1年前に別れた元カノに帰郷報告して分かったこと

元彼さんから投稿頂いた「1年前に別れた元カノに帰郷報告して分かったこと」。

1年前に、
「あなたは、私のことを好きじゃないでしょ。これ以上は切ないから、お別れしましょう。」
と言われて別れた元カノがいます。
その一週間前まで、私に大きく足を広げて、陰部を舐められ、生の陰茎を挿し込まれ、アンアン喘いで、精液をかけられて喜んでた元カノが、急に別れを告げたのです。

「俺は、お前のことが好きだよ。」
と言いましたが、聞き入れてはくれず、
「とにかく、冷却期間を置きましょう。」
と言われました。

別れて暫くは、ずっと元カノのことを想ってました。
別れて2か月くらいで、元カノを抱きたくて身体がウズウズしだし、スマホを出して、ラインしようかと何度も迷い、でもやめました。
半年過ぎたらそれもなくなり、自分が元カノを好きだったのかさえ、分からなくなりました。
「あなたは、私のことを好きじゃないでしょ。これ以上は切ないから、お別れしましょう。」
本当だ、私は元カノに事を好きじゃなかったんだと、初めて気づかされました。
振られたのは私でしたが、失恋してたのは元カノでした。
こんなことってあるんだなと、その夜はバーに寄って、、元カノを想ってしみじみ飲みました。

元カノとの官能の日々は何だったのでしょう。
性器を舐め合うなんて、好きじゃなきゃできないと思ってました。
生でセックスするなんて、妊娠する危険をはらむ行為だし、愛が無きゃできないと思ってました。
下を絡め合うキスなんて、好きでもない人とできないと思ってました。
元カノは私のことが好きで、愛してたから、生でセックスしたし、キスもしたし、精液も浴びましたが、どうやら私は、元カノの身体を求めていたようです。
それに気づいたとき、元カノに会おうか迷いましたが、ずっと会わないできました。
でも先日、1年ぶりに元カノに会ってきました。

元カノは、新しい彼氏ができたばかりだと言いました。
私は、仕事を辞めて東京を離れ、帰郷する旨を告げました。
元カノは、俯いて、
「そう・・・もう、会うこともなくなるんだね・・・」
と言いました。
その横顔が、憂いに満ちていました。

「それじゃあ、俺、行くわ・・・」
「待って。1年前の答え、聞かせて。私のこと、好きじゃなかったでしょ？」
「好きじゃなかったら、帰郷する前に会いに来ないさ。元気でな・・・」
元カノに背を向け、歩き出し、角を曲がるときチラッと見たら、元カノはまだそこに佇み、去り行く私の後姿を眺めていました。
元カノに再会したら、元カノを好きな気持ちが蘇りました。
抱きたいより先に、抱きしめてキスしたい、そう思いました。
でも、もう、戻れないところまで来てしまいましたから、このままお別れします。
さよなら、元カノ(@^^)/~~~