ケーコさんから投稿頂いた「誕生日の想い出」。
誕生日を迎えた私は還暦になった今年も思い出しました。
18歳の夜から19歳の朝の事を…
地方から京都の大学に進学して1人暮らしを始めました。
入学式後の校内案内の時に隣の席に座った事が縁で彼と仲良くなり付き合いだしました。
1週間もしないうちにファーストキスしたのは大学近くの夜の神社の片隅…
ペッティングは2週間後の夜の川のほとり…
初体験は私の誕生日の前日ゴールデンウィーク中の事でした。
学校で、誕生日おめでとう!と友だちに言われるのはいつもゴールデンウィーク明けでしたがその日は彼がバイトあがりに初めて私の部屋にケーキと誕生日プレゼントやお酒等を持って来てくれました。
私の部屋と言ってもトイレは共同で風呂は無し八畳の部屋に台所だけがある「めぞん一刻」みたいな部屋でしたから私はT君が来る前に銭湯を済ませていました。
プレゼントはシルバーのリングですごく嬉しかったしケーキも小さいけれどもイチゴのホールケーキでチョコの板には「ケーコちゃんお誕生日おめでとう」の文字がありました。
どんな会話をしたのかは忘れてしまいましたが覚えているのは電気をつけたままで裸にされたぽっちゃりした身体を見られて恥ずかしかった事…
大きくてコンプレックスだった乳房を「大きくて綺麗だ」と褒められて嬉しさと恥ずかしさが混ざった複雑な心境…
揉んだり吸ったりされて愛撫の気持ち良さに声が出そうなのを必死で我慢した事…
一番恥ずかしかったのは大事な部分を思い切り開かれてじっくり見られた事、「汚いから…」って言っても舌で愛撫されて気持ち良さに我慢しても声が出てしまった事…
いよいよ彼のモノがあてがわれた時に急に怖くなって「ヒッ!」っと声を上げて息を飲んだ事と次の瞬間一気に挿入されてそれまで経験したことのない激痛が私を襲い「痛い!」と叫んだ事…
そこから童貞だった彼がものすごい勢いで私を打ち付けてきたので「痛い!」を泣きながら連呼したのを彼がキスで口をふさいだことでした。
「いつ終わるの?」ものすごく長い時間彼にしがみついて耐えたような気がします。
最後の方ものすごく強く早く動いていた彼の動きがうめくと同時に止まり彼のモノが脈動してるのを感じ私に体重を預けてきた時「終わった?」と思いました。
しかし彼はしばらく私に体重を預けていましたけど再び動きだし再び私は激痛にしがみついて耐えなければなりませんでした。
長時間、二度に渡る彼の行為に耐えきって彼の射精を感じた時には少し痛みも麻痺したのか気持ちに余裕が出てきてやっぱりあの脈動が射精なんだと思いました。
彼のモノが私の体内から離れたと同時に中からドロリドロリとお尻の方にあふれでた時、知識の乏しかった私でも「これは精子?溢れるくらい出たの?彼は私で気持ち良くなってくれたんだ…」って嬉しく思ってしまいましたがまだ彼のモノが体内にある感覚と痛みと疲れからそのまま眠りに落ちてしまいました。
翌朝は先に目覚めた彼が私の身体を愛撫していて目覚めました。彼に触られるのは気持ちよかったですけど挿入されてからは昨晩と同様に痛みに耐えるだけでした。
終わってから彼がお湯で絞ったタオルで身体を拭いてくれて恥ずかしかったですけど優しさを感じて嬉しかったです。
布団のシーツを見ると直径20センチくらいの私が処女だった事とそれを失った印がハッキリと残っていました。
大学生の間彼にたくさん抱かれる中で彼はだんだん上手になり私は女の悦びも知ることができ彼に求められる事が好きになりました。
卒業後も遠距離にはなりましたが交際は続いて会えばお互いを貪り会うように激しく求め合いましたが向こうで彼に新しく好きな人ができてフラれてしまい彼とは終わりました。
しばらくは彼が私のもとに戻って来てくれるかもしれないと思って誰とも付き合ったりしませんでしたが年月の経過と共に両親が見合い話を持ち掛けてきて私は乗り気ではなかったのですが話はトントン拍子に進んで結婚する事になってしまいました。
夫は真面目な人でそれなりに好意を持てましたけど彼の事が頭にありました。
それは結婚初夜まで私に手を出すことがなかったのも一因かもしれません。
初夜に初めて夫を受け入れ夫の遺伝子を体内に注ぎ込まれた時、夫には失礼な事ですが「彼に申し訳ない…もう彼は戻ってこないんだ…」って思ってしまいました。
初夜の行為で私は妊娠していました。
その事がわかってからは子どもの為、夫の為に私自身意識を改めてからは夫の事がもっと好きになり今日まで生きてきました。
でも私が彼を嫌いになったわけではないので40年以上経っても誕生日の時だけはどうしても彼との初めての事を思い出してしまいます。
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