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美乳JCさっちゃんとの思い出

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俺の中学生時代の思い出を書く。
まず、俺は先日50歳になったおっさんだ。実年齢に合わないキモい表現が多々あるかも知れないが、まぁ青春の再現てことで了承してほしい。
暇な時の時間つぶしにでも読んでくれれば幸いだ。

あれは中学3年の夏休みのこと。時代は昭和から平成に変わる頃だったかな。世の中にはまだ携帯電話やメールといったものはなく、今では想像もつかないだろうが恋人同士のやりとりに交換日記が普通に用いられていた時代だ。

当時、高校受験を控えた俺は、駅前の学習塾に行くことにした。
テレビでCMやってるような有名なとこじゃなく小規模な地元の学習塾で、夏休みの間だけ開催される夏期講習に参加したわけだ。別に塾に行かんでも志望校は受かるくらいの成績ではあったんだけど、親としては世間体もあるようで、どこかしらの塾に通え、金は出してやるから、と。

で、その夏期講習の初日、俺は同学年の三島沙耶子と再会した。
三島沙耶子は中1の時に同じクラスで、一緒に学級委員をやった間柄だ。
長い黒髪に天然のウェーブがふんわりかかっていて、白い……カチューシャ?要するにC字型の頭にはめるアクセサリーで、当時はヘアバンドと呼ばれていたが、それで前髪を留めているのがトレードマークだった。明るく親しみやすい性格なのにどこか気品があって、お姫様みたいだと中1当時の俺は思っていた。

身長は、昭和の中学3年生にしては高めで160cm以上あったんじゃないかな。太過ぎず細過ぎず、程良くふっくらとした体型で、男女問わず人気者だった。

目が特に綺麗だったな。ぱっちりした二重で、学級委員の仕事で放課後に2人で会話してる時、よく彼女の瞳に見惚れていたものだ。
正直、俺の初恋の人だった。

芸能人だと似ている人が思いつかないんだが、往年のまんが「究極超人あ〜る」に出てくる西園寺まりいの髪にゆるいウェーブがかかった姿をイメージしてくれれば良いと思う。
当時このまんがを読んで「このキャラ、そのまんまさっちゃんだよね」と会話した記憶がある。
「えぇぇ?私、こんな強烈な性格だと俺くんに思われてるの?ショック……」と言われたが、雰囲気は近いと思う。
ちなみに、彼女は友達から「さっちゃん」と呼ばれており、俺も元学級委員のよしみでさっちゃんと呼ばせてもらっていた。

それはさておき。

先に気づいたのはさっちゃんだった。
さ「あ、俺くん!話すのは久しぶりだね。俺くんも夏期講習受けるの?」
俺「さっちゃん、久しぶり!うん、少しは受験勉強しろって親にせっつかれてさ」
さ「あはは、私も同じw」

なんと、さっちゃんから話しかけてくれた。
俺のことを覚えていてくれて嬉しい。
俺が心の中で万歳していると、さっちゃんは周りを見回して言った。
さ「知らない人ばかりだったから俺くんがいてくれて安心したよ。ね、隣座ってもいい?」
俺「もちろんいいよ、俺もさっちゃんがいてくれると心強いよ。しばらくよろしくね」
さ「ありがとう、こちらこそよろしくね!」

さっちゃんの輝くような笑顔。
以前から可愛いとは思ってたけど、13歳から15歳に成長した今は、何というか……次元の違う可愛さとなっていた。少女のあどけなさと大人の色気が両立しているというか、まぁ、一言で言えば「超絶美少女」ってことだ。

あと、胸。
服の上からでもはっきりわかった。胸がものすごく成長していた。峰不二子みたいな胸。この可愛さと胸なら、渋谷にでも行けば確実にスカウトされたことだろう。
俺は、そんな高嶺の花が自分の意思で隣に座ってくれたことに小躍りしそうだった。

ついでに、必要ないかもしれんけど俺のスペックも書いとこう。
中3当時の身長は170cmちょい。さっちゃんと学級委員やってた中1時は小柄で150cmも無く、さっちゃんを見上げる形だったけど、中2から中3にかけてやたら背が伸びて、この夏期講習で再会した時にはさっちゃんを追い越していた。
眼鏡で陰キャな風貌ではあったが、下ネタが大好きだったもんでクラスの男子連中とは全員漏れなくバカ話で盛り上がって意気投合しており、カーストはそんな低くは無かったと思う。「第一印象は真面目そうだが話してみると面白い奴」という立ち位置だった。
女子からの印象は特に気にしてなかった。……と言えば嘘になるが、女子に下ネタぶっこむのは流石に憚られたし、あまり会話する機会もなかったし、そもそも俺はモテないと思っていたし。
だから、さっちゃんが話しかけてくれたことが本当に嬉しかったんだ。

話を戻そう。
塾の教室は中学と違って大学の講堂みたいな作りで、要するに3人掛けくらいの横に長いテーブルと横に長い椅子から成り立っていた。
なので、隣に座ったさっちゃんとの距離が近くてさ、さっちゃんが何か動くたびにふわりと女の子の甘い香りがするんだよ。
俺たちは講習中に聞きそびれたところを教えあったり、休憩時間には他愛もない話題で雑談したりして、めちゃくちゃ楽しかった。

講習は基本的に午前中だけだったので、終わった後さっちゃんから誘われて駅前のマクドナルドで一緒にハンバーガーを食べたりもした。
窓側のカウンターに並んで座って駄弁りながら、さっちゃんの好みの話題について聞いてみると、意外な一面を知ることができた。

俺「さっちゃんてどんな話題が好きなの?やっぱファッションとかアイドルとか?」
さ「ん〜、ごめんね、どっちもあんまり興味ないかな……服は自分が良いなと思ったのを着てるだけだし、アイドルは顔と名前が一致しなくて、友達の話についていけないことも多いんだよね。アイドルって何がいいのか正直わかんないなぁ……あ、歌は好きだけど」

なるほど、たしかにさっちゃんは白系のTシャツとジーンズといったシンプルな服装が多く、ピンク系とかヒラヒラした服とかはまず見かけなかった。

俺「そうなんだ……じゃ、どんな話が好きなの?」
さ「う〜ん、私が好きな話はね……」
俺「うんうん?」
さ「……笑わない?」
俺「笑わないよ」
さ「本当に、本っ〜〜当に笑わない?」
俺「うん、笑わない」
さ「絶対だよ?笑ったら仏の沙耶子も怒り心頭大魔神だよ?」
俺「その姿は見てみたい気もするけど、大丈夫。笑わないよ」
さ「じゃ、耳貸して……」
俺「え、そんなに聞かれたくないの?w」

さっちゃんが俺の耳元に顔を近づけた。
ここまで女の子と接近したのは初めてで、俺は内心ドキドキだった。

さ「私ね、UFOとか、超常現象とか……オカルトが好きなの」
俺「……え、マジで?」
意外な趣味に俺は驚いた。

さ「……まじなの……小さい頃にね、親戚の家に四次元空間について書かれた本があって、読んでみたらすごく面白くて、それで……」
俺「ハマっちゃった、と」
さ「うん……あー、恥ずかしい……これ話したの俺くんが初めてだよ。誰にも言わないでね?」
俺「オカルトいいじゃん、俺も好きだよ」
さ「う〜ん、でも、私の場合……ただ好きってレベルじゃないんだよね……」
俺「それはつまり、マニアックなレベルで大好きってこと?」
さ「うん……オカルトの本を読んでるともうご飯の時間も忘れるほど夢中になっちゃって、一回お母さんに本を捨てられそうになって大泣きしたくらい」
俺「うは、それは凄いな……じゃさ、例えばどんな話を知ってる?」
さ「えっとね……最近だとガルフブリーズ事件とか……知らないよね、こんなの……えへへ」

さっちゃんが恥ずかしそうに自嘲する。
きっと、今まで自分の趣味嗜好を誰にも理解されなかったんだろうな……寂しかったろう。
今も俺が「へ、へぇ……そんなのがあるんだね」とか言うと思ってるんだろうな。

しかし俺の返答は違う。

俺「エド・ウォルターズの第3種接近遭遇でしょ?」

さ「……え?」

さっちゃんが綺麗な目を見開き、驚きの表情で俺を見る。

俺「夜に窓のブラインド開けたら目の前でリトルグレイがこっち見てたとかビビるよねぇ。これは面白いよ、うん」
さ「え?え?え?……俺くん、知ってるの?」
俺「知ってるも何も、俺もオカルト大好物だし」
さ「じゃ、じゃ、フィラデルフィア計画って知ってる?」
俺「アメリカで戦艦だか駆逐艦だかをレーダーに映らないようにする実験したら人間が船と融合したとか様々な怪異が起きた話だね。まさに異次元の神秘と恐怖だよね」
さ「介良事件は?」
俺「小型UFOを捕まえた話ね。結局逃げられたそうだけど、UFOに水を流し込むとか無茶するなぁって思ったよ。よく報復されなかったよねぇ」
さ「フィリピンの見えない怪物事件は?」
俺「若い女性が他の人に見えない黒い怪物に噛まれた事件かな?自演も疑われたけど明らかに自分では噛めない場所に歯形ができたので警察も信じざるを得なかったとか」
さ「ヒル夫妻誘拐事件!」
俺「アメリカの夫婦、たしかバーニーとベティ夫妻がUFOに拐われた事件だね。逆行催眠での偽証は難しいだろうしこの事件は信憑性高いと思う。あと、たしかグレイタイプの宇宙人が初めて出てきたのがこの事件じゃなかったかな」
さ「ノーフォーク連隊消失事件!」
俺「第一次世界大戦中に300人くらいのイギリスの軍隊が雲の中に消えた話だよね?ブエノスアイレスで消えた車がメキシコシティに現れた事件も霧が出てくるし、瞬間移動は雲とか霧とかが鍵になってるっぽいよね」

さ「すごい……すごいすごい!俺くん、詳しいんだね!」

さっちゃんの表情がパァァ……と明るくなる。
これほど嬉しそうなさっちゃんを見るのは初めてだった。

俺「このくらい、オカルト好きとして当然の嗜みですよ、はっはっは」
さ「あぁ……もぅ、こんな話できるならもっと早く俺くんとオカルト談義したかったよ……学校じゃぜんぜん話題にしないでしょ?」
俺「学校だと笑える話がメインだからねぇ……あ、小学校の修学旅行の夜は友達とこの手の話ばっかしてたよ」
さ「あぁっ、いいな、いいな!私も混ざりたかったなぁ……私の友達はこんな話を振っても誰も反応してくれなくて、ちょっと寂しかったんだよね」
俺「そっか……さっちゃんてオカルトマニアだったんだなぁ。思わぬところで仲間ができて嬉しいよ」
さ「うん、私も嬉しい!ねね、ファティマの奇跡ってどう思う?」
俺「あれか、大勢が見てる中で太陽がぐわんぐわん動いたり、マリア様の第3の予言が謎ってやつね?」
さ「うん!私が思うにね、たぶんあの太陽は……」

……と、まぁ、こんな感じで趣味が一致することがわかり、表情豊かに驚いたり笑ったり、俺みたいな陰キャとも楽しそうに会話してくれるさっちゃんが可愛くて可愛くて、俺はもう幸せすぎて頭がどうにかなりそうだった。

そんな天国みたいな講習が始まって1週間くらいしたある日、転機が訪れた。
この塾のシステムは、始業前にスタッフの人が来て出欠を取ったのち、しばらくすると講師の人が来て講習が始まるようになってるんだけど、出欠をとった後にさっちゃんが

「ちょっとごめんね」

と言って教室から出て行ったんだ。
この時のさっちゃんの服装は今でも忘れていない。
白地に黒い英字プリントの半袖Tシャツと、デニム生地の膝下スカートで、髪はいつもの白いヘアバンド、脚は青系のスニーカーに白い膝下ソックスだった。

……トイレかな?
と思った俺は、瞬間的に悪魔的発想が閃いた。
塾のトイレは男女共用。
さっちゃんがトイレを使うとしたら大のブースを使うしかない。
俺もトイレに行けばさっちゃんの放尿の音とか聴けるんじゃないか?
音を聴いたら急いで戻ってこよう。

俺は席を立った。思いついたら即行動、それが男子中学生の習性なのだ。

そーっとトイレに入ると、案の定大のブースが1つ施錠されていた。
他に利用者はいない。
俺とさっちゃんの2人きりの空間だ……!
そう思うと、俺の心臓がものすごいバクバクし始めた。
俺は物音を立てないよう静かにドアを閉め、抜き足差し足でアサガオに向かった。
もし他の人がトイレに入ってきた場合、俺が何もせず大ブースに聞き耳を立てているのは怪しさMAXなので、せめて小用をしているポーズは取る必要があると考えたわけだ。
半勃ちのちんちんを取り出して小用のふりをしながら大ブースの音に耳を澄ませると、かすかな布ずれの音が聞こえてくる。

と、いきなり。
「ぷすぅ〜〜〜」
「ぶっ」
「ちゃぽん、ちゃぽん」
という音が聞こえてきた。

え、大をしている!?

……え?

………………え?

これは予想外だった。

……さっちゃんが?
あの可愛いさっちゃんが……排便?
まさか!?
しばらく脳内会議したのち、結論が出た。
「大ブースの中にいるのはさっちゃんではない。ただのおっさんだ」
と。
急にちんちんが萎えていくのを感じた。
そうだ、なぜ俺はさっちゃんがトイレにいると思い込んでいたんだ。さっちゃんでない可能性もあったじゃないか。だから小用のふりをしたんだろ?
おっさんに用はない。
とっとと出よう。

しかし、俺もだんだん尿意を催してきた。
ついでだ、このまま小用を足して、そんで教室に戻ろう。きっとさっちゃんも戻っていることだろう。

大ブースではトイレットロールのカラカラ音に続き尻を拭くガサガサ音、水洗を流す音が聞こえ、ズボンを履くのだろう、布ずれの音が聞こえる。
……しかしこのままだとおっさんと同じタイミングでトイレ出ることになりそうで気まずいな……まぁいいや、とっとと用を済ませて出よう。

小用を済ませ、ちんちんをしまってジッパーをあげて、手洗いしようと向き直ったところで大ブースのドアが開いた。

さっちゃんが出てきた。

俺と目が合った瞬間、さっちゃんは耳まで真っ赤になり、俺はフル勃起した。

そうだ、さっちゃんが居る可能性もゼロではなかったんだ……!このチャンスは……最大限生かさなければ……!
俺の脳細胞がフル回転し始めた。
……後で思えばこれは「暴走」だったのだが。

「え!あ、俺くん……いたの?……え、ずっと?」

さっちゃんは混乱している。
ここで俺がとった行動は「謝る」ではなかった。
「謝りつつも笑顔で押す」。これしかないと思った。
俺「あ、ごめんね。すごい音だったねw」
さ「……!!」

ぼん、と紅潮がさらに赤くなる。茹で蛸とはよく表現したものだ。

「え、や、ちょ、あの、えと……」

さっちゃんは泣きそうになっている。
ただのクラスメイトに排便の音を聞かれたなんて思春期の女子には耐え難い屈辱だろう。ちょっと良心が痛んだ。
しかし、次のさっちゃんの言葉を聞いた時、俺の良心は吹っ飛んだ。

「お願い……誰にも言わないで……」

ゾクゾクきた。総毛立った。
俺自身気づいていなかったサド気質がこの瞬間解放された。
この怯える子羊のようなさっちゃんをもっと辱めたい。
さっちゃんが隠している全てを引き出し、全てを見たい。
そんなドス黒い考えが俺を支配した。
「大丈夫、誰にも言わないよ」

俺がそう言うと、さっちゃんは目に涙を浮かべて
「本当?……約束してね?」
と言った。

俺は至極真面目な顔で
「その代わり、俺のお願いも聞いてほしいんだ」
と言った。

さっちゃんは驚いたように
「え……?」
と目をぱちくりさせた。

俺はさっちゃんを再度大ブースの中に連れ込むと、鍵をかけた。
さ「え、ちょ、俺くん?講習、始まっちゃうよ?」
俺「誰にも言わない代わりに、さっちゃんを抱きしめさせてほしい」
さ「え?……え?」
俺「じゃ、いくよ」

俺はさっちゃんの身動きを封じるように腕の外側から抱きしめた。
混乱しているさっちゃんがあれこれ考える前に状況を進める戦法だ。
初めて抱く女性の体は驚くほど柔らかかった。
二の腕のすべすべ感が気持ちいい。
ヤバい、これだけで射精しそうだ。
さ「や……俺くん、だめ……」
俺「大丈夫だから」
さ「うぅ……はぁ……すぅ……はぁ……」

さっちゃんは平静を保とうとしているのか、深く呼吸をしながら俺の抱擁に耐えている。

……って、あれ?
俺はふと気づいた。
抵抗が少なすぎる。
たしかにここ数日で急接近できたとは思うけど、ただのクラスメイトにこんなことされて嫌がらない女子が普通いるか?
もしかしてさっちゃんはこの状況を受け入れている?
まさか……?
さっちゃんは俺に好意を持っている?

