元カノさんから投稿頂いた「8年ぶりに見かけた彼は幻だったのでしょうか?」。
結婚してるけど、忘れられない彼がいます。
イケメンで、女あしらいが上手くて、エッチも上手でした。
女性に恥ずかしい格好をさせてクンニするから、羞恥と快楽で頭がおかしくなりそうでした。
限界までの開脚とか、上半身突っ伏してお尻を挙げた状態でのクンニなんか、顔から火が出るほど恥ずかしいけど、それもまた快感を助長しました。
フェラをさせるときも、顔を持たれて腰振られ、えづいてしまいました。
コンドームが嫌いで、必ず生挿入でした。
彼は、挿入直後はあまり動きません。
私の方が欲しくなって腰が震えて、気付くと私が腰を揺さぶって彼のおちんちんを味わっているのですが、そんなはしたない行為が止められなのです。
哀しく腰を揺さぶって快感を得ようとする私を、ニヤッとしながら見ています。
そして、私の居気が荒くなった頃、アソコの天井を突かれて乱れさせられます。
あっという間にアクメの階段をのぼり、気を失うのです。
その時の私の乱れっぷりは、淫乱そのもので、自便でわかってても止められないのです。
私は、どちらかと言うと普段はしおらしい方で、大人しいキャラです。
そんな私がアンアンヒイヒイと淫らな姿を晒すのですから、いかに彼が女体を知り尽くしているかが窺えます。
彼と別れたのは、彼がセックスを撮影したからです。
止めてというのに、彼はスマホで動画を取ろうとしました。
スマホを払いのけたら飛んで行ってしまい、画面が割れてしまいました。
そのことで言い争いになり、別れてしまいました。
セックスは中断、ラブホを出て、そのまま足早に帰ってきました。
その後、彼から連絡が来ることもなく、私も連絡しませんでしたから、破局しました。
本当はまだ好きでしたが、私から謝ることだけはしたくなかったのです。
セックスを撮影することは、絶対に阻止したかったのです。
あんな淫らではしたない姿、流出したら生きていけません。
セックスは、二人だけの究極のプライベートだと思います。
彼と別れて、落ち込んでいた私を気にかけてくれたのが、夫です。
落ち込んでいた私の心の好きを突くようなことはせず、優しく慰めてくれました。
週末、居酒屋で愚痴を聞いてくれて、
「それは、撮影しようとする方が悪いやね。セックス中の姿なんて、無防備で悶えててみっともない姿だから、パートナー以外に見せるもんじゃない。」
と言いました。
「心を許した相手だからこそ、そんな姿を見せられるわけだから、撮影したら、心を許した人以外にも見られるってことだからね。」
と付け加え、そのまま口説かれたら落ちそうな状態にされましたが、夫は口説くことはありませんでした。
それで夫に好感が持てるようになり、少しずつ心を開いていきました。
彼と別れて半年の頃、
「そろそろ、前の恋を終わりにできそうかな?」
と言われ、笑顔で頷きました。
「それじゃ、俺と付き合わないか?」
と言われ、夫に抱かれました。
夫には、大股開いてクンニされても、恥ずかしいと思いませんでした。
なぜか、もっと恥ずかしいアソコを舐めて、私の恥ずかしい姿を見てって思ったのです。
夫は、彼のような意地悪な快感を与えるテクニックはないですが、愛異常を深く感じるセックスをしました。
愛されてることを感じられるセックス、それが夫のセックスでした。
彼のセックスは、入れられてるとか、突かれてるとか、掻き回されてるとか、そういう物理的な快感に狂わされましたが、夫のセックスは、二人が繋がって一つになっている歓びを感じます。
夫と結婚して、5年になります。
私31歳、夫33歳、3歳の娘がいます。
先月、電車で彼を見かけました。
実に8年ぶりでした。
私もそうなんでしょうが、彼、老けたなあと思いました。
イケメンではあるのですが、髪の毛が薄く、より老けた印象で、覇気が感じられませんでした。
しかも、あんなにファッショナブルだったのに、ちょっとみすぼらしい格好をしていました。
結婚指輪はしてなかったから、まだ独身なのかもしれません。
ふと、彼と過ごした頃を思い出していました。
楽しくて、ワクワクして、ドキドキした思い出が蘇ってきました。
そして、夫とはドキドキする幼な恋じゃなかったなと、でも、安らぎを感じる恋で、結婚して5年の今でも、夫に恋してるなと感じました。
今日、夜、夫に抱いてもらおうと思いました。
そして、もう一度彼を見ようと目を上げると、そこにはもう、彼はいませんでした。
電車は駅に止まってないのに、どこへ行ったんだろうとキョロキョロしましたが、見つからず、キツネにつままれたような気がしました。
先日、用事があって彼の勤め先の近くを通ったら、彼の同僚だった人と目が合って、軽く会釈したら、声をかけられました。
「○○君(彼の名)の元カノだよね。ああ、他の人と結婚したんだ。」
「あの、彼には言わないで欲しいんです。」
あんなみすぼらしい彼に、私が結婚して幸せなことを知られたくありませんでした。
「言いたくても、言えないんだな、もしかして、知らないんだね。○○君、3年前に亡くなったよ。コロナが重症化してね。ご両親、気の毒だったな。」
「そう、ですか。彼、亡くなったんですか・・・」
帰りの電車の中で、ハッとしました。
先月見た彼は、一体誰だったのでしょう。
みすぼらしく老けた彼、間違いなく彼だったと思います。
身体つきとか、ドアに寄り掛かる姿とか、あの頃のままでした。
あれは、彼の幻だったのでしょうか。
ここに、彼のご冥福を祈りつつ、彼の思い出を書き記します。
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まさかのホラー
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