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中学生時代の初体験

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みこさんから投稿頂いた「中学生時代の初体験」。

これは私が中学2年生に処女を喪失した時の話です。

当時はまだLINEが知られ始めた頃で、今のように携帯で簡単にアダルトコンテンツに触れられる小中学生はほとんどいませんでした。なので、大抵が中学のこの時期に性に関心を持ち、異性を意識した下ネタを話す男子も現れてきていました。その中でも1人、女子生徒によくセクハラ絡みをする同級生がいました。

Y君という、まだ女子より背が低く学力も運動能力も特に秀でている訳では無い男の子です。
Y君はよく「ちょっと揉みたい」「パンツちょうだい」等のくだらないセクハラを女子にしては嫌がられ、何度か女子の着替えを覗いては先生にこってり怒られていました。怒られた後に女子に向かって「お前脱いだら細いな」とか言ってさらに怒られていました。私も何度か被害に遭っており、Y君のにやにやした顔は学年の女子みんなが気持ち悪がっていました。私も本当に気持ち悪いと思っていたんです。
でも、私の初めての相手はそのY君でした。

ある日、私は部活動終わりに忘れ物に気づきました。私は吹奏楽部で、自主練の時は校内の人がいない場所であればどこで練習しても良いとされているのですが、その日たまたま美術室に繋がる渡り廊下でメトロノームを置いてきてしまったのです。先輩や顧問の先生にバレる前に回収しなくてはと、いつも帰る友人にもバレたくない私は友人に先に帰ってもらって渡り廊下に向かいました。もう既に暗くなり始めている中、楽器をしまってから渡り廊下に行くとメトロノームがありません。動揺した私は、以前同じように渡り廊下に忘れ物をして先生に怒られた子の話を思い出しました。


「無い無い思ってたら美術の先生が中になおしててん。優しさらしいけど見つからんくていい迷惑やったわ。」
きっと美術室だ。と確信した私は目の前の美術室に入ります。きっと準備室の方だろう、と準備室の中に入りメトロノームを探していると後ろから「えっなんでおるん!?」と声が聞こえました。振り返ると少し汗をかいたY君が立っていました。
「えっ、なんで」と私も驚いているとY君は慌てて準備室の扉を閉め、部屋の電気を消します。何故そうするのか分からず気味悪がった直後、3人くらいの男子の声が聞こえてきました。


「ここ演劇部が着替えに来るで。覗き?」
とY君はにやにやと聞いてきます。
「違う!知らんそんなん。」
と咄嗟に言い返しましたが、あまり声は大きく出来ません。そして、Y君が扉を閉めて電気を消した理由もわかりました。不本意ですがY君に助けられたのかと軽くお礼を言い、仕方ないから少し待つことにしました。でも着替えに来た男子はまさか準備室に私がいるなんて思っていませんから、適当にだべって中々いなくなってくれません。Y君と無言でふたりきり。すると、Y君が私に近づき、ぴとりと横にくっついてきました。声を出したくても声は出せません。
「えっ何!?やだ」
「ちょっと寒いねんて俺も」
「嘘嘘汗かいてるやん」
「お礼やと思って」
そう言ってY君は更にくっついてきました。ここでバレてでも大声で拒絶したり、冷たく拒否すればよかったのですが、当時の私は中学2年生。Y君のようにセクハラしたり下ネタを言うことは無かったものの、異性と密着していることにドキドキしない訳では無かったのです。でもY君相手なんかに意識してしまうのも嫌だったので、早く時間が経てばいいのにと考えました。


Y君は強く拒絶しない私を見て調子に乗り、「もっと触っていい?」と聞いてきます。Y君は決してイケメンではありません。恋愛対象どころか友達だと思ったこともありません。でも密室という点と誰にもバレてはいけない状態という点が私の判断能力を鈍らせていました。Y君は一瞬私の胸を指でつつきました。
そこで驚いたと同時に(嫌がらなきゃ)と半ば義務感に襲われた私は腕を振り払って嫌がる素振りをしました。その腕が準備室にあったなにかに当たり音が出てしまいます。だべっていた男子生徒が「なんか倒れた?」とこっちに向かってきます。まずい!と思った私はパニック状態で、イチがバチかと扉右手の死角に逃げました。その時、Y君の腕も掴んで引き寄せました。
扉が開いて男子が部屋には入らずに部屋を見ます。部屋の中に一歩でも入り右を向いたらすぐバレますが、私にはそこまで頭が回りませんでした。