俺は右腕をさっちゃんの腕と腰の間に入れ、腰を抱いた。
これによりさっちゃんは左腕が自由となり、もし嫌がるなら俺を叩くなり引き剥がすなりするはずだ。
しかし、さっちゃんは

「はぁ……すぅ……はぁ……ん……」

と大きく息をしながら俺の背中に手を回してきた。
これは……いける!
俺はさっちゃんを強く抱きしめた。

「はっ、ぁ……」

さっちゃんの胸のボリュームをおれの胸に感じる。すごい。さっちゃんも俺の背中に回した手で俺を抱きしめ返してくれた。

調子付いた俺はさっちゃんの耳元で
「今度は……後ろから抱きしめたい」
と言い、体を離した。
さっちゃんはうるうるした綺麗な瞳で俺を見つめながら
「……うん」
と言った。

なぜ高嶺の花のさっちゃんが俺なんかを受け入れてくれるのかさっぱり理解できなかったが、とにかくこのチャンスを逃したら一生後悔するという確信があった。

手の震えを必死に抑え、優しくさっちゃんを向こう向きにし、後ろから抱きしめた。
胸を掴もうかと思ったが、まずはおなかに手を回すことにした。肉付きの良いスタイルとは裏腹に、さっちゃんのおなかは真っ平らだった。たしかバレーボール部所属だったか。がんばって鍛えてたんだろうな。

おなかを俺の方に引き寄せたことで、俺の勃起したちんちんがスカート越しにさっちゃんのお尻に当たる。
「あっ……」
お尻に力が入り、緊張が伝わってきた。

俺が今からすべきことは、この緊張を全力で解きほぐすことだ。
抱きしめたまま俺の顔を使って艶やかな長い髪をずらし、さっちゃんの頬に俺の頬を当てる。
さっちゃんの頬はすごく柔らかくて熱かった。

さっちゃんは相変わらず
「はぁ……すぅ……はぁ……」
と静かに深く呼吸をしている。
誰か入ってきた時に気づかれないよう声を抑えているんだな……聡明で理性的な子だ。
そんな子が俺を受け入れてくれていることに俺の脳内は狂喜乱舞していた。

講習はとっくに始まっているだろう。
だが出席はすでに取ってあるので俺たちが無断欠席していることは塾側には気づかれない。
同じ教室の生徒たちは自分の勉強に集中しているので俺たちのことをチクる可能性は低い。(ここは賭けだったが)
よって、トイレに誰か来ない限り、少なくともこの1時限中はさっちゃんとイチャイチャできるはずだ。

俺は、焦る気持ちを抑えてゆっくりと手をさっちゃんの胸に移動させた。
「は……っ!」
さっちゃんが息を呑むのが文字通り手に取るようにわかる。
さっちゃんの胸は、平均的な女子中学生を遥かに超え、手のひらに収まらないサイズだった。
後で知ったがFカップだそうだ。

大きな胸をTシャツの上からゆっくりと揉む。
「俺くん……だめ……だめぇ……」
さっちゃんはダメと言いつつ抵抗しない。
胸を下から持ち上げてみる。
ものすごい体積がTシャツの中で動いていた。
「んっ……はぁ……」

俺は持ち上げたり揉んだり、しばらくの間さっちゃんの胸を好き放題した。
持ち上げる時はブラのワイヤーを邪魔に感じたが、焦ってブラを取るのは今はまずいと俺の中の何かが警告していた。
「すぅ……はぁ……すぅ……はぁ……」
さっちゃんは声を上げるのを我慢しているらしく、必死に深呼吸を繰り返している。

俺は、両手の親指以外の8本の指の腹だけを使って胸全体をそっと撫でてみた。
「あっ……あ……あぁ……すぅぅ……はぁぁ……」
AVで学んだ知識によると、女の子は乳首をいじられるのが気持ちいいはずだ。胸の頂点あたりを指の腹で撫でながらさっちゃんの様子を見ていると、ある一点を撫でたところでさっちゃんが反応した。
「あっ……!」
ここか!
俺はその部分を指先で軽くカリカリ引っ掻いてみた。
「はっ!あっ!ちょっ……!そこ……あん!」
声は抑えているが、さっちゃんの反応が明らかに激しくなった。
楽しい。すごい楽しい。

俺「気持ちいい?」
さ「あっ……はっ……わ、わかんない……」
俺「じゃ、これは?」
指の腹で乳首を胸に押し込むようにし、細かく振動させてみた。
さっちゃんが少しのけぞり、顔が上を向いた。
「あんっ!ん……!だ……だめ、声……変な声出ちゃう……」
くぅぅぅ、いい反応!AVは演技だと聞いていたが、真実を語ってるんじゃないか?なら、これも試してみよう。

俺は頬を離し、さっちゃんの真っ赤なかわいい耳をくちびるで挟んでみた。
「ひゃん!」
さっちゃんが反応した。
耳たぶを舌でなぞってみる。尋常でなく熱い。
「うわ、あ、あ……ちょ、や、ふやぁ」
すごいぞAV!ほんとだ!

なら、これはどうだろう?耳の穴の周辺を舌でくすぐってみた。
「ひぁぁ……ちょ、俺くん……!ふぁ……!」
さっちゃんは身を固くしているが、動けないのではなくむしろ動かないことに注力しているように思えた。つまり、もっとして欲しいという意思表示だ。
舌先を尖らせて、届く限り耳の穴の奥まで舌を差し込んでみる。
「〜〜〜〜〜!!!」
さっちゃんは息もできないくらいに身を固くした。
すごい、耳ってこんなに感じるんだ。楽しい!

ここまで興奮してくれればもっと大胆なことも受け入れてくれるかもしれない。
俺は耳から口を離し、再度頬をあわせると、左手でさっちゃんの胸を愛撫しながら右手でさっちゃんのふとももを撫でた。
「あっ……」
さっちゃんがビクンと反応する。
抵抗はない。
そのままさっちゃんの太ももに当てた手のひらをずらし、スカートを少しまくってみる。
「あぁ……はぁ……」
さっちゃんが横目で俺を不安そうに見たのがわかった。

俺は頬を離した。
さっちゃんはのけぞった姿勢のまま俺の左肩に後頭部を乗せて荒く息をついていたが、ゆっくり俺の方を向き、潤んだ目で俺を見つめた。
俺「大丈夫、俺に任せて」
軽く微笑んでみせると、さっちゃんはそのまま目を閉じた。

これって……もしかして?
左手を胸から離し、さっちゃんの顎に添えて俺の顔と正対させる。
さっちゃんは目を閉じたまま、無抵抗だ。

……これは、確定だ。
なぜかは分からないが、さっちゃんは俺に好意を抱いている。

俺は唇を寄せて、さっちゃんにキスした。
さ「ん……」
さっちゃんの鼻息が荒くなる。
俺はさっちゃんの上唇を俺の唇で挟み、舌先でチロチロと舐めてみた。
すると、さっちゃんも俺の下唇を同じように唇で挟み、おずおずと舐めてくれた。
俺の唇にさっちゃんの小さな舌が触れる感触に震えた。
すごい、なんだこのゾクゾクする気持ちよさは。

俺は舌を少し伸ばし、さっちゃんの舌に触れさせてみた。
「んっ……!」
さっちゃんは驚いたのか、舌をひっこめてしまった。
俺は首を傾けてさっちゃんの口をぴったり塞いだ。2人の唇が隙間なく密着する。俺はさっちゃんの真珠のような歯を、そっと舌で舐めてみた。
「ん……んん……」
さっちゃんは一瞬身を固くしたが、顎の力を緩めて口の中に俺の舌を迎え入れてくれた。
舌と舌を絡ませる。……キス自体もそうだけど俺にとって全てが初めての感覚。すごい、気持ちいい。

次第にさっちゃんは自ら舌を俺の口に差し込み、俺の口の中を舐め回し始めた。それどころか、背中を向けた状態から向かい合わせの状態に戻り、俺の首に手を回して積極的にキスを求めてくる。
「あぁ……ちゅ……んふ……俺くん……俺くぅん……ちゅっ……」

俺はもう遠慮なく右手でさっちゃんのふとももを撫でまわし、左手はさっちゃんのお尻を撫でた。
そして、右手をスカートの中へと侵入させていった。
「んっ……!んむ……ちゅ……はぁ……俺くん……!ちゅ……」
さっちゃんのキスが熱烈になっていく。

だが、ここで問題が発生。
さっちゃんの大事なところに指先が近づくにつれ、俺のちんちんは爆発しそうなほど興奮し、射精感すら出てきてしまったのだ。
昨夜オナったばかりだというのに、中学生男子の精力はすごいもんだ。
このままズボンの中で射精するのはカッコ悪すぎると思った俺は、両手をさっちゃんの腰から離しズボンを下ろすことにした。

俺がベルトをカチャカチャさせ始めると、さっちゃんはキスを中断して言った。
「俺くん、待って……ここじゃやだよ……」

……え?
ここじゃ……嫌?
……何を?
……つまり……
場所を変えれば最後までOKってこと……!?
意味を理解した時、あやうく射精するとこだった。耐えた自分を褒めたい。

俺「あ、そうじゃないんだ……んっ」
さっちゃんが再度キスしてきた。しばらくさっちゃんは俺と舌を絡めると、口を離して言った。
さ「……んむ、ちゅっ、……え?」
俺「俺もちゃんとした場所でさっちゃんと一つになりたいけど、もう興奮しすぎて射精しちゃいそうでさ。服の中で漏らすわけにもいかないから、それでズボン下ろそうと思って」
さ「……!」
さっちゃんの顔がさらに赤くなる。勘違いに気づいたようだ。そして、「今ではないが俺と一つになること」、「まもなく俺がこの場で射精すること」を認識したのだろう。
「俺くんが……射精……」
さっちゃんが、うっとりした表情で呟いた。
嫌がるどころかむしろ俺の射精に興味がありそうに思えたので、ズボンを下ろしながら俺はさっちゃんに言った。

俺「いったん射精しておかないと治まらないんだ……手伝ってくれる?」
さ「……うん……どうすればいいの?」

手伝ってくれるんだ……!
ヤバい、さっちゃんの潤んだ瞳を見るだけで暴発してしまいそうだ。
必死に堪えた。

俺「とりあえずトイレに腰掛けて、俺の下着を下ろして」
さ「……うん」
湯気が出そうなくらいに顔を赤くしたさっちゃんは便座の蓋に座り、俺のトランクスに手をかけた。

……が、ギンギンに勃起した俺のちんちんがあからさまで恥ずかしいのか、手が止まってしまった。不安そうに俺を見上げる。
俺が苦しげに
「頼む……もう出そう」
と言うと、
「あっ……ご、ごめんなさい」
と、さっちゃんは急いでトランクスを下ろした。しかし慌てすぎてちんちんがひっかかってしまい、
俺「痛っ……」
さ「ごめん!ごめんね、大丈夫!?」
俺「うん、大丈夫……腰回りのゴムを、大きく広げてから、下ろしてみてくれる?」
さ「うん……わかっ…………ぁ……!!!!」
トランクスを膝あたりまで下ろしたさっちゃんの眼前数cmに、俺のちんちんが晒された。

さ「……すごい……」
俺「ちんちんを見たことはあるの?」
さ「うぅん……友達から聞いたり保健の教科書では見たけど、本物を見るのは初めて……こんななんだ……」

さっちゃんは男連中から人気があったし、経験済みでも不思議じゃなかったけど、初めてなんだな……ヤバい、嬉しい。

さ「すごい……大きい……先端がつやつやで……ふくらんでる……」

さっちゃんは俺の屹立したちんちんをまじまじと観察し、言葉にした。
俺本人ですら見たことの無いちんちんの細部を至近距離からさっちゃんに見られていることに興奮する。

俺「じゃ、触ってくれる?」
さ「……うん。やってみる……」

さっちゃんの指先が恐る恐る亀頭に触れた。
瞬間、凄まじい快感が俺を襲う。

俺「っ……!」
さ「痛かった!?」
さっちゃんが驚いて指を離す。指を離す感覚さえも気持ちいいが、もっと触って欲しい。

俺「大丈夫、気持ちよすぎて声が出ただけ……握ってみて……」
さ「うん……痛かったら教えてね……」
さっちゃんも興奮の極みなのだろう。瞳を潤ませ、紅潮した顔で俺のちんちんをそっと握った。
……きゅっ……
た、たまらん……!
なんだこれ、この持っていかれる感覚。
女の子の柔らかい手のひらが俺のちんちんを握っている事実に、俺の頭は沸騰した。

さ「すごい……熱くて、固くて……ぬるぬるだ……男の人もこうなるんだ……」
俺「……女の子がぬるぬるになるのは知ってるんだ?」
快感に耐えながら聞いてみた。
さっちゃんは慌てて
「え、や、あの、友達に聞いて……!」
とちんちんを握ったまま狼狽えている。
どうやらオナニーは経験済みのようだw
詳しくはおって聞き出すとして、まずは俺の欲望を吐き出さなければ。

俺「じゃ、握った状態でちんちんをしごいてみて」
さ「……ん……これでいい……?」
言われるままさっちゃんはゆっくりと手を動かし始めた。ゾクゾクする……気持ちいい。
俺「うん、そう……上手だよ」
さ「ふふ……良かった」

笑顔でちんちんをシコるさっちゃんを見て、興奮が最高潮に達した。もっと色々して欲しかったけど、もう耐えられそうにない。
俺は手を伸ばしてトイレットペーパーを多めに取り、急いで畳んでさっちゃんに渡した。

俺「あぁ……イきそう。精子出そうだよ……これで受け止めて……」
さ「え、え、どうしたらいいの?」
俺「紙をちんちんの先にかぶせて、ちんちんを高速でしごいて欲しい」
さ「わかった……やってみるね」
さっちゃんは左手でトイレットペーパーを亀頭にかぶせると、右手の動きを速くした。
「これでいい?出そう?」

俺の目を見て聞いてくるさっちゃんに萌え、俺の堤防は限界に到達。俺は上を向いて目を閉じた。
俺「……そのまま続けて……出すよ……!」
ビュッ!
さ「あ……」
さっちゃんの視線が俺のちんちんに集まるのを感じる。

ビュッ!ビュッ!……
会心の射精。生まれてこのかた、これほど気持ちいい射精は初めてだ。
イきながら俺は、「賢者モードになってはダメだ」と固く決意していた。今賢者になったら全てが終わる。そう思った。

さ「あっ……!」
さっちゃんの声に視線を落とすと、さっちゃんがあたふたしている。
亀頭を覆った紙が「上から」かぶせられていたので、精液が溢れてしまったようだ。
俺「はぁっ、はぁっ、気にしないで……そ、それより手を動かして……」
さ「あ、ごめん!ごめんね……?」
さっちゃんは止まっていた右手をまた動かしてくれた。
俺「はぁっ!はぁ……そ、そのまま続けて……」
ビュッ!ビュッ!
さ「あ、また……すごい……」

すでに紙から溢れているので精液はボトボト垂れ落ちる。ちんちんをシコるさっちゃんの右手首にも垂れまくりだ。
「……すごい……あったかい……これが精子……」
俺の精液がさっちゃんに触れていると思うとますます興奮し、射精は驚くほど長く続いた。

ビュッ……ビュ………………。

ようやく射精は治まったが、さっちゃんはまだ手を動かしてくれていた。
俺「ありがとう、もういいよ……最高に気持ち良かったよ」
さ「うん、良かった……」
俺が顔を近づけるとさっちゃんは目を閉じてくれ、俺たちはまた唇を重ねてついばむキスを楽しんだ。

この間もさっちゃんはちんちんから手を離さずにいてくれた。左手も亀頭を覆ったままだ。
さっちゃんが前屈みの姿勢だったおかげで、スカートは汚れていないようで安心した。
しばらくして、さっちゃんが
さ「あ、でもこれ、どうしよう……?」
と左手を見た。

なんと、自分の右手を綺麗にするよりも、俺のちんちんの後始末を優先して考えてくれているのか……!密かに俺は感動した。

俺「とりあえず手をどけて、ちんちんを見てごらん」
と言うと、さっちゃんはそーっと紙をはがした。
「わ、紙がくっついちゃってる……ごめんね、どうしよう?」
と申し訳なさそうに俺を見る。萌えたw

「大丈夫、あとで洗うから気にしないで。でも先端にまだ少し精子が残ってるからさ、綺麗にしてくれると嬉しいんだけど……」
と頼んでみた。

ちんちんはほぼ全体に紙が付着してミイラのようになっていたが、先端部だけは精液で紙が溶けて亀頭が露出し、溢れた精液が珠となっていた。

さっちゃんが
「わかった、拭けばいいのね?」
とトイレットペーパーを引き出そうとしたので、
俺「待って、紙でこするのは刺激が強すぎて亀頭が傷ついちゃうんだ」
さ「そうなんだ……ごめんね、デリケートなんだよね。濡らして拭けばいいの?……あ、でもこのトイレ、手洗いがついてない……トイレの水を直接は……できないよね……」
俺「さっちゃんに……舐めて欲しい」
さ「え?」
さっちゃんが驚いて俺を見上げ、次にちんちんを見て、また俺を見た。
さ「……えぇぇ?な、なめる……?」
戸惑うさっちゃん。
経験済みの友達からあれこれ話は聞いてるんだろうけど、さすがに自分がすることへの心の準備はできてなかったろうな。
しかし、
俺「頼めるかな……?」
と言うと、さっちゃんは覚悟を決めたようだ。
さ「……うん……わかった……」

まだ精液がついたままの右手でさっちゃんがちんちんを摘み、紅潮した顔を近づけてきた。
あのさっちゃんが……フェラをする……!
中1の頃は胸も平均サイズで、笑顔が可愛くて子供っぽかったさっちゃんが……!
友達として俺とのオカルト談義を楽しんでくれたさっちゃんが……!
大きく成長した胸を揉まれ、耳を舐められ、太ももを撫でられ、大人の女のように悶える姿を見せてくれたさっちゃんが……!
俺を手でイかせてくれたさっちゃんが……!
手首にかかった精液を拭くこともせず……!
今……!
舌を伸ばして俺のちんちんを舐めようとしている!

……ちょん。

ついに、さっちゃんの舌が俺の先端に触れた。
ぶるっ、と俺の腰が震える。
さ「痛い……?」
俺「……大丈夫……続けて」
さ「ん……」
ちろり……ちろり……
さっちゃんの小さな舌が、俺の先端から溢れた精液をなめ取っている……

治まりかけたちんちんが再度フル勃起した。
さ「すごい……また固くなったよ……気持ちいいの?」
俺「うん、すごく気持ちいいよ……ありがとう」
さ「ふふっ、どういたしまして」
さっちゃんの笑顔が可愛すぎる……!
しかもなめ取った俺の精液を笑顔のまま飲んでくれている……!
このまま顔射したいところだが、さすがにこれ以上はまずい。
教室に戻らなければ。
2限目も無断欠席はさすがにまずい。

一心に先端を舐めるさっちゃんの頭をそっと撫で、
俺「そろそろ教室に戻らないと……続きはまたにしよう」
と言った。

さっちゃんは俺を見上げると、
「うん、そうだね……また今度」
と言い、唇をペロリと舐めると、さらに右手首についた精液も舐めとり、飲み込んだ。
なんと……ここまでしてくれるとは……!?

