初彼さんから投稿頂いた「セーラー服と学ランで交わった初めての彼女」。
高校卒業以来、12年ぶりに戻ってきた故郷、何年でまた転勤になるか分からないけど、暫く故郷を楽しみます。
この街には、高校時代の初カノの思い出がいっぱいあります。
まあ、嫁いで実家にはいないけど、初カノの実家の前を歩いてきました。
高校の頃はガラケーで、別れてからも時々メールで近況を知らせていましたた。
別れたのは、俺が大学進学で県庁所在地に出たからで、俺は次男坊だからそのままその街に就職しました。
新しい恋をしたり、それを失ったり、その都度メールしてましたが、やがてインターバルが開くようになり、あれは5年前、初カノから「結婚します」とメールが来て、「おめでとう」と返したのが最後になっています。
年末年始に帰省した時、赤ちゃんを抱いた初カノを見かけて、物陰に隠れたことがありました。
その頃には私も新婚さんでしたが、それでもやっぱり泣けましたね。
15歳同士で、処女と童貞で結ばれた二人は、真剣に愛し合いました。
時には障碍者トイレで、セーラー服と学ランのまま、壁に手をついてお尻を向けた初カノのスカートをまくり、後ろから挿入して腰振ったこともありました。
白いお尻と結合部の猥褻さと、その責にあるセーラー服の襟、白いラインが2本、その清楚さとのコントラストが、高校生の性というものを物語っていました。
セーラー服の匂いに、愛液の淫臭が混ざり合う、裸の時よりも淫猥な交わりでした。
あの時、初カノがこの世で一番大切な人でした。
あれ以降、初カノとの時ほど燃え上がり、真剣に愛し合った人はいませんでした。
大学時代、社会に出てからと、恋愛の回数を重ねる旅、燃え上がらなくなっていきました。
だから、初カノとの恋は、ずっと鮮烈に記憶されているんだと思います。
離れてしまい、その恋を他の人として、どうしても前の恋愛を上回れないことに気付くのです。
初めての恋人にだけ向けることのできた、初めてという情熱だったのか、それとも思春期だったからなのか、分かりませんが、あんなに鮮烈な恋愛はその後ありませんでした。
妻とは、どちらからともなく寄り添い、穏やかな恋愛をしました。
セックスも、セーラー服の襟がはためくような激しいものじゃなく、裸で抱き合って繋がり、密着を楽しむようなセックスで、パンパンとか音を立てるようなことはありません。
ただ、それまでの元カノたちと比べて、前戯だけは長いです。
クンニとフェラ、気付けば69で舐め合ってハアハア、繋がっただけで気持ち良かったですね。
妻とは、繋がってるとき、これがいつまでも続くんだろうなと、なぜか一生妻と一緒にいるイメージがあって、そしてそれは妻も同じでした。
激しくないけど、離れて暮らすイメージがつかなくて、一緒に暮らすようになりました。
結婚して3年、和足30歳、妻は27歳、1歳の女の子がいます。
初カノと結婚していたら・・・残念ながら、イメージできません。
だって、私の中の初カノは、セーラー服を着ていますから・・・
高校卒業歳、別離のとき、
「いつかまた会える時が来て、まだ、同じ気持ちでいられたら、その時は・・・」
「うん。約束する。」
そう言ってお別れしてから12年、私たちがが高校生で愛し合った街、この街で初カノはお母さんになり、私はお父さんになりましたが、お互い違った相手とでしたね。
いつかまた会える時が来ても、もう、昔のようにはなれません。
素敵だった初カノ、幸せを祈ります。
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コメント一覧 (1件)
甘酸っぱくて、素敵なお話でした。