野上さんから投稿頂いた「飲み会で集団レ〇プを受けた話」。
今から10年ほど前の話になります。
私が以前の会社に入社したばかりの頃は、今ほどセクハラやパワハラが表沙汰に取り上げられることの少ない時代で、SNSなどの拡散するツールもまだ馴染みがない時期でした。
なので余程のことがない限り、水面下で行われる数々のハラスメントのほとんどは、会社全体に知れ渡ることはなく女性側が我慢して無かったことに処理される暗黙の了解が当たり前でした。
私が入社したその会社は建設業の下請け会社でした。都内ではありましたが都心から離れており、殺風景な景色の中に囲まれたこじんまりとした事務所で私は事務職として採用され黙々とパソコンに向き合って仕事をこなす日々を送っていました。規模は50代前半の社長と40代から30代の男性社員と私を含めた14人という、従業員数は少なめでした。
私の見た目は地味目で垢抜けている訳でも無く、今で言う陰キャがそのままスーツを着た新卒といったイメージをして頂けると分かりやすいかと思います。体型は自慢ではないですが胸がかなり大きく当時はH~Iカップほどありました。掲示させて頂いてる写真(現在のですが…)をご参照くだされば分かると思いますが、言わゆる「巨乳」だったのです。
中高、大学生とモテてこなかった私が、この建設業という男性ばかりの職場環境と唯一の若い女性職員であるということ、そして巨乳であることが相まって会社の中でチヤホヤされることに私は人生で初のモテ期と勘違いしてしまい、多少のスキンシップを許すどころか気分良く思ってしまったことが全ての誤りだったと今振り返ると思います。
入社から1週間も経たない最初のうちは、肩や腰に手を回される程度でした。私自身も特に違和感なく、またモテ期と錯覚していたこともあって気にも止めず、熱心に業務を教えてくれているものだと思っていました。2週間を過ぎた頃から徐々にそのスキンシップは加速していきました。
腰に回された手は太ももやお尻を撫でることが増え、社長からは挨拶がわりに胸を揉まれることも。男性経験が少なく鈍い私ですら、その辺りからさすがに違和感を覚えて始めましたが、気づくのが遅かったのです。私が違和感を確信したその時にはもう、社内の男性からのセクハラは日常へと変化していたからです。
パワハラ、セクハラを経験された方は分かると思いますが、1度その状況に陥ってしまうと感覚は麻痺して、自分が被害者であることを認識出来なくなるのです。
私は体を触られる度に身を引いたり、手で少し払う程度の微かな抵抗を見せたりしていましたが、昭和世代ど真ん中の彼らは大義名分とばかりに「新人教育」「社会人の常識」「女性の役割」などのワードを利用して強引にセクハラを正当化してきました。
気が弱く断れない性格のうえに、既に感覚も麻痺してきていた私は、それを自分で自分に言い聞かせるようになってしまっていました。
その頃の私はもはや言いなりの人形のようなもので、スカート丈は膝上10cmで太ももを見せ、ブラウスのボタンは2個開けて胸の谷間を見せるという服装のルールも設けられる始末。すれ違い様に胸やお尻を触られても笑顔で会釈し、下着の色の報告や確認など今では考えられない人以下の扱いを受けていたと思います。
社内でも野上(旧姓)から次第に「デカチチちゃん」と呼ばれ始め、日々のセクハラに完全に麻痺したある日、ついに題名にもしてある飲み会の日が訪れたのです。
その日も朝からいつも通りセクハラを受けるものだと少しため息つく程度の気持ちで出社すると、彼らは一向に私の体を触ってくることなく、淡々と1日の業務が経過していきました。「飽きられたのかな」そう思いながら、定時を迎えようとしていた18時を回った頃、社長が私の「歓迎会」を行うからこれから全員で居酒屋に行こうと言い出しました。
私は嬉しく思い、素直に喜んでいました。私が近くの居酒屋をパソコンで検索し予約を取ろうとしたら、隣の先輩が既に予約してあるから大丈夫と教えてくれてそこまで準備してくれていたのかと思って、私は仕事やセクハラの疲れもあってか変に上機嫌になっていました。
仕事終わり、私たちはタクシーでその居酒屋に向かうことになりました。駅周りの居酒屋ではなく、少し外れにある個人経営のこじんまりとしたお店に到着し、中に入ると既に別の団体が座敷の席で程良く盛り上がっている活気のある店内。出迎えてくれたお店の店長はガタイのいい色黒の人で、社長は彼と仲良しらしく笑顔で談笑していました。
私も挨拶をと思い、声をかけようとした途端、店長から差し出された握手だと思った右手はムンズと私の左胸を鷲掴みにして揉み出したのです。
「え、あ…あの…」とフリーズしかけている私に「この子がデカチチちゃんか!片手じゃ収まらないな!良いおっぱいしてるよ!」とニタニタした顔で揉み続けています。
社長に目配せする間もなく、社長ももう片方の胸を揉み始め、私の胸について2人して笑いながら談笑をしていました。奥の座敷で飲んでいた別の団体がこちらに気づくと、社長は彼らに対しても挨拶らしき手の合図をしていました。私は社長に腕を持たれ、そのテーブルに着くと、彼らは協力会社の同業者だと説明され、有無も言わさずその中に放り込まれました。
私は頭の整理がつかず、周りをキョロキョロとしていると、先程の店長が出入口の暖簾を外し、営業中の札を回収して、内鍵を閉めたのを見て、私はこの時に初めて自分が騙されていることに気づきました。私はこの時に初めて危機感も感じ、トイレに行かせて欲しいと伝え、個室トイレに逃げ込みました。
