元彼さんから投稿頂いた「元カノをラインの友だちから消した日」。
同棲したわけじゃないけど、アパートが近所で、金曜日に仕事が終わると、嬉しかった。
今週末は俺のアパート、来週末は元カノのアパート、って感じで、金曜の夜から日曜の夕方まで一緒に過ごしてた。
一緒にお風呂に入って、一緒にご飯作って食べて、一緒に寝た。
もちろん、金曜の夜は久しぶりのセックス、前戯もいつしかシックスナインになってて、悶え合いながらお互いに相手の性器を舐めてたっけ。
セックスはいつも生、もしもデキたら結婚しちゃえって感じだった。
元カノのオマンコ、気持ち良かったな。
入り口付近が感じる子で、浅めの挿入で、上の方を突くと、メッチャ感じてた。
あんなに浅いところに感じるポイントある子は初めてだった。
ヒットすると、俺のお尻に手のひらを当てて、その情愛を維持しようとして、だから俺は小刻みに腰を振った。
元カノ、両足を突っ張らせて、ビクビク感じて、そしてイクんだ。
俺にとって、女の子をイカせた初めての子だった。
週末、元カノの生理期間とかち合うとガックリ、そんなときは、元カノが手コキしてくれた。
だけど、元カノは寸止めして、射精ギリギリで焦らされた。
元カノ、卓越した手コキテクで、射精の兆候を察知してた。
射精寸前まで高めに高められて、暴発寸前のチンポは、ものすごい勢いで大量射精したよ。
もう、スッキリなんてもんじゃなく、顔がだらしなくなっちゃうくらい。
最高の射精をさせてくれた。
その代わり、週末に丁度元カノの安全日になると、もう、遊びにも行かず中出し三昧。
今度いつできるか分からないから、朝から晩まで、4発も5発も中出しして、元カノのオマンコはドロドロになってた。
夕方、買い出しに行くと、駅前の商店街で、
「あっ!やばっ!出てきちゃった。」
って言ってトイレにティッシュ取り替えに行ったりして、楽しかったなあ。
三連休だったりすると、お泊り旅行にも行ったっけ。
あんな日々が、ずっと続くと思ってた。
でも、元カノの実家で、本家を巻き込む騒動があって、元カノの実家は田舎だから、土地の風習には従わなくちゃならなくて、元カノ、東京を去った。
元カノ、仕事辞めて、一緒に荷造りしたとき、もの凄く哀しかった。
俺の部屋で最後の夜、最後のセックスして、翌朝、元カノはアパートに荷物を送りに向かった。
「それじゃ、私、行くね。今までありがとう。さよなら。元気でね。」
「お前も元気でな。さよなら…」
俺は元カノに手を振って、職場へ向かった。
仕事の帰り、元カノの居たアパートの前、空室になってる元カノの部屋の前でうなだれた俺。
元カノが去って半年の頃、俺にも新しい彼女ができて、何となく前に進めそうな気持になってた。
元カノへの思いはあれど、どうにもならないから、今カノに向き合った。
そして、元カノが去って1年の頃、日曜の夕方、今カノのアパートから戻ってきた時、俺のアパートの前に佇む人影があった。
元カノだった。
俺は、声はかけずに見守った。
元カノも、呼び鈴を押すことなく、なぜか元カノは玄関に一礼して、去っていった。
その背中が、とても淋しそうで、見えなくなるまで見つめてた。
その日の笑点は、全然笑えなかった。
翌月曜の夜、元カノからラインが来た。
「今度、結婚することになりました。だから、心配しないでください。私は元気です。」
と書いてあったから、
「おめでとう。お幸せに。」
と返した。
それが、元カノとの最後のラインになった。
元カノが去って2年になろうとしている。
俺も、今度あのアパートを出る。
今カノと結婚するんだ。
元カノを思い出す駅前の商店街とももうすぐお別れ。
でも俺は、結婚することも、アパートを出ることも、元カノには報告しない。
元カノは、もう他人妻だし、元カノのラインでは、俺は友だちから消えていると思うから。
俺も結婚するから、ラインから元カノを消すよ。
さよなら…、
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ええはなしやね