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私の前から去り行く女性たちのお話

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還暦オヤジさんから投稿頂いた「私の前から去り行く女性たちのお話」。

最初の結婚は私26歳、元妻23歳、早すぎたのかもしれません。
結婚して2年後、女の子が生まれ、幸せいっぱいでした。
でも、幸せいっぱいだったのは私だけ、元妻は、高校時代に片思いしてた男性と再会、当時、両思いだったことが判明して、揺れ動いていました。


ある日、元妻を求めると拒否されて、拒否され続けて数か月後、元妻の妊娠が発覚しました。
即離婚、娘の親権は私、不貞妊娠は大きな有責です、元妻と相手の男性からは高額の慰謝料を支払わせました。
結婚していたのは5年、幸せだと思って暮らしてたアパートの玄関を閉じたとき、さすがに涙が溢れました。

実家に戻り、両親と娘と暮らしました。
もう結婚はするつもりがなく、同じ思いをしてるバツイチ女性と爛れた関係を続けていましたが、四十路も見えてきたころ、その女性が元夫から復縁話を持ち掛けられていると知り、身を引きました。


別れた元妻以上に性行為だけはドップリ嵌ってた二人でしたが、幸せを取り戻せと言って背中を押しました。
そんな時、近所のスーパーでレジを打つ女性に、懐かしい面影を見ました。
その女性がレジではなく、サービスカウンターにいたとき、さりげなく名札を確認して、中学高校時代、ずっと片思いだった女性と確信しました。


未婚なのかバツイチなのか、旧姓のままで、彼女目当てでスーパーに行くようになりました。
でも、声はかけずに、遠くから見るだけでした。

彼女を見かけた翌年、その女性から実家に二十年ぶりに年賀状が来ました。
驚いて、すぐにメルアドと携帯番号を添えた寒中見舞いを書きました。
そうしたら、会いたいとメールが来て、会ったら、中学高校の頃から片思いで、スーパーで見かけたら、思いが蘇ったと言われました。


彼女は、離婚して前の年に戻ってきて、スーパーで働き始めたそうで、子供は元夫に取られてしまったと俯きました。
彼女の離婚原因は、義実家とのトラブルで、半ば追い出されるように帰郷したそうです。
国仲涼子さんに似た美形の彼女を追い出すって、元夫の気持ちがわかりませんでした。

私は、彼女と付き合い始めました。
笑顔がとても可愛くて、同い年のアラフォーには見えませんでした。
いきなりでしたが口説くと、アッサリOK、ラブホで見た彼女の裸は、なるほどアラフォーの色気に溢れ、程よい大きさの乳房と白い肌、ムチッとした肢体、特に腰から太腿にかけてのラインが抜群にエロかったです。


バツイチらしくドドメ色の秘唇、じっくり観察しながら舐めました。
次第に興奮して息が荒くなった彼女、イチモツを求めて手が私のか安心へ伸び、亀頭を撫でられました。
上体を曲げてのフェラ、憧れの君の唇が包み込む快感に酔いました。

生で挿入、見つめ合い、キス、
「順番、逆だよね・・・」
彼女が微笑んだ顔がメッチャ可愛くて、腰振りながら、結婚して欲しいと言いました。
中学高校時代から両思いだった二人が結ばれた歓び、その時、別れた元妻の気持ちが分かったような気がしました。


元夫が十数年愛用した秘穴に包まれ、これからは私の秘穴なんだと腰を振りました。
彼女は、痙攣するほど感じていました。
きっと元妻も、こんな風に感じたんだろうなと思いました。

土曜日は二人で、日曜日は娘を交えてデートして、奇麗で優しい彼女に娘が、
「おばちゃん、新しいママになってよ。」
娘が間もなく中学生になる頃、再婚するつもりでした。
セックスの相性も良く、ピストンにイチモツの根元が秘豆に擦れ、充血して膨張、イキクリいました。
そんなある日、彼女の元を訪ねて来た中学生くらいの男の子がいました。
私は身を潜め、会話を盗み聞きしました。

「母さん、戻って来てよ。おばあちゃん、亡くなったよ。父さんも、淋しがってるよ。もう、母さんを苛める人はいないから・・・」
前のバツイチ彼女もそうだった・・・時代は繰り返されるなあと思いました。
好きだったけど、20年の時を超えて叶った恋だったけど、できることなら元の家族に戻った方が幸せなのはわかる、私は、今回も身を引こうと思いました。


私は、自分の復縁話をでっちあげました。
「どうしようか迷ってる。同じことを繰り返すような気もするし、今度はうまくいくような気もする・・・」
彼女は、私の嘘に気付いたようでしたが、気付かぬふりをしてくれました。
そんなにタイミングよく双方に復縁話なんかできるわけありません、でも、それは彼女を想っての嘘、彼女はそんな私の思いを汲取ってくれたのです。

娘には黙って、二人だけでお別れしました。
新幹線のホームで、彼女を見送りました。
「復縁するんだ、連絡先、消そうよ。」
携帯電話のアドレスから、お互いを消して、お別れしました。


「元気でな。さよなら。」
「さよなら。元気でね。」
彼女を乗せた新幹線が、見えなくなりました。

「この頃おばちゃんと会わないね。」
「おばちゃん、もう、この街にはいないよ。仕事でね、東京に行ったんだ。」
「え?・・・そう・・・なんだ・・・」
下唇を噛んで涙をこらえた娘を抱きしめました。
「パパ・・・パパはあのおばちゃん、好きだったんでしょ?」
もう、娘をキューッと抱きしめました。

一昨年、その娘が嫁ぎ、今年、私はお爺ちゃんになりました。
間もなく還暦間近の私の元に、昨年末、あの彼女から十数年ぶりにハガキが来ました。
「喪中につき、新年の・・・」とあり、「主人が、永眠いたしました。おかげさまで、看取ることができました。」と、私が彼女の復縁を後押ししたことへの感謝の言葉が書き添えられていました。


私もあれから、両親を見送り、娘を嫁がせ、独り、実家で猫と暮らしています。
気まぐれな猫ですが、まるで私の気持ちがわかるかのように、懐いています。

「結局、俺は一人だったなあ・・・」
空を見上げ、呟いてみました。
そんな私の横に、猫が寄ってきて、身を摺り寄せてきました。
「そうだったな。お前がいたな。俺は一人なんかじゃなかったな。」
そう言って猫を抱き寄せ、人生を振り返り、こうして自分の人生を書き綴ってみました。

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