元彼さんから投稿頂いた「元カノを忘れるために一人ぼっちになりました」。
元カノと別れたのが、24歳の時、当時の私は元カノの我儘を聞いてやれなかっただけでなく、違うことは違うとはっきり言っていました。
「そんな言い方しなくても・・・」となる元カノに、違うものは違うんだと、毅然な態度を取っていたら、俯いて下唇を噛んで、アッと思ったときには遅くて、
「もういい・・・さよなら・・・」といきなり振られました。
自分は悪くないのに、間違ってないのに何で振られなきゃいけないんだと、腹立たしい別れでした。
元カノのことは忘れたくて、私と元カノの関係を知ってる人を避け始めました。
元カノの話題はが出てくるのが嫌だったし、元カノが現れるんじゃないかと思ったのです。
元カノを交えてみんなで遊んでた頃を思い出すのも辛かったので、自然と距離を置いていました。
そうやって知り合いを避けてるうち、誘われなくなり、一人ぼっちになりました。
そうなると、悪い方に考えて、きっと元カノは私を悪く言って、すっかり私は嫌な奴認定されちゃってるんだろうなと、暗い気持ちになりました。
せっかくの20代半ばの数年、もったいない過ごし方をしたと思いました。
そんな時、元カノと自分を知る人の一人だった妻が、心配して訪ねてくれました。
女性を部屋に入れたのは2年ぶり、妻は、元カノは、私は間違ってなかったのに、あんな振り方して悪かったと反省して落ち込んでたと教えてくれました。
そして、妻が私に会いに来たのは、元カノがこの街を去って、田舎に帰ったからでした。
それを伝えに、わざわざ来てくれたのです。
元カノに、一言お別れを言いたかったけど、忘れるために連絡先を消してしまったから、もう、二度と会えなくなってしまいました。
そういえば、付き合ってるとき、元カノは親から戻ってきて、こっちで結婚相手を探せと言われた話をしていましたから、元カノは田舎でお嫁さんになるのでしょうね。
私は妻にお礼代わりに、その夜、居酒屋で御馳走してあげました。
それまではみんなで酒盛りしてたのが、あの夜初めて妻と二人きりで呑んで、妻の意外な一面や、地味な存在だったけど、よく見ると美人だなと気付いたり、色々発見しました。
それ以来、妻と二人で会ったり、食事したりするようになり、それまで会えなかった人たちとも、また会えるようになっていきました。
そんな妻が失恋、今度は私が慰め役になりました。
妻も私と同じで、元彼との共通の友達や知り合いを避けるようになっていました。
その時、妻は、
「私が降られたこと、同情されたくないし、惨めに思われたくないから会いたくない。」
と言いました。
その時、自分がなぜ元カノとの共通の知り合いを避けたか、初めて分かりました。
私は妻の元彼を知らないので、共通の友達をも知りませんから、ただ、落ち込む妻のそばにいてあげることしかできませんでした。
そして、ちょっとハイペースで呑む妻に、
「もう、それくらいにしておきなよ。」
と呑むのを制したら、抱きついて泣かれました。
嗚咽する妻は、その日は帰りたくない、独りになりたくないと言われ、アパートに連れ帰りました。
寂しがる妻を抱き寄せて、その日跳ねましたが、女の子のいい匂いがして、寝られたもんじゃありませんでした。
翌朝、いつの間にか眠ってた私は、隣に妻がいてちょっと焦り、ああ、そういえばと昨夜のことを思い出していました。
痛いほど勃起していたのは朝起ちで、目覚めた妻がそれを触ってしまい、
「ごめんなさい。女の子と一緒に寝たら、拷問だよね。だいぶ落ち着いた。あなたのおかげよ。もしよかったら、私を抱いてもいいわよ、辛いでしょ?」
と言うと、脱ぎ始めて、色白で、地味なキャラなのに、まるでセックスをするために育ったようなエロい身体を披露しました。
私も脱ぐと、私の手を股間に誘導、濡れていました。
ヌメリのある火照った膣口を突き出したので、陰茎を生のまま一気に差し込みました。
膣の中は暖かく、陰茎全体をすっぽり包み込み、抱き締めてキスしながら、粘り気のある感触を楽しみました。
上体を起こし、フィニッシュに向けて腰を振り、グッと腰を入れて奥を突くと、
「ダメ・・・いっちゃう・・・」
と喘ぎ、愛液がブチュッと噴き出ました。普段は地味な妻が見せた、淫らな喘ぎに暴発寸前、抜いて妻のお腹に射精しました。
シャワーを浴びて、妻が身支度をしながら、
「また、来てもいいかな・・・」
と言ったので、
「いつでもどうぞ。」
と言いました。
その時に見せた妻の笑顔、地味なイメージが消えて、この子、奇麗なんだなと再認識しました。
生セックスを許した妻は、つまり、私の子供を産んでもいいと思った証拠です。
こうして、私と妻がくっついたのです。
「私、元彼との共通の友達は、切ることにしたの。あなたがいれば、それでいい・・・」
妻と初めてセックスしてわずか1年後、私26歳、妻23歳で結婚しました。
今も時々元カノを思い出すときがあります。
忘れたいと思っても、忘れることはできないのが元カノ、なぜかというと、あの時の反省が、妻との仲を育てたからです。
女は我儘なもので、間違ってることは後々訂正すれば良くて、その時は話を聞いてやる、それが音と付き合うことだとだんだん知っていきました。
それを教えてくれた人だから、忘れることはないのです。
元カノと別れたのはもう10年以上前、元カノ、故郷で幸せにしてるでしょうか。
私は結婚したことで、再び一緒に遊ぶようになった人たちと、再び疎遠になりました。
家庭を持つと、環境が激変します。
住まいも変わり、みんなと遊ぶことも無くなりました。
でも、それは私が裂けたのではなく、自然にそうなったのです。
あのコミュニティ自体が、仲間たちの結婚で消えてしまいました。
それでもスマホには彼らの連絡先が残っています。
当分消すことはないと思います。
そして元カノの連絡先だけが、そこに無いことが淋しかったりするのです・・・
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コメント一覧 (2件)
気づいた時には…
>そして元カノの連絡先だけが、そこに無いことが淋しかったりするのです・・・
これは切ない結果になったね