俺が今見ている妖艶なさっちゃんは、これまで思っていた清楚で無垢なイメージと違う。性に対してとても積極的で情熱的な印象だ。
俺と会わなかった間に男を知ったのかと思ったが、ちんちんを見るのは今日が初めてと言う。
詳しく聞きたい。理由を知りたい。さっちゃんのことを、もっと知りたい。
しかし時間が迫っていた。

急いで身支度し、狭いブースの中で床にこぼれた精液を一緒に拭き、先にさっちゃんを教室に返し、俺は2限めの出欠ギリギリに戻った。
俺たちの無断欠席は、結局なにも言われることはなかった。

2限目の講習中もさっちゃんのことが気になって気になって仕方なく、さっちゃんをこっそり見るとさっちゃんも赤い顔で俺を見つめていて、2人して慌てて視線を逸らす、というラブコメのようなことを繰り返した。

で、その日の講習が終わって退館後。
俺とさっちゃんは駅方面へと歩いていた。
俺「今日のことは……学校じゃ秘密にしないとね」
さ「うん……」
俺「……」
さ「……」
気まずい。ものすごく気まずい。
これが社会人同士なら
「これじゃ話進まないね、ホテル行こう」
で済むかもしれないが、実家暮らしの中学生じゃホテル代もなく、とにかく悶々としていた。

俺が次の一手を考えあぐねていると、さっちゃんが沈黙をやぶった。
さ「ね、うちに……来る?」
俺「え、いいの?」
さ「うちはお父さんもお母さんもお仕事で夜まで帰ってこないから、昼間は私1人なの」
俺「そうか……じゃ、お邪魔させてもらうよ」
さ「……うん」
俺「大事なこと、まだ言ってないしな」
さ「大事なことって?」
俺「さっちゃんの家に着いたら言うよ」
さ「……うん」

何を言われるのか察したのだろう、さっちゃんは顔を赤らめ、俺の隣で恥ずかしそうにうつむいていた。
俺たちはどちらからともなく手を繋ぎ、バスに乗ってさっちゃんの家に向かった。
俺の実家には、塾の友達に誘われて一緒に図書館に行くから遅くなる、と電話しておいた。

さっちゃんの家は真新しい2階建て+地下にシアタールームという豪勢な造りだった。
両親が共に会社の役職持ちで、家族の時間はなかなか取れない代わりに生活には余裕があるらしい。
それなら塾ももっと高い良いところにすれば良かったのにと聞いたところ、今の成績で十分志望校は受かるけど、親が保険をかけろとうるさいので適当な地元の塾を選んだんだそうな。
……ほんとに俺と同じだったw

と、そんな話をリビングのソファでさっちゃん作のピザトーストと紅茶をご馳走になりながら聞いていると、さっちゃんがもじもじしだした。
さ「あの、俺くん……?」
俺「ん、なに?」
さ「さっきの……大事な話って……その……」
俺「……うん、そうだね……話すよ」

俺はソファから立ち上がり、さっちゃんの前のカーペットに片膝をついた。今思うとバカみたいだが、騎士みたいなポーズを気取りたかったんだ。

俺「さっきはその……つい衝動に負けてあんなことして、ほんとにごめん」
さ「ううん、私こそ……へんなとこ見せてごめんなさい」
俺「でも、決してさっちゃんのことただの欲望の捌け口だなんて思ってないんだ」
さ「……」
俺「順番が逆になっちゃってものすごくカッコ悪いのは重々自覚してるんだけども、言わせてほしい」
さ「……」
俺「俺、さっちゃんのことが……三島沙耶子さんのことが好きです。付き合ってください」
さ「……」
俺「だめ……かな?」
さ「うっ……うぁ……」

さっちゃんが泣きだした。
俺「……嫌かな……?」
さ「違うの、嬉しいの……!私も!私も俺くんのことが好き!ずっと好きでした!お付き合いしたいです!……うぁぁぁ……」
俺「ありがとう……改めて、これからよろしくね」
さ「うん……!うん……!よろしく……よろしくお願いします!」
俺は手を伸ばし、嗚咽するさっちゃんの頭を優しく撫でた。

……ふぅ、嬉しいんだけどすげぇ緊張した。塾の時点でOKもらえることは確信してたけど、やっぱ告白ってドキドキするな。万が一にも断られたらどうしようって不安が払拭できない。

で、どうしても気になっていたことを聞いてみた。なぜ俺のことが好きなのか?
それはいつからなのか?

すると、なんと中1の時からもう気になっていたらしい。
初めの頃はまだ俺の方が背が低くて「おとなしい弟」みたいな認識だったのが、一緒に学級委員をしていく中で俺がクラスの皆を仕切っていく姿とか、真面目そうに見えてヤンキー達とも物怖じせずバカ話して打ち解けられる姿とかを見て、人は見かけによらないな、と思っていた、と。

決定的だったのが中1の冬休み。ある大雪の日に立ち往生した自動車を俺が助けるところを見たそうだ。

俺も言われるまで忘れてたけど、あの日は雪が降る中に傘をさして買い物へ行く途中、人通りの少ない坂道で自動車が故障して立ち往生している老夫婦に出会ったんだ。
路肩になんとか寄せようと旦那さんが1人で自動車を押していて、人手が足りなそうだったから助けた……というか、微力ながら手伝わせてもらったんだった。しょせん小柄な中1だし、猫よりはマシって程度の助力だ。
それでも、汗だくになった甲斐あって路肩まで寄せることができ、旦那さんに感謝してもらえたのは嬉しかった。ちなみに押してる間、傘は後部座席の床に置かせてもらっていた。
いやはや、今は携帯電話で簡単に助けを呼べるけど、昔は大変だったんだよなぁ。

その時の模様を、さっちゃんが教えてくれた。
「あの時、私も同じ道にいたの。向こうで車を押すおじいさんがいて、困ってるのはわかったんだけど、私は踏み出す勇気がなくて、ただ見ているだけだったの。でも、そこに通りかかった俺くんはね、おじいさんを見るとすぐに手伝い始めたんだよ。躊躇いとか全然なくて、それが当然のことみたいに……自分が雪で濡れるのも構わずに、一所懸命に……私とはぜんぜん違ってた……」

さっちゃんが潤んだ目で俺を見つめる。

「それだけじゃないよ。おじいさんがお礼にお金を渡そうとしたのを俺くん、断ったでしょ?その時私は、あぁ、この人は見返りを求めずに人助けができる、立派な人なんだって思ったの」

……全部見られてたのか……なんか恥ずかしいな。

「そしてね、何もできなかった自分が情けなくて、恥ずかしくて、涙が溢れてきたの。家に帰って泣いていたら、お母さんがどうしたの、って聞いてくれてね、俺くんのことを話したら、今日何もできなかったのは仕方がない、身近にそういう立派な人がいるのは良いことだから、いつか同じことができるようにその人を見て学びなさい、って言われたの」

そんなわけで、さっちゃんは休み明けの3学期から俺のことを目で追うようになり、クラスが変わった後も俺のことをちょいちょい見続けていたら、どんどん背が伸びていく俺が次第にかっこよく思えてきて、いつしか自分の中にある気持ちが恋愛感情であることに気づいた、と。
で、自覚してしまったらもう完全に俺のことが頭から離れなくなってしまった、と。
廊下の向こうで男子仲間と雑談して笑う俺をぼーっと見つめていたら、友達から話を聞いてるのかと怒られたり冷やかされたりした、と。
さりとて告白までは踏み切れず、他の女に俺が取られやしないかヤキモキしながら他の男からの告白は全部断っていた、と。

さっちゃんは、ソファで俺の肩にもたれながらそんな話を聞かせてくれた。

さ「今ではね、私もだいぶ成長したんだよ。困ってる人を見たら積極的に助けられるようになってきたの」
俺「さっちゃん、学校で頼られてるもんね。みんないい人だ、助けてもらった、って言ってるよ」
さ「ふふっ、嬉しいな……誰かを助けるとね、その人も私が困ってる時に助けてくれるの。善意は一方通行じゃないってことがわかったよ。ぜんぶ俺くんのおかげだよ……本当に、ありがとう……」
俺「いやいや、さっちゃんが頑張ってるからだよ」
さ「ふふ、それだよ。俺くんって、自分の功績でも一歩引いて他の人を立てようとするよね。私、俺くんのそんなところが……好き」
俺「……ありがとう」

ふと、さっちゃんが俺の肩に頭を乗せたまま、俺の腕にぎゅっとしがみついてきた。

さ「俺くんのこと好きって子、けっこう多いんだよ……」
俺「え!?そうなの?知らなかった……誰?」
さ「言えるわけないでしょ!……でも、やっぱり……気になる……?」
俺「いや、俺にはもうさっちゃんがいるから……他の人はどうでもいいかな」
さ「うんうん、私だけを見なさい♪」
俺「うん、そうする……ん?……あ、そうか!」
さ「ん?どうしたの?」
俺「先週に塾で会ったとき「話すのは久しぶり」って言ったよね?あと、学校でオカルト話をしないのを「話題にしないでしょ」って……2年になってから会ってないのになんで過去形じゃなく現在形なんだろうって少し引っかかってたんだ。俺のことをいつも見ててくれたからあの言い方だったんだね……スッキリしたよ」
さ「あはは、ばれちゃった。……うん、その通りだよ。ほんと、夏期講習で俺くんに会ったときは、運命だ!と思ったよ。ずっと俺くんとまたお話ししたいって思ってたし、実際にお話できたらすっごく楽しくて、ますます好きになっちゃって……だから、期間中にどうにかして私から告白するつもりだったんだけど、まさかこんなことになるなんて……ねぇ?」
俺「はは……」
さ「というか、俺くんって策士だよね。最初抱き締めてきた時、わざと私の手を自由にしたでしょ?」
俺「……え!?」
さ「あぁ、これは抵抗するか試されてるんだなーって思ったよ」

なんと!見透かされていた!
賢い子だとは思ってたけど、ここまで高い洞察力の持ち主だったとは……!
慌てて手を離してさっちゃんから離れ、ソファの端まで距離を取った。

俺「わ、と、えと、その、……ごめん」
さ「……ふふっ……でも、いいの。嬉しかったから」

さっちゃんは俺を引き寄せ、膝枕してくれた。
後頭部に触れるデニムスカート越しのさっちゃんのふとももが暖かくて柔らかい。

俺「……嬉しかった?」
さ「うん。俺くんに抱きしめられた時、すごく慣れてる感じがしたんだよね。だから、他の女に取られてたー!いつのまにー!って悲しくなったんだけど、もしかしたら俺くんも私に好意があって、こういうことしてるんじゃないかなって思ったの。私のこと好き過ぎて暴走してたりして……それなら嬉しいな、って」
俺「……すごい、ご明察。その通りだよ……まさに暴走してました。ごめん」
さ「あはは、やっぱり。……で、俺くんの初彼女は誰だったの?同じクラスの子?……あ!……まさか私と二股進行中……!?」

さっちゃんが不安そうに俺を見る。

俺「あ、それは間違ってる。女の子に触れたのは今日が初めてだよ」
さ「え?うそでしょ?」
俺「いやほんとに!童貞だから!AVとかエロ本で見た知識しかないから!」
さ「うっそだぁー。初心者な感じはぜんぜん無かったよ?耳なめるなんて普通しないよね?」
俺「あ、あれもAVの知識で……とにかくさっちゃんに気持ち良くなって欲しくて必死だったんだよ〜!お願い、信じて!」
さ「ん〜、どうしよっかなー」
俺「頼むよ、さっちゃんー!……んむ」

不意にさっちゃんが俺にキスした。
問答無用で俺の口に舌を入れ、舐め回す。
紅茶の渋味と、レモンの味が印象的だった。

さ「ぷは……じゃ、初心者同士で勉強する……?」
俺「……うん」

……あれ、俺がドSでさっちゃんを支配してるつもりだったけど、今は俺が支配されてる……?
いや、今は考えるのはやめだ。

俺たちはソファの上で固く抱き合い、キスを交わした。
唇は触れずに舌だけでキスしたり、思いきり口を開いた状態でお互いの唇を密着させて舌を絡めあったり、交互に舌を吸いあったり、お互いの目を見つめながらキスしたり。全部興奮したけど、目を見るのはマジで興奮した。さっちゃんの綺麗な瞳の中に俺だけが映ってるのがはっきり見えるんだよ。あれはヤバい。

「はぁ……俺くんのキス、すごい……色んなこと知ってるんだね……尊敬しちゃう……」
さっちゃんは頬を上気させうっとりしている。
キスしながら俺はさっちゃんの白いTシャツと黒いキャミソールの中に手を入れ、さっちゃんの素肌の滑らかさを堪能した。
さ「あん……俺くん……くすぐったいよ……ふふ……」
俺「さっちゃん、ちょっとバンザイしてくれる?」
さ「……うん……」
さっちゃんは恥ずかしそうにしながらも腕を上げた。

大きな胸にひっかからないよう慎重にTシャツとキャミソールを脱がすと、白く眩しいブラに包まれた、同じくらい白いさっちゃんのきめ細かな肌が現れた。ブラの上部からのぞく豊かな胸の谷間に鼓動が高鳴る。
俺は眼鏡を外してテーブルに置き、さっちゃんの胸に顔を埋めた。

「え!?」
さっちゃんは一瞬何かに驚いたようだったが、すぐに俺を抱きしめ、ぎゅっと胸に俺の顔を押し付ける。
「俺くんてば赤ちゃんみたい……可愛い」

押し付けられながら、俺はさっちゃんの背中に手を回し、ブラを外そうと試みる。
AVの記憶を掘り起こし、左右のホックをずらしてみると、プチンと外れた。

さ「ほらぁ、やっぱり慣れてるじゃーん!」
俺「や、違う、これはAVで見て……」
さ「はいはい、そういうのいいからw」

そう言ってさっちゃんは俺の目の前でブラを取った。
白い肌。豊かなのに全く垂れていない、形の良いおっぱい。その頂点、やや上向きの位置にピンク色の乳首。
……凄かった。どんなAVでもこれほど美しい裸を見たことはなかった。どんな彫刻家にもこれほど美しい裸婦像は作れまいと思った。
見惚れながら俺が思ったのは、「乳首ってこんなに小さいの?」だった。
AVで見た乳首は、茶色くて大きくて、乳輪なんか引くほどデカい女優さんもいたのに、さっちゃんの乳首は共親製菓のさくらんぼ餅みたいに透明感のあるピンクで、明治のアポロチョコの先端みたいに尖っていて、乳輪まで全部含めてもマルカワのマーブルガムみたいに小さかった(直径1cmくらい)。
この表現でさっちゃんのおっぱいの美しさが伝わるかわからんけど、これが俺の限界だ。すまん。

俺がまじまじと見つめていることに気づいたさっちゃんは、恥ずかしそうに
「変……かな?」
と言った。
「いや……あまりに綺麗すぎて見惚れてた……女神様みたいだ……どんな彫刻家にもこんなに綺麗な像は作れないって思ったよ……」
俺が思ったままを言うと、さっちゃんは顔を手で覆って
「やだぁ……もう、褒めすぎ禁止だよ……」
と照れた。可愛い。

俺はさっちゃんの腕を掴んで引き寄せ、強引に開かせると、乳首に吸い付いた。
「あんっ!……ちょっ……!急に……あ!やん!」
初めて舐める乳首。
柔らかな弾力。なんとなく甘い味がした。しばらく舐めていると少し硬くなってきた。
「あ、あん……あぁ……んっ……」
さっちゃんの声も次第に甘くなっていく。
最高の乳首だった。
しかもそれが最愛の恋人、さっちゃんの乳首。
そして、さっちゃんにとってもこれが初めての経験。
最っっっ高に幸せだった。

乳首を左右交互に舐めながら両手で大きなおっぱいを揉み、頬擦りする。
俺の教科書であるAVにも、伝えられないことがあることを俺は知った。おっぱいって……すげぇ暖かいんだ。
このぬくもり、本当に自分が赤ん坊になって母の胸に抱かれているような安心感。つまり幸福。おっぱいって幸福そのものなんだ。
豊かで、柔らかくて、暖かいおっぱいを存分に揉み、しゃぶり、顔を埋めた。
胸の谷間に俺の鼻がぴったり収まり、ちょっと息苦しいが呼吸をするとさっちゃんの甘い香りが肺を満たす。一生この香りを楽しんでいたい。
「あん……んっ……俺くん……ほんと赤ちゃんみたい……ふふ……あん……」
さっちゃんは俺が何をしても可愛く悶えてくれる。
天国とはこういうことかと思った。

夢中になっておっぱいを堪能した後、ふとさっちゃんの顔を見たくなって顔を上げると、紅潮して目を潤ませたさっちゃんと目が合う。
さっちゃんは何も言わず、熱い目でただ俺を見つめていた。
「……さっちゃん……?……んむっ」
急にさっちゃんは俺の頬に手を添えてキスしてきた。舌を入れ、俺の舌をとらえて絡みつく。
さらに、さっちゃんは俺の口に唾液を流し込んできた。
さっちゃんがこんな大胆なことするなんて……興奮しながら俺は飲み込んだ。

やがて唇を離すと、うっとりと蕩けた表情のさっちゃんは俺の顔を至近距離で見つめて言った。

さ「俺くんって……眼鏡外すと別人みたいだよ……」
俺「オタクっぽいってこと?」
さ「うぅん、違うの。すごく……かっこいいの……」
俺「え、そう?自分では思ったことないけど」
さ「目がキリッとしててね、鼻も高くて、口元も整ってて……さっき眼鏡を外した時、驚いちゃったよ……私の理想そのものなんだもん……」
さっちゃんが愛おしそうに俺の頬を撫でまわす。

俺「ちょ、褒めすぎ禁止w」
さ「学校では眼鏡外さないでね?こんな俺くん、心配で外を歩かせられないよ」

……さっちゃんの独占欲がヒシヒシと伝わってくる。あぁ……俺、こんなにも誰かに求められたことはなかった……嬉しすぎる。

俺「うん、わかった。眼鏡外すのはさっちゃんの前だけにするよ」
さ「絶対だよ?約束してね?……ちゅ……んむ……」
再びさっちゃんが俺の口をふさぐ。
さっちゃんと激しく舌をからめながら、俺はさっちゃんのスカートに手をかけた。

「……!?あぁーーっ!!!!!」

すると、急に何か思い出したようにさっちゃんが慌てて体を離し、
「あ、ちょ、ちょっと待って!シャワー!シャワーが先!ね!?」
と言った。
そうか、そういえば俺のちんちんはまだ紙がついたままだったw
「あー、そうだね。ちんちんについた紙を落とさないとさっちゃんも嫌だよね」
と俺が笑うと、
「そうじゃなくて、塾のトイレにはウォシュレット無かったから……」
と言ってハッとなるさっちゃん。
「ち、違うの!体!体を洗いたいから!汗かいたから!」
真っ赤になってじたばたするさっちゃんが可愛い。

