あきさんから投稿頂いた「目覚めた日の想い出話」。
私の精通した経験を書いた昔話です。
書いてたら無駄に長くなりましたけど御容赦下さい。
六年生の一月。
通学路では無くて近道になっている畦道を歩いて同じクラスのサト君と下校していた時の事。
分かれ道で立ち止まってランドセルを開けて、
前に借りた事のあるマンガを、
これ貸してやるよと渡してきた。
これ前に読んだ事あるよと言っても、
良いからと言って無理矢理に押し付けてくる。
何考えてるんだこいつと思いながら
根負けしてしぶしぶ受け取ってランドセルに入れて、
また明日と別れた。
帰ってからマンガを開くと、
表紙カバーの中身はエロマンガだった。
スケベ話に食い付かない僕に、
いたずら半分でやったに違いない。
やっぱりやられた!と思ったものの、
エロマンガは初めてだったからどきどきしながら読んだ。
どきどきだけで興奮はしなかったけど、
初めて知る事ばかりで真剣に読み入った。
オナニーのやり方が描いてあった。
男はみんなやる事だとか凄く気持ち良いとかってあったけど、
何だか怖くて試してみたいとは思えなかった。
好奇心や欲望よりも、未だ恐怖心や理性の方が強かった。
翌日、冗談半分に悪態を吐きながらマンガを返した。
サト君はげらげら笑いながら受け取った。
中学にあがって同じクラスになった。
前と変わらず、時々一緒に下校したり遊びに寄ったりした。
四月下旬、一緒に下校していたある日。
うちに寄って行けよと誘われたので、
寄り道して部屋に上がった。
サト君は箪笥の引き出しを開けて、
エロ本(ビニ本)を数冊、畳の上に広げた。
従兄の大学生のお兄さんが居て、
その人から時々貰っているのだそうだ。
突然の出来事に驚いていたら、
これやるよ!と手前の二冊を無造作に渡してきた。
さっきからどきどきし過ぎて訳分からなくなっていたのもあって、
推されるままについ素直に受け取ってしまった。
暫くして頭の中がようやく元に戻ってきたので、帰宅した。
表紙も禄に観ずに受け取って即そのまま鞄に入れていたので、
どんな内容かは知らなかった。
『初めての僕のエロ本』を、
心臓が飛び出そうな位にどきどきしながら開いた。
一冊目は、化粧が濃い過ぎだし不良っぽいけど、
おっぱいが凄く大きい女の人。
男の人と外でデートをしている所から始まって
部屋でセックスをしていく姿が写った内容だった。
二冊目はアイドルみたいな感じだけど、
おっぱいは小さい女の人。
部屋で色々なポーズをしながら少しずつ脱いでいって、
最後は丸裸になる姿が写った内容だった。
どきどきしっぱなしで、喉がからからになっても、
最後のページまで目は釘付けのまま。
休まずにじっくり観入ってしまった。
それだけ衝撃的な内容だったし、
悪い事をしている気分だった。
数日後の土曜日の午後。
学校から帰ってきたら書置きがあった。
親は夕方前まで留守。
ひとりで留守番になった。
夕方まで誰も居ないし、来ないし、
安心してエロ本をゆっくり観れるかも?
昼食を食べながらそう思い立った。
食べ終わって洗い物を済ませて制服を着替えて、
隠していた箱からエロ本を取り出してページを開いた。
観ているうちに、以前読んだエロマンガの事を思い出した。
そうだ、あれに描いてあったオナニーのやり方…。
恥ずかしいし怖いけど凄く気持ち良いみたいだし
中学生なら男はみんなやってるみたいだし、
夕方まで誰も居ないから試してみようかな?
