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遠くこの街を離れた元カノを思い出す街かど

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元彼さんから投稿頂いた「遠くこの街を離れた元カノを思い出す街かど」。

結婚して、住んでるアパートからだと、職場への道すがら、出身高校の前を通ります。
そして必ず思い出すのが、初めての彼女のことです。
1年生で隣の席になった初カノ、就寝中額が違うから、お初にお目にかかったのだけど、いきなりグッドフィーリングでした。


自然に一緒に帰るようになって、初カノの家、ご両親は共働きで、3歳年上のお兄さんは大学で上京、夜は6時半から7時くらいまで初カノ一人でした。

高1の夏休み、初カノのお兄さんが帰省する前、初カノの部屋で初体験しました。
初めてのキス、そして、初めて見た女の子の身体、シャワーで股間を洗った二人は、知識だけあったクンニとフェラをしました。
そして、コンドームを装着して、挿入・・・試行錯誤の末、根元まで入りました。


「大丈夫?痛くない?」
「大丈夫。私の身体で射精して欲しい。我慢するから・・・」
こうして初めての挿入は、3分でお漏らししてしまいました。

その後、回数を重ねるごとに、痛みは快感へ、平日の夕方は毎日元カノん部屋で、下だけ脱いでセーラー服セックス、あれは萌えました。
現役女子高生がセーラー服姿でアンアンと喘ぐ、翌日、同じセーラー服着て清純そうな笑顔を見せる初カノ、同じ人とは思えませんでした。


「あ、あ、あ、いい、いい、チンチン気持ちいいよ~~」
2年生になると大胆になって、喘ぎもエロくなりました。
コンドームをしないで生で交わり、膣外射精も覚えました。
生で交わると気持ちいいことを、初めて知ったし、初カノと直接触れ合う歓びに浸りました。
しかし、初カノが高2を終えるとき、初カノの父親の転勤で、初カノは遠くこの街を離れました。

最後のセックスは、初めて入ったラブホ、裸で並んで撮影した別れの日の写真、まだガラケーの中に残っています。
ラブホを出て、明日は去ってしまう初カノと最後のキス、
「さよなら・・・俺の初めての彼女さん。元気でな。」
「さよなら・・・私の初めての彼氏さん。元気でね。」
あの高校の前の街かどで、初カノとお別れしました。


翌日、ご近所さんに見送られて旅立つ初カノを、そのご近所さんに混じって見送り、ずっと手を振り、初カノの乗った車が見えなくなったら、走って帰って部屋で泣きました。

あれから十数年の歳月が流れ、毎日高校の前を通り、あの街かどで初カノを思い出していました。
初カノは今、どこの街で、どんな家で、どんな人と、どんな生活をしてるのでしょう。
子供はいるのか、男の子?女の子?どんな仕事をしてるのでしょう。


あれから、メールも電話もしてませんし、ガラケーに残る最後の写真もスマホになってから見たことないので、もう顔も忘れかけてしまいました。
会いたいとは思いません。
思い出の初カノは、セーラー服を着て、清楚で、そして淫らな女の子のままでいいのです。
ただ、初カノには元気でいて欲しいと思います。

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