当時、ウォシュレットはごく一部の家庭にしか設置されてなくて、さっちゃんの家はその一部だったんだ。俺も後日ウォシュレット初体験させてもらったけど、あれは歴史に残る発明だと思った。

それはさておき、

「……あー、なんでこんな最重要事項を忘れてるかなぁ……恥ずかしすぎる……一生の不覚……」
さっちゃんは上半身裸のまま、ソファの端で体を丸めて、真っ赤になって打ちひしがれている。さっき膝枕してくれた時はすっかり忘れてたんだな……聡明なさっちゃんがそんなことを忘れるなんて、それだけ俺のことで頭がいっぱいだったんだ。嬉しい。

俺「じゃ、一緒に洗いっこしようよ」
さ「え、やだやだやだやだ恥ずかしい!絶対だめ!」
俺「えー、俺はさっちゃんに洗って欲しいけどなぁ」
と言うと、さっちゃんはピタリと動きを止めた。耳まで真っ赤になりながらも神妙な顔でしばらく考え込んだ後、
「わかった……いいよ。でも、おしりは自分で洗うからね」
と言った。

どうやら、さっちゃんの優先順位は「俺に触れる」>>>「自分が恥ずかしい思いをする」となっているようだ。……超嬉しい。

脱衣所で一緒に服を脱いだ。
俺の紙つきちんちんはすでにさっちゃんに見られているので抵抗はないが、さっちゃんはかなり恥ずかしそうだ。
ヘアバンドを外し、バレッタを何個か使って長い髪をまとめたさっちゃんは、大人っぽい大きなブラとは対象的な子供っぽい木綿の白いショーツを下ろしながら言った。
さ「絶対に息しないで!」
俺「無茶言わないでよ」

実際、排泄物臭なんかまったくせず、さっちゃんの体の甘い香りしか感じなかった。
それよりも俺のちんちんの方が精子臭かったと思うけど、さっちゃんが俺の臭いを気にするそぶりは一切無かった。

俺が余計なところを見ないか気になるらしく、俺から目線を外さないまま、さっちゃんはショーツを脱ぐやいなや内側が俺の目に触れないよう一瞬で丸め、左手側にある洗濯機にノールックで叩き込んだ。すごい必死さを感じる。可愛い。

さ「私がいいって言うまで息しちゃダメだからね」
俺「大丈夫だよ、ぜんぜん臭いなんかしないよ」
さ「そういう話じゃないの!もう、俺くんて女の扱いは上手なのにデリカシーは足りてないよね」
俺「デリカシー?」
さ「すごい音とか言ったりさ、私が大きいのしたの知ってるのにトイレに連れ込むんだもん!私の、その……出したものの臭いなんて俺くんに嗅がせるわけにはいかないから、私、自分で吸い込んでたんだからね!」
俺「……あ」

そうか!
トイレで抱きしめたとき、さっちゃんがやたら深呼吸を繰り返していたのは、声を出さないためではなくて、出したものの臭いを俺より先に吸い尽くすためだったのか!
そうか……そうだったのか……
俺がさっちゃんのことを聡明だとか理性的だとか思っていた裏で、さっちゃんはただ必死だったんだ…
と思うと、なんだか笑いが込み上げてきた。

俺「……ぷっ、あはははははははは!」
さ「なっ!!俺くん、ひどくない!?」
俺「あはは、ごめん!いや、あの時さっちゃんが深呼吸してたのは、誰かが入ってきても気づかれないよう声を抑えるためだと思ってたんだよ。それが自分で自分の臭いを吸い込むためだったなんて、あはは」
さ「だって……!俺くんに嗅がれたくなかったんだもん……!うぅ……」

あ、やばい!さっちゃんが泣きそうだ。

俺「いや、本当にごめん!謝る!でも、ほんとに気にならなかったんだよ。トイレはもともと独特の臭いがあるし、何よりあの時はあこがれのさっちゃんを抱きしめることで頭がいっぱいで、嗅覚より触覚に全神経を集中してたし」
さ「……あこがれ……?」
俺「俺、学級委員やってた時からさっちゃんにあこがれてたんだよ。明るくて、みんなに気配りできて、面倒な仕事も嫌がらずしてくれて、笑顔がすっごく可愛くて、会議の時にさっちゃんと話すのが何よりの楽しみだった」
さ「……ふーん……」
俺「俺も、初恋の人と夏期講習で同じ教室になって運命を感じたんだよ。だから、さっちゃんにどうしても近づきたくて、つい強引に……」
さ「……ふーん……」
俺「……ごめん……」
さ「……」
俺「……」
さ「……」
俺「……」
さ「……」

いかん、沈黙が気まずすぎる。何か言わなければ。

俺「あの、」
さ「俺くん、私のこと、好き?」
俺「え?うん、好き……大好きだ」
さ「初恋なんだ?」
俺「うん、初めて好きになった人がさっちゃん」
さ「他の女の子を好きになったことは?」
俺「無い。ずっとさっちゃんだけが好き」
さ「俺は三島沙耶子を愛している、って言って」
俺「俺は、三島沙耶子を……愛してる」
さ「もう1回」
俺「俺は、三島沙耶子を愛してる」
さ「もう10回」
俺「俺は三島沙耶子を愛してる、俺は三島沙耶子を愛してる、俺は三島沙耶子を愛してる、俺は三島沙耶子を愛してる、俺は三島沙耶子を愛してる、俺は三島沙耶子を愛してる、俺は三島沙耶子を愛してる、俺は三島沙耶子を愛してる……」

って、あれ、今何回目だ?指を折って数えていたがわからなくなってきた。

「……ふふ……あはははははは!」

さっちゃんが笑い始めた。
おなかを押さえながら指で涙を拭いている。

さ「あー、おっかしい……俺くんって昔から正直だったよね。うん、信じるよ」
俺「……ありがとう……」
さ「じゃ、もう一回言って?」

俺「……俺は、三島沙耶子を、愛しています。何があっても、絶対に、離しません。俺の全ては、あなたのものです。心の底から、愛しています。」

俺はさっちゃんの目を見ながら、一言ずつ区切って言った。本心からの言葉だった。

「……ぁ……ぅ……」
さっちゃんは湯気が見えるほど耳まで真っ赤になって数秒間放心していたが、やがて涙を指で拭うと右腕を大きく振って親指をビシッと立て、満面の笑顔で
「よろしい!」
と言った。
……たまらなく愛おしかった。

さっちゃんを抱きしめようとしたが、さっちゃんは手で制し、
「まだだめ!それはそれ、これはこれ!」
と言った。
俺「えー、さっきはあれだけ近くで抱き合ってたのに」
さ「だめ!意識しちゃったらもうだめなの!」

さっちゃんの意思を曲げるのは無理だな。
とにかくシャワーを浴びよう。
全裸で後ろ向きに歩くさっちゃん(可愛い)に続いて、俺も浴室に入った。

まず、さっちゃんは湯の温度の調整を始めた。頑なにお尻を俺に向けようとはせず、ずっと俺に正面を向けたままで。
さっちゃんのおなかは一切のたるみはなく、引き締まっていた。見事なおなかだ。意外と陰毛は薄いんだな……脚もすらりと長くて綺麗だ……陰裂は……残念、脚が閉じられててよく見えない……俺がそんなことを考えていると、さっちゃんが湯加減を確認するため前屈みになった。
豊かなおっぱいが強調されて神々しさすら感じた。

さ「先に……おしりを洗わせてね」
俺「うん、どうぞ」
さ「あまり見ないで……恥ずかしいよ」
俺「大丈夫、バッチリだよ」
さ「何それ、安心材料が一個も無いよ……ふふ」

さっちゃんは俺を見つめたままシャワーでお尻を流し、シャワーを止めてホルダーにかけ、手探りでボディソープをスポンジに取り、お尻を洗った。

まさか同級生の女子と、しかもあの美少女さっちゃんと一緒にシャワーを浴びることになるとは……俺は感慨に耽りながらさっちゃんのシャワーシーンを眺めていた。
不思議とエロさよりも神聖さというか感慨が勝り、ちんちんはおとなしい状態だった。

一通りお尻を洗い終えると、さっちゃんも余裕が出てきたようだ。
「ごめんね、おまたせ。おちんちんの紙、どうすればいい?」
と聞いてきた。
俺「え、洗ってくれるの?」
さ「もちろんだよ。それが一緒にシャワーする条件だったじゃない。それに、私が下手だったからくっついちゃったわけだし……責任は取るよ」
と嬉しいことを言ってくれる。そんな条件あったっけと思ったけど、ご厚意に甘えることにした。

俺「じゃ、お願いするね。まずシャワーで紙を流して、そのあとボディソープで洗ってくれる?」
さ「うん、わかった」
俺「あ、亀頭は敏感だから、シャワーの勢いはなるべく抑えめにしてくれると嬉しい」
さ「キトウ……ってこのふくらんでるところね?わかった。痛かったら言ってね」
と言うと、さっちゃんは俺の前に膝まづいて、ちんちんを左手でつまみ、持ち上げた。浴室の床にはクッション効果もある滑り止めマットが敷いてあるので、さっちゃんの膝が痛くなることはなさそうだ。
俺の家の滑り止めマットはやたらキュッキュと耳障りな音がしたけど、さっちゃんの家のマットはまったく無音だった。上質なものを使っているんだ、と思った。俺のさっちゃんへの第一印象がお姫様だったのは、こういう環境で育った気品のようなものを察したんだろうな。

「じゃ、流すよ……」
さっちゃんは右手に持ったシャワーで亀頭に張り付いた紙を流し始めた。
湯勢は弱いとはいえ、亀頭にダイレクトでシャワーをかけられる刺激、さっちゃんの白い指でつままれ、亀頭を撫でられる刺激は強烈だ。
さっちゃんの手の中でちんちんは一気にフル勃起した。

さ「わ……凄い。3倍くらいにふくらむんだね。すごく固くなったよ」
俺「勃ってく過程を見られるのはなんか恥ずかしいなぁ……」
さ「私の恥ずかしいとこさんざん見ておいて何言ってるんだか……ふふっ」
と言ってさっちゃんは笑顔を向けた。
この笑顔がたまらない……ほんとに可愛いな。

さっちゃんは、なかなか取れない紙は指の腹でそっと擦り落としてくれた。綺麗に取れるたび、褒めて欲しそうに俺を見上げる。
頭を撫でてあげると嬉しそうに微笑む。
可愛い、可愛すぎる。

さ「これで紙は全部取れたかな。じゃ、洗うよ?」
俺「うん、お願い」
ここで、さっちゃんが洗体用スポンジにボディソープを含ませるのを見て、
「ちょっと待った、スポンジで擦るのは血が出ると思う!手のひらで……洗って欲しい」
と言った。
さっちゃんはハッとした顔で
「あ、ごめん!そうだよね、デリケートなの忘れてた。ほんとごめん……!」
と言うと、ボディソープを手に取り、泡立てると優しくちんちんを握ってくれた。

「こんな感じでいい?」
極めてソフトなタッチで亀頭を撫で洗い、サオを擦る。たまらん。
俺「うん……亀頭はそんな感じで続けて……サオはもう少し強くてもいいかも……」
さ「サオって、この固い棒の部分だね……わかった……これでどう?気持ちいい?」

さっちゃんの握りが強めになり、ちんちんの締め付け感が増す。

俺「……うん、最高に気持ちいい……あ、タマも刺激して欲しいな……」
さ「タマ……ここのこと?」
さっちゃんの指先が俺のタマをなぞり、ブラブラと揺する。

「うわ……不思議な感触。中に何か入ってる……」
意識してないんだろうけど裏筋も指先でツツツ……と撫でてくれる。
ボディソープによる滑りの良さもたまらない。

洗うというか、さっちゃんも既に愛撫が目的になっているようだ。……なんか……気持ち良すぎてベッドまで持ちそうにない。

俺「さっちゃん……あのさ」
さ「痛かった!?」
俺「そうじゃなくて……俺、また精子出ちゃいそうなんだ……何度も申し訳ないんだけど、出すのを手伝ってもらっていいかな?」

さっちゃんが優しく微笑んだ。
さ「うん、いいよ。私も……出るとこ見てみたい」
俺「じゃ、左手でタマを軽く揉みながらサオを擦ってく……うわっ」

さっちゃんは俺が言い終わる前にリクエストに応えてくれた。
手のひらの暖かさがタマに染み込むようで気持ちいい……!
俺の反応が面白いのか、嬉しそうに刺激してくれる。
さ「わぁ……ほんとに丸いのが2個入ってる……ふふ、なんか可愛い」
さっちゃんはタマの感触を気に入ってくれたようだ。

俺「タマは男の急所だから、あまり強くしないでね」
さ「うん、わかった。そんなところを触らせてくれるなんて……ふふ、信頼されてる感じがするよ」
嬉しそうな笑顔に射精感が徐々に高まっていく。

せっかくだし、フェラもお願いしたくなってきた。
俺「さっちゃん……」
さ「ん?出そうなの?」
俺「まだ大丈夫……でも、その前に、泡を落として、……うぅっ……さっきみたく……口で……うっ……」
さ「……うん……いいよ」
気持ち良すぎて言葉がうまく出せないが、さっちゃんは理解してくれた。

湯勢を弱めたシャワーで泡を流しちんちんを綺麗にしたさっちゃんは、
「じゃ、なめるね……」
と言って鈴口を舌先でチロチロしてくれた。
気持ちいい……!!
俺の目を見ながらしてくれるフェラは格別だ。
だがこの刺激では射精には至らない。もっと、もっとして欲しい。

俺「口に咥えて、くちびるで……しごいて欲しい……歯は……立てないようにお願い……」
さ「……うん……やってみるね……」
さっちゃんはくちびるをすぼめて先端にキスすると、そのまま口を少しずつ開き、くちびるを密着させながら俺のちんちんを口内に迎え入れてくれた。
さっちゃんの柔らかいくちびるの感触が俺の屹立したちんちんの表面を優しく包み、先端から根元へと迫ってくる。亀頭を越えて固いサオにさっちゃんのくちびるが到達したときの気持ちよさは一生忘れない。
さらに俺の先端がさっちゃんの喉奥まで届き、さっちゃんの鼻息が俺の隠毛を揺らしたときの感動たるや……!

さすがに全てを口に含むことはできなかったが、さっちゃんはできる限り根元近くまで受け入れてくれた。

そして、さっちゃんは顔を前後させ、くちびるで俺のサオをしごき始めた。
その間も左手はタマを優しく包み、右手はサオの根本を固定しながら絶妙に圧迫し、口内では舌が亀頭をこねくり回す。

この亀頭全体を舌で舐め回される感触は、ゾクゾクどころでなく膝がガクガクするほど強烈だった。
何よりも、みんなのアイドル三島沙耶子が、全裸で、潤んだ瞳で俺の目を見上げながら、その可愛い口内に俺の怒張したちんちんを出入りさせているという眼下の光景が興奮を引きずり上げていく。

いかん、このままでは腰が抜けてしまいそうだ。俺は背後の壁にもたれかかった。これで少しは体重を支えられるだろう。

さっちゃんは俺の反応を見ながら、刺激の加減を調
整してくれている。
俺が「苦しくない?」と問うと、さっちゃんは奥まで咥えたままにっこり微笑み、顔を左右に振った。さっちゃんの口腔が俺の亀頭を擦り上げ、新しい快感を俺に与える。
「うわ、それ、凄い気持ちいい!」
と言うと、さっちゃんは嬉しそうに顔を繰り返し振る。

あまりの健気さと可愛さと気持ち良さに、射精感が高まってきた。
俺「さっちゃん、もう出そうだよ……このまま口に出していい?」
さ「……(こくん)」
笑顔でうなずくと、さっちゃんは手と口の動きを早めた。

出す時は動きを早くする……さっきトイレで教えたことだ。覚えてくれていたのか……感動だ。
こみあげる射精感に逆らうことなく、俺は腰を前に出し、さっちゃんの頭にそっと両手を置いた。
「あぁ……さっちゃん……出すよ……」
ビュッ!ビュッ!
さっちゃんは射精中も動きを止めず、嬉しそうに俺の精子を受け入れてくれた。それどころか口をすぼめて吸引までしてくれた。
はー、気持ちいい。何これ、天国?俺、死んだの?
そう思える射精だった。

本日3回目の射精(1回目は昨夜0時過ぎにオナった時)を終え、さっちゃんは「ちゅぽん」とちんちんから口を離した。

さ「どうだった?私、ちゃんとできた?」
俺「あぁ、上手だったよ。すごく気持ちよかった」
さっちゃんの頭を撫でると嬉しそうに笑う。
さ「あ、出るとこ見れなかった……次は見せてね?」
俺「うん、いくらでもどうぞw」
さ「ふふっ、ありがと♪」
俺「あ、精子って不味いよね?ほら、吐き出して口ゆすいで」
さ「んー、別に不味くはなかったよ。どっちかというと……美味しかった、かな。えへへ、ご馳走さま、なんちゃって」
俺「え、まさか……飲んだの?」
さ「うん、飲んだよ♪……え?……だめだった?飲むだけなら赤ちゃんはできないって聞いたけど……」

俺もマットに膝をつき、さっちゃんを抱きしめた。
俺「だめじゃないよ……ありがとう、すげぇ嬉しい」
さ「ふふ……私も俺くんが喜んでくれて嬉しいよ……んっ、む」
俺はさっちゃんにキスした。
俺の出した精液の味がしたが気にしなかった。
この最愛の恋人の努力に報いてあげたい。俺の頭にはそれしかなかった。

俺はさっちゃんとキスしたまま立ち上がらせ、シャワーで2人まとめて湯を浴びた。
さっちゃんの体は長いことフェラしていたせいで冷えていた。
夏場とはいえ浴室は北側、換気扇の効いた中で寒かったろうに、俺のために懸命にフェラしてくれたんだ……
さっちゃんが愛しくてたまらなかった。

俺「今度は……俺がさっちゃんを洗うよ」
さ「……うん……お願いします……ふふ……」
俺はさっちゃんを抱きしめながらボディソープを手に取り、さっちゃんの背中側を洗い始めた。
うなじ、肩、背、脇、腕、手首、指先、そして腰と、手のひら全体を使って軽く擦るように愛撫していった。
さっちゃんは気持ちよさそうに目を閉じている。
「あ……ん……ふぁ……」