幸い男子生徒は何も壊れてなければ良いとすぐに扉を閉めてくれました。ほっとした途端、Y君を引き寄せて密着してしまっていた自分に気づきました。
自分の真後ろは壁、両隣は道具を入れるロッカー、目の前にはY君です。
Y君と無言で見つめ合いました。自分が少しはしたなく思えて、Y君相手なのに何故かドキドキしました。
Y君は普段のような下ネタは言わず、黙ってそうっと私の胸を鷲掴みにして揉みました。
突然のことに驚いた私はつい小さく声が出てしまいました。私は背が高く体重も増えがちだったので胸が少し膨らんでて、Y君は夢中になって揉み始めてしまいました。目が興奮していることが分かっていて、生まれて初めて自分の体に興奮している人を見た私は頭がおかしくなる感覚がしました。おかしくなったんだと思います。嫌がることを忘れていました。


Y君はセーラー服の前のチャックを開け、ヒートテックの下に手を入れて直接揉んできました。さっきよりもゆっくりと揉み、スポブラもずらしてきました。男の人に胸を揉まれたのも、乳首を触られたのもはじめてのことです。段々このままされててもいいと思えてきて、くたぁと体の力が抜けていきます。でも、お股はすこしかゆいようなむずむずするような気がして足をもぞもぞ動かしていました。
男子生徒が美術室から去っていく音がしました。やめるならその時でした。でも、男子生徒が去ったと分かった途端Y君は膝で私のお股をぐりぐりと刺激してきました。


「あぁ」というような声が出てしまった私はたまらなく恥ずかしくなり、でももっとされたいとも思いました。抵抗をしない私にY君はもっとグリグリしてきました。体勢がだんだん崩れ、私は壁にもたれながらずるずると身体を床につけてしまいます。Y君は私の上に跨り、覆い被さりました。Y君はいつの間にか下を少しずらしてパンツを出しており、そのままスカート越しの私の股にくっつけてぐりぐりし始めました。布越しにセックスしているような動きでした。まだ小さいけど硬いY君のものが当たっていて、私はじれったい気持ちでいっぱいになりました。ノリノリで声を出してしまい、服を着ていること以外は完全にセックスでした。


それを何分か続けた後、Y君に「スカート脱いで」と言われました。私は嫌がるべきでした。嫌がるべきだったのに、私も従ってしまいました。スパッツまで脱いだ私のパンツをじーっと見た後、パンツの中にY君は手を入れてきました。まだ中学生同士なので正解なんて分からず、大人から言えばとても下手くそな前戯でしたが、当時の自分達を興奮させるには十分すぎました。
もうすっかり外は暗くなっていたと思います。
ここではじめて、内側から準備室の鍵をかけました。自分からかけました。もう嫌がるどころか私は「続きをして」と言わんばかりの行動をしたと思いました。


Y君が私のパンツを脱がし、Yくんも脱ぎました。穴がどこか分かっていないのに、ある一点でずりゅりと入り出す場所がありました。あぁここかと私もY君も気づいた時には、Y君のものは私の中に入っていました。当時の中学2年生が避妊の知識に詳しいわけがありません。勿論、生です。今思えば恐ろしいです。
ここではじめてキスをしました。いきなりディープキスです。ただ訳も分からず舌だけ絡めて、Y君はひたすら腰を振っていました。時々休憩のようにぐりぐりと押し付ける動きだけになることもありました。私は声を我慢せず、しまいにはもっととも言っていた気がします。


「でる、でそう」と言ったY君に「でるの、だして、だして」と懇願しました。それが何か分かっていないまま、Y君は私の中に出し、私は思いっきりY君を抱きしめていました。そこでまた何度もキスをして、Y君にぐりぐりされました。
ぬと、と音が聞こえそうな感覚と共に抜き、湿って気持ち悪いのを我慢して何とかパンツを履きます。ふと冷静になりかけた頃、足音が聞こえました。ここでようやく学校だったことを思い出し、メトロノームを抱えて私は逃げるように準備室を去りました。
親からはこんなに遅くなるなんてと怒られましたが、部活の練習と思われていたのですぐになんとかなりました。

翌日、机の中になにかメモが入っていました。
Y君のLINEのIDとメールアドレスでした。

それ以降Y君とはなんどかこっそり会い、夜の公園の多目的トイレや電車に少し乗ってラブホに行きました。ごめんなさい。
制服さえ着ていなければラブホに入れるなんて、なんてザルなラブホだったんでしょう。ラブホ代は2人で割って貯めたお小遣いで行きました。お金が無いときはY君の家に親がいない時行きました。
会えば必ずセックスをし、必ず生でしていました。よく妊娠しなかったなと思います。

卒業と同時にどちらからともなく連絡はしなくなり、Y君とはそれっきりです。
今どこで何をしているのかも、どこに住んでいるのかも知りません。

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