会えないさよならを言うとき、あの人の笑顔が嬉しそうだったことでした。
私が一緒に居ることで、あの人から笑顔を奪っていると分かったら、原因は分からないけど、別れるべきだと思いました。
多分、あの人もその原因がわからないから、別れを切り出せないのだと思います。

あの人には、私よりもっとお似合いの人が居ると思います。
だから、私から別れを切り出しました。
別れたくないけど、好きな人を苦しめたくないから、涙を見せちゃったけど、ちゃんとお別れを切り出しました。

あの人は、
「ごめん・・・」
と言いました。
それは、苦しむ姿を私に見せたくなかったのに、見せてしまった自分を責めているようでした。
あの人の優しさに涙が溢れました。

今度の土日、最後のお泊り旅行して、お別れすることにしました。
私は、同じこの街に居ると、またあの人を見かけてしまうから、それは切なく苦しいことだから、今度の日曜、旅行先から直接故里に帰れるように、荷造りしました。

旅行先であの人にさよならを言って、そのまま消えます。
だから、この部屋も、お仕事も金曜日で最後です。
お互いの連絡先を消して、縁を絶つつもりです。
そうでもしないと、縋りそうで怖いんです。

お別れだけど、哀しいけれど、あの人と出会えたことは良かったと思っています。
この2年間お間に、楽しいこと、気持ちいこと、いろいろ経験できました。
お互い、新しい未来にそれぞれ歩き出しましょう。

今度の日曜日、さよならを言ってあの人の背中を見送れば、もう、二度と会うことはないけれど、もうすぐ元カノになるけど、私を支えてくれたあの人の幸せを願って生きていきます。
お互い、苦しみから解放される時まで、もうすぐですね。
今度の土日、最後の旅行、お別れ旅行、楽しみにしてます・・・