背中を指先でつつーっとなぞった時は面白かった。
「ひょわぁぁぁぁぁぁ!?」
驚いた顔で俺の顔を見る。可愛い。
俺「気持ちいい?」
さ「わ、わかんない……なんか……凄くぞわぞわした感じ。初めてだよ、こんなひゃぁぁぁぁ!」

さっちゃんが話している途中でまた背中に指を滑らせてみた。あのさっちゃんがこんな素っ頓狂な声を上げるなんて……可愛すぎる。
さ「ちょっ、あんっ、先に言ってからにしてよぅ……びっくりした……」
俺「嫌だったらすぐやめるから教えてね」
さ「ふふ……嫌じゃないよ……続けて……あん……」

さらに手を下ろし、両手のひらで柔らかくすべすべなお尻を撫でると、さっちゃんは
「はぁ……」
と熱い息を漏らした。
試しにお尻に触れる面積を10本の指先だけにし、お尻の表面をすーっと滑らせてみた。
「あっ!はぁっ!ちょ!なにそれ!は、あっ!」
さっちゃんがいい反応を返してくれた。
楽しい。実に楽しい。

そのままお尻の谷間に指を滑らせ、肛門にそっと触れた。
「ひゃあ!?」
敏感に反応するさっちゃん。俺の首に回していた手をお尻に回して俺の手を掴み、
「だめ、そこはだめ!汚いよ」
と懇願した。しかし俺は即却下。
「さっき洗ったじゃん?綺麗だよ」
とさっちゃんに濃厚なキスをした。今しがた嫌だったらすぐやめると言ったばかりなのに、我ながらひどい嘘つきぶりだ。

「……でも……あん……はぁ……」
さっちゃんも本心からは嫌がっていないようで、目がトロンとしている。
俺は唇を離し、今度は少しずつ姿勢を下げ、さっちゃんの身体中にキスしながら前側を洗っていった。
さっちゃんの首周りを洗い、鎖骨周りを洗い、おっぱいの上部と側部を洗い、乳首を洗い、おっぱいの谷間と下部を洗い、肋骨周りを洗い、おなかを洗った。
「あ、ん……ふぅ……」
さっちゃんは可愛く喘いでくれた。

やがてさっちゃんの薄い隠毛が顔の前にくると、さっちゃんの左脚を持ち上げ、膝まづいた俺の右腿にさっちゃんの足の裏を乗せた。
要するに、閉じられた脚を強制的に開いたわけだ。

さっちゃんは自分の体勢に気づいて我に返り、
「え、やぁん!」
と両手で股間を隠そうとするが、
「だめ。両手は俺の後ろの壁についたまま動かさないで」
と命じた。
俺の中のサド心に火がついている。

さ「うぅっ、いじわる……」
俺「ほら、早く」
さ「……はぁ……ぁ……ん……」
さっちゃんは顔を紅潮させ、躊躇いながらも壁に手をついてくれた。

俺はさっちゃんの潤んだ目を見上げ、優しく
「大丈夫だから」
と言うと下半身への愛撫を開始した。
ふとももを洗ったり、ふくらはぎを洗ったり、脚の付け根を洗ったり、膝と脛を洗ったり、足首を洗ったり、足の指の谷間を洗ったり、左脚を戻して右脚を俺の左腿に乗せて同様に洗ったり、時にはまたお尻と肛門をコチョコチョしたりして、さっちゃんの全身をアワアワにした。

しかし大事なところだけは触らず、最後に内腿から少しずつ上に手を滑らせていく。塾では結局大事なところは愛撫できなかったから、あの続きをさっちゃんに感じて欲しかった。
「あ……あん……ふぁ……んっ」
さっちゃんの期待するような、気持ちよさそうな声が頭上から聞こえる。

頃合いをみて、俺はさっちゃんの大事なところに触れた。
「あん!」
さっちゃんがビクンと反応した。

AVでの知識をフル動員し、まず大陰唇のふっくらしたところを撫でた。
「あん……んっ……はぁ……」
ポディソープとは違うヌルヌルを感じる。
さっちゃんが感じてくれているのが嬉しかった。

泡に遮られて詳細は見えないが、中指を割れ目に沿って滑らせ、さっちゃんの膣口を刺激する。
「ふぁぁ……き、気持ち、いい……」
さっちゃんが喘ぐ。
そういえば、さっちゃんが明確に「気持ちいい」と言ったのは初めてだ。
もっと聞きたい。
中指をさらに滑らせ、膣口の上部にある突起に触れる。
「ひぁっ!」
さっちゃんが激しく震える。
これがクリトリス……男の亀頭に相当する敏感な部位のはずだ。

俺「痛くない?」
さ「はぁっ……だ、大丈夫……でも、優しく……お願い」
俺「うん、頑張る」
手探りでクリトリスを包皮越しにそっと摘んでクリクリすると、さっちゃんがビクンとのけぞり、喘ぎ声のトーンが変わった。
「あぁっ!んっ!はぁ……んっ!き、気持ちいい……!気持ちいいよ……!」

俺は片膝立ちになって位置調整すると、膣口から溢れるヌルヌルをクリトリスに塗りたくり、中指と薬指の間にクリトリスを挟みながら股間全体を掌で掴み、ゆさぶった。
「ひゃぁ!あっ!そ、それ、すごい!すごい気持ちいい!あん!はぁん!」
さっちゃんの感じ方が激しくなった。

左手をさっちゃんのお尻に回し、谷間の奥に滑り込ませ肛門をくすぐる。
「やぁん!だめ!そ、そんな……あん!」
嫌がってはいるが明らかに感じている。
両手は俺の言いつけを守って壁についたままだ。
いい子だ、ほんとにいい子だ。俺の宝物だ。誰にも渡さない。

右手で股間、左手でお尻を刺激しながら、目の前で揺れる乳房の中心部を唇でとらえ、挟んだ。
ポディソープの苦味はあるが、チロチロと乳首を舌先で愛撫する。
「はぅっ……んぁ……はぁっ……」
さっちゃんの吐息が熱くなっていく。

俺は手と舌の動きに緩急をつけ、ゆっくり動かしたり激しく動かしたり、いきなり動きを止めたりした。
「あぁぁぁぁん!やぁん、もっと!俺くん!お願い!もっとしてぇ!やめないでぇ!」
さっちゃんは緩急の刺激に強く反応し、愛撫を懇願した。こういう焦らしが効果的みたいだ。

学校では清楚なさっちゃんが激しく乱れる姿に興奮しながら、俺は愛撫の速度をさらに早めていった。
さっちゃんも限界が近づいてきたようだ。
「凄い、すごいよぉ!はぁっ、いいっ!すごく気持ちいいっ!わたし、いく……いきそう……!ね、俺くん、いい?わたし、いっていい?」
俺「あぁ、イっていいよ!」

俺は左手の中指の先端を肛門に差し入れた。
さっちゃんがビクン!と反応し、大きくのけぞった。
「あんっ!やぁ、んっ!……だめ、それ、や、あはぁぁぁ……!」
それでも手は壁についたままでさっちゃんは悶え狂う。恥ずかしいのに手で拒否できない、その状況にますます興奮しているようだ。

俺はトップギアで手と舌を動かし続け、ついにさっちゃんが限界を迎えた。
「んっ!あっ!はぁ、んっ!いくっ、わたし、いっちゃう、いくっ……んっ……!んんんんっ……!!!」
さっちゃんの体がガクガクと痙攣し、痙攣がおさまるのに合わせて俺は手の動きを緩めていった。
さっちゃんはへなへなと床に崩れ、荒い息をついている。

「どうだった?」
俺は口をゆすぐと、さっちゃんの体の泡をシャワーで丁寧に洗い流しながら聞いた。
さ「はぁ、はぁ……すごく、すごく気持ちよかった……もう、溶けちゃいそう……」
俺「お尻、喜んでくれたみたいだね」
さ「はぅぅ……死ぬほど恥ずかしかった……でも、おしりがあんなに気持ちいいなんて、ぜんぜん知らなかったよ……はぁ……」

俺「じゃ、そろそろベッドに行って……一つになろうか?」
俺の差し出した手を取り、さっちゃんが立ち上がった。
さ「……うん……俺くん、上手すぎるよ……すごいよ、ほんと」
俺「正真正銘童貞だってば……ん……」
さ「んむ……ちゅ……どっちでもいいよ……俺くん、だいすき……」
俺たちは熱いキスを交わし、浴室を出た。

しかし、ここで想定外のハプニング発生。
なんと、もう18時になっていたのだ。
さっちゃんの家に来たのって13時くらいだよ?
なんでこんなあっという間に時間経ってんの?
驚きの時間圧縮現象だが、それだけ充実していたってことか。

さ「ごめんね、親は早いときは19時くらいに帰ってきちゃうから……これ以上は無理かも」
俺「さっちゃんが謝ることないよ。ごめん、夢中になり過ぎて時間配分を間違えちゃった。でも、俺、今すごく幸せだよ。これは間違いない」
さ「……うん、私もすっごく幸せ。一生忘れられない日になったよ」

玄関までさっちゃんに見送ってもらい、最後に軽いキスをしたのち別れた。
俺「じゃ、また明日」
さ「うん、またね……おやすみなさい」
俺「あぁ、おやすみ」

そして翌日。

教室でさっちゃんに
「おはよう、さっちゃん。昨日はご馳走様」
と挨拶したら、
「〜〜〜〜〜!!!!!」
と真っ赤になったさっちゃんに手で口を塞がれた。

俺「むぐぐ……ぷはっ、昨日、トーストと紅茶のお礼を言ってなかったから……え、俺、何か変なこと言った?」
さ「言ってないけど……昨日の今日で……おかしいでしょ、そんな普通なんて……私だけ舞い上がっててバカみたい……」
周囲を気にしながらブツブツ言うさっちゃんが可愛かった。

だが、俺も普通なわけがない。
なにせ昨夜は家に帰る途中大回りして、公民館の裏にある大人の家族計画の自販機に寄ってコンドームを一箱買い(今ならそこらじゅうのコンビニで買えるんだけど)、自室に戻るなりさっちゃんの柔肌を思いだして盛大にオナりつつ装着の練習をしてきたんだ。
そう、全ては今日の午後、さっちゃんと一つになるために。

「……そうだったんだ……ありがとう、私のために。歩くの疲れちゃったでしょ?」
講習後、バスに乗ってさっちゃんの家に向かう途中でコンドームを買ったことを伝えた。
俺「いや、むしろ帰った後に自室でさっちゃんのことを思い出しながらオナった方が体力使ったよ」
さ「ちょっ……ばか!そんなこと外で言わないの!」
俺「大丈夫、バスの中には俺たちしかいないよ。運転手さんにはさすがに届かないでしょ」
さ「だからって……もう!」

俺「でも、オナりながらずっとさっちゃんのことばかり考えてたよ」
さ「それは……私もだよ。ずーっと俺くんのこと考えてた」
俺「え、さっちゃんもオナったの?……痛い痛い!」
さ「(手の甲つねり)……ぼーっとしてたと思うんだよね。晩ごはんの時にね、お母さんに言われたの。塾で何かあったの、って。」
俺「え、それで?どう答えたの?」
さ「……ずっと好きだった雪の日の男の子とお付き合いできることになった、って言ったの。お母さん、喜んでくれたよ」
俺「え……もう親御さんに伝えたの?さすがに早くない?」
さ「いいじゃん、どうせいつか紹介するんだし」
俺「それは……まぁ、確かに」
さ「でしょ?ふふっ。お母さんも俺くんに会いたがってたよ」

俺「お母さんは味方してくれそうだけど、お父さんに殴られたりしないかな、俺」
さ「お父さん、空手の有段者だよw」
俺「うぉぉい怖がらせないでよ」
さ「大丈夫、きっと認めてくれるよ。お父さんもお母さんも、男は中身で選べ、って言ってるから」
俺「中身ねぇ。自信ないけどなぁ……」
さ「大丈夫、私が保証するよ。あの雪の日のことはお父さんも感心してたもん。……あ、でも眼鏡外した姿を見られたら困るかな……外見で選びやがって、って言われるかも。ふふっ」

俺「あのさ、昨日も言ってたけど、俺ってそんなに美形なの?誰からも言われたことないんだけど」
さ「俺くんが眼鏡かけたのはいつから?」
俺「えーと、小2くらいからかな」
さ「みんなの前で眼鏡を外したことは?」
俺「……そういえば記憶にないな……修学旅行の風呂の時くらいかな」
さ「ほらね、誰にも気づかれずに逸材が育ってたんだよ……そして、それを知ってるのは私だけなの……ふふ」
俺「まぁ、さっちゃんが気に入ってくれればいいか」
さ「そう!俺くんの素顔を見ていいのは私だけ!他の女の子には見せちゃだめだよ?」
俺「うん、気をつける」
さ「よろしい!」
さっちゃんは笑顔で親指を立てた。

……まったく、何なんだこの可愛い生きものはw
知れば知るほど好きになっていく。
俺、これからこの可愛いさっちゃんと一緒に処女&童貞の卒業式ができるんだ……!

さっちゃんの家に着いて、さっちゃんお手製のべーコン&アスパラのスパゲティと、ほうれん草のクリームスープを戴いた。
昨日から準備していたそうな。
緑色のスープなんて初めてだったけど、下茹でしたほうれん草をミキサーでペーストにし、バターや生クリームや牛乳や玉ねぎや塩コショウで調理したものだそうで、むちゃくちゃ美味しかった。もちろんスパゲティも。
さっちゃんと結婚したらこんなのが毎日食べられるのか……?天国だな。

ちなみにスープの下拵えはお母さんに手伝ってもらったそうで、お母さんはすでに今日俺とさっちゃんが初体験に臨むことを知っているらしい。

「お母さんに今日一つになると思うって言ったらね、付き合いだして翌日はさすがに早いと思うけど、沙耶子が決めたことなら反対しない、雪の日の彼が相手ならきっと大丈夫だろう、って。あと、お父さんには黙っててあげるから頑張りなさい、って応援されちゃったw」
とさっちゃんは言った。

すごいな、子供をちゃんと見守りつつ自主性を尊重するお母さんなんだ。さっちゃんがいい子に育ったのは親御さんの教育方針のおかげもあるんだろうな。

さ「……あとね、せっかくゴム買ってもらっておいてなんだけど、実はお母さんからもゴムもらってたんだ……ごめん、言い出せなくて。でも私、今日は俺くんが買ってくれたのを使いたいな」
俺「それは全然構わないけど、すごいフランクなお母さんだね……近いうちにご挨拶しないとな」
さ「うん、今度紹介するね♪」
窓から差し込む陽光に、さっちゃんの笑顔が輝いて見えた。……最高に可愛かった。

その後、洗面所を借りて持参の歯ブラシで入念に歯磨きをした。
さぁ、限られた時間を存分に活用しなければ。

さっちゃんとプランはある程度決めていた。
今は14時。一緒にシャワーするとまた昨日みたく時間が溶けるから別々に入る。
俺は20分、さっちゃんは40分でシャワーを済ませるとして、15時からベッドイン。
17時30分になったら切り上げて、俺だけまたシャワーを借りて、18時に解散。さっちゃんはそれからシャワーを浴びる。

つまり、15時から17時30分までの150分間で……さっちゃんとのセックスを楽しめる……!
さっちゃんと時間配分について検討するだけでフル勃起していた。
それはさっちゃんも同じようで、俺を見つめる目と吐息がもう熱い熱い。あまりの可愛さにキスしたかったけど、歯止めが効かなくなりそうでぐっと我慢した。

そして14時15分。
シャワーから出ると、昨日使ったものと同じメーカーの高級そうなバスタオルに加えて、なんと濃茶色のバスローブが用意されていた。お父さんのものらしいが、こんなの使うのは初めてだった。
上流家庭の暮らしぶりを垣間見た気がした。

「私がシャワーしてる間、ここで待っててね」
とさっちゃんの部屋に案内された。
女の子の部屋って全体がピンク色でフリルに覆われたイメージがあったけど、普通に白い壁紙でシンプルな勉強部屋だった。
ただ、窓の下の椅子に座っている大きなクマのぬいぐるみと、勉強机に飾られた友達との記念写真に女の子らしさを感じた。
フローリングの床には高級そうな毛足の長いベージュ色のカーペットが敷いてあった。
本棚には少女まんがと、オカルト関連の書籍が大量に並び、きっちり出版社順、巻数順に整頓されていた。さっちゃんらしい本棚だと思った。

エアコンの涼しさと、バスローブの吸水力で汗は簡単に引き、俺は適当に少女まんがを読みながらさっちゃんを待っていた。

しかし、まんがの内容は頭に入らない。
思い浮かぶのはさっちゃんのことばかりだ。
あぁ……さっちゃん……可愛いなぁ。ほんと可愛い。
可愛いだけじゃなく、俺のことを心底愛してくれている。俺のことを気遣い、俺が喜ぶことを最優先にしてくれる。昨日は俺が気づかないところで臭いを吸い尽くそうとしてくれたり。大好きだ。

……あれ、待てよ?

それにひきかえ、俺はどうだ?

さっちゃんがお尻を気にしてシャワーしたいと言ってるのに、図々しく一緒に入りたいとか。
……普通に考えてありえないだろ……
塾でもそうだ。さっちゃんの意思を無視してトイレに連れ込んだり、すごい音とか言ってさっちゃんを辱めたり。
それに、さっちゃんが俺のために深呼吸してくれていた時、俺は何をしていた?
上から目線でさっちゃんを聡明だの理性的だの批評して、勝手な妄想を押し付けていただけじゃないか。

……なんてことだ。

俺、さっちゃんのこと好きとか言いながら、自分の欲望を優先してばかりで全然さっちゃんに気を遣ってなかったんだ……!
しかも、さっちゃんが恥ずかしさをこらえて深呼吸の真相を俺に教えてくれた時、俺は何をした?
笑っただと!?
ありえないだろ!!バカか俺は!?

