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再会した元彼の素敵な演出を知った日

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元カノさんから投稿頂いた「再会した元彼の素敵な演出を知った日」。

別れた元彼に2年ぶりに再会した。
私の強がりで、ごめんなさいが言えなくて、元彼にそんな態度を指摘され、言われることがいちいち正論で、お説教にキレて、売り言葉に買い言葉、その場でさよならしてしまった。


速足で元彼の前から立ち去り、角を曲がったところで、そっと元彼の様子を覗き込むと、元彼、私が消えた方を見てたけど、ガクッと肩を落とし、俯いた。
そして、こちらに背を向け、しょんぼりと立ち去っっていった。
いかないで、ごめんなさい…心が叫べど、足が動かなかった。

部屋に帰って、ポロポロ泣いた。
自分を責めて、ポロポロ泣いた。
気付くと真っ暗、愚かの自分に呆れて立ち上がり、電気を点けた。
屋の中に、元彼がくれたものがたくさんあった。
私のために、駆けずり回って見つけてくれたものもあった。
私の喜ぶ顔が見たいって言って、買ってくれたものに額を当てて、ごめんなさい、ごめんなさいって、泣いた。

あの後、元彼のことばかり考えてた。
さよならって言っちゃったから、もう終わってしまったけど、まだ元彼が好きだった。
だから、2年ぶりに再会した時、嬉しさ半分、みっともなさ半分だった。
「元気にしてたかい?あんな別れ方したから、ずっと気にしてたんだ。さよならって言われちゃったから、連絡するわけにもいかなくてね。」
「ごめんなさい。私の強がりであんなことになっちゃって…」
心から素直に、ごめんなさいが言えた。

元彼、ニコッと笑って、
「良かった。偶然でも会えて。俺さ、田舎に帰ることにしたんだ。お前と別れた後、ここにいても面白くなくて、新しい恋もできなくて、環境を変えようと思ったら、地元に求人が出たんだ。」
顔から血の気が引いていった。
もし元彼がまだ一人ならって、思った矢先だったから…
「心残りだったんだよ。お前にちゃんとお別れを言ってなかったからさ。」
って言うと、
「今日時間あるかい?最後に、お別れのデートしないか?」

街を二人でぶらついて、元彼と良く行った居酒屋で飲んで、そしてラブホへ…誘ったのは私。
「お別れのセックス、して欲しい。最後に抱いて欲しい。」
2年ぶりのキス、甘かった。
シャワー彼出たら、元彼におっぱい揉まれて、乳首舐められた。
足を広げられて、恥ずかしいアソコを2年ぶりに舐められた。
気持ち良かった…恥ずかしいのと気持ちいいのがぐちゃぐちゃになっていく、懐かしい快感…
そして、懐かしい元彼のチンチン、おしゃぶりした。

生のまま入れて欲しいとお願いした。
ゆっくりと挿入されていく、最後のチンチン…そこ…いいところに当たる瞬間…そして、一番奥まで入ると、ゆっくり戻ってきて、今度は段差がいいところを掻きながら通過する。
思わず声が漏れてしまう。
こんなこと、2年前は毎週やってたんだ…幸せだったなあ…もう戻らない幸せを?み締めた。
次第に快感が大きくなり、痺れるような気持ち良さに包まれた。
元彼のキス、下が入ってきて、絡ませた。

上下で繋がる情熱的なセックス、元彼の腰の動きが早まった。
そのまま中に欲しい…本能が叫んだ。
元彼の赤ちゃんが欲しい…もう叶わない夢…
下腹部に熱い精液を感じながら、快感に包まれた。
元彼が、お腹に吐き出された精液をティッシュで拭きながら、
「2年前は、こんなことを毎晩する生活に、憧れたっけな…」
と言ったそのセリフに、涙が溢れた。

ラブホを出て、元彼が私の腰に手を回し、行き先をリードした。
「ここでお別れしよう。2年前のやり直しだ。」
そこは、2年前に元彼に捨て台詞を穿いて、背を向けた場所だった。
「別れの上書をしようや。」
元彼、やっぱり優しいままだった。
元彼の優しさに、涙が溢れた。

「さよなら。元気でな。」
「あなたも元気でね。さよなら。」
元彼に背を向け、歩き出した。
角を曲がるとき、振り向いた。
元彼が手を振ってた。
私も手を振った…両手を振って、角を待った。
今度は、元彼を覗きに戻らなかった。

あれから10年の歳月が流れた。
私は35歳、二児のママ。
7年前に3歳年上の夫と結婚して、幸せに暮らしてる。
先日、あの元彼との共通の知人に、ある方の告別式で再会した。
マスクしてたから、どこかで見た人でけど、誰だっけ…と記帳した名前を見て思い出した。
挨拶した後、私が結婚して子供がいることを話すと、
「もう、時効だからいいかな…」
と言って、教えてくれたことがある。

元彼は、仕事を辞めて田舎には帰ってなかった。
あの時元彼は、当時の彼女にプロポーズをしようとしてた。
それで、前の恋が奇麗に終わってなかったことが気になってて、私をアパートから尾行して、不自然じゃない場所で偶然を装って再会したように演出した。
そして、お別れのやり直しをして、あの、奇麗じゃなかった別れに上書きをした。
だから、私にホテルに誘われた時、躊躇したんだと思う。
でも、頑なに拒めば、怪しまれるから、私を抱いたんだろう。

おかげで、私も元彼との別れに上書きができた。
お別れのセックスで、帰郷すると思った元彼の幸せを祈れた。
そのおかげで前に進めて、夫に出会えた。
10年過ぎて、改めて知った元彼の優しさに、ありがとうと言いたい。
だから、そんな元彼との二度の別れと、忘れられない最後のセックスをカキコ。

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