忘れられなかった元彼と再会してみたら

元カノさんから投稿頂いた「忘れられなかった元彼と再会してみたら」。

結婚して7年、33歳の主婦です。
先日、別れて10年の元彼に再会しました。
短大時代の友達の彼だった人で、友達は短大出た後に地元に帰って別れた人でした。

私は逆で、実家通いだったから、短大時代の大学生の彼氏が卒業で地元に帰って別れました。
友達の彼氏だったけど、憧れというか、尊敬していました。
お互いフリーになって、何となく接近したら、憧れが恋になってしまい、男女の関係になりました。

元彼のクンニ、思い切り足を開かされたから、とても恥ずかしかったのを覚えています。
まるで、アソコに明かりを当てるかのように、Ｍ字開脚した太腿を畳まれるようにされたから、思い切り丸晒しになって、上から舐められるようなクンニでした。

夫のクンニは、Ｍ字開脚している足の裏が、ベッドについているから、横から舐められるようなクンニなのです。
そして、元彼は指でアソコを思い切り広げて舐めるから、なお恥ずかしいのです。
恥ずかしいのと気持ちいいので、頭がおかしくなるようなクンニでした。

セックスは正常位が主で、掻き回したり、グラインドしたり、最後、フィニッシュに向かうときだけピストンする、そんなセックスでした。
ごくまれに、対面座位や騎乗位をすることがありましたが、後背位は一度もありませんでした。

元彼は、カリの部分がアソコの天井に当たる角度の体位しか、好まなかったようで、後背位はあそこの下側にカリが当たるから、確かに感触が違いますよね。
夫は後背位をすることがあるから、ああ、なるほどって思います。
そして、元彼は、外したコンドームは結んだ後、ティッシュに包んで捨てる人でした。

元彼と再会してみて、当時は稚拙な恋愛をしてたと感じて、今の自分は、年齢と経験を重ねたんだなあと思いました。
今でも好きな気持ちは残っているけれど、今思い返すと、元彼との恋愛には、不安が付きまとっていたことを思い出します。

今まで、忘れられない元彼でした。
それは、どうしても元彼と一緒にいると不安が募って、会いに行く時間が迫ると苦しくなってしまい、そのことをお話しして、距離を置いてもらいました。

そしてそのまま自然消滅、形としては、私が振ってしまったことになったのですが、半年後に元彼のアパートを訪ねると、元彼は引っ越して居なくなっていました。
それが元彼の答えんだと、元彼の意を汲んで、連絡するようなことはしませんでした。

私が振ったことで、元彼が私のその先の人生から消えるなんて、思いませんでした。
もう一度会って、ちゃんとさよならって言いたくなりました。
だから、忘れられなくなったんだと思います。

その後出会った夫は、一緒にいると心が安らいで、不安を感じることがありませんでした。
元彼の時のような、激しい恋心ではありませんでしたが、とても居心地がいいと感じる、穏やかな恋愛でした。
そして、元彼にはよく、いろんなダメ出しをされてて、そうされないように怯えていたから、不安だったことに気が付きました。

元彼って凄い人で、相応しい彼女に慣れるように頑張っていた私でしたが、再会してみると、成長してない、あの頃と同じ元彼がいました。

再会できたけど、あまり嬉しくありませんでした。
昔は、一生懸命に元彼に置いて行かれないようにしようとしていたのに、今は、私はひとりの妻として、母として、自立している自信がありました。
元彼は昔の儘年齢を重ね、私が成長していました。

元彼と再会して、自分の思考が変化していることに気付きました。
人生が終わるまでに、元彼にはもう一度でいいから会いたいと思っていましたが、それももう無くなりました。

数分間話しして、10年前は言えなったお別れをしました。
「さよなら。元気でね。」
「お前もな。さよなら。」
去って行く元彼の後姿が、少し寂しそうに見えました。
忘れられなかった元彼が、心の片隅からお引越ししました。