完全にクズ野郎じゃないか。
昨日の俺をブッ飛ばしたくなった。
こんな俺にさっちゃんを抱く資格はあるのか?
さっちゃんの好意を受ける資格はあるのか?
……ない……!到底あるとは思えない。
俺はさっちゃんの優しさに甘えて自分の我儘を無理に通してばかりで、何一つさっちゃんのために行動してなかったんだ……!
さっちゃんの優しさを搾取するだけのクズ。最低だ。
自分の愚かさに対する怒りと悲しみ、羞恥と後悔がごっちゃになり、涙が溢れてきた。

そこへドアが開き、純白のバスローブに身を包んださっちゃんが、髪をタオルで拭きながら戻ってきた。
「ごめんね、待たせちゃって!……あれ、どうしたの?」
さっちゃんは俺が涙を流していることに気づいた。
そして、俺の手に少女まんががあることに気づいた。
さ「あ、それ読んでたの?星の瞳のシルエット、いいでしょ?男の人が読んでも泣けるんだ、あはは」
俺「いや……そうじゃないんだ」
さ「ん?」
俺「俺……さっちゃんを待ってる時……さっちゃんのこと考えてたら……自分がとんでもないクズ野郎だったことに気づいて……」
さ「え?え?ど、どういうこと?」

俺はカーペットに両膝をついて、自分が思っていたことを伝えた。

俺「ごめん……俺、自分のことばかりでさっちゃんのこと全然気遣ってなかった……」
さ「なんだ、そんなことで涙出るほど悩んでたの?」
俺「……え?」

さっちゃんは、俺の前に膝をつくと、両手で俺の頬に手を添えて、優しくキスした。

さ「ふふ……これが答え」
俺「こんな気遣いできない俺でも、いいの?……いや、昨日は気遣いなんてもんじゃない、どう考えても犯罪だった。俺は……さっちゃんに……生涯消えない傷をつけるところだった。そのうちもっと酷いことをしてしまいそうで怖いんだ。さっちゃんに……後悔してほしくない」
さ「いいに決まってるじゃない。それに俺くんは、すごく気を遣ってくれてるよ?昨日はたまたま私のことを好きすぎて暴走しちゃっただけ……ふふ……」
俺「いや、真面目に考えたんだよ。俺はさっちゃんより自分を優先してしまう。こんな男とは別れた方がいいと思う」
さ「でもさ、真面目に考えたのって、それ自体が私のためでしょ?」
俺「……え?……あ……え?」
さ「私のことを気遣ってくれたから、私と別れようって思ったんでしょ?俺くんは私のことちゃんと考えてくれてるよ」
俺「そう……なの……かな……?」
さ「そうだよ。友達からよく彼氏の不満を聞かされるけど、ひどいもんだよ?気遣いのできない男ってね、俺くんみたいに時間を守ってくれたりしないの。エッチの時も自分が気持ち良くなることしか考えてなくて、自分だけ終わったらタバコ吸って寝ちゃうんだってよ?ありえなくない?」
俺「それは……ひどいな、うん」
さ「でしょ?それに比べて俺くんは、暴走してても私を気持ち良くすることを考えてくれたし、リビングでもお風呂でも、私が喜ぶことをいろいろ考えて、実行してくれたじゃない。私、めちゃめちゃ幸せで、気持ちよくて、天国にいる気分だったんだよ」
俺「……うん」
さ「今だってそうだよ。気遣いできなかった部分を私のために考えて、反省してくれたんだよ。これで喜ばない女の子なんていないよ」
俺「……そうか……」
さ「そうだよ。私は、そんな俺くんだから好きになったんだよ……安心して……ちゅ……」
俺「ありがとう……ん……」

俺たちはカーペットに膝をついた体勢で、互いの首に手を回してキスを求め合った。
さっちゃんは、俺のことを俺以上に理解してくれていた。
俺も余計なことを考えるのはやめよう。さっちゃんを幸せにすることだけ考えよう。
……ん?そうか……今のままでいいんだ。

と、急に。
俺「うわっ!?」
さ「……ふふ……」
俺がぼーっとしている間にさっちゃんは俺のバスローブをはだけ、俺の乳首を指先でクリクリしていた。

俺「ちょ、さっちゃん?え?何を……?」
さ「うふふ……ね、気持ちいい?」
俺「うん……すごく気持ちいい。けど、どうしたの急に?」
さ「昨日お風呂で俺くんが私を洗ってくれた時ね、私の体に俺くんが触ってないところはもう無くなっちゃったんだよ……知ってた?……ちゅ……」
俺「ん……ふぅ、い、言われてみれば」
さ「頭のてっぺんから足の指先まで……俺くんの手とくちびるが触れるとね、体中全部が気持ちよかったの」
俺「それは……良かった」
さ「それなのに、私が俺くんにぜんぜん触れてないのはずるい」
俺「……」
さ「だからね、今日は一つになる前に、私に俺くんを触らせてほしいの」
俺「……わかった……うん、俺も昨日のさっちゃんの気持ちがわかった……触ってもらうのってすごい気持ちいい」
さ「ふふ……じゃ、続けていい?」
俺「うん、お願い」
さ「ふふ、頑張るね……ちゅ……ちゅっ……」

さっちゃんは、俺の涙の跡を舌でなめてくれた。
俺の顔にさっちゃんの舌が触れる感触に震える。

だが、これはまだほんの序の口だった。
「はむっ」
というさっちゃんの声と共に、突如耳に快感が走る。
ちろり……ちろり……
さっちゃんが俺の耳を舐めていた。
柔らかくて暖かいさっちゃんのくちびるが、舌が、俺の耳を這い回る。

そして、さっちゃんは俺の耳の穴を舐めた。
ゾクゾクゾクゾク……!!!
俺「うわっ、さっちゃん!?それ、うわっ」
さ「ふふ……気持ちいい?」
俺「うん……凄い……すごいよ、さっちゃん。俺、感動してる」
さ「嬉しい……私、もっと頑張るね」

最後に耳たぶをかるく噛むと耳から離れ、さっちゃんは俺の腰に手を置いた。俺の胸や脇腹にキスしながら、俺のバスローブの紐を解いて脱がせ、全裸にさせた。
さっちゃんはまだバスローブを着たままだ。
この状況、自分が一方的に攻められている感がありゾクゾクが増した。

首筋、肩、脇腹、腹、腕、胸、乳首……さっちゃんは、俺の身体中を小さくて暖かい舌で舐め回し、手とくちびるで愛撫していく。
乳首を舐められながら背中を指先がつつーっと滑る感触に俺がたまらず
「ほわぁぁぁ!?」
と反応とすると、
「んふ……ちゅ……ふふ……」
さっちゃんが妖艶に微笑む。
これは……なんだ……?
凄まじくゾクゾクする。
こんな快感がこの世にあるなんて知らなかった。

やがてさっちゃんは俺の上半身を触り尽くすと、
「じゃ、立ってくれる?」
と言った。
俺は震える膝を手で支えながら立ち上がった。

「次は下半身……ふふ……」

さっちゃんは自分のくちびるを舌で舐めた。
獲物を前に舌なめずりする女豹のようだった。
さっちゃんの意外な一面を知ったが、ぜんぜん嫌じゃない。むしろもっと攻めてほしいと思った。
俺達はお互いにSでありMな関係なんだな。
相性バッチリなんじゃないか?

ふとももを撫でられた。
内股にキスされ、舐められる。
ちんちんはすでにギンギンにフル勃起しカウパーを垂らしているが、さっちゃんは気にすることなくちんちんには触れようとしない。
昨日の俺と同じく、大事なところは最後にするつもりのようだ。

さっちゃんは俺の足を持ち上げ、昨日の俺がやったように自分のふとももに俺の足の裏を乗せた。
そして露わになった俺の脚の付け根にキスをする。
さっちゃんの洗い髪がふわりと舞い、ちんちんの先端をくすぐった。カウパーが髪についたことにさっちゃんは気づいたはずだが、構わず俺の内腿を舐め続ける。

俺「さっちゃん……そろそろ……ちんちん……触って……」
さ「ふふ……まだ、だぁめ♪」

さっちゃんが小悪魔的に笑いながら、頭を左右に振る。
すると、さっちゃんの髪が俺の先端をさわさわと刺激する。
……これ、絶対わざとだな。さっちゃんが焦らしを覚えるとは……

「んむ、ちゅ……じゃ、次はベッドに仰向けになってくれる?」

俺は無言で横たわる。
さっちゃんは俺の脚をかかえ、余すところなくくちびると手で触れていく。
腿、膝、脛、ふくらはぎ、足首、足の甲にキスをすると、なんと足の指を舐めはじめた。
え、俺、ここまでしてませんけど!?
さっちゃんが俺の足の指を舐め回し、口に含んで足の指の谷間を舌でチロチロと愛撫する。
ゾワゾワする感触に加えて、さっちゃんが俺に奉仕する姿に射精感が高まってきた。

俺「ちょっと待った、俺、もうヤバいよ!ちんちんに触られる前に出ちゃいそうだ」
さ「うふ……だめ、もう少し我慢して……まだ大事なところに触ってないんだから」
俺「うぅっ……さっちゃん……いじわるだ……」
さ「ふふっ、おあいこ♪」

さっちゃんは足から舌を離した。
ようやくちんちんを愛撫してくれるのかと思いきや、
「じゃ、四つん這いになってくれる?」
と言った。

俺「えぇぇぇぇぇ!?ちょっ、マジで?大事なとこって、まさかそっち!?」
さ「うん、こっち♡ほら、おしり出して♡」
俺「いや、さすがにそれは……恥ずかしすぎて……」
さ「昨日、俺くんも私のおしりに触った」
俺「う……」
さ「俺くんの全ては私のものだって言った」
俺「確かに……言った……」
さ「俺くんのおしりに……触りたいの……触らせて……ね?」

さっちゃんが蕩けそうな表情で求めてくる。
えぇい、ままよ!
俺はベッドに四つん這いになり、ついでに上半身を落として尻を高く上げる姿勢になった。
女性がバックで挿入される時って……こんな恥ずかしさを乗り越えてるのか……すごいな……

背後からさっちゃんが息を飲む気配がする。

「じゃ……いくね……」

ぴと。
さっちゃんの指先が、俺の尻に触れた感触がした。
手のひらでなく、10本の指先だけで触れたようだ。
そのままさっちゃんは尻全体と太ももにかけて指を滑らせた。

「〜〜〜〜〜っ!!!???」

俺は声にならない悲鳴を上げ、ビクビクと震えた。
なんだこれ!?え、なに!?ほんと、なにこれ!?
分類するならば「ゾワゾワ」系なんだが、気持ちよさが桁違いだ。ゾワゾワの究極形。

「うふふ……どう?気持ちいい?」
嬉しそうなさっちゃんの声が背後から聞こえる。
指は止まらず俺の尻と太ももを滑り続ける。
俺は声にならず、うんうんと頷く事で意思を返す。

……わかってはいたが、これは、昨日俺がさっちゃんにしたことだ。
さっちゃんは、自分が気持ち良かった行為を俺に返そうとしてくれているんだ。

……つまり、この次は……もしかして!?
俺が振り返ろうとした瞬間、ぐい、と尻を開かれる感触に続いて、

チロチロ……

「うっひゃぁぁぁぁぁ!!!!????」

さっちゃんが……俺の肛門を……舐めた……!!!

指で触られることは覚悟してたけど、
これは予想外すぎる!!!

俺「ちょっ、さっちゃん、うはっ、だめだって!汚い!そこは!さすがにっ!わひゃっ!」
さ「ふふ……あはははははは!」
俺「ひぁぁぁぁぁ!振動が!振動が!舐めながら笑うと振動が!」
さ「あっははははははははははは!!!」
俺「ちょぁぁぁぁぁ!も、もう許して!助けてぇ!やめぁひゃぁぁぁぁ!!」
さ「あーっはっはっはははははははははははははははは!!!!!」

さっちゃんはようやく俺を解放すると、
心底愉快そうに笑い、涙を拭いて言った。

さ「あー、面白かった……俺くん、凄くいい反応してくれるんだもん。あはははは」
俺「……」
さ「振動が!振動がー!は傑作だったよ。……ぷっ、あはははははは!」
俺「……」
さ「あはは……え、俺くん……?」
俺「……」
さ「あ、ご、ごめん!調子に乗りすぎちゃった!ごめんなさい!もうしません!……許して……お願い……」

俺は強引にさっちゃんをカーペットに押し倒し、キスした。

さ「んむ……ふぁ……ごめんなさい、俺くん……嫌いにならないで……」
俺「嫌ってなんかないよ」
さ「……ほんと……?……ん……ちゅ……」
俺「うん、本当。ただ、びっくりしただけ」
さ「うぅ……良かった……昨日のね、俺くんが私にしてくれたことがすごく気持ちよかったから、俺くんにも……してあげたいって思ったの。ちょっとだけいじわるも込みで……えへへ」
俺「だろうと思ったよ……お尻を指先で滑らせるあれ、凄かったよ」
さ「でしょ?私もすごく気持ちよかったもん。くすぐったくて気持ちいい感じ」
俺「うん……俺もあんなに気持ちいいとは知らなかった」
さ「え、知っててやったんじゃないの?」
俺「いや、昨日はなんとなく、こうすればさっちゃんが喜んでくれるんじゃないかなって……本能で」
さ「呆れた……俺くんって天才なんじゃない?前世は光源氏だったとか?」
俺「さっちゃんに喜んでもらうことだけ考えてるんだよ……んっ」
さ「ちゅ……んむ……ふふ、ありがと……でも、私とキスしていいの?」
俺「ん?なんで?」
さ「だって……わたし、おしりの穴……なめたんだよ?」
俺「さっちゃんは俺のお尻を汚いと思った?」
さ「ううん、全然。愛おしかったよ」
俺「俺も……さっちゃんが愛おしいから、平気」
さ「んふ……俺くん……だいすき……愛してる……ちゅ……」
俺「俺も……愛してるよ、さっちゃん……」

最高の恋人を得た、と思った。
俺はさっちゃんを気持ちよくさせるのが好きだが、さっちゃんもまた俺を気持ちよくさせるのが好きなんだ。思い返してみれば、塾のトイレからすでにさっちゃんは俺に積極的に触れようとしていた。
それはつまり、そういうことだったんだ。

そして、そろそろ射精感がヤバかった。

俺「でさ……」
さ「ん?」
俺「興奮しすぎて、もう出ちゃいそうなんだけど」
さ「うふふ……じゃ、一つになる前に……俺くんの出すところ、見ていい?」
俺「うん、さっちゃんに……見てほしい」

俺はベッドに腰かけて、さっちゃんに身を任せることにした。
さっちゃんは枕元のティッシュを何枚か取り、畳むと俺の隣に置いた。

「じゃ、触るね……痛かったら言ってね?」

さっちゃんは、俺の脚の間でカーペットに膝をつくと、ちんちんを右手で握り、上下にしごき始めた。
左手はタマを包み、優しく揉んでくれる。
舌で先端を舐め、口に含み、くちびるでサオを愛撫しつつ、舌で亀頭を舐め回し、時々頭を左右に振る。

……全部覚えてくれている……!
俺のために、俺を喜ばせる技術を、たった1回教わっただけで覚えたのか……なんという学習能力。
俺の息が荒くなっていく。

さ「……嫌だったら、言ってね?」
俺「はぁっ、はぁっ……え?……うはっ!」

さっちゃんがタマを舐めた。
チロチロと舌先でくすぐったり、舌を大きく使ってべろんと舐めたり。
さらに、サオの裏筋を舌でつつーっと先端まで舐め、先端まで到達したら亀頭を口に含んで舐め回し、そうかと思うと今度はサオの横を舌でなぞりながら根元まで舐めたり。

俺はたまらず天井を仰ぎ、怒濤の如く押し寄せる快感に震えた。

俺「さっちゃん……!はぁっ……!さっちゃん……!」
さ「うふ……良かった……」

さっちゃんは、これまでのことを覚えていただけでなく、独自に改良までしてくれていた。
俺が何も指示しなくても、たった1日分の経験値をもとに俺のしてほしい事を予測し、実行し、反応を観察し、思案して、最高の愛撫を生み出したんだ。
当時は知らなかったがまさにPDCAサイクルの実践。
さっちゃんこそ天才だと思った。

「さっちゃん……!もう、出そう……!」
と言うと、さっちゃんはベッドのティッシュを左手にとり、俺の亀頭にかぶせた。
今度は紙がくっつかないように微妙に隙間を開け、ちんちんの先端と下方を覆うようにしている。

そして、右手の速度を速め、俺を射精へと誘う。

さ「気持ちいい?私、ちゃんとできてる?」
俺「あぁ、気持ちいい!最高だよ!……はぁっ、すごいよさっちゃん、やり方を覚えてくれてただけじゃなくて、はぁっ、応用まで……」
さ「ふふ、俺くんのために色々考えてたの……この勉強はとても楽しいよ」
俺「あ……出る……!さっちゃん、見てて……!」
さ「うん……見せて……!」

さっちゃんが右手の動きを最高速に上げた。
すぐに俺の先端から精液がほとばしる。
ビュッ!
さっちゃんは右手を動かしながら左手のティッシュで精液を受け止めつつ、上から射精の様子を観察した。
ビュッ!ビュッ!

