宇宙戦艦ヤマモトイソロクさんから投稿頂いた「夜の墓場の全裸ダンス」。
俺の友人に直哉という男がいる
その男の生き様を語るので聞いてくれ
時は35年くらい前にまで遡る。直哉は高校生(同い年なので俺もだが)
その頃テレビで『バタリアン』というゾンビ映画が放映されていた
作中で出演している女の子が全裸(まんこの部分だけはプロテクターみたいなの付けてファンデーションで肌の質感出してるらしい)になって夜の墓場でダンスするのだが、直哉がそれにドハマりした
いつか夜の墓場で全裸で踊る女の子を撮影したいという直哉の夢が生まれた
それから30年くらい経ち、今より5年前直哉がやっと夢を叶えられそうだと言い出した
ぶっちゃけると30年経っているので、直哉の夢などすっかり忘れてた
欠片も覚えていなかった
「夢?なんだっけ?」
「夜の墓場で全裸で踊る女の子を撮影することだよ!」
「………あー、そういえば何か言ってたなぁ」
「友達の夢を忘れるとか、ヒドイ奴だよお前は」
「スマンスマン、で、裸で踊ってくれる女の子を見つけたってことだな?」
「そうなんだよ、これを見てくれ」
直哉がスマホの画像を見せてきた
ちょっとギャルっぽいが顔の整ったキレイな女の子だった
「ほーほー、なかなかキレイな子だな」
「来月撮影なんだが、お前も来るか?」
「そーだなー、予定空いてたら構わないよ」
スマホのスケジュールを見せてきて、「日曜の、少し遠出になるし1日つぶれるんだけど」
「あー、無理だ娘の美紗の成人式だよ」
「ああ、そうか、もうそんな年齢か」
「そんな遠くにまで行くのか?」
「遠くったって隣の県だけどな、山の中で撮影だ。まず人が来ないし、墓場を管理してる寺からも徒歩2・30分かかって大きな音で音楽鳴らしても気付かれない距離なんだ」
「まあ、そういう場所が必要なのかもな」
「ま、後で撮影した動画観てくれよな」
「わかったよ」
この日はこれで別れたのだけど、この後直哉はとんでもないトラブルに巻き込まれることとなった
直哉と直哉の夢に付き合ってくれる女の子とギャラリー兼お手伝い男女それぞれ2人づつ合計6名
ここのお寺はチンピラみたいなヤカラの実家だった
女の子は生まれたままの姿となり音楽が鳴り響く中で踊っていたらチンピラが車4台で20人くらいで墓の近くを通りかかった
呆気に取られたであろうけど、すぐさま直哉達6人を拉致した
山中の広場のような所で20人ほどに取り囲まれ直哉達、男も女も全員輪姦された
特にこんな破廉恥イベントに参加していたものの、1人はなんと処女だった
助けを求め泣き叫んだが何十回と中出しレイプされた
心身共にズタボロにされやっと解放された
実は俺は直哉に恨みがあった。昔、元カノをネトラレた過去がある。それでも友達を続けていたのは何かあった時悔しそうな顔を一目見るためだ
さすがにこんな惨事は想定してなくてさすがに可哀想(特に巻き込まれた女の子達)だと思った
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