恐怖心や理性よりも、初めて、好奇心や欲望が勝った。
悪い事をする様な後ろめたさから、
玄関や窓の鍵を全部掛けて周った。
描いてあったみたいにティッシュとタオルも用意した。
精液が飛んだら床が汚れるかもと思って、
古新聞を持ってきて敷き詰めた。
興奮する為に観るエロ本は、
不良っぽくてあんまり好きじゃないけど
おっぱいが大きくていやらしいから一冊目のを選んだ。
準備を整えてからズボンとパンツを一緒に掴んで膝までずらしたけど、
エロマンガの通りだと服が汚れるかもと思って
結局シャツも靴下も全部脱ぎ捨てた。
風呂じゃないし未だ昼間なのに、
生まれたままの姿になってしまった。
これからいけない事をする好奇心と、
どうなるのか分からない不安と緊張。
体がすーすー肌寒くて、
部屋は時計の音しか聞こえなくて心細くなってきた。
でもここまで準備して中止する訳にもいかなくて
どきどきしながら敷いた古新聞の上に膝立ちになった。
まず、エロ本は最初のページを飛ばして、
女の人が脱ぎ始める所から開いた。
早速右手で握ってしごいてみた。
でも握り方が強過ぎるのか、
縮んでるちんちんがただ伸びたり潰れたりするだけ。
やり方が違うのかなと思って、
持ち方を変えたり力を加減しながらしごいてみた。
ゆっくりエロ本のページをめくりながら、
じろじろ観入りながら右手を動かし続けた。
しんどくなってきたら左手右手と変えながらしごいた。
エロ本はゆっくりと数ページ進んだ。
丸裸の女の人が男の人におっぱいを後ろから鷲掴みにされてる所で、
僕のがとくんとくんと、脈を打ちながら大きくなってきた。
次のページ。
後ろからいやらしく羽交い絞めにされてる所で、
がちがちに固くなった。
今までは、友達の部屋でみんなとエロ本を観ても
こんな感じになった事は無くて。
勃起だって、おしっこを我慢してる時位にしかなった事が無かった。
どきどきはしてたけど、
興奮のどきどきじゃなくて緊張のどきどきだと思う。
だから、こうやってえっちな事をして勃起したのは初めてだ。
膝立ちがしんどくなってきて、
よつん這いになってしごき続けた。
エロ本がすぐ目の前にあって、
見開いてるページから息が跳ね返ってきた。
息が荒くなってるのが自分でも分かる。
頭も体も熱っぽくなってぼんやりしてきた。
だいぶ時間が経って手も体もだるくなってきた。
いつまで続けたら良いんだろう?
段々面倒に思いながらしごき続けていると
お腹の奥や腰の周りがずんずんもやもやしてきて、
変な感じになってきた。
確か、ずっとしごき続けると
『ズン ズン スッ ズィーン!』って
凄い感覚が来て精液が飛び出るらしい。
エロ本のページは、男の人に馬乗りになって
苦しそうな顔で体を反らしてる女の人に釘付けになった。
腰から下が痺れてきた。
強い凄い何かがお腹の奥から来る…おしっこが出そうかも…。
何か得体の知れない物に
つま先から吸い込まれそうな感じになって怖くなった。
でも、最後までしごき続けたら
気持ち良くなれるらしいから我慢して続けた。
間も無く、
エロマンガの通り本当に『ズィーン!』となった。
痛いのか気持ち良いのか分からないのがごちゃまぜで、
声変わりしてないから女の子みたいな声が思わず出た。
お尻と脚が、勝手にびくびく激しく震えた。
おしっこ?! どうしよう?って思ったけど止まらない。
お腹の奥から凄い勢いで何度も噴き出した。
『ズィーン!』が苦し過ぎて、思わず腰が抜けた。
よつん這いが崩れて突っ伏した。
強いのが収まってから体を起こすと、
手やちんちんの周りがべっとり濡れていた。
半透明に白くて、指で捏ねるとねばねばして、臭かった。
初めての精液だった。
おしっこじゃなくて良かった。
体がだるくて頭がぼーっとしてて、
敷いてた古新聞が濡れているのに構わずその上に寝転んだ。
ちゃんと全部出来たかなと思いつつ、
凄く悪い事をした気分になった。
しばらく経って裸のままが肌寒くなってきた。
頭の中もいつも通りに戻ってきて、起きた。
体に付いた精液をティッシュで拭いてから、
濡らしたタオルで体中を拭いた。
パンツを履いて服を全部着てから、
窓や玄関の鍵を全部外して周った。
ティッシュと古新聞は固めてビニール袋に詰めて、
外のゴミ箱まで行って捨てた。
最後に、部屋が臭かったから窓を開けて換気して一息ついた。
夕方前までは未だ時間があった。
こうして、僕の初オナニーと精通の日が終わった。
その後二、三日は何も無かったみたいにいつも通り過ごした。
でもそれから…またエロ本が観たくなってきたし、
観てたらお腹の奥がもやもやしてきて
体が熱くなって、したくなってきた。
何日かして、留守番の時を狙って二度目のオナニー。
同じやり方で発射した。
痺れとは無くて、『ズィーン!』が来て
腰がびくびく跳ねるだけになった。
オナニーは気持ち良い事なんだと僕の中ではっきりした。
もう怖い事じゃ無い。
何回かしていくうちに古新聞は使わなくなったし、
服も全部脱がなくなった。
ズボンとパンツだけ脱いで座ったり
横になったり…立ったまましごく日も。
オナニーは子孫繁栄の練習で男には大切な事だと、
あのマンガにも描いてあった。
だから、これからも頑張って精液を沢山出したいと思った。
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