「すごい……こうやって出てたんだ……」
さっちゃんは顔を寄せて舌を伸ばし、まだ精液をほとばしらせ続ける先端を舐めた。
俺「うぁぁ……さっちゃん……」
さ「うふ……すごい勢い……すてき……」

次第に射精が治まってくると、さっちゃんはそのまま俺の先端を咥えた。
残りの精液を優しく吸い取りながら、ティッシュを宝物のように大切そうに手に包む。
その仕草の端々から、さっちゃんがどれだけ俺を深く思ってくれているかが伝わってきた。あやうく涙が出そうになった。

「ん……ごくん……ふふ、ご馳走さま」
射精が治まると、さっちゃんは当然のように精飲し、亀頭を綺麗に舐めて掃除してくれた。
「ティッシュの精子も……なめていい?」
さっちゃんが上目遣いに聞いてくるが、もう16時近い。そろそろ本番に進まないとキリがない。
俺「嬉しいけどだめ。ゴミ箱にポイしなさい」
さ「だって、精子って俺くんの分身みたいなものなんでしょ?昨日はよくわからなかったけど、そう思ったら捨てちゃうのはなんだか可哀想で……全部私の中で受け止めたいの」
俺「うっ……でもだめ!ほら、もう時間無くなっちゃうよ?」
さ「あっ、そうだった……うぅ、ごめんね俺くんたち……」
さっちゃんは立ち上がると勉強机の横にあるゴミ箱に行き、ティッシュを名残惜しそうに納めた。

そして、俺の方を振り返って言った。
さ「あと、そうだ。私、信じることにしたよ?」
俺「ん?何を?」
さ「俺くんが未経験だってこと。触るのが上手すぎてなかなか信じられなかったけど、さっきの俺くんの反応を見て思ったの。少なくとも、触られるのは初めてなんだなって」
俺「……良かった、やっと信じてくれたか……恥ずかしい思いをした甲斐があったよ」
さ「だからね、私が俺くんの初めての相手になれるって実感が湧いてきたんだよ。すごく嬉しい……」
俺「じゃ、次は俺の番だね……こっちにおいで」
さ「ふふ、よろしくお願いします……」

俺は眼鏡を外して枕元に置くと、ベッドに並んで腰掛けたさっちゃんを抱きしめ、キスしながらバスローブを脱がした。
さっちゃんの裸体が露わになる。真っ白な肌、薄く日焼けした健康的な手足、豊かなおっぱい、そして均整の取れたプロポーション。もはや女神すら超える美しさ。

ベッドに倒れ込み、裸のまま抱き合いながら情熱的にキスする。
あまりにも素晴らしい感触に俺は溶けそうになった。
湯上がりのさっちゃんの肌は最高級の絹織物のようにさらさらで、柔らかくて、それに暖かかった。最高の抱き心地だ。

「はぁ……俺くんの腕の中……幸せ……」
さっちゃんもうっとりしている。
もっと幸せにしてあげたい。

俺はさっちゃんの愛撫を思い出しながら、首筋、うなじ、耳へとくちびると舌を這わせていった。
あれはきっと……さっちゃんがして欲しいことでもあるんだ。
耳たぶを軽く甘噛みし、耳の穴を舌でくすぐると、
「あぁぁ……気持ちいい……それ、好き……!」
さっちゃんが快感に震えている。

鎖骨へとくちびるを進め、両手はおっぱいの裾野から徐々に先端へと揉み進める。
さっちゃんのおっぱいは、仰向けになってもほとんど型崩れしなかった。少し平たくなって左右に若干広がり、むしろ可愛らしさが増した。最高のおっぱいだ。

あと少しで乳首というところで手を止め、また裾野に戻る。
「あっ……!はぁ……」
再度乳首付近まで手を這わせ、今度は乳輪の周囲を人差し指の先で円を描くようにくるくる滑らせる。
「はぁ……ん……」
次第に円を小さくしていき、乳輪ギリギリに来たところで手を離し、また裾野から揉み直す。
「あぁ……」

これを2回繰り返すと、さっちゃんが焦れてきた。
さ「あぁん……俺くん、お願い……」
俺「ん、なに?」
さ「お願い……はやく……触って……」
俺「ん?触ってるよ?」
さ「そこじゃ……んっ、なくて……」
俺「どこなの?教えて」
さ「ち、ちくび……」
俺「え、何?よく聞こえなかったよ」
さ「あぁん!ちくび!……ちくびを触ってぇ……お願い……!」
俺「よくできました♪」
俺はさっちゃんの乳首を口に含み、強めに舐め、甘噛みする。もう片方の乳首は指で刺激し、クリクリ&カリカリしてあげた。
「あぁぁぁ!あんっ!」
待ちわびた刺激にさっちゃんが激しく反応する。

さ「気持ちいい……あん……はぁん!……や、やっぱり、俺くんっていじわるだよぅ……」
俺「……さすがに今のは意地悪だったね……ごめん。嫌だった?」
さ「うぅん……嫌じゃ……ない……あん……わたしのして欲しいこと、全部わかってくれるから、いじわるも含めて全部気持ちいい……ぁんっ!」
俺「……ありがとう……」

俺は両手でおっぱいを揉みながら、くちびるをおなかに下ろしていった。
すべすべで引き締まったおなか。最高のおなかだ。
慎ましく可愛いお臍を舌でつつく。
「あん!」

お臍の周りを10本の指先で滑らせてみる。背中やお尻と同様、ここも敏感な気がする。
さ「はぁっ、ふぁっ、ふぁぁぁぁ〜〜……!!」
俺「気持ちいい?」
さ「うん!くすぐったくて気持ちいい……!こんなところも気持ちいいなんて……はぁ……!」
俺「良かった、嬉しいよ」
さ「こ、これも……今度俺くんにしてあげたい……いい?……あんっ……」
俺「うん、よろしくね」
さ「ふふ……あっ……」

俺は愛撫をさらに下に進めた。
余裕があれば焦らしで背中や脚やお尻を先に攻めるところだが、もう俺が待ちきれない。
さっちゃんの脚を大きく開かせると、その間に陣取った。
「はぁ……ん……俺くん……」
さっちゃんが期待と興奮に震えるのがわかる。

脚の付け根に手を添え、慎重に大陰唇を左右に開く。
むわっ、と熱気を感じたが、臭いは全くなかった。さっちゃんの甘い香りだけだ。肺一杯に吸い込む。
「やっ……ちょっ……俺くん……!」
さっちゃんが恥ずかしそうに顔を手で覆う。
昨日は泡でよくわからなかったが、さっちゃんの秘所は乳首と同じくらい綺麗なピンク色だった。

かつて友人宅で見た無修正AVでは、割れ目から焼肉の脂身みたいなビラビラがはみ出していて、大陰唇から肛門周辺にかけて陰毛がビッシリで、正直グロさを感じたが、さっちゃんの割れ目は全く違っていた。
脂身部分が一切なく、大陰唇を開くとさっちゃんの秘所はピンク一色だった。
昨日も思ったが陰毛は薄く、陰裂の上部にかすかな草むらがある程度で、大陰唇と肛門周辺は無毛だった。
包皮から少し顔を覗かせたクリトリス、そこを起点に左右に慎ましく開いたピンクの小陰唇、ごく小さな尿道口、すでにトロトロに愛液が溢れて輝く膣口、ほとんど肌色でくすみの無い肛門、全てが美しかった。

俺の視線を感じるのか、さっちゃんは手の指の間から俺を見つめて悶える。
さ「は、恥ずかしいよ……あまり見ないで……」
俺「だめ。超見る」
さ「あぁん、許してぇ……!」
俺「凄く綺麗だよ……地球上の全女性でさっちゃんが一番綺麗だと思う。神話の時代まで遡ってもさっちゃんが一番だよ。……この光景を記憶に焼き付けておきたい」
さ「はぅぅ……ほ、褒めすぎ禁止ぃ……」

さっちゃんは体をくねらせて恥ずかしがるが、俺が脚の付け根を押さえているのでどうにもならない。
手で隠すことはできるだろうに、両手は顔を覆ったまま動かそうとしない。俺に見てほしい気持ちもあるんだろうな。可愛いぞ、さっちゃん。

俺は舌を伸ばし、膣口の周辺を軽く舐めてみた。
「あんっ!」
さっちゃんがビクっと反応する。
次に膣口を舐める。
「はぁぅ……んぁっ……き、気持ちいい……」
チロチロと舌を動かし、愛液を舌先ですくって俺の唾液と共に膣口周辺に塗りつける。
「あっ!あっ!んっ!気持ちいい!俺くん、気持ちいいよ!」

さっちゃんはたまらず脚を閉じ、俺の顔を温かく柔らかいふとももで挟み、悶えた。
ちょっと動きにくくなったが、俺は膣口に舌をできるだけ奥まで差し込み、中で舌先を振動させる。
「ひんっ!あんっ!俺くん……!あぁ……俺くんが……わたしを……なめてくれてる……!嬉しい……気持ちいい……!」

さっちゃんは涙声になっている。
そこまで喜んでくれると俺も光栄だ。
一つになる前に、俺もさっちゃんを1回イかせてあげたい。すこし時間は押すかもしれないが、どうしてもイかせてあげたかった。

さっちゃんの脚を再度開かせると、舌を膣口から抜き、舌先で十分に愛液をすくってからクリトリスを軽く舐める。
「あぁぁぁぁぁ……!気持ちいい……俺くん、それ、気持ちいい……もっと!もっとしてぇ……!」

右手の人差し指に愛液を纏わせ、クリトリスを包皮ごしに爪先で優しくカリカリする。
「きゃあっ!あっ!あっ!あん!はぁぁぁん!」
さっちゃんが激しくのけぞり、ひときわガクガク反応し始めた。
さ「すごい!それ、すごいぃぃ!なんで!?なんで、わたしのこと全部わかるの!?」
俺「さっちゃんのことばっかり考えてるから……かな」
さ「あぁん、俺くぅん!好き!だいすき!わたし、もう、いきそう……!」
俺「うん、イっていいよ、もっと気持ちよくなって!」

俺は舌を膣口に差し込み、強すぎない程度に中を舐め回した。
右手はクリトリスへのカリカリをやや強めにし、
左手は下からさっちゃんのお尻の谷間に滑り込ませ、中指の先で肛門を軽くつついた。

「あっっ……!はぁぁ……っ!き、気持ちいい……!ぜんぶ、ぜんぶ気持ちいいっ!」

さっちゃんは背中がベッドから離れるほど弓のようにのけぞり、絶頂に向けて昇っていった。

「あんっ!あはぁんっ!だめ、あっ、い、いきそう……!」

再びさっちゃんのふとももが閉じられ、俺の顔を強く挟む。負けじと俺は舌と指をトップギアに入れ、激しく刺激する。

さ「きゃぁぁぁん!も、だめ、いっちゃう!わたし、いくね!俺くん、あんっ!み、見ててね!」
俺「ん……!」

俺は言葉の代わりに舌先を膣内で全力で振動させた。舌と顎が攣りそうになったが限界まで頑張った。

「あはぁぁぁぁぁ……いく……いく、だめ、も、いく……っ……!んっ……!んんんん……!」

さっちゃんの全身が激しく震えた。
神々しさすら漂う美しい裸体が絶頂する光景に、たまらなく興奮した。俺ももう我慢できない。

俺は一旦ベッドから降り、カバンからコンドームの包みを取り出すとベッド脇に置いた。
まだ装着はしない。なるべく挿入直前まではさっちゃんと素肌で触れ合っていたかった。

さっちゃんは仰向けに横たわったまま恍惚の表情で俺を見つめ、
「はぁ、はぁ……すごく……すごく気持ちよかった……私たち……これからひとつになるんだね……」
と言った。
「あぁ、一つになろう」
時計を見ると、現在16時30分。残り1時間もあれば充分だろう。

さ「あのね、ごめん、ちょっとそこのタオル……取ってくれる?膝が震えてて今は立てなくて」
俺「ん?えーと、これ?あ、エアコン強くする?」
さ「あ、その、汗を拭くんじゃなくてね、や、それもあるけど、その……初めての時って、血が出るっていうじゃない?」
俺「あ……了解」

さっちゃんは破瓜の出血でベッドに血痕が残ることを心配したのだろう。厚手のバスタオルが何枚かドア横の棚に用意されていた。
さっちゃんの事前準備力、さすがだ。もしかしたらお母さんのアドバイスかもしれないが。

さっちゃんと俺は1枚のタオルを共有して軽く汗を拭くと、残りのタオル3枚ほどをさっちゃんの腰の下に敷いた。

さ「ふぅ、これで良し、と」
俺「じゃ……そろそろ……する?」
さ「うん……しよ……ちゅ……」

俺たちはキスしながらベッドに倒れ込んだ。
さっちゃんが恥ずかしそうに自ら脚を開き、その間で俺が膝立ちになる。
ちんちんはすでにビンビンだ。
さっちゃんもイったばかりで体は蕩けきっており、お互い準備万端。
俺がコンドームの包みを開け、装着しようとしたところでさっちゃんが俺の手を掴んだ。

さ「あの……」
俺「ん?やっぱりやめる?」
さ「うぅん、そうじゃなくて……」
俺「?」
さ「初めて一つになる時は……ゴム無しでしたいの……」
俺「!!」
さ「ね、大丈夫だよ、きっと。さっき俺くんの精子は全部綺麗にしたし、心配ないよ」
俺「……」
さ「出そうになったらその時ゴム付ければ大丈夫だから、ね?」

俺「……だめだ」
さ「え?」
俺「だめだ!!」
さ「え……俺……くん……?」

俺「ゴムしないなら一つにはなれない。今日はこれで終わりにしよう」
さ「え、なんで!?」
俺「さっちゃんが綺麗にしてくれたけど、まだ出し切っていない精子が残ってるかもしれない。ゴムを使っても妊娠の可能性は0%じゃないんだ。余計に確率を上げることはしたくない」
さ「……」
俺「俺たちが今日こうしていられるのは、さっちゃんのお母さんが俺たちを信頼してくれたからだろ?軽率な行為で万一さっちゃんが妊娠したら、俺はお母さんに顔向けできない」
さ「……あ……」
俺「だから、ゴムは絶対する。これは譲れない」
さ「……」
俺「わかってくれないなら、俺、帰るよ」
さ「……」
俺「さっちゃん?」
さ「……」
俺「……さっちゃん!?え!?」

さっちゃんは目から大粒の涙をボロボロこぼしていた。
いかん、また泣かせてしまった!

俺「ご、ごめん!ちょっと言い方キツ過ぎたね、謝る!俺も正直ゴム無しでしたいんだけど、今日だけはダメだと思うんだ……頼む、どうかわかってほしい」
さ「……うぅん、俺くんが……正しい。私、自分のことしか考えてなかった……情けないよ、ごめんなさい」
俺「良かった、わかってくれてありがとう」

さ「俺くんは……すごいなぁ……」
俺「ん?」
さ「普通の男の子ってさ、女の子からゴム無しで良いって言われたら飛びつくと思うの。なのに俺くんは、目先の欲望を我慢して、私だけでなくお母さんのことまで考えて私を叱ってくれたんだよ。私……感動しちゃって、涙が止まらなかった……」
俺「さっちゃんのご両親に怒られるのが怖かっただけだよ……」
さ「うぅん……すごいよ。本当に私のこと真剣に考えてくれてるんだって感じたよ。それなのに私は、無責任なこと言って、俺くんを困らせて……」

俺「にしてもさ、なんでゴム無しでしたいって思ったの?」
さ「それは……ずっと好きだった俺くんとひとつになれると思ったら、つい……のぼせて舞い上がっちゃって……ごめんなさい。赤ちゃんのこと、安易に考えてた。命に対する冒涜だよ……許されることじゃないよね、本当に……ごめんなさい……」

さっちゃんの表情が暗く沈む。
自分の軽率な言動を心底悔やんでいるんだ。
さっきの俺と同じだ、と思った。
俺はさっちゃんの頭を撫でて、言った。

俺「じゃ、これでおあいこだね」
さ「……え?」
俺「俺のこと好きすぎて、暴走しちゃったんでしょ?昨日の俺と同じ。だからおあいこ。俺の方が罪は重いけどね」

さっちゃんはハッとした顔で俺を見た。
あっさりチャラにされたことに驚いたようだ。

さ「……許してくれるの?私、後先なにも考えなくて、赤ちゃんのことより欲望を優先したんだよ……?」
俺「さっちゃんも許してくれたよ。後先なにも考えずにさっちゃんのことより欲望を優先した昨日の俺を」
さ「……!」

俺「俺たち、同じようなことで悩んだり後悔するんだなって思ったよ。似たもの同士だね、ふふっ」
さ「俺くん……」
俺「これからもさ、お互い暴走することもあると思うけど、お互いを思っての暴走なら、許しあっていこうよ。赤ちゃんは、2人で責任取れるようになってからで、ね?」

みるみるうちにさっちゃんの目からまた涙がこぼれだした。

さ「俺くん……好き。大好き。愛してる!もとから好きだったけど、惚れ直したよ、ほんとに……最高の彼氏だよ。世界中に自慢したい!」
俺「それは俺もだよ。最高の彼女を世界中に自慢したいよ」
さ「ふふ……ぐすっ、ありがとう……ちゅっ」
俺「んむ、ふふ……じゃ、気を取り直して行きますか」
さ「……はい……!」

さっちゃんは再び脚を開き、俺がコンドームを装着するところを興味深げに見つめていた。
今のやりとりで膣口は乾いてしまったかと思いきや、ますます濡れ光っていた。もう、さっちゃんの俺を見る目は今まで以上に熱く、ハートマークが瞳の中に見えそうなくらいだ。

俺はビンビンに屹立したちんちんを、さっちゃんの割れ目で前後させ、愛液を馴染ませる。
ゴム自体に若干のぬめりはあるが、いきなり挿入するのは女性に痛みを与える、とエロ知識で学んでいたためだ。
「あん……んふふ……それ……気持ちいい……」
さっちゃんも落ち着いてきたようだ。
十分に滑りが良くなったところで、先端をさっちゃんの膣口に当てる。

俺「……じゃ、入れるよ……」
さ「はい……」

なんだかさっちゃんの従順さが増した気がする。
これで今後強引なプレイもやりやすくなるかな……などと一瞬考えてしまったが、今はそれどころではない。

手で亀頭の先端をゆっくりと押し込む。
「ん……!」
さっちゃんが反応する。

俺「痛い?」
さ「ううん……大丈夫……でも、優しく……お願い……」
俺「わかった……頑張る」

ここからは手ではなく腰を使って押し込むことになる。
さっちゃんのふとももを抱えて、少しづつ俺の腰をさっちゃんの秘部に近づけていく。
膣口が、フェラするくちびるのように亀頭を圧迫し、舐めあげる。

すごい……まだほんの先端しか入れていないのに、この快感は何なんだ。根元まで入れたら、どんなことになるんだろう。
亀頭が完全に埋まったあたりで、突き当たった感じがした。
「っ……!」
さっちゃんの表情が歪む。
これが……さっちゃんの処女膜か……?