どうしたらいいのか分からず、洋式トイレの便座に座っていると個室の鍵がカチャカチャと鳴り、嫌な予感は現実のものになりました。先程のテーブルにいた男性のひとりが強引にドアを開け、私は両足を抱えられるように持ち上げられ、m字開脚のようなパンツが丸見えになるm字開脚のような体勢で彼らが待つ座敷の席に再び連れ戻され、私の下着を見るや否や「ピンクだ!」「ストッキングえろ!」等と奇声を上げて盛り上がりを見せる。
私は確信した。私はこれから彼らに犯されると。性的な知識には疎かったが、本能がこれはそういうシチュエーションだということを理解していた。
座敷に放り出されると、私はすぐに両手両足を拘束され、総勢25人近い男性たちが一斉に襲いかかってきた。顔を舐める者、舌を入れてキスをしてくる者、ブラウスの上から胸を揉む者、中に手を入れて直に揉んでくる者、下着を取ろうとしてくる者、お腹を舐めてくる者。
スカートはたくし上げられ、ストッキングをビリビリに破いて、太ももを触られ揉まれ、パンツ越しにまんこを触るものや陰毛を抜こうとする者も。私は泣きながら抵抗を試みたが力は遠く及ばず、気づいた頃には私は全裸にさせられ、両手両足は誰かのか分からないベルトできつく縛られていました。
四方八方から手や口が伸びており、私の胸やまんこ、お尻は唾液だらけでベトベトになって、私の顔も涙なのか誰かの唾液なのか分からない酷いものになっていました。私が抵抗する力も無くなったことを悟った彼らは、きつく縛っていたベルトを外し、私は仰向けに寝かされ強引に股を開かされました。
意識朦朧として逆らうことも出来なくなっていた私は、目の前にいる社長がギンギンに勃起した肉棒を私のまんこに挿入するのをただただ眺めていました。
強引に挿入された痛みはありましたが、全身が似たような痛みがあったことと、既に私の精神は崩れていたので、されるがままでした。
私が普段出したことの無い濁った大きめの喘ぎ声を出し始めると、誰かのちんこが口の中奥深くに差し込まれ、顔には臭い下っ腹と陰毛が押し付けられ、おっぱいは引きちぎられると思うくらい揉みくちゃにされ、乳首も腫れに腫れていました。脚の指をそれぞれ違う奴らに舐められ、微かな視界に映るのはいやらしい顔を浮かべた汗だくの男の顔か、何本ものちんこだけでした。
お腹に響くように腰を振られ続け、微かに聞こえた「出る」という言葉と共に、私の膣の中に大量の社長の精子が出されたことが、下腹部の気色悪い温もりで分かりました。
その辺りから、私は記憶がなく、おそらく意識が飛んだのでしょうか。
朦朧とした意識がはっと目が覚めると、窓の外が明るくなっていました。
座敷の上でうつ伏せで放心状態になっていた私は堪らない異臭に体が反応し、昨夜の記憶に残っていたトイレに何とか歩いていき、思いっきり嘔吐してしまいました。胃の中の吐けるものがなくなり、とりあえず体を起こそうと自分の体を見て、ようやく自分が昨晩集団強姦にあったのだと再認識しました。
自分の顔や体、口周りからすらも異様な臭いがしてきて、膣から流れ落ちてる大量の精子を見て、愕然とすると同時に再び吐き気が襲ってきて、私はまた嘔吐してしまいました。
私はしばらく扉を全開にしたままのトイレで全裸で放心状態になっていると、先程の私の嘔吐する声に気づいたのか、階段をおりる音が聞こえ、店長が何事も無かったかのように声をかけてきました。
この辺りの会話も全く覚えていませんでしたが、私に服を着るよう促していたのでしょう。下着以外の服は乱雑に座敷に残されていたので、私は朦朧とした意識の中自力で着替えました。
店の外にはタクシーが既に呼ばれており、私は店長に抱えられるように後部座に座らされ、行先も説明していなかったが自宅に着きました。今思えば恐らく社長か店長が予め、私の住所を調べていたんだと思います。
到着してタクシーから降りようとした時も、後部座席に押し倒され、おそらく運転手の男性におっぱいを5分くらいから覚えてないけど、しばらく好き放題に触られていたと思います。どうでもいいと思ってしまっていたので、定かではないですが。
それから私はうつ病になり、会社にも出勤できなくなり、親からのメールにも返信しなかったことから、父親が私の異変に気づき自宅まで迎えに来てくれて、しばらく入院することになりました。私が入院している間に退職や引越しの手続き等もしてくれたらしく、退院後はしばらく実家でニートしてました。事の顛末は両親には話せず、仕事上の人間関係の悩みということにしました。
この私の中の事件は死ぬまで墓まで持っていこうと思っていましたが、結婚をすることが決まり、過去の自分に落とし前を付けるために、ここに過去の自分を切り捨てるという意味で書かせて頂きました。
今はもう当時の会社や居酒屋がどうなっているか分かりません。事件の内容も少し盛っているところや、かなりオブラートに包んでいる部分もあるので、フィクションとノンフィクションが入り交じっているものと思ってください。
長文になりましたが、お読みくださった方々ありがとうございました。私は勝手に幸せになります。
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