俺「痛い……?」
さ「ん……少し……」
俺「どうする?今日はここまでにしておく?」
さ「だめ……!絶対に今日ひとつになるの……!大丈夫だから、続けて……?」
俺「わかった……なるべく体の力を抜いて」
さ「……やってみる……」

さっちゃんは痛みと緊張で身を固くしている。
力を抜こうとしているが、そう一気に脱力できるはずもない。

あまりじわじわと痛くするのもな……
俺は上体を下ろしてさっちゃんに覆いかぶさると、キスしながら抱きしめた。暖かく柔らかいさっちゃんの肌が気持ちいい。
「ん……ふぅ……ちゅ……」
さっちゃんも俺の背中に手を回し、抱きしめ返してくる。

頬にはまだ涙の跡が残っていた。舌でそっと涙を拭うと、さっちゃんは笑顔を見せてくれた。
「ふふ……俺くん、優しい……」
俺は腰を引いて亀頭の先端を残すところまでちんちんを抜き、慎重に行き止まりの手前まで入れることを繰り返した。

ごく浅いところでのピストンだったが、さっちゃんは気持ち良いらしく、俺と舌を絡めながら鼻息が荒くなってきた。
「ん……んふ……んっ……んっ……」
膣内のトロトロが十分に増してきたところで、俺はさっちゃんを強く抱きしめた。

さ「ぷはっ、あん、俺くん……?」
俺「……いくよ」
さ「……うん……きて……」
さっちゃんはぎゅっと目を閉じ、覚悟を決めたようだ。

俺は強く腰を打ち込んだ。
浅瀬の行き止まり感が急に無くなり、ちんちんが深くまで進んだ。先端がまた行き止まりの壁に触れた瞬間、さっちゃんが激しくのけぞる。

さ「はぅっ!!……ぁ……はぁ……ぁ……」
俺「痛かったろ、ごめん。強引にしちゃった」
さ「ぁ……ふぁ……」

さっちゃんは声が出せないようだ。
申し訳ないことをした。
入れた後で気づいたんだが、最初にサオに馴染ませた潤滑液は、亀頭で浅瀬を往復しているうちに乾いてたんじゃないだろうか。さっちゃんは相当痛かったはずでは……
あれは非処女に挿入するための儀式であって、今回は全く意味がなかったな……頭でっかちの馬鹿野郎だ、俺は。
せめて腰はこれ以上動かさず、さっちゃんの痛みが治まるまでこのままでいよう。

だが、奥まで到達したちんちんは予想以上の強烈な快感に包まれていた。膣内で複雑に圧迫されるのを感じる。さっちゃんの手足や腰の動きとは関係なしに膣内がざわざわと蠢き、ちんちんを全方向から刺激した。
そして、ものすごく暖かかった。そりゃそうだ、ここはさっちゃんの中なんだから。さっちゃんの体温がそのままちんちんを包み込む感触に俺は心が震えた。
痛みに耐えているさっちゃんには悪いが、男としては途轍もない気持ち良さだ。乱暴に腰を動かしてしまいたい衝動を必死で我慢した。

さ「ぁ……ぃ……」
俺「このまま動かずにいるからね、安心して」
さ「……ぃ……」
俺「……ん?」
さ「……ぃぃ……気持ち……いい……はぁ……」
俺「さっちゃん?」
さ「奥がね……はぁ……すごい……気持ちいいの……」
俺「奥?」
さ「膣の奥のね……んぁっ……子宮とつながってるところ……っていうのかな……はぁ、そこに……おちんちんが当たってて……んっ……すごく気持ちいいの……」
俺「……少しだけ、動いてみていい?」
さ「うん、いいよ……でも、あまり強くしないで……」
俺「わかった……」

俺は極力ピストン運動せず、さっちゃんが気持ちいいという膣奥を、ちんちんの先端部で押してみることにした。
ぐぐ……
「あ…!はぁっ……!お、俺くん……!それ、いい……気持ちいいよ……すごい……!」

いい反応だ。
少し角度を変え、やや違う場所を押してみる。
「んぁっ!?や、あはぁっ!?すごい、すごい気持ちいい!これ、すごいよぉ!」

さらにいい反応だ。面白い。
さっちゃんが反応すると、膣内がぐにぐに蠕動し、俺としても気持ちいい。

また別の角度で押してみると、
さ「いっ……!ちょっ、俺くん、それ、痛いかも……ごめんね……」
俺「ご、ごめん!ここは痛いんだね。わかった、もうしないよ」
さ「今の前に当たってたところがね、すっごく気持ちよかったの……あれ……お願い」
俺「……わかった……ここでいい?」
ぐぐ……
さ「あんっ!んっ!そう、そこぉ!これ、すごい!すごい気持ちいい!いいよぉ!」

俺「痛みはどう?」
さ「んっ!あっ!い、痛みはね、んぁっ!す、少しあるけど、ふぁっ、あっ、き、気持ちいいほうが、大きい……あんっ!」
俺「良かった……じゃ、これを続けるね」
さ「うん!これ、つづけて!あぁっ!はぁっ!んぁぁ!すごい、これ、すごいよぉ……!」

なんだかわからんが大好評だ。
さっちゃんが喜んでくれるだけでなく、俺のちんちんも膣内で色んな方向からぐいぐい圧迫され、気持ちいいこと甚だしい。

さっちゃんは俺の腰に脚をからませ、だいしゅきホールドの体勢になる。
本当に痛みより快感の方が上回っているようだ。
徐々に腰の動きを小刻みにし、膣奥を押すのでなく振動させてみる。

「あっ!ちょっ!……はぁ……ひぁ……!……っ!……これ、すごい!すごいっ!……あ、も、いくっ!いっちゃうよぉ!……ぁ……はぁぁぁぁんっ!」
さっちゃんが突然後頭部をベッドに叩きつける勢いでのけぞり、ガクガクと痙攣し始めた。

あっという間にイったぞ……膣奥すごいな。効果覿面だ。
俺の当時のエロ知識によると、多くの女性にとって初体験は痛いだけの行為であり、快感を得るには、ましてイくに至るには相当の回数を積む必要があると聞いていたが……まさか初体験でイかせてあげられるなんて。男としてすごく自信がついた気がした。

「はぁ……はぁ……すごい……すごすぎ……気持ちよかった……」

さっちゃんは大きく呼吸し、俺を恍惚の表情で見つめている。
そして、俺もヤバかった。さっちゃんの膣内は絶頂時に激しく蠕動して俺の射精感を引きずり上げ、今もちんちんをざわざわとなぞり回している。名残惜しいが、俺も限界が近づいてきた。

俺「さっちゃん……俺も、そろそろ出そう……ちょっと動くから、痛かったらすぐ教えてね……」
さ「はぁ、はぁ……うん、俺くんにも……いってほしい……動いて……」

俺はさっちゃんにだいしゅきホールドを解除してもらうと両脚を閉じるようにしてまとめて抱えて、L字に高く上げたさっちゃんの脚にしがみつく形で腰を動かした。

さ「あんっ!んっ!俺くん……!気持ちいい……わたし、気持ちいい……!」
俺「あぁ、俺も気持ちいい!最高だよ……!」

さっちゃんの膣内はトロトロに熱く、そして絶妙な圧迫感で締め付けてきた。奥と入り口が別個にざわざわ蠕動し、俺を絶頂へと誘う。

俺はさっちゃんのすべすべで、柔らかく、甘い匂いのするふくらはぎにキスしながら、徐々に射精感が昇ってくるのを感じていたが、ふと先刻のさっちゃんからの愛撫を思い出し、さっちゃんにお返ししたくなった。
俺は、抱えているさっちゃんの脚を膝で折り曲げ、足首を掴んで俺の顔に近づけた。

「んぁっ、はぁっ、え、俺くん?」

俺は、さっちゃんの足の指を口に含んだ。

「ひぁ!あ……あはぁ……!」
さっちゃんの体に震えが走り、膣が締まる。

腰を動かしながら口の中で足の指の谷間をチロチロと舐める。
さ「俺くん……やぁ……!そんな、だめ……!」
俺「はぁっ、はぁっ、さっきのお返し……どう?ゾワゾワする?」
さ「うん……すごく……ゾワゾワ感じる……恥ずかしいけど、気持ちいい……」
俺「良かった……でね、そろそろ……はぁっ、出そうなんだ……このまま出すよ……」
さ「うん……うん……俺くんも、いって……あん……」

さっちゃんはもうほとんど痛みを感じていないようだ。いや、まだ痛いには痛いが快感の方が強すぎて痛がるどころではない、という感じか。
だが、俺ももう遠慮は無理だ。俺が気持ちよくなるために腰を動かす。ただし突く時は、さっきさっちゃんが痛がった場所だけは避けるよう注意しながら、奥の行き止まりを繰り返し圧迫する。

さ「あんっ!んっ……!はぁ、ん……!それ、き、気持ちいい!気持ちいいよぉ!また、またいきそう……」
俺「あぁ、一緒に……!」

俺は腰を大きく前後させないよう、速度だけを上げる。ふと気づけばもう汗だくだ。前傾姿勢になっているのでさっちゃんの揺れる胸に俺の汗がぽたぽたと落ちる。しかしさっちゃんはそれすら気持ちいいのか、悶えながら手で俺の汗を自分の柔肌に塗り込んでいた。
「あっ!あんっ!はぁんっ!だめ、いく、わたし、いっちゃう……」
さっちゃんがのけぞり、顎を上に向けた。

俺はさっちゃんの脚を強く抱きしめ、全力で腰を振動させた。射精感が限界に達した。

さ「あ、あ、俺くん、わたし、い、いくっ……!ん……んんっ……!んんんんんんんっ……!」
俺「あぁ、さっちゃん!俺もっ……出るっ……!」

ビュッ!ビュッ!ビュッ!

ゴムの中に向けて射精が始まった。
さっちゃんも同時に達したようで、ガクガク痙攣している。
俺はさっちゃんの脚を離し、さっちゃんの頭の横に手をついた。激しく呼吸しているさっちゃんに全体重をかけるのは苦しいと思ったからだ。

さ「あ、あ、ん……あは……あん……俺くんと、一緒に……いけた……夢みたい……」
俺「はぁっ、はぁっ……あぁ、一緒にイけたね……はぁっ、最高に気持ちよかったよ」
さ「ん……ちゅ……」
さっちゃんは下から俺にしがみ付き、熱いキスを求めてきた。

ふと時計を見ると、いかん、もう17時35分だ。
予定をオーバーしている。

俺「あ、さっちゃん!ほら、時計!もうシャワー浴びないと!」
さ「あ、もうこんな時間……そうだね、今日はここまでだね……ちゅ」
俺「んむ……ぷはっ、ほら、もうキスもおしまいにしないと」
さ「んん……ごめんなさい、膝がもう……動けない……」
俺「ほら、立って!服を着るんでしょ」
さ「俺くん……起こしてぇ〜」
俺「なんじゃそりゃ、ほら、つかまって」

さっちゃんを抱き起こすと、ベッドに敷いていたタオルに赤い跡がついてるのが見えた。
さっちゃんが俺に純潔を捧げてくれた証だ。
正直、額縁に入れて一生の宝にしたいと思った。
さ「やっぱり血は出ちゃったね……けど、俺くんのおかげであんまり痛くなかったし、すっごく気持ちよかったよ……ありがとうね」
俺「うん、俺の方こそ最高の初体験だったよ……ありがとう。これからもよろしくね」
さ「えへへ……不束者ではございますが、今後ともよろしくお付き合いのほどお願い申し上げます♪」
俺「何それ、超フォーマルw」

ゴムを外して縛り、ティッシュに包んでゴミ箱に捨てた。
「え、捨てちゃうの?……あぁ……勿体ない……俺くんたち、ごめんね……」
さっちゃんは残念そうだった。どんだけ精子好きなんだとw

さ「はぁ……それにしても、こんなに幸せな初体験した女の子って、他にいないんじゃないかなぁ……みんなに自慢したいよぅ……」
俺「それはなるべく自重してくれ……恥ずかしすぎる」
さ「じゃ、ごく一部の仲良い友達にだけ、夏休みが終わったら話してもいい?」
俺「うーん、すぐ広まりそうだけど……まぁ、いいか。というか、本音を言えば俺も世界中に自慢したいよ。あの三島沙耶子にちんちん入れて、2人同時にイったんだぜー!って」
さ「やだぁ、あまり具体的な表現はやめてよぉ……誰かに詳細を言うなら、せめて卒業してから……いや、成人してから……うーん……じゃ、こしょこしょ……でいい?これなら私もたぶん恥ずかしくないと……思う。たぶん」
俺「うん、わかった。約束するよ」

すでに17時40分を過ぎた。
時間が残り少ない。急いでシャワー浴びて支度せねば。

18時10分。
やや押してしまったが、急いでシャワーを浴び、歯を磨き、ドライヤーで髪を乾かし、身支度を整えると、さっちゃんは俺を玄関まで見送ってくれた。
さっちゃんはまだ全裸にバスローブを羽織っただけのセクシーな姿だ。

さ「俺くん……あのね、次の時間割には絶対「余韻を味わう時間」を入れようね」
俺「うん、賛成。終わった後、慌ただしくてなんだか事務的だったもんね」
さ「良かった……俺くんも同じこと思ってくれてた……ちゅ……」
俺「……ん……ふふ……」
さっちゃんも俺がシャワーしている間に歯を磨き直したようで、爽やかミントの味がした。

さ「あ、ゴムの話はお母さんに報告するね。俺くんの評価大幅アップ間違いなしだよ」
俺「はは……評価して欲しかったわけじゃないから、そこ注意してね」
さ「わかった……あとね、俺くんに言いたいことがあるの」
俺「ん?」

俺の首に回した手を離し、さっちゃんは1歩後ずさると、腰の前で手を組み直立姿勢で言った。

「……三島沙耶子は、俺くんのことを、心の底から、愛しています。優しくて、面白くて、私のことを真剣に考えてくれて、眼鏡を外した時のギャップが格好良くて、意外と筋肉質でたくましくて、一緒にいると本当に楽しくて、エッチもすっごく上手で、少し強引なところも、大好きです。私の全ては、俺くんのものです。これからも……よろしくお願いします。」

そして、さっちゃんは深々とお辞儀した。
……不覚にも目頭が熱くなった。

「……うん。俺の方こそ、これからもよろしくお願いします。たまに暴走するかもだけど、さっちゃんのこと……大切にするよ」

お辞儀したまま、さっちゃんが顔を見せずに俺の胸に飛び込んできた。
柔らかい肩を抱くと、バスローブ越しにさっちゃんが震えているのが伝わってきた。

さ「……ぃ……」
俺「さっちゃん?」
さ「……ぃょ……」
俺「……うん、そうだね……俺もそう思うよ」
さ「寂しいよ……俺くんと離れたくないよ……」
俺「明日また会えるから……ね?」
さ「待ちきれないよ……昨日はなんであんなにあっさり別れられたのかわかんない……」
俺「今日は、昨日よりもっと強い絆でつながったから……かな?」
さ「ふふ……うん、同感……そうだね……」
俺「俺も正直言うと、まださっちゃんを抱き締めていたいよ……でも、もう今日はお開きにしないと」

すると、さっちゃんは顔を上げた。
さ「じゃ、最後にもう一回だけ、キスしよ?それで今日はさよならしようよ」
俺「うん、そむっ」

俺が言い終わる前にさっちゃんに唇を塞がれた。
さっちゃんは情熱的に舌を絡め、名残惜しそうに俺の首に手を回し、しがみつく。

「ちゅっ……んちゅ……俺くん……俺くぅん……」

さっちゃん=クールビューティのイメージだったけど、今ではすっかり甘えたがりの子猫ちゃんだ。
可愛くてたまらない。
俺もさっちゃんを抱きしめ、バスローブ越しの柔肌を味わった。

ひとしきりキスを堪能すると、さっちゃんは俺の胸に頬擦りした。恍惚の表情で甘えるさっちゃん。
その髪を、俺は優しく撫でた。

俺「今日はお互いに泣いたり笑ったり、忙しい1日だったね」
さ「ふふっ、ほんとにね……最高の1日だったよ……ありがとう……俺くん、だいすき……」
俺「……ところでさ、さっちゃん」
さ「ん?なぁに……?」
俺「時計、もう18時40分なんだけど」
さ「……え?……えぇぇぇぇぇ!?もう!?やだ、また時間が溶けてる!!あぁ……今日はもう早めに寝よう……夢で俺くんに会おう……」

俺「ふふ……じゃ、そろそろ行くよ。また明日、よろしくね。風邪ひかないよう気をつけてね」
さ「うん、また明日ね……だんだん日が落ちるの早くなってるから、俺くんも帰り気をつけてね」
俺「うん、気をつけるよ。あ、スパゲティとスープ美味しかったよ。ご馳走様。お母さんによろしくお礼伝えてね……おやすみ」
さ「うん、わかった……おやすみなさい」

俺がドアを開け外に出た瞬間、後ろから手をつかま
れた。
振り返ると、ドアの隙間からバスローブ1枚のさっちゃんが顔だけ出して真剣な眼差しで俺を見ている。

さ「俺くん!大変!最後にすごく大事なこと言い忘れてた!」
俺「え、さっちゃん?どうしたの?」
さ「帰り道、知らない女の人に声かけられてもついていっちゃダメだよ!知ってる女の人に声かけるのもダメ!あと、外で眼鏡外すのは厳禁!絶対にダメだからね!!わかった!?」

……何事かと思ったら、それかw

「うん、わかった。俺が好きなのはさっちゃんだけだよ。他の人に目移りなんかしない。誓うよ!」

すると、さっちゃんは安心したのか自分の必死さに気づいたのか、少しはにかんだ笑顔で親指を立てた。
「よろしい!」

……と、これが俺の初体験の思い出だ。長々と書き連ねてしまった。最後まで読んでくれてありがとう。
これを書いた理由は、察した人もいるかもしれないが初体験を終えてシャワーを浴びる前に「誰かに詳細を話すなら、せめて50歳を過ぎてからにしてくれ」とさっちゃんから耳打ちされたためだ。
35年以上ずっと誰かに聞いてほしくてウズウズしていたが、ようやくスッキリできたよ。

あと、トイレでの行為は、確実に性犯罪者として逮捕されるレベルなので、決して真似しないでほしい。俺の場合は幸運と偶然に恵まれまくった超レアケースで、あの時さっちゃんが本気で嫌がって悲鳴をあげていたら俺の人生は終わっていたはずだから。ほんと、あんなリスクだらけの作戦をよく決行したもんだ。

ちなみに、その後俺たちは一緒に勉強に励んで当初の志望校より1ランク上の同じ高校に進学し、大学も同じところに進んで2人で青春を謳歌した後、就職を機に結婚した。
25歳の時に娘が、27歳の時に息子が産まれ、今では2人とも独り立ちしている。
アラフィフのさっちゃんは、最近白髪が出始めて少しぽっちゃりしてきたけど、今でも可愛いぞ。

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コメント一覧 (1件)

  • 読み応えがあった。
    こんなかわいい彼女と学生時代を過ごしたかった。
    嘘松でもいい、続